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こんにちは。ぴりぷんです。

暑くなったり寒くなったり忙しい季節いかがおすごしでしょうか。ここ最近はトイレで格闘しています。


突然ですが今日はFANBOXの話を書きます。


FANBOXが4月26日で一周年になりました。おめでとうございます。

私はFANBOXのサービスが始まってけっこうすぐ始めたので同じく一周年くらいになります。

サポートしてくださったみなさん、してくださってる本当にありがとうございました。


FANBOX開始当初はこういうサービスをpixivが開始してくれたことに嬉しくも思っていましたが、同時に、自分の実力的にも、日本のインターネットのクリエイター支援の知名度的にもあまり自信がありませんでした。

去年はちょうどオリジナルを描き始めた年だったので、それが不安でもありました。新しいことを始めるときはどうしても不安材料が発生しがちです。

インターネット上でのクリエイターの支援は、海外ではFANBOXに似たサービスにPatreonというものがありますが、日本では何かと新しいサービスを取り入れるのスピードが遅かったり、受け入れられなかったりするので、ここも心配していました。


一年続けてみて実際にサポートしてくれる人がいて、これからのクリエイティブ業の可能性を実感しました。自分が作ったコンテンツにお金を払ってもらえるのも嬉しいですが、自分の作品に価値を感じてくれる方がいるというのが一番嬉しいです。この一年間、私のFANBOXではLv1~Lv3までのプランがありますが、リワードの差を設けていませんでした。理由は2つあって、一つは感じてもらえた価値に応じてご自身で無理のないプランを選んでもらいたかったからです。もう一つは上に書いたように不安材料が多く続けていけるか分からなかったためです。

それでも実際にLv2以上のサポーターになってくれる方がいて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。


すこし脱線して、インターネット経済の話になりますが、私もクリエイターの一人として、クリエイター業や個人業のインターネットでの活躍の新陳代謝を良くしていきたいと思っているマンの一人です。

10年前はインターネットでクリエイティブをする人に敬意を払う人はいなかったそうです。イラストレーターになるには美大を卒業してデザイン会社に就職しなければならなかったし、漫画家になるには新人賞を勝ち取って連載しなければなりませんでした。

中学生の頃の夢は漫画家でしたが、当時なりになんとなく分かっていたみたいで高校に進学し、だんだん消えていきました。それからネットでのクリエイティブの発信手段は増え、多様化していき、身近なところで言えばTwitterに始まり、動画ならYoutube、写真はInstagram、イラストはpixiv、海外だとDeviantArt、音楽ならSoundcloudなど、様々なサービスで個人がクリエイティブなコンテンツを発信して、それを個人に直接届けることが出来るようになりました。そして見てくれた人の中にはそのコンテンツに価値を感じてくれる人がいると思います。少ないかもしれないけれど。

時代はクリエイターにとって、いい変化をしたと思います。今まで隠れていたクリエイティブが見えるようになった感じかもしれません。新人賞からの雑誌連載というプロ専用のフィールドしか無かったものが、pixivという同じフィールドに誰でも発信できるようになりました。

ですがこの変化には対価がついてきていないです(資本主義で法定通貨がナンバーワンみたいなところがあるので対価=お金に置き換えてもOK)。

今週のワンピが読みたかったらジャンプを買うと思います。価値があると感じたものにはお金を払うと思います。それにはアマもプロも関係ないと思います。プロ専用のフィールドに辿り着かなかったからといって価値がないわけではありません。

インターネットにクリエイティブがあふれるようになり、価値は多様化しました。みんな違った価値が存在し、それを感じてくれる人も作品ごとにみんな違うはずです。今はプロアマ問わず同じフィールドに作品を投げ込めます。価値があると感じてもらえたらそれに対価を与える仕組みと文化があるべきだと思います。

そこで登場してきたのがこのFANBOXやFantia、海外のPatreon、最近ではYoutubeなんかもそうなってきた思います。こういう仕組みができて、感じた価値に対価が支払われれば新陳代謝がいいと言えると思います。仕組みは出始めていますが、まだ浸透しているかというとそうではない気がしています。意識的に文化的に。

意識の変化は時間がかかるのかもしれませんが、そういう新陳代謝のよさがインターネット上のサービスで実現すると、もっとクリエイティブ業は盛んになっていくのかなと思って、推しています。

1クリエイターとしてこんなこと言ってるとお金ほしいだけの人みたいになっちゃうんですが半分あってます(おかねはほしいため)。絵を描いて健康で文化的な最低限度の生活ができたら嬉しいですし。

結局のところはお金があると挑戦の幅が広がるということに尽きると思います。

もう半分はインターネット上のクリエイティブに感じた価値に対価が支払われる文化が定着してほしい願いです。五年後にはあたりまえになっていますかね。

もしFANBOXのような支援型のサービスをやろうか迷っている方がいれば、ぜひ参加してみてほしいです。そして継続してみてほしいです。

私もサービス利用者としてこれに貢献出来るかなと思うのは、やっぱり自分でそのサービスを活かして活動していくことだと思います。


話を戻して、昨年はpixivをメインにFANBOXで絵の差分や云々を上げていました。上に書いたように、なるべく続けれないような無理はしないようにしていました。実際に一年続けることが出来たので少しステップアップをして、もうちょっとコンテンツとして盛り上げていこうかと思っています。

具体的な内容は去年もやっていたことをベースにして、もっと投稿できるコンテンツを増やして行きたいです。

その一環としてリワードを少し変えようと思います。

去年はLv1~Lv3まで、価値を選んでもらえるように、無理せず続けれるように、という理由で一緒のリワードにしていました。始めたばかりというのもあったのでどちらかというと投げ銭要素を強めにしたい意図もありました。

実際に一年続けてみて、自分なりに続け方みたいなのが分かってきたので、二年目からはもっと能動的にやっていきたいと思ってこの考えに至りました。無理せず続けることだけを考え続けると、サービスに対しても受動的になって、結果的にサービスの活性化には繋がらない気がしました。

また、実際にLv2やLv3をサポートしてくれる方がいてくれたこともあって、たくさんサポートしてもらったならやっぱり+αでなにか返したいし、サポートする立場になっても+α貰えたらそれは嬉しいなと思いました。

といった経緯でLv1~Lv3のリワードに階層を設けようと思っています。

ですが、ニュアンスは変えません。今までどおり、感じてもらった価値に応じて無理のないプランを選んでもらうのがいいと思っています。Lv1では今までと同じくらいのコンテンツを保ちながら、Lv2からは少しずつ+αしていく感じで、大きくは差はでないけどお得感をプラスしていけたらいいなと思っています。

ですので今までどおり無理のないプランを無理のない時期に選んでいただけたら嬉しいです。FANBOXは基本的に過去の投稿も見れるはずなので、今月厳しいからやめよ とかも歓迎です。


長くなってどれが本題かわからなくなっちゃいましたが、インターネットクリエイティブの話とFANBOXの今後の話でした。

インターネットクリエイティブに対する意識やサービスは進化しています。新陳代謝が良くなればクリエイティブが更に盛んになってもっと挑戦できるようになります。FANBOX自体も挑戦だし、挑戦の場だと思います。

ちなみに私は今年は漫画に挑戦しています。中学の頃の夢だったので、ちょっとした夢拾いです。


ぴりぷん

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