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 乾燥する季節になってきました。

 今までそうでもなかったのですが、乾燥するとドライアイが厳しく、まぶたが腫れぼったく目がチカチカ痛むようになってきたので、これは加湿器が必要だな…と思い、何を買うか見繕っていたのですが、結局象印のこれに決定しました。


 まず、加湿器はスチーム式一択です。

 超音波式は吹き出す水の粒子が大きく「加湿」というより「霧吹き」で、なんか空気がびちゃびちゃしますし、メンテを怠るとすぐ雑菌吹き出し機になり、喘息持ちの私はちょっと耐えられません。ハイブリッド式はフィルターなどの消耗品が必要で管理が大変です。

 スチーム式も釜で水を煮沸して蒸発させるという仕組み上、釜に煮詰まった水の不純物が水垢としてこびりつき定期的な清掃が必要なのですが、消耗品なしで動き、雑菌吹き出し機にならないのは大きな利点です。


 そして加湿器は自分の部屋に見合う物を選ぶのが大変。出力が小さすぎると加湿にならないし、大きすぎるものを選ぶと部屋がびちゃびちゃ。

 …と、加湿器というのは非常に管理と調整がめんどくさいシロモノです。


 そこで登場いたします象印加湿器。

 まぁ……電気ポットですね。見た目も仕組みも。象印ですしね( ಠ_ಠ)


 水タンク自体を加熱して水を沸騰させる仕組みなので釜が存在せず、水垢の溜まり方が電気ポットと同じ、そして内部がフラットなフッ素加工なのでこびり付きづらい。温度湿度センサーを内蔵していて、今の部屋の状態に合わせ湿度50~60%に自動出力調整してくれます。


 試験運用で早速これを点けながら一晩寝てみましたが、良いですね。寝起きに目がガビガビで喉粘膜がくっついて声が出ないみたいなのは解消され、かといって勝手に加湿させててもびちゃびちゃにならない。湿度計を見てもちゃんと50~60%範囲に収めて加湿してくれています。最高の加湿器です。


 問題は消費電力ですか。ワットチェッカーで動いてるところを監視していましたが、最初にタンク内の水を全て沸騰させるのに960W、それ以降は加湿が必要だなと判断して動き出すと310W消費しています。

 スチーム式加湿器が消費電力が大きめなのはヒーターを使うので当たり前なのですが、その中でも消費電力が大きめの部類に入ります。


 消費電力大きめ、でもメンテ簡単、加湿能力十分、自動湿度調整してくれる高性能。そんな感じで、個人的には「金で環境と健康を買う」と考えるとコスパ良しのいい製品だな…と私は思います。





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