コンビニ好き放題語りたい話(2/2) (Pixiv Fanbox)

ということでコンビニ語り後編です！

前編はこちらから(https://www.fanbox.cc/@sorasuke/posts/1113655)

お次はローソンのお話を。

ローソンといえば？と聞くと「バスチー！」と帰ってきそうなほど

バスチーが流行った昨今ですが、最近ローソンはトレンドづくりのスピード感がハンパないです。

●「買いたくなる」新商品たち。

バスチーは専用工場を増やすほどの人気商品で、それだけでもしばらく安泰かと思うのですが、ローソンはソレにとどまらずドンドン新商品を出しまくっています。

みっちり濃厚プリンの「ミチプー」、ほぼクリーム！なくらいボリュームたっぷりの「ホボクリム」、

発売２日で100万個うりあげたホットスナック「グーボ」などなどなどなど、

とどまること知らずにデザートやホットスナックをメインに新商品を展開しています。

これらはどれもクオリティがすごく高いのもそうなんですが、

パッケージや名前がとにかくキャッチーでカワイイ！

そして何故かはわかりませんが口に出したくなる略称が絶妙です！

(マックのエッグチーズバーガーを「エグチください」っていうのはなんか恥ずかしい・・)

このように、ローソンは「持っていたくなる商品」「買ったことが嬉しくなる商品」がとても多いです。

SNS世代の若者やOL層にかなり受けが良い商品が多く、

地域にガッツリ根付くセブンとは正反対のポジションへドンドン進んでいます。

●パッケージデザイン統一へ。気分はまるで「どうぶつの森」。

ローソンといえば最近パッケージデザインをシンプルでオシャレなものに変更しましたね。

それは一部の商品だけではなく、お菓子やおかず、飲料などローソンの商品全体を刷新しようとしています。

これには世間も「かわいい！」と「わかりづらい！！」の意見の２極化が目立ちます。

でも自分はローソンのこの「振り切った」感がスゲー！と思っています。

先ほどから前述していますが、ローソンはとにかくトレンドへのスピード感が年々すごく、SNS・OL層への注目の的です。

ローソンはパッケージもオシャレにすることで、客層をその層にググッと絞り込もうとしている気がします。

「誰もがわかりやすくなモノ」から離れ、「オシャレ・トレンド専門店」へと生まれ変わろうとする勢いをひしひしと感じます。

「じゃあわかりやすいモノが欲しい層はどこに行けばいいんだ！！」という方は。

あるじゃないですか・・安心感バツグンの「セブンイレブン」が。

このように、ベーシックを求める層はセブンに流れていくリスクを抱えながら

パッケージ革命を進めようとしているローソンの覚悟はハンパないものだと思います。

そして、肝心のパッケージを見ると・・か・・・かわいい・・・・。

そしてここからビックリなのが、このデザインはお菓子・飲料と様々な

商品に手掛けているので、買いそろえると見た目の統一感がすごいです。

これ、何かの感覚に似てるな・・と思ったら、「どうぶつの森」のシリーズ家具です。

まさかコンビニの商品を買うだけでいつのまにか家の中にシリーズ系インテリアが揃った気分を味わえるとは・・・これってスゴいことだと思います。

こういうの好きな人は好きなのでドンドンコレクション欲が沸くと思いますし、

「コンビニならどこでも」から「ローソンじゃなきゃだめ！」と、

まさかのコンビニが「衝動買い」から「目的買い」の場へと変わるのです。

最初から目的があって来るお客さんの強さはハンパないので、

ローソンはバスチーなどの開発を止めず、「買いに行きたくなる」コンビニへと進んでいくのでしょう。

●ベース商品をトレンド商品がカバー

先ほどからトレンド・新商品の話ばかりですが、それがローソンの何よりの特徴であり、弁当系の印象は薄いです。

完全に僕個人の意見になってしまいますが、お弁当やパスタならやっぱり・・セブンかなあ・・・？

弁当は売り上げの主力商品なので外せないはずですが、それでもローソンの新商品のアピールはスイーツやホットフードばかり。

やはり、ローソンはトレンド商品をメインの武器にしていこうとする気概があります。

以前、ビジネス街で働いてたことがあるのですが、

そこのローソン率がすんんんんんんんんごかったです・・・・。

セブンやファミマが１店舗ある範囲にローソンが５あるみたいな・・・。

さんざんOL層が～と書いたように、ローソンはランチ・軽食ニーズに特化されたコンビニのように思います。

お弁当や夜の食卓に・・というよりは、パン・ホットスナック・スイーツなどでお昼はいかがですか？みたいな。

実際、ローソンのパンのクオリティはめちゃめちゃ凄いです。

コンビニのパンって、パン屋さん行った時のようなトキメキないよなあ・・と

ずっと思ってたのですが、ローソンのパンはワクワクするようなラインナップが

ズラリと並んでいます！

塩バターチーズパン、いちじくとクリームチーズ、ふっかふかもっちのクグロフ・・ワクワクする・・・

ちょっとURLはるので！！！みて！！！！ワクワクして！！！！！！

(https://www.lawson.co.jp/recommend/original/bakery/)

という風に、ローソンってときめく物がとにかく多くて、アレやコレや手を伸ばしたくなるんですね。

それで気づけば色々買っていて、お弁当１つ買う人よりも客単価が上がってそうです。

これも、食卓ニーズはセブンに任せて、ウチはランチで勝負！！のようなモノを感じます。

●まとめ

ローソンは「これからコンビニで自分はどのような立ち位置でいくか」を

かなり考えたコンビニのように思います。地域の食卓ニーズはセブンさんに！

都心のランチニーズはウチがもらいます！！みたいな。これは今後のコンビニ業界の

分かれ目？になる気がします(ウマい語彙が思いつかない・・)

パッケージの統一は今後も続けていくそうなので、今は色んな意見が出ているローソン、数年後はどうなっているか楽しみですね。

●ファミマは何色になる？

ファミリーマート。地元駅にあるのでイチバン使っているコンビニであり好きです。

が。地域と食卓のセブン、都心とトレンドのローソンに続いて、

「じゃあ、ファミマは？」というと、答えにすんごく迷ってしまいます・・。

色々やっているハズなのに、なんだかカラーがボヤけてる気がします。

「お母さん食堂」というブランドで中食(*3)ニーズに応えたり、

香取慎吾を使ったPR、筋トレニーズに合わせたサラダチキンの取り揃え・・

などなどなど、本当に色々やってるのに、「ファミマ」ってなんだろう・・て印象が正直なところです。

＊3「中食」・・・「なかしょく」と読み、総菜など作られた食品をお家で食べること。「外食」と「内食(自炊)」の中間から名付けられた。コンビニでは弁当だけではなく魚の煮付けやおつまみなど、中食に向けたおかず単品の商品の幅が広がっており、ファミマでは「お母さん食堂」というブランドが中食カテゴリを担っている。

◆ファミマおかず・おつまみページ(https://www.family.co.jp/goods/sidedishes.html)

●いままではコレでよかったのにセブンちゃんがローソンくんが。

と、いってもファミマは何も悪いことはしていません。

ちゃんと今まで通りのコンビニの運営をしております。

んが。セブンとローソンが次々と自分の進路を進み始めてしまったので、

ファミマは「普通のコンビニ」からの脱却を余儀なくされたのです。

いうなれば高３の進路面談・・・(？？？)

「ウチら、大学もゼッタイ同じとこだよね！」と仲良くしてた

セブンちゃんローソンくんファミマ太郎。だけど急にローソンくんが「ワリ、オレ、都会に行きたいんだわ・・・」とかなりオシャレをして出て行ってしまい、

セブンちゃんは「私、地元で働くね」と落ち着いてしまい、

３人と足並み揃えていこ！ってつもりだったファミマは先生に「で、お前はどうするんだ？」と聞かれて「ボクだってわっがんねえよ～～～！」とパニック中のような気がします(？？？？？？？？？？)

セブンとローソンが自分の居場所を決めはじめてしまったばかりに

「普通のコンビニ」のレッテルを急に貼られてしまった印象があります。

最近の売り上げも２社と比べると苦戦気味なそう・・これからどうなるのか。

●ファミマくんって、いいコなんだよ。

ふつう普通って連呼してしまいましたが、セブンとローソンが前で目立ってるだけで

ファミリーマートってすごい良い子なんですよ・・・。

まず、デザート。他所が流行った商品があればすぐマネするのが世の常ですが、

ファミマはあまり動じず黙々とオリジナル商品を出し続けています。

(いま商品ページ見たらバスクチーズケーキあってｱｯとなったけども)

ローソンのマネすりゃ間違いない！という空気感のなかでも、ファミマは

「デザートモンスター」という新しいスイーツブランドを立ち上げて、

どんどん新商品を展開しています。「デザモン」はパッケージがとにかく可愛くて、

モンスターがスイーツをガブリ！と食べたようなデザインとなっています。

モンスターの絵が大きすぎて肝心の商品があまり見えないので

それは大丈夫なのか・・？と思ったけど、お子さんはパケ買いしそうですね。

デザモンのほかにもブルーベリーのフルーツパイやみかんパフェなど、オリジナル性の高い商品を展開してます。なんか、「絶対ローソンのパクリはせんぞ・・」という気概を感じて好きです。

デザモンサイト(https://www.family.co.jp/campaign/spot/2002_dessertmonster.html)

あと、ファミチキ！ローソンはからあげクン、Lチキ、セブンはななチキがありますが

コンビニのフライドチキン＝「ファミチキ」のイメージは強いです。

これほど「ファミマといえば！」な商品があるのは大きいと思います。

以前、近くのファミマでファミチキ100円セールをやってたのですが、

「ファミチキ冷凍10個入りも売ってます！」て見出しがあって、すごいなと思ってたら完売してて、「ファミチキ次の入荷日は・・」みたいな張り紙もあって、みんな、ファミチキ、大好きなんだな・・・と思いました。

ファミチキだけではなく、ファミマはホットフードが強いです。

サンクスと合併して得た「焼き鳥」シリーズはどのコンビニにも負けません。

定期的にセールやってますし、新商品の回転も良く、焼き鳥商戦ではファミマが本当に強いと思います。これからの夏シーズン、好調だと思います。

あとフラッペ。自分はあまりの見ませんが、チーズケーキ味など可愛い商品も出ていて、これも今後のシーズンに良さそうです。

あと冷凍食品もジャージャー麺が美味しいですよ。

●まとめ

このように、セブンとローソンの個性が強いだけでファミマもやることやっています。だけどそろそろ路線を決めて行かないとこれから苦労するかも・・？

「ファミリーマート」というようにファミリー向けにお母さん食堂やデザモンなどで勝負していきたいところですが、もう一つ「ガッチリ」感が欲しいところ。

色々エラそうに書いてしまいましたがファミマ好きですよ・・・１リットルのペットボトルのお茶売ってくれてるのが職場用に丁度良すぎて気配りさんですき・・(600は少ないし1はセブンもローソンも紙パックになるしセブンは次は1.5リットルになってデカくて恥ずかしいし)

●まとめのまとめ

もう日本はコンビニまみれになっていて、

数メートル歩けばコンビニがあるし、コンビニ潰れたらコンビニできてるような

「コンビニ飽和状態」です。客数が限られているなか、お客さんを獲得するには

「どこでもいい」から「ここじゃなきゃダメ」にさせなければいけない時代になりました。

そんな時代に先陣切ったのが、カラーを出して客層を絞ったのがローソンだったのだと思います。

どこにでもウケようとすると、どこにもウケなくなってる今の時代、

これからのコンビニはどのようなカラーを出して生き残っていくのか楽しみです。

ただ、もう新しい会社のコンビニは出ないんだろなあ。

あとセイコーマート頼むから本土にもっと出店して・・・・・。

以上になります！

今回本当につらつらと好き放題書かせてもらいました。いや～楽しかった・・。

ここまで読んでくださった方がいるかはわかりませんが、どうもありがとうございました！

明日はどのコンビニ行こうかな～！

そらすけ