【進捗】AIに漫画の背景を描いてもらう (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-10-12 12:04:56
Edited:
2022-10-13 02:43:38
Imported:
2022-11
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お絵かきAI、StableDiffusion Automatic1111を自分のPCに導入できました。一番やりたかったのは漫画の背景を描いてもらうことだったので、早速それをやってもらうテストです。
AIに絵を何枚も候補を作ってもらっているとそれなりに時間がかかります。なので、まず小さいサイズで作ってもらい、その中から良いのを選って、それをまたAIに渡して小さな絵を元に高解像度に書き直してもらう、という手順で漫画の背景を作っています。
「AI使ってます」というとなんか凄い感じもしますが、写真を撮ってきて、コピー機でリサイズ&モノクロ化、それを原稿にベタっと貼って背景にするなんていう技法は昔からあって、写真を撮る代わりにAIに作ってもらってるだけですね。
元が写真で自分の絵柄と合わないなという時は、原稿用紙とコピーした写真を重ね、ライト台で透かしながら自分のタッチでペンを入れていく、という技法もあります。キャラ絵と馴染みが良くなり、ディティール量とディティールのある場所をコントロールできるのが利点です。
そして最も重要な背景は、オール手描きするものです。
背景をどう処理するかは状況に応じて変わるので、この全部AI任せ技法はいわゆる「余白埋め」に使うのが妥当でしょう。
そういうのは漫画家先生はアシスタントに描いてもらうのですが、アシを雇わない(雇えない)私もアシがいるのと同等な処理ができるようになります。
凄いぞ文明の利器!