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 先日Excite Audio LifeLine Expanseを購入しましたが、Waves Retro Fiが82%オフセールとかやってきましたので、まぁ、買いますよね_(:3」 ∠)_


 Retro FiはLoFi系(古い機械、安っぽい機械の低品質な音がイイんだ)というジャンルの曲を作るのに特化したプラグインです。


■Deviceセクション

◆Device

 たぶん鳴らしている機械の胴鳴りのシミュレートです。左ほどシャキシャキした小型機器、右ほどドッシリした大型機器になります。

◆Tone

 Deviceで選んだ胴鳴りの明暗の微調整

◆50s 60s 70s 80s

 その機材の年代の設定。古いほど低音が出ずザリザリした音になります。

 90sがあればもっと良かったのになぁ…。

◆Squash

 コンプレッサとエキサイタです。上げると音が派手になります。

 鳴らしてる機器の帯域特性の再現かな。ラジオや電話機やトランシーバは人の声が聞き取りやすいよう特定周波数と音の出ばなを強調してあるのですが、たぶんそれです。

◆Ringer

 おそらくリングモジュレータ(入力した音と指定の音を乗算する)です。

 つまみを上げると乗算する周波数が上がって音がビヨヨヨヨヨヨ~ってなるんですが、何に使うんだこれ…ラジオのチューニングがズレてる時の音かな…?


■Spaceセクション

 Echo(ディレイ)とReverb(空間音響)のセクションです。

 どうでもいいです。

 ディレイとリバーブは自分の好みのものを別途使った方が絶対いいので。


■Noiseセクション

 機材特有のノイズを加えます。レコードプレイヤ、カセットデッキ、ラジオ、電話機、その他電子機器の何か、機械式の何かからなんでもござれ。

◆Threshold

 ノイズのどの部分を乗せるか。つまみを上げるとノイズの音量が大きな部分のみ乗ります。Duckで入力音が小さい時だけノイズが乗り、Gateで入力音が大きい時だけノイズが乗ります。

◆Level

 ノイズ全体の音量。

 SpacePreでエコーリバーブの前にノイズが乗り、Postでエコーリバーブの後にノイズが乗ります。ノイジーな機器をアンプで増幅したか、機器をノイジーなアンプで増幅したか、ですね。


■Mechanicsセクション

 AとBの二種類ありますが、Aはカセットテープの劣化(テープの伸び、歪み)を、Bはレコードの劣化(回転数のゆらぎ、盤の摩耗)を再現します。

◆Wow

 音程(音の高低)が揺らぎます。

◆Wobble

 音量(音の大小)が揺らぎます

◆Speed

 揺らぎの速度を設定します。


 先日のLifeLine Expanseがリアリティある劣化なら、こちらはデフォルメの劣化ですね。このプラグインを通すと「あ、古臭っ!」と誰でも分かるくらい大胆に劣化します。それでいて耳障りの悪い音にはならないのが良いですね。これをマスターに1個刺すだけで一発で気持ちいいLoFi系に早変わりします。

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