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先日、エイリアスの数がどうで音源が~という内容に触れましたが、

収録の段階ではなく、ダウンロード時にどのような構成にするか選べる音源、というものができたら面白いかなぁ、と思いました。


例えばヴぁ行などは全く使わないから無し、という形で、音素を選んで追加・削減できるような音源のダウンロード方式があってもいいかなぁと。

(逆に、後から使いたくなっても良い感じに追加してくれる機能も付いてるといいですね)

(まぁ実際に作るとすれば、全部が全部選びたい人ではないと思うので「全網羅 or 基本音素網羅 or お好み選択…」といった形で選べるようにするとは思いますが)


ここで「音源を(予め)加工調整できる」という技術ができると何が嬉しいかというと、「この構成ではエイリアス数がオーバーしてしまう」というときに、「き2などの重複エイリアスをoto.iniから除外させる」というオプションが選べれば便利ですよね。

(自分で並列できるツールを作っておきながらこういう考慮をするのはあれですが)『「rere14」と「float」と「query」を合体させつつ、それぞれのoto.iniに「r」と「f」と「q」を付けて、「き2」などの重複エイリアスは除外させる』という処理ができたらよくないですか???

と、思ってこの記事を書きながら検索したら実はそういうツールもうありました。

 【UTAU関連ソフト配布】oto.iniまとめて改造ましーん

 【配布】UTAU音源を超統合するツール【UTAU】

こちら、オーバーした際にpresampのmulti-で読み込めるように加工するようなのでよりスマートですね。(ただ同時にどっちの処理もできるというわけではないですが)


また、音源を録っている段階でエイリアス数がいくつだから~~~ということを気にしながら録るのは面倒だと思うお話もあります。

録ってるときは「もう1音階いけそう!」「ヴぁ行とか録っちゃえる余裕あるわ」みたいな軽い気持ちでいきたいのに、外的な制約を気にし始めて制作が制限されるのはモチベーションが下がる面があります。

(そういう意味では先日の、エイリアス数が実はかなり余裕があるというお話は逆に録らなきゃなというモチベーションが上がる形になりました)

しかもおそらく、音源を使う側としては音素はいくらあっても困らないし、どちらかというと、無い音に遭遇したときが一番困るはずなんです。

そこで、もし要る音素をユーザーに選んでもらえるシステムがあるのであれば、後から取捨選択すれば良いので、音源制作時は気兼ねなく音素をどんどん潤沢に録っていくことができるようになります。


ただそこで、導入時に決めるのではなく「一つのDLLファイルを導入すれば、音素が必要になったとき一つ一つDLする。」という仕組みも作れます。

これは主に容量まわりから考えついた話で、単音階の音源であれば、基本的ではない音素を全部入れても最大でも15~20MBくらいしか変わらず、合計容量も100MB程度なので最初に一括でDLして済ませてしまえば良い話ですが、

音階数が10になれば100MB単位の差になり、それが何種類という形になるとちょっと小太りでは許されない居住スペースになって、一括でDLするのを要求するにはちょっとしんどい容量になってきます。

そこで、枠だけ用意して必要になったときに必要な音源の必要な音素だけダウンロードすることで容量を節約できます。

(このシステムで作ると都度データベースにアクセスを訊けるので、原音設定が更新されただとかを反映できたりもします。そういう意味では、音源にアップデートできる機能をつけると同じような内容です)


まぁ、概ねクラウド化みたいなこの技術は、もし、とてもヘビーな音源を思いついてしまったときに、そもそも導入すらヘビーになってしまって誰もお試しすらしないだろうから、考える時点で作るモチベーションがなくなってしまって諦める…ということを気にすることなく音源構成を考えられるようになるかなぁとは思っています。

(逆に、そういう意味ではquery、parseあたりが(容量的に)ライトな音源としての役割を担わせているつもりです)

とはいえ、そもそもブラウザ上からお試しで合成できるようになったりしたらとても便利なんですが…


以上、とりとめのない話でしたが、こういう感じのことも考えてるよーーという内容でした。

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