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義手もちょっとリサーチしたのでアウトプットです。

義手の話です。

現代での義手は筋電義手を筆頭に感覚を擬似的に再現する技術を取り入れたものがあるようです。

筋電義手は筋電(脳が筋肉を縮ませいるために神経を介して送る電気信号が皮膚上に漏れてきたもの)を検知して義手を動かせるものです。が、重かったり暑かったり、課題は多いそう。

日常的に手で物を扱ったりする面が多いせいか、義手のほうが義足よりもテクノロジーが進んでいるようにも見えます。

感覚については、「運動感覚」を擬似的に再現できるというのが驚くべき点でした。運動感覚というのは自分の手がどこにあるか、の情報だと思ってもらえればわかりやすいかと思います。たとえば、スマホを見ながらお茶を飲んだりすると思います。それはお茶を持っている手がなんとなく自分でどの位置にあるのかわかってるからで、それが運動感覚というそうです。

腕を失うと、当然ながらこの感覚も失ってしまうということですね。

で、最新の技術ではその運動感覚を擬似的に再現することに成功しているそうで、義手ユーザーが「手を動かしている」感覚を手に入れることができるようになるとのこと。

義手は操作するものから、より人間に馴染むものになってきてるようです。

ちなみに触覚も、電気信号によってある程度の再現ができるようです。


千璃の義手はそういったバイオニックなテクノロジーの集約された高性能な義手です。世界観と時代的にも。機能・疑似感覚ともに日常に支障のないレベルに近づいています。カバーは3Dプリントされたもので、簡単に取替えが出来ます。音声認識に対応したOSが搭載されていて、スマートデバイスとしても機能します。手をかざせば改札が通れたりします。

カバーはデザイン重視のフォームカバーがメインでコミュニケーションの壁を取り払うのに役だったりもします。人肌に似せたコスメチックグローブも使えますが、千璃はあまり使いません。陽束がデザインフォームカバーの方が好きだから。


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