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youtube post: d0yPpssDcI8

 私はメインのDAWとしてドドドマイナーなRenoiseを使用していますが、サブでMuLabというドドドドドマイナーなDAWを使用しています。

 https://www.mutools.com/

 非常に面白いDAWなのですが、マイナーで利用している人が少なく情報があまり無いため「安価で低機能なDAW」と多くの人に思われています。

 気に食わない、気に食わないぞその誤解!(・ᾥ・)

 MuLabは確かに普通に使うと「普通のDAW」です。

 しかしこのDAW、そこから一歩奥に踏み込むと非常に独特な構造をしています。ほとんど全てがモジュール構造になっており、オーディオ信号、モジュレーション信号、MIDI信号を自由な場所に接続して自在にルーティングできるようになっていて、いくらでもヘンテコな処理をしてヘンテコな音を出せるようになっています。


 たとえば上の動画は、コンポーザ画面にピアノロールが1つ、しかも鍵盤1つ(4オクターブのド)を押しっぱなしにしているだけですが、そのMIDI信号を全てのラック(シンセ置き場)に分配してシンセに処理をさせ、それをマスター(スピーカー出力)に送っています。


 ラックの中はこのように信号処理するモジュールを置けるようになっており、処理できるようになっています。

 ちょっと難しいですが上の画像の場合、おおまかに説明するとEvent Inputに送られてきたMIDI信号でステップシーケンサーを起動させ、ステップシーケンサーで音程を操作されたオシレーターAを、ゲインをデタラメにされたオシレーターBでFM変調したものをAudio Output(ラックの外にオーディオ信号を送る)に送っています。


youtube post: wFT7cbIMLD4

 つまり、MuLabというDAWは上の動画のようなモジュラーシンセがDAWに内蔵され統合されたもの。

 MuLabは「安価で低機能なDAW」ではありません、「安価なのに高機能なモジュラーシンセを内蔵したヘンテコシンセシスし放題の変態DAW」です(・ᾥ・)

 ……という事を知ってもらうにはどうしたらいいかな、と考えたところ、そういうヘンテコな事をやってるプロジェクトがMuLabのデモソングに最初から入っていれば、そのデモを見た人が「え!MuLabってこんなことできるの!?」となって知ってもらえるのではという結論に辿り着いたので、一番上の動画のヘンテコなプロジェクトを作ってデモソングコンテストに応募してみました。

 採用されるのかどうかは知りませんが、私ができるのはたぶんそんな事です。

 MuLabのMUXモジュールでシンセシスするの楽しいぞ、「曲」じゃなくて「音」を作るの楽しいぞ、それができるこんな楽しいものがあるぞ、みんな遊ぼう。私はそう伝えたいのですヾ(:3ノシヾ)ノシ

(YouTube)


(YouTube)


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