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※見たことがある人もいるかもしれません。ビーストトランスの過去作です。

※ビーストトランス=男女兼用(百合も可能)、ふぁりきゅー=女性専用という感じです。


「ケッモケモケモ!」

「ん? おぉー、アサミちゃんじゃないか、久々だね」

「そうなんですよー、ここ最近仕事の方が忙しくて……だから、癒されにきちゃいました」

「予約は聞いているよ。サラももう接客の準備できてるし」

「わーい! それじゃあ、案内よろしくお願いいたします」

「はいはい、楽しんで行ってね」

 あたしは受付の店長に導かれ、少し変わった店の奥へ入って行く……


 ここは、表向きは普通の風俗店。しかし、裏の顔は動物にも変身することができる二度オイシイ、獣化体験風俗店、その名も『ビーストトランス』だ。あたしがこの店を発見したのはTF好きというかなり変わった性癖のおかげだった。TFとは、これを読む読者ならご存知の通り、Transfur(獣化)のことである。

 あたしがこの店を知ったのは『フレンズ』というブログで知り合ったブロ友の紹介だった。あたしもそのブロ友も同じTFコミュに入っている。きっかけはブロ友がマイフレンズ限定でアップした日記だった。その日記には『ビーストトランス』での初めての獣化体験記が書かれていた。ヒトが動物に変身できるなんて嘘みたいだった。しかし、その日記は嘘とも思えないほど、読んでいて興奮するほどリアルな体験が綴られていた。あたしは半信半疑でブロ友に詳細を聞いてみた。すると、『ビーストトランス』のことを教えてくれたのである。

 あたしの願望が叶う店、『ビーストトランス』。あたしは休日に早速、教えてもらった場所に向かってみた。その時はまだ半信半疑だったのだが、受付で恥ずかしい合言葉を言うと……まさに、理想郷が広がったのである……


「この部屋だね。それじゃあ、サラは中にいるから。常連さんは勝手がわかっているから楽だよ~」

「ありがとう、店長。それじゃあ、楽しんできまーす!」

 店長が微笑んで去って行くと、あたしはウキウキしてプレイルームに入った。

「いらっしゃいませ。私はケモッ娘のサラです。よろしくお願いいたします」

「サラさぁーん、そんな畏まちゃってぇー、あたしとサラさんの仲なのにぃー」

「アサミちゃん、これは礼儀なの」

 あたしがぶうたれて絡むと、サラが少し困った顔をした。可愛い。

「それにしても久しぶりね。元気してた?」

「うん、まぁ、ぼちぼちかなー。それより、早速変身しようよ! サラさんはあたしの言う通りに獣(ケモ)化してね」

「はいはい」

 サラは仕方ないなぁという風なリアクションを取る。慣れたものだ。

「それにしてもサラさん、ナース服似合うねー。仕事場の?」

 サラは薄桃色のナース服を着ていた。


「いやいや、仕事場のものなんて持って来られる訳ないでしょ! これはうちで用意したコスプレ用よ。可愛いでしょ。こんなピチピチのナース服だったら仕事にならないよ」

「あはは、そうだねー」

「もう、アサミちゃん、希望でコスプレしているんだから」

「わかってるよー」

 和気藹藹とガールズトークを弾ませる。あたしにとっては癒しの一時だ。

「アサミちゃん、今日は何になりたい?」

「うーん、そうだなぁ……しっぽを使ったプレイしたいから……ネコかな」

「了解! 私はどうしよう……」

「サラさんはウサギね! 今年、ウサギ年だし」

「ウサギかぁ……いいね。それじゃあ、ちょっと待ってて、動物変身薬取って来る」

「はぁーい」

 サラはそう言うと、一旦、プレイルームから出て行った。あたしはニコニコとこれからのプレイに胸を弾ませていた。


「はいはい、お待たせ~。アサミちゃん、どうする? 浴衣に着替える?」

「うーん、いいや。Tシャツとスカートだし。巨大化しない動物だから服が破れることもないし」

「わかったわ。動物変身薬はいつものようにフルトランス(100%獣化)持って来たけど良かった?」

「うん。フルトランスで獣化しようとする体を堪えながら絡み合うのが良いんだよね」

「アサミちゃんの変態さん」

「サラさんこそ、こんな店で働いているなんて」

 二人でからいかいながらおしゃべりする。

「よし、まずはうがいしよっか。お風呂はさっき入ったし、アサミちゃんは?」

「あたしも来る前、入ってきたから大丈夫」

「オッケー、それじゃ、洗面台でうがいしよう、はい、うがい薬」

「どもどもー」

 普通の風俗同様、お互いに病気が感染しないように、プレイする前は殺菌するのだ。本当は風呂で体を洗った方が良いが……面倒なので、今回はパス。

「ガラガラガラ……ぺっ、ガラガラガラ……ぺっ」

 二人でうがいを終えた。

「それじゃあ、そろそろ打とっか。はい、腕出して」

「はいはいー」

 あたしはサラに腕を出す。すると、サラはスッと、注射器の針を腕に刺した。注射器を刺されても全然痛くないところがさすが、医療関係者と尊敬したくなる。ネコの動物変身薬はみるみる私の体内に入っていった。体がほんのり熱を帯びてくるのがわかる。

「それじゃあ、私も打つね」

 サラは器用に自分にも注射器を打つ。ウサギの動物変身薬がみるみるサラの体の中に入っていった。

「よし、準備OK!」

 これで二人とも変身する準備はできた。ここからプレイ時間はおおよそ二時間になる。この時間は動物変身薬の効果が持続する時間だ。どういう作用で動物に変身できるのかよくわからないが、この二時間以内だと、打った動物変身薬の動物に自由に変身できる。

「それじゃあ、注文していこうかな。サラさんを少しずつ獣化させていくから、要望通りに応えてね」

「アサミちゃんの注文は難しいからなぁ……でもがんばるよ!」

「うふふ。それじゃあ、まずは手を獣化させてもらおうかな。あ、そうそう、先に言っておくけど、あたしが毛を生やしていいって言うまで、体毛は生やしちゃダメだよ」

「イキナリ難しい注文を……」

 サラが困った顔をする。困った顔が可愛い。

「早く早く」

「わかったわよ、急かさないで」

 サラはそう言うと、体をブルッと震わせて、獣化態勢に入った。

「はぁ……ふぅ……」

 サラはゆっくり息を整えながら、獣化の調子を整えている。見ていると、指が少しずつ大きくなってきた。女のヒトの細い指先が、ウサギらしい、丸くて太い指に変化する。



「はぁ、ふぅー……」

 通常なら、この獣化過程で同時に獣毛も生えてくる。しかし、あたしはサラに毛は生やさないように言ってあるので、見た感じ、ぷにぷにした人肌の獣手になっている。汗で少しテカっているのがまた気分をそそる。

「あー、体がムズムズするぅー、気持ち悪いー、どう? こんな感じで?」

「うんうん、いい感じ。あたしも興奮してきたよ! でもちょっと獣化させすぎかな。それじゃ、もう物を持てないよ」

「やっぱり獣化させすぎちゃったかぁ……」

「あ、でもいいよ、戻さなくて。それじゃあ、次は顔! 歯と耳は伸ばしちゃダメだけど、ヒゲは伸ばしていいよ」

「わかったわ」

 獣化しようとする体を抑えているため、小刻みに体がブルブル震える。あたしもそう、まだ獣化を開始していないから、獣化しようする体の衝動が来て震えてしまう。

「はふぅ……うぐぐぅ……」

 サラが苦しそうな顔をする。鼻先を中心に先端が前方へ突出していく。黒いヒゲもにゅーと伸びた。しかし、まだ獣毛は生えていない。人肌のまま、ウサギのような顔つきになった。



「はぁはぁ……どう……?」

「うん、いいね、いいね」

 獣化する時の苦しむ表情に萌える。何かしてはいけないことをしているようで、すごいドキドキする。

「あ、乳首起ってる」

「う、うそ、そんなことないよ」

「じゃあ、自分の乳首見てみてよ」

「……」

「ね?」

「獣化しちゃうと熱いし、興奮しているのと同じ状態になっちゃうから起っちゃうんだよ」

「サラさん、エッチ!」

「もう、アサミちゃん!」

 しかし、サラをからかうあたしもドキドキして濡れてきている気がする。

「それじゃあ、次は四つん這いになって、しっぽ見せて」

「うん」

 サラはその場で膝を付いて四つん這いになる。目を少し細めて、パンツを少しズラし、しっぽを形成する。

「はうぅぅ、はぁはぁ……あうぅぅ……」

 お尻の付け根から皮膚が盛り上がってくる。サラはしっぽ形成に感じるのか、涙目になっていた。



 やっばい可愛い。あたしはもう興奮が抑えられなくなった。

「サラさん、しっぽそのままキープで! しっぽ借りるね」

「はぁはぁ……ふぇぇ?」

 あたしはそそくさとスカート脱ぎ捨て、パンツをズラし、サラの生えかけのウサギの丸いしっぽにアソコを被せた。

「あぁん……ちょうどいい大きさ……」

「あんっ! ちょっと、アサミちゃん!?」

「サラさんのしっぽ借りて一人エッチしたい」

「あっ、あんっ、生えかけのしっぽは……感じるのに……ああんっ、それに、私のしっぽ……使ったら、あんっ、一人エッチじゃないし……」

「何でもいいよ、動くよ?」

「うん……」

「あぁ、気持ちイイ……」

「あうぅー、だめぇ、キープ無理……しっぽ大きくなりそう……」

「え? あ、あっ……しゅごい……アソコの中でおっきく……ああぁんっ!」

 あたしのアソコの中でサラのしっぽが大きくなる。アソコが圧迫される。この状態で動くと膣に擦れてすごく気持ちイイ。

「あぁんっ、だめぇ……耳が出てくる」

「あたしも獣化しちゃう……」

 サラの耳が髪から出てきて、真上に伸びた。

「あぁ……前歯も出るうぅぅ……はぁはぁはぁ……」

 サラはブルブルと小刻みに震える。この振動があたしのアソコをさらに刺激する。



「あたしもあかん……」

 耳が外側に向かって引っ張られる。鼻先が黒ずみ、ヒゲが生えるのがわかった。口の中でいくつかの歯が鋭く伸びた。

「あうぅぅ……耳があぁぁぁ……」

 サラの耳がさらに伸びて、頭のてっぺんに移動する。

 あたしも同じく耳が頭のてっぺんに移動するのを感じた。マズルがまた少し伸び、手がケモノのように太くなった。

「はぁはぁ……」

 サラは汗を掻き、肌が艶やかに光る。

「はぅ!? はうぅぅぅあうぅぅぅ――!!」

 おっぱいの下からおっぱいが形成される。複乳になっている。形成される過程で服と擦れ、複乳の乳首が敏感に感じでビクビクと体が震える。

「あぁん、しっぽぉ……しっぽも出てくるうぅぅぅー」

 あたしはもう、サラのしっぽにアソコを挿入したまま動けなくなり、そのまま獣化していく。変身中は全身が性感帯。この感覚が病みつきになる。



「あああぁぁぁー、足があああぁぁーはぁはぁはぁはぁ」

 サラの足の関節が逆に曲がっていく。

「ああああたしもおぉぉぉー」

 あたしも同じく足の関節が逆に曲がっていく。複乳でできたおっぱいがさらに一回り大きくなった。Tシャツがそれにつられて上に引っ張られる。しっぽが伸びる伸びる伸びる。この体の引っ張られる感じがすごく感じてイきそうになってしまう。

「ああぁぁうぅぅ……出ちゃっ……た……はぁはぁ……」

 あたしはビクンビクンと感じて、アソコから少し潮を噴いた。

「はぁはぁ……ちょっと疲れたよ、アサミちゃん」

 サラのウサギ化した耳がへにゃっと前に垂れる。



「はぁはぁ……そうだね、サラさん……ありがとう、イッちゃったぁー……はぁーふぃー」

 あたしはサラのお尻の上からどいた。サラのしっぽをアソコから抜く時、アソコの中で丸く大きな肉しっぽになっていて、すごく擦れてまた小さく潮を噴いてしまった。

「やっ……あぁっ……うん……」

 あたしは感じながらもサラのしっぽを抜き、そのまま立つと、よよよとバランスを崩しそうになった。

「はぁ……はぁ……逆関節はつま先立ちみたいな感じになるから立ちにくいんだよね」

 足の裏にはいつのまにか肉球が形成されていた。毛の無い状態ではそれがかえって二本足で立つことの妨げになる。おまけに足の親指が獣化して通常の指の位置から後ろに上っている。実質、四本指で立っているのと変わらない。

「あー、もう服、全部脱いじゃえ」

 あたしは身に付けていたものすべてを脱ぎ捨てた。

「はぁはぁ……私はちょっとごろんとするー。アサミちゃんひどいよぉー、変身中に勝手にしっぽに入れてくるんだもん」

「ごめんねー、サラさんの獣化見ていたら、我慢できなくなっちゃって……あたしとの仲だから許して」

 あたしは片足を上げて、ウインクしてみた。



「もう、そんなことしても許さないぞ! それにしても、前から思っていたけど、アサミちゃんはよくハーフトランス(半獣化)体形で複乳になれるね。それ、結構、キープ難しいんだよ」

 あたしは今、おっぱいが三対ある。どれも似通った大きさになっていた。

「そうなんだぁー。変身していたらいつも先におっぱいが増えちゃうから……でも、性感帯増えて気持ちいいんだよ。ちょっと重いのが難点だけど」

 この状態で走ろうものなら、おっぱいが上下左右にバウンドしてトンデモナイことになる。

「人によってどういう風に変身するかは個人差があるけど、アサミちゃんの場合は特殊だね。複乳プレイ望むお客さんもいるから、人気出ると思うなぁー。どう、うちで働いてみない? まぁ、普通のお客さん相手にする時はあんまりだけど」

「複乳プレイかぁ……獣化エッチは興味あるから……考えておくよ」

「ほいほーい」

 前戯が終わって少しまったりムード。サラは少し疲れたようで、床にごろんとしている。

「アサミちゃんて、アソコの毛、薄いね。手入れしているの?」

「ううん、ここはもとからこんな感じ。サラさんは……って、全部剃っているだった。生えている時はどんな感じなの?」

「うふふ、秘密」

「剛毛だったりして」

「やめてよ!」

 二人でいちゃいちゃ下ネタトーク。サラは休憩したい模様。まぁ、急に襲ちゃったから少し休ませてあげよう。でも、あたしは、一回、イッてしまったけど、あたしはまだまだ物足りない。

「よっと、この大きさなら……ちょうどいい大きさだね」

 あたしも床にごろんとなり、毛の生えていないネコの肉しっぽを弄ぶ。

 肉球で指圧すると結構気持ちイイ。しっぽもアソコに次ぐ性感帯で、激しく触れたりすると感じてしまう。特に、毛が生えていない今の状態では、感じやすい。

「入れてみようかな……」

 あたしは、仰向けになって、自分のしっぽを腹側に折り曲げ、先端をアソコに入れていく。

「あっ……」

 まるで男の人のアレみたい……いや、それよりもう少し大きいかもしれない。あたしはアソコを濡らしつつ、中へしっぽを入れていく……

「あー、アサミちゃん、しっぽオナニーする気?」

「ぅん……だって物足りないんだもん……」

 一センチくらい入っただろうか、しっぽがアソコに擦れて気持ちイイ……

「アサミちゃんもエッチねー」

 サラが目を細めて微笑みながら言った。人肌のウサギ顔が可愛い。余計に濡れてくる。

「えへへ……あんっ……」

 さらに奥に肉しっぽを入れる。すごく濡れてきた。

「いいなぁー、私、ウサギじゃしっぽオナニーはできなんだよね」

 サラがやや不満そうに言った。

「ああぁ……あんっ、あうっ、あふぅ、いやっ、あん……」

 しっぽをアソコに突き刺したまま、前後左右にしっぽを動かす。まるでバイブを入れているみたい。しっぽが感じて自然とビクビク暴れ出す。

「あっ、イイ……しっぽぉ……いいんよぉー……」

 すごく気持ちイイ。サラが羨ましそうな顔で見ている。いいでしょ、これはしっぽの長い動物での特権なんだ。

「あん……ああぁん!? あっ、あっ、あっああああぁぁぁぁああああー!」

 始まった。しっぽの大暴走。ビクビクと激しくアソコの中で震え出す。こうなるともう何も考えられない。

「あああぁぁんっ! やぁーん! アンァン! ひゃぅ、にゃぅっ! はにゃっ! ァン」

 あたしは仰向けのまま両手両足をV字型に伸ばした状態のまま感じ続ける。しっぽでアソコが感じて、感じたアソコが締まってしっぽを刺激して、刺激されたしっぽがアソコでビクビク暴れ出す。これぞしっぽオナニー秘義、無限性感帯。放っておくと一人でいつまでも感じてしまう。



「あああぁん、にゃあぁぁぁ、だめぇ、イク、いにゅー、にゃぅぅー、イッにゃぅぅぅー!!」

 わざとにゃんにゃん語を使っているのではない。自然にネコの鳴き声が出てくるのだ。声帯がネコのものに変化しかかっている。

「にゃぁぁー、あんっ、にゃんっ、にゃああぁぁー! らめぇ、イクイクッ! あっああっ、あっ、にゃぁ、にゃめぇぇぇぇぇー!!!」

 足と手がさらにケモノよりの骨格に変化した。複乳がブルンブルン震える。

「にゃああぁぁぁぁぁああぁぁ――――――ッ!! ――ッあ……あぁっ、にゃぅぅ……」

 あたしは潮を噴いてイッてしまった。だらだらと溢れる泉のように愛液がアソコから溢れ出す。

「アサミちゃんばっかり、感じてズルイ。私も混ぜて」

「にゃぅん……」

 イッてしまった後もまだ、しっぽはアソコに入ったままで小刻みに震えている。

「アサミちゃん、しっぽ借りるね」

「にゃぁ……」

「うふふ、もうヒトの声を出すこともできなくなっちゃったのね」

「にゃふうん……」

 サラが言葉攻めをしてくる。

 あたしはネコタチで本当のネコになった。

「すっかりネコ目になってぇ、あらあら、クリ剥けているじゃない」

「イニャン……」

「いいよ、先にもっと気持ち良くしてあげる」

 サラがそう言って股間の方に近付いて来る。

「ふにゃぁぁ……」

 サラは舌を出してチロチロと焦らすようにクリを舐め始めた。このくすぐったいような感じがまた感じてしまう。

「もっとネコになっていいよ」

「にゃっ、にゃっ、サニャしゃん……」

 サラの名前を呼ぼうとする。しかし、やはり声帯はネコに近くなってうまく発音できない。

「ほら、じゅるじゅる」

 サラが吸い付くように舐めた。まだしっぽがアソコに入っているのに。



「おっぱいも触ってあげる。いっぱいあるからどれがいいかなぁ」

「にゃっ、にゃっ、はにゃぁっ」

 サラが一番下のおっぱいにウサギ化した手で指圧する。それから滑らすように真ん中のおっぱいへ。続けて一番上のおっぱいへと激しく手で流していく。乳首の先端が擦れて声にならない声が出る。

「サニャしゃああぁぁーん、にゃあぁぁぁぁああぁー!」

 足の太ももがさらに太くなった。耳では耳毛が生えてきた。

「あー! 毛を生やしちゃダメって言ったのアサミちゃんなのに」

 サラが怒ったような口調で言う。

「にゃにゃんにゃしゃい……」

 ごめんなさいと言ったつもり。

「いいよ、それじゃあ、そろそろ私も気持ち良くなりたい……」

 サラが横に移動してお尻をこちらに向ける。

「アサミちゃん、しっぽ、借りるね」

「はっ、はっ、はにゃぁああァァァ―――!!!」

 サラがアソコに入っているしっぽを抜く。抜く時に擦れて大きな鳴き声が出てしまった。その衝撃でさらにネコ化が進む。あたしの足がさらに逆関節化して、ほとんど普通のネコと同じ形態になった。しかし、サイズはまだヒトのまま。今のあたしの姿は毛の無い大型ネコ科動物といったところだろう。

「あ……この手じゃうまく挿入できないなぁ。ちょっとヒト化させよう……ふぅ」

 さすがは獣化体験風俗嬢のケモッ娘であるサラ。慣れたもので、片手だけケモノの手からヒトの手に戻す。部分獣化・ヒト化は慣れないと感覚を掴むのが難しいのだ。

「よし……あ、結構、おっきぃ……」

「ひにゃぁっ……」

 サラがあたしのしっぽをヒト化させた手で掴んで、自分のアソコに挿入する。サラの体温が伝わってくる。なんとなく男の人が女の人に入れる時の興奮がわかったような気がした。できるだけしっぽは動かさないようにしてあげている。しかし、敏感だから適宜動いてしまう。

「ぅん……あぁ……イイ……アサミちゃんのおしっぽイイよぉ……」



 おしっぽ。男のアレに見立てた呼び名だろうか。サラはゆっくりとあたしのしっぽを自分のアソコに入れていく……

「あんっ、結構入った……アサミちゃん、しっぽ、振ってぇ……」

 あたしもしっぽ先でサラのアソコの温かさを感じる。あたしとサラは今、一つに繋がったんだ。

「あ、あふぅにゃにゅぅ……んくっ!」

 サラの要求に応えてしっぽに力を入れた。

「アアァァッ! イイッ! しっぽイイッ!」

「ふにゃああぁぁ!! はひっ、にゃるぅっ、にゃあああっ!!」

 あたしがしっぽを振ると、サラが感じてアソコが締まる。あたしはその刺激でビクンビクンとしっぽが勝手に反応する。

「イヤァアアァァ、気持ちイイイイイイ――!」

 サラが喘ぐ。気持ち良くさせているのがわかって嬉しい。

「うにゃぁああっ! ハァハァはっ、はにゃああぁぁぁー!」

「ハァハァ、ァンッァンッァンッ! アサミ……ちゃん、一緒に……イこうアアァァ――!」

「にゃンッ、ァンッ、サニャしゃああぁぁあん――!!」

 これで何度目だろうか。あたしはサラと共にまたイッてしまった。

「ハァハァ……イッちゃったよぉ……アサミちゃんのしっぽ気持ちイイ」

「ハァハァ……ニャゥゥ……」

 サラがあたしのしっぽをアソコから一旦出した。

「はぁはぁ……アサミちゃん、もっとイクよぉ……」

「ハァハァ……にゃん……?」

 サラはそう言うと、今度はあたしのしっぽに跨って、素股プレイみたいにアソコを擦り付け始めた。

「体が熱いっ」

 サラはそう言って、ナース服をおっぱいの位置まで巻き上げた。

 スリスリ、スリスリ、アソコをあたしのしっぽに擦り付ける。汗がイイ感じに掻いてきて、滑りをよくしているようだった。また、サラの愛液も潤滑剤としての効果を発揮する。

「あうぅん……アサミちゃんのしっぽイイよぉ……」

「ふにゃぁ……」

 しっぽを胸元に押し付けて、腰を前後に動かす。入れられていなくても、しっぽを使われるだけで十分に感じる。



「あぁぁ、ダメッ! 獣化が進んじゃう……」

 サラがそう叫ぶと、サラの下半身が肉厚になり、ケモノの体形になった。この状態でも靴下が脱げたり破れたりしないのがすごいとちょっと思ったり。

「はぁはぁ……下半身はすっかりケモノになちゃったなぁ……」

 あたしはほぼ毛の生えていないフルトランス(完全獣化)に近い状態。サラは上半身がハーフトランス(半獣化)で、下半身がフルトランスのようなかなり中途半端な姿になった。その中途半端な変身状態がすごく興奮をそそる。



「はぁはぁ、また入れたくなってきちゃった……でもそれじゃ、アサミちゃんが気持ち良くないよね……よし、私のしっぽを少し小さくして、アサミちゃんの上に乗っかるよぉ」

 あたしは仰向けのままサラにされるがまま。サラがそう言って、あたしのアソコにお尻のしっぽを入れてきた。

「にゃぁあぁっ!!」

 サラの丸い肉しっぽがまた大きくなっていた。サラはぐいぐいとあたしのアソコにツルツルしたボール状の肉しっぽを押し込み、あたしの一番下のおっぱいを掴む。

「しっぽ……近付くとちょっと長いなぁ……よし」

 サラはそう言うと、あたしのしっぽを左足に巻き付けた。

「あぁぁ……しっぽがあったかいよぉ……」

「はにゃっ、はにゃっ」

 サラはあたしのアソコにしっぽを押し込んだまま空いている方の手であたしのしっぽを掴み、自分のアソコに挿入する。

「はぁはぁ……うん……」

 あたしのしっぽがサラのアソコに再び入っていく……

 しっぽを入れられて、しっぽを入れて。あたし達はお互いが最も感じあう部分を挿入し合った。

「あ、ああぁっ、耳がまたあああぁぁ――!」

 サラの耳がまた長く伸びる。その勢いでビクンと体が跳ね、あたしが感じてしっぽを激しく動かした。

「あぁんっ! アサミちゃんいいんっ、あん、あうんっ」

 サラが喘ぎ声を出し、あたしもネコの鳴き声で喘ぐ。

「にゃまっ、あにゃっ、はにゅはにゅ、にゃふぅん、うにゃっ、にゃああああぁぁっ」



 サラが体を前後に揺する。あたしのアソコで大きなサラのしっぽが動く。反射的にビクッとしっぽが動くと、サラが感じたように体をビクビク動かす。

「あはぁあんっ、はっはっ、アサミちゃん……もうらめぇ、イグ――、イグよおぉぉぉぉ――!!」

「にゃああああぁぁ――ふにゃああぁぁぁ――!!」

 性感帯が開発されてきたのか、イクのが速くなってきた。あたしがおっぱいを揉まれ、アソコにしっぽを入れられ、しっぽをアソコに入れられ、感じる部分のほとんどを激しく弄られる。

「ああああああぁぁあぁあん――あはっ――あっ――ハァハァ……」

「うにゃああぁぁぁ――ひゃにゃっ――ハァハァ……」

 またイッてしまった。

「はぁはぁ……ちょっと休憩するよ……はぁはぁ」

「うにゃん……」

 あたしたちは激しく潮を噴きまくり、自分達の周りが水浸しになっていた。それを見ると恥ずかしいのやら笑えてくるやらで、しばし、ぐったり寝転んでいた。


「サニャさん……サラさん……あーあー、よし、戻った」

 あたしは声帯をヒトに戻し、ネコ形態でもしゃべれるようにした。サラはまだぐったりしている。

「サラさん、そろそろ続きしよ。時間がなくなっちゃうよ」

「アサミちゃんは元気だねぇー」

「だって、久々だもん」

 おいでおいでと前足でサラを招く。

「はいはい……よっと。これからどうしよっか。あれだけいろいろヤッたのに、まだ無毛でヒトの大きさを保っていられるとか、今日は調子いいね」

「そうだね。今度はあたしが責めたい。無毛のままウサギのサイズになってよ」

「やっぱり無毛なのね……」

「ついでに複乳! 小さくなったらできるでしょ?」

「できるけど……結構疲れるのよ。アサミちゃんはずっとそのままですごいね」

「えへへ……あたしもわかんないけど、複乳のおっぱい大きいまんまだね」

「それじゃあ、小さくなるよ……はふぅ……」

 サラがそう言って、目を閉じる。ビクビクっと体を震わせ、少しずつ小さくなっていく。

「はぁ……はぁ……」

 体小さく小さくなっていく。身に付けていたグレーの靴下やナース服がズレていく……

「はぁはぁ……」

「かわいい……」

 とうとうサラの身に付けていたものがすべて脱げた。小さくなるにつれて、下半身だけでなく、上半身もウサギに近付いていく。

「あ、出て来たね」

「あんっ……」

 体が小さくなるのに反して、サラのおっぱいの下から二対のおっぱいが大きくなってきた。

「はぁはぁ……どお? こんな感じで? はぁはぁ……」

「うん、すごくイイよ」

 サラはウサギのサイズになった。あたしから見たらすごく小さい。サラは複乳を膨らませ、髪型を残したほとんどウサギの姿になった。

「ネコ体形じゃあれだから、もう少しヒトよりに近付けるか」

 あたしは体をネコの体形から半獣化形態に変化させた。

「サラさん救出ー」

「ひゃぁっ!」

 あたしはネコ化した手をヒトに近付けて、サラを両手で優しく掴んで脱げた服の中から出した。

「アサミちゃんに食べられちゃいそう」

「がんばったら、三口くらいでできそう」

「やぁ、やめてよ」

「うふふ……ねぇ、舐めていい?」

「いいよ……」

 あたしはサラを手のひらに乗せて仰向けに倒した。



「ひゃっ」

 まずはぺろりと一舐め。サラは小さなウサギになるような動物変身薬を選んだのか、片手に乗るサイズで、あたしの舌ですぐに全身はヨダレまみれになった。

「うふん……すごい、サッと強く舐められると性感帯が擦れてゾクゾクするわ」

「そう? それじゃあ、もっとしてあげる」

「あっ、いやっ、そうっ、イイッ、イイ感じよ、あんっ!」

 あたしはサラの要望に応えてペロペロと全身を何度も何度も舐める。サラの汗や愛液、あたしのヨダレが混ざって無毛のサラはローションを塗ったみたいにテカテカだ。



「指、入れていい?」

「そんなおっきな指入らないよぉ

「大丈夫、一本だけヒトの大きさに戻すから」

「うん……わかった」

 あたしは中指だけヒト化させて、サラのアソコにゆっくり入れた。

「あああぁぁあぁんっ! おっきいぃぃぃ!」

 サラが喘ぐ。



「えー、でもこれ以上小さくはならないよ」

「はぁはぁ……もっとゆっくり、ゆっくり入れて」

「わかったぁ」

 サラを傷付けないようにもっとゆっくりと中指を入れた。

「すごい締まってるよ、サラさん」

「んくぅ……このサイズで指一本がギリギリだね……はぁはぁ」

「動かしていい?」

「うん、ゆっくりね」

 あたしはサラが痛がらないようにゆっくりゆっくり中指を入れダり出したり動かした。

「ああぁ……うん、イイ……」

「サラさん、濡れまくりだよぉ」

「やだ……」

 サラが気持ち良さそうに目を細める。あたしの手のひらでビクビクと小さく震えるサラ。とても愛おしい。

「はぁはぁ……今度は私が気持ちよくしてあげる」

「え? どうやって?」

 すごい体格差がある。サラはどういったことをしてくれるのだろうか。

「おっぱいの近くに寄せて」

「わかった」

 あたしはサラを乗せた手を自分のおっぱいの近くに寄せた。

「かぷっ」

「ひゃぁぁっ!」

 サラがあたしの乳首を口に入れた。

「どう? 小さくなるとまた違う責めができるのよ」

 サラの小さな口がちょうどあたしの乳首を包み込む。サラは前歯で甘噛みし、舌でペロペロと先端を刺激してくる。

「ああぁっ、いいんっ、サラさああぁぁん!」

 あたしはサラを落とさないように注意を払いながら、サラに乳首を刺激してもらった。

「今度はもっと私のお尻の方をおっぱいに寄せて」

「はぁはぁ……うん……」

 あたしはサラを胸に引き寄せた。

「一番上のおっぱいがいいかな。もっと寄せて」

「うん……」

 あたしは一番上のおっぱいにサラの腹側を近付ける。



「そうそう……んしょ……はぁうぅ……落とさないでね……」

「あぁん、サラさんのアソコがあたしの乳首を覆ってくる……」

 サラは器用にもあたしの一番上のおっぱいの乳首にアソコを被せて動き始めた。

「指に比べたらちょっと小さいけど、自分で動かして転がす感じが気持ちいいんだよ」

「サラさん……あたしも乳首が気持ちイイ……」

 乳首の上で手で支えたサラが前後に動く。

「あんっ、だめぇぇんっ、イクッ――あっ、あはん……ふうん……」

 サラがあたしの乳首でイク。サラのアソコから出た愛液が腕を伝う。

「はぁはぁ……そうだわ、まだキスもしてなかったね」

「そういえばそうね」

「キスしよ」

「うん……」

 あたしはサラを口の近くに寄せると、サラの方から近付いてきて、そっとキスをした。ちっちゃなサラは本当に食べてしまえそうだ。



「それじゃあ、そろそろ時間も時間だし、フルトランスしない?」

 サラは部屋にある時計をチラッと見て言った。

「うーん、つるぷにのままがいいけど……」

「そう? それじゃあ、アサミちゃんもネコの大きさになってよ。このままじゃ、ケモノ形態でイチャチャできないよ?」

 サラが見上げて聞いてくる。

「わかった。それじゃあ、サラさん降ろすね」

「ありがとう」

 あたしはサラをそっと床に降ろすと、四つん這いになった。

「んくぅっ……はぁ……はぁ……」

 毛を生やさないように注意しながら、少しずつ少しずつ体を縮めていく……

「うんうん、イイ調子だよ、がんばれアサミちゃん」

 体のサイズが変わる時は特に感じやすく、ちょっとの衝撃で一気にフルトランスしかねない。

「はぁはぁ……はうぅぅ……はにゃうぅぅ……」

 ネコの鳴き声が混じってきた。体が縮む影響で声帯がまたネコのものに変わりつつあるようだ。

「はにゃぁぁぁ――、ふぅぅぅ、はぁはぁ……へにゃぁぁ……」

「お疲れ様。だいぶ変身のコントロールうまくなったね。顔にちょっと白い毛が生えているけど」



 サラがニコッと微笑んでくる。あたしは体を縮めた形態変化に疲れて、両手両足を開いてうつ伏せになった。

「でもこの状態でまだヒトのおっぱいの膨らみを残しているのがすごいわ」

「にゃうぅぅー?」

「アサミちゃん、やっぱりセンスあるかも。いつでも働きたくなったら言ってね」

 サラはニコっと微笑んだ。

 サラと一緒に働けるなら……獣化もできるし、いいかなと思った。


「よし、ちょっと休んだね。ほらほらアサミちゃん、座って? 立って? どっちでもいいや、お座りして!」

 うつ伏せになっているあたしにサラがはっぱかけてくる。

「にゃぁ……あー、あー、そんな急かさにゃいでよぉー」

 声帯の調子を整えて、ネコの形態でも話せるようにする。

「ほらほら」

 サラがそう言って、正面から体を寄せてくる。抱き合うというよりも複乳を押しつけ合うような感じ。起っている乳首がくすぐったい。お互いに舌を出して絡ませた。

「汗とか潮でおたがいテカテカだね。毛の無いケモノもぷにぷにしてていいんだけど、流行らないかなぁー」

「うーん、結構マニアックなお客さんならウケるかもしれないわね」

「そっかぁ……マニアック……いいと思うのになぁ……あははっ」

 つるつるぷにぷにてかてか。

 二匹でくっつき合ってイチャイチャする。肌の張りが良くなったのか、すごく触っていて弾力があって、しかし、柔らかくて気持ちイイ。

「えいっ」

「きゃぁっ」

 あたしはサラを押し倒した。

「さっきのしっぽオナニーの時のお返し」

「いやぁっ!」

 大きさ的にはウサギになったサラよりもネコになったあたしの方が少し大きい。

「肉球であちこち揉んであげる」

「あうぅ、くすぐったいよぉ……」

 前足と化した手でサラに圧し掛かって、おっぱいやらアソコを指圧する。

「気持ちイイ?」

「ううん、くすぐったい」

 サラはくすぐったいとのことで、半分笑いながら時々感じた声を出す。

「きゃははあんっ! ははっ、アサミちゃん、やめて……あははきゃん!」

 指圧し終わったあたしは舐めに入った。ネコの舌はザラザラしていて、痛いかもしれないので、ヒトの舌に調節したまま舐める。舌を向いて舐める時にはこのネコの形態は疲れなくて便利だ。

「あぁっ、やぁっ」

 サラが感じる。あたしはアソコから上へ上へと責めていく。一番下のおっぱい、真ん中のおっぱい、一番上のおっぱい、唇、そして、ウサギ特有の耳。

「あんっ! よく知っているね。ウサ耳も結構気持ちイイの……」

 あたしは耳をまんべんなく舐めた後、前足でウサギ耳を寄せて、肉球で指圧した。

「はぁぁ……マッサージされているみたい」

 サラがトロンとした目になった。

「うぅ……何だかあたしもまた気持ちよくなりたくなってきた。一緒に気持ちよくなろう……?」

「いいよ……」

 あたしは押し倒したサラの顔にアソコを降ろし、上に乗っかったままサラのアソコを舐め始めた。

「動物の姿で69とか人間ぽいプレイするのもいいよね」

「そうね、それじゃあ、お望み通りアサミちゃんを気持ち良くしてあげよう!」

「はにゃぁぁぁーん!!」

 ケモッ娘とは言え、さすがは風俗嬢。舌使いのテクが洗練されている。あたしのアソコをサラが素早く舐めてくる。思わずしっぽがピンと張ってしまう。

「んん……意外とね、ウサ耳の先っちょで擦るのもいいんだよ、他の動物じゃなかなかできないから」

 サラはそう言って、耳を折り曲げ、アタシのアソコに押しあててくる。毛の生えていないサラのウサ耳はつるつるぷにぷにした柔らかい板を押し当てられているような感覚がした。

「あんっ……確かに……」

 ウサ耳プレイもイイ。

「69はね……ウサギやネコだったらまだいいけど、マズルの長い動物だったら難しいんだよね」

 サラが呟きながらあたしのアソコを刺激する。



「うぅ……らめぇ……気持ちよくで……サラしゃんを刺激できにゃいにゃぁぁぁ……」

 また声帯がネコ寄りになる。

「私はいいよ、アサミちゃん、気持ち良くなって」

「んにゃあぁぁー! はんにゃああぁぁぁー!」

 サラの舌使いにあたしは感じるばかり。とうとう我慢していた毛があちこちに生えてきてしまった。

「もう我慢しなくていいよ、体の変化に意識を委ねて……」

「ハッハッハッ、うにゃあぁぁぁ、にゃっにゃはっ、あはにゃあぁぁぁー!!」

 もさもさと体中から待っていましたと言わんばかりに獣毛が生えてくる。サラの舌使いに加え、獣毛が一気に生えてくるゾクゾク感がたまらない。ビクンビクンとあたしはサラのマズルの上で体を震わせてしまう。体が完全なネコに向かい、ヒトの膨らみをしていた複乳はだんだん萎んでいく。

「にゃメェェェェ――!!」

「うぷっ!」

 本日何度目になるだろうか、あたしはまたイッてしまった。

「しょっぱい……アサミちゃん、気持ち良かったんだね、良かったわ」

 あたしは疲れ果てて、ごろんとサラの上から床の方に降りた。

「んしょ、それじゃあ、私もせっかくだからフルトランスしちゃお~……はぁはぁ……」

 サラはごろんと横になっているあたしの横で仰向けになって、ビクビクと小刻みに体を震わし、獣毛を生やして、完全なウサギになった。



「ぶぅぶぅ♪」

 サラが鳴く。フルトランスした後の動物の鳴き声は何て言っているのかはわからない。わからないが、何だかスッキリしたような表情に見えた。

 完全なウサギになったサラがあたしの方に寄って来る。そして、体を寄せ付ける。柔らかい獣毛の感触を感じる。ところどころ汗で濡れてぺったり体にくっついているが、もふもふ……これはこれでいいなぁと思った。

「にゃん♪」

「ぶぅ♪」

 お互いに何て言っているのかはわからない。意志疎通が急にできなくなったのがちょっと笑える。

「にゃんにゃんおー♪」

「ぶぅぶぅおー♪」

 サラが鳴き真似してくる。何だか楽しい気分になって、あたし達は、動物変身薬の効果が切れるまで、最後はまったりと歌を歌うように鳴き合って過ごした……


「お、アサミちゃん、ご利用ありがとう」

 あたしが着替えてプレイルームから受付に向かうと、店長がニッコリ笑って言ってきた。

「アサミちゃん、やっぱりすごいよ、複乳嬢になれそう」

 サラがそんなことを店長に向かって言う。複乳嬢……いかにもマニアックな……

「へぇー、一回見てみたいもんだねー」

「えへへ、女の子だけのヒ・ミ・ツですよ」

「僕も精一杯変わったプレイでお相手するのに……」

「うーん、店長ならいいかなぁ」

「よし、それじゃ、次の予約と」

「あー、お金払うのあたしなのに!」

「あははは」

 受付で、三人で和気藹藹と話す。

「アサミちゃん、うちで働きたくなったらいつでも言ってね」

「うーん、彼氏がいなくなったら考えるー」

「あれ、アサミちゃん、彼氏いたんだ」

「失敬な! いますよ、店長~、あたしが元々ここに来たのはTF好きだからですー」

「なーんだ、毎回サラを予約するからてっきり……」

「サラさんを毎回指名するのは、その、最初にプレイした時のケモッ娘がサラさんだったから……」

「あの時はアサミちゃん、獣化のコントロール利かなくて大変だったね」

「も、もう、恥ずかしいんでヤメテ下さい!」

「あはは、それじゃあ、また遊びに来てね」

「うん、今日は楽しかった。また仕事がんばれるよ、ありがとう!」

「ご利用ありがとうございましたー」

 店長が一応、礼儀正しく頭を下げてくれた。

 あたしも思わず同じように頭を下げ、ビーストトランスを後にした。



※おまけ





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Comments

Anonymous

そういえばビーストトランス体験記がいつの間にか消えてましたよね....あれもまた見たいです。

henkatanuki

HPに載せていたものですかね? 発掘したらまた載せます!

Anonymous

You are always be the best TF writer of all time. Hope to see the sequel soon! Love you♥️

Anonymous

懐かしいですね 体格差プレイのシーンは印象に残っています henkaさんの今では見られない作品が一つでも多く見られたらいいなと思います

henkatanuki

ありがとうございます(*'ω'*) せっかくですから、ここで解放するのもいいですね。データを探さないと