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 先月は更新頻度が少なく、申し訳ありませんでした。

 2週間ほど前から左の奥歯が痛むようになり、寝起きに痛むので「寝てる間にストレスで奥歯噛み締めてるのかな…」と思いマウスピースをはめて寝たりしていたのですが、痛みは増す一方でとうとう神経に突き刺さるような痛みになってきました。

 やべぇこれ奥歯噛んでるとかじゃねぇ。抜いてない方の親知らずあたりだから虫歯だ!と思い、慌てて歯科に駆け込んだのですが、口の中のちょっと覗き込んだとたん「あー、別にどこも悪くなってないね。絵ぇ描いてるって言ってたよね。これたぶん肩コリだから歯医者じゃなくて整体かマッサージ行って」と言われて放り出されました_(┐「ε:)_

 整体院には以前行ってみたことがあるのですがあまり改善が体感できず、マッサージ屋に至っては「コリ過ぎてて全く指が入らない」と音を上げられた身なのでどうしようか…と思いながらGoogle Mapで近場に何かいいところは無いかと思いグルグル探していたら「アスリート整骨院」という店が目に入りました。

 マッサージや整体は店によっては疑似科学屋になっていたりスピリチュアル屋になっていたりで非常に胡散臭い所が多いのですが、科学療法を売り文句に交通事故後の治療をしてる所なら疑似科学スピリチュアルではなかろう、屈強なアスリートをほぐしてるなら音を上げられることはなかろうと推測し、そちらに行ってみました。

 結果的には正解で、良い所でした(・ᾥ・)=3

 20年ほったらかしにしていてコリにコリ、もはや全部が悪く、全部が悪いのでもはやどこが痛いのかも分からなくなっているのがハッキリ自覚できる私の体にメリメリ指突っ込んで引き剥がしベキベキにほぐしていただけました。

 まず見立てでは顎関節症という名がつくほどではないが、放置したらそうなるギリギリのところでしたので、ガタがきてる顎→首→肩→背中上部→脇腹と繋がっている筋肉を解きほぐしてもらいました。

 凄いですね。絵描きのはしくれなので美術解剖学をかじっており、筋肉がどう繋がっているのかある程度知識があるのですが、自分の体で復習できました。

 上述の繋がりの部分をほぐすと明らかに顎の具合がよくなり、歯痛のように神経にグサグサくる痛みだったのが、現在足が攣った程度の痛みです。

 ところで、人間の体はユルユルのジョイントで繋いだ人形のそこかしこを何本もの糸で繋いで固定し、それでバランスを取って立っているようなものです。どこかの糸がユルんだり締りすぎたり切れたりすると、その糸が支えていた部分が傾いでしまいます。

 その傾ぎを元に戻すため、他の糸がムリヤリ引き戻してバランスを取るのですが、その結果ムリをしている糸に負荷がかかってまたユルむ締まる切れるで別の所が傾ぐ、その傾ぎを直すため別の糸がムリをしてユルむ締まる切れる…と連鎖的に壊れていきます。

 そうやって壊れた人形の糸を正しい状態に戻していくのが今回の手続きなのですが、そこら中の糸がユルむ締まる切れるしている状態でバランスを取って立っている状態を直していくという作業は、同時に「ムリをして取っていたバランスを崩す」という作業でもあります。

 全ての糸を正すまでは直した分だけバランスが崩れ、その崩れたバランスを今まで負荷がかかっていたのとは別の糸がムリをして取り戻そうと躍起になっているのがありありと分かります。

 結果として、顎→首→肩→背中上部→脇腹が正されて崩れたバランスを取り戻すべく、背中下部→腰→尻→腿がムリをすることになり、現在ぎっくり腰かと思うほどの腰痛でへこたれています。

 耐えろ私、全ての糸が正されるまで_(:3」 ∠)_

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