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〇キャラクター設定


湊 海音(みなと みおん)

私立高校に通う少女。

両親に溺愛されて育ったため、穏やかで天真爛漫な性格をしている。

天性の猫誑しであり、全ての猫を愛し全ての猫に愛される体質。

日本人の父とイタリア人の母を持つハーフ。

海音という名前の由来は、母の生まれ育った港町に吹く爽やかな風のような人に育って欲しいから。

不思議な力の『種』を持っているが、いまだそれは開花の時を待っている。


真宵さん(まよいさん)

喫茶まよひがの2代目店長にして、悠久を生きる猫又の妖。ふたなり。

もともとは高い妖力をもって生まれた猫。野良猫として厳しい半生を過ごすが、やがて優しい老婆に拾われる。喫茶まよひがの店長である老婆に様々な『理』を教えられ、妖力を自在に扱えるようになった結果、いつしか人の姿を取るようになった。

自らの飼い主であった老婆に強い恩義を感じており、人間に対する深い愛情を抱いている。

老婆亡きあと、喫茶まよひがを継いで2代目店長になる。

彼女の使命は人の迷いを晴らし、人の世の膿である『混沌』を滅すること。



〇前日譚


海音は悩んでいた。飼い猫であり、幼い頃からずっと一緒に暮らしていた黒猫『ルドルフ』を亡くしてから、命の意味について『迷って』いた。「やがて終わりを迎える生に意味はあるのだろうか」


ある日の学校からの帰り道。生への疑問を抱える海音は、迷える者の憩いの場、まよひがに誘われた。喫茶といってもメニューは牛乳しかなかったが、真宵さんという猫又が優しく微笑む、居心地のいい場所であった。


海音は自らの胸中を占める迷いを、真宵さんに吐露する。

真宵さんはその長い生の中、幾度となく死に向き合ってきた。そのすべての死に物語があり、悲しみがあり、希望があった。それらの死を想い、忘れずに生きることこそが真宵さんにとっての弔いであり、悠久を生きる彼女の役目であるという。


真宵さんの優しさに触れ、心が少し軽くなった海音であったが、その帰り道、人間でも妖でもない『混沌』に取り憑かれてしまう。


混沌とは、人の世の膿である。心の中の迷いを増幅し、負の感情を食らい、やがては取り憑いた宿主さえも飲み込んでしまう深い闇。混沌に飲み込まれた人間は、より強大な混沌となり、世界を蝕む。


混沌に取り憑かれた海音は、どんな生き物にもやがて来る『死の運命』を悲観し、自ら命を絶とうとしてしまう。海音が狂行に走る刹那、彼女の前に飼い猫『ルドルフ』の霊が現れる。真宵さんが招来した『言霊』であるルドルフは、生前の思い…海音に対する深い家族愛を語った。

ルドルフの言葉は、海音の中の混沌をいとも簡単に弾き出した。何よりも単純な愛こそが、言語を超えた『生きる意味』を海音に取り戻したからだ。


海音の中に巣食っていた混沌の正体は、誰にも愛されなかったメスの野良猫の霊であった。彼女もまた、心に深い傷を負っており、何よりも愛されることを望んでいたのだ。

そんな混沌を、海音は優しく抱き締める。混沌はただそんな簡単なことで浄化され、光となって世界に溶けた。



〇その後


海音は、真宵さんに『助けて』貰ったお礼にと、まよひがの営業を手伝うことに決めた。

まずは牛乳しかないメニューを改善するために、コーヒーの淹れ方を勉強し始める。


混沌とは、救われないものであり、妖力で滅する他ないというのが古からの理であり、真宵さんもそれを事実として受け止めていた。しかし、海音が抱きしめた混沌は浄化され、救われたように見えた。


海音には不思議な力が宿っていると考えた真宵さんは、その力を再現する研究の一環として、自らを抱き締めさせる。海音に抱きしめられた真宵さんは、全身から疲れが抜けていくのを感じたとともに、恐ろしい程バッキバキにおちんぽをガチ勃起させてしまう。


自分の意志ではどうにもならない程の勃起に慌てふためく真宵さん。そんな真宵さんの様子を見た海音は、おちんちんを勃起させてしまったのは自らの責任だと、たどたどしい手つきで真宵さんのおちんちんを扱き始める。

柔らかい海音の手の感覚にあっという間に射精させられてしまった真宵さん。海音にいやらしいことをさせてしまった強い罪悪感により、「一生、海音の言うことを聞く」という約束をする。


その後、ことあるごとにムラついておちんぽ勃起させてしまう真宵さんを海音がお世話するという関係性は続いていった。幾度の気持ち良いお射精やら、混沌に対する様々な問題やら諸々を乗り越えた二人はやがて、特別な関係へと変わっていくのだった。



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