コミケのお礼+新刊絵の過程と制作のお話 (Pixiv Fanbox)
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夏コミ、お陰様で無事終了しました。今はイベントに時間使ってる分、仕事の方面もばり頑張らないとーってところです。合間にですが、あとがきみたいな書きこみをしてみようと思います。
まずは、コミケ当日スペースまで来ていただいた方、通販から本を手に取っていただいた方・ご感想下さった方々。ありがとうございます!
当日いただいた差し入れや手紙も応援のお言葉にはいつも感謝です!
ファンカードお持ちの方も沢山いらっしゃいましたので、改めてお礼をお伝えします。
また、今回のコミケも前回に引き続き、規模や状況の予測がすごく難しい部分があって、当日は雨の中待たせてしまったのにも十分にご用意ができておらず、すみませんでした!次回はもう少し分量の用意ができるように頑張ってみたいと思います。
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夏コミ新刊に収録したイラストの制作過程を一部紹介します。
イラストの解説コメントは、ストーリー面まで話してしまうと見てる側の想像の楽しみが減ってしまうので、あくまで制作の着眼点的なところを中心にコメントをつけてみますね。
web未公開の絵もありますので、お手元に新刊がもしある方は
完成版イラストと合わせて見ていただければと思います!
・ヴァンパイア:彼岸花とヴァンパイアを描いて見ようと思ったイラストです。最初はもう少し植物に埋もれているシーンを考えていたんですけど、他にも植物多めのイラストがありましたので、最終的には森の手前の草原みたいな絵になりました。
銀髪の子はたまに描きたくなります!
あまり関連性は感じられないかもですが、映画「宇宙戦争」を久ぶりに見ながら描いてました。
・コロボックル:最初は室内のつもりで描いていました。
でもせっかく北海道をモチーフにしてるなら、室内よりはもっと自然に近寄りたいと思って、完成絵のような背景になりました。今年も残念ながら富良野のラベンダー畑は見れませんでした!悔しさをすこし込めてコロボックルとラベンダーという組み合わせになりました。ちなみに、実際のコロボックルの話が伝わるという主な地域と、ラベンダーの風景でパっと思い浮かぶ地域とはかなり相違があります。(ご興味ある方はぜひ調べてみてくださいね!)同じ北海道だから一括りにするには、すごく広いんですからね北海道。(私もまだ取材で一度しか行ったことがない…)
本来のタイトルは「緑の囀り」とつけていますが、今回の本のテーマに合わせて、新刊でのタイトルは「鳥使い」になりました。
熱帯気候地方の、植物っぽい空気がとても濃く感じるそういう地方が好きです。
沖縄とか。もっと遠くにはインドネシアとかタイとか。
しばらく旅行でも行けてなくて、恋しさを込めて描いてみました。
こちらの絵は、近日また何かコラボ企画をお届けできそうですので、お楽しみに!
コンセプトラフ
線画用ラフ。
守護天使:数年前に描いた「雨で生き返るもの(Rain Revive)」というイラストの連作になります。
今回もひまわりと、生と死の境界線にいる存在を一緒に描くというコンセプトはそのまま維持しています。最初に頭に浮かんだイメージをほぼそのまま引っ張り出したイラストにほぼなってて描いてて楽しかったです。
2019年版ではほぼ黒髪に近い髪色でしたんですが、夕日の光+気まぐれで少し茶髪系にしてみたら、珍しいという話もいただきました。黒髪を描く頻度高いという自覚あります。(笑)
今回のイラストはどれも、見慣れたモチーフやタイトルからスタートしつつ、自分の解釈をたっぷり入れてみたかったです。以前作った「少女ミステリ劇場」と、「あめおとめがたり」両方からのつながるテーマでもありましたので、とても楽しく描いたものばかりです。
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9月は上旬からお仕事の告知がいくつかありそうですので、またTwitterにて告知していきますね。
また、pixivさんのDrawTubeという企画で、インタビューとイラスト制作過程の動画を公開しています。まだ続きますが、part1と2が公開中ですのでご興味ある方はぜひ。コメントの音声も直接収録しました!
それでは、まだ9月もよろしくお願いします!