山歩きをしていたら偶然バラバラのロボ娘を発見した【ラフ】 (Pixiv Fanbox)
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『ロボ娘との出会いのエピソード集』(仮)その5
オレの趣味は山登り。
いつのように近場の山を登っていたら、とある人気の無い山中でバラバラになったロボ娘に遭遇した。
ロボ娘「助けて、ください…」
オレ「いや、助けてと言われてもなあ…」
バラバラのまま袋にでも詰めて持ち帰るか?
一発で不審者扱い、下手したら警察沙汰になるかもしれない。
それとも自立歩行できようにここで修理してみるか?
そんなスキルはオレには無い。
しばらく考えてみた。
……そうだ!
「体の中で交換不可能な部分はどこだ?」
「脳に組み込まれているチップと胸の中に組み込まれてる小型リアクター。それから、できれば股間の中のバッテリーも。それ以外は交換可能な部品です」
「そうか。わかった。なんとかしよう…」
オレは乳房のハッチを左右に開けて、小型リアクターを取り外し、首の付け根のイジェクトボタンで首を取り外した。股間ハッチからも小型の棒状バッテリーも抜き出した。
ロボ娘はその間、瞬き一つせず無表情だった。
リュックから大きめの袋を取り出し、詰めるとスイカ2個分くらいの大きさになった。
これくらいの大きさなら、不審には思われないだろう…
オレはロボ娘の一部を持ち帰って下山することにした。
(『ロボ娘との出会いのエピソード集』(仮)その5 おしまい)
※例によって上記の話はフィクションです。あとあまり深く考えないで適当に作った小話です(らせん)