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裏話というか。


 ちょうど全部の条件がマッチするもの

 「新音源使う」「ResamplerOverWriterを有効的に使う」「ちょうど作るつもりだといっていた」「ちょうど夏で海っぽい」etc.

 だったりがあって海の幽霊のカバーを完成させて投稿しようとなったのですが、色々なものを同時にやらないといけなくなってしまったので、大変でした。


 当然ながらfloat音源の原音設定(が13音階分)であったり、もちろんその収録も大変でした。(主に夏というのが原因)

 「動画でツール使ってるのに、配布してないのかー。つまんねー」となってもらっては困るので、配布ができるようにちゃんときっかりプログラム書いて不正落ちしないようにしたりだとか。

 でも、そのツールをいざ配布する為に説明記事を導入の方法を書こうものなら「これ、読んだところで伝わない人には伝わらないなーーーー()」と思い、急遽設定ツールもゴリッと書き上げたり…(まぁそれでもやっぱり伝わらない人は、伝わらないというか、non japaneseにとってはもっと伝わなかったのであった…)

 そして「まぁ、新音源以外も多少は紹介しておかないといけないよねーーーーーって、え。音源全然DLできないじゃん!!」っていうことが発覚して。そういった経緯で音源配布先の変更を急遽行いました。(周年記事で「ここからDLできますよ」ということを触れる書き方をしたいと思っていたので。)

 そのうえでこのタイミングでまたホームページにアクセスする人もいるよな…と思い、急遽データをサルベージして体裁を整えたりしてたわけです。


 動画の方も、ひさびさの動画すぎてほんっと全然何をしたらいいのか再び模索のような状態で作成を始めていました。

 まず、「@フラグを使ってますよーーーー」ということを明示的にオーディエンスに理解してもらうためには、調整さらしの形式じゃないといけないよね。でも、ただUTAU画面を流している形を出してるわけだとサムネのパンチがまったくないし、とはいえ片隅にキャラクターを配置するだけではあまりにもなんか。とってつけた感じになってしまうよなぁ。それなら背景にドンと置く形になるかなぁ。と等

 色んな動画のサムネをみながら「顔を入れた方が目に止まりやすくなる」ということを思い出したり。動く動かないにしろ高クオリティな絵が配置されてるとアクセスしたくなるよね。だったりということを思ったりして、ああいった形になりました。

 ちなみに、動画の左下にflagとか書いてどの音源が使われてるかを表示させたんですが、アレは手動で表示させてます(笑)

 本来は対応表だけのつもりでしたが、自分で改めて動画を見たときに「@フラグの文字が小さすぎて読めなぁぁぁい!」と思ったり「自然なタイミングで切り替えてるから音源が切り替わったことにイマイチ気づかなくない(自画自賛??)」と思ったりして。こけだと説明不十分だろうな、と思い、明瞭化して「変わってるんですよーーー」という説明を追加しました。



 float(およびdouble)音源を作ろうと思い立ったキッカケは実際のところ、海の幽霊をカバーするにあたって音源の表現が足りないと思ったところが大いにあります。以前「お蔵入りカバー」として出したときは、floatを除いた4音源だったんですが、urr音源より弱い音源が無い関係でイマイチ表現に欠けていて、それなら(せっかく10周年だし)制作しようか。という形で音源の制作が始まりました。

 double音源は、ちょうどその海の幽霊で直面した「あ→い→R」って形だったりの、クロスフェードすると3つの音が非常に近傍して大抵いい感じに合成されない要素。そこに新たな試みとして無声化連続母音音素を作成してみました。(厳密には無声化っていう名前ではない気がするんですが…なんでしょうね)

 そして思ったよりも動画で3回も登場することになるとは思っていなかった喉切り(声門破裂音)音素。これ、ヤ行・ワ行だったりの接近系の音も便利なんだろうなぁと思いつつ、そこまで考え始めると「ヅァ行(dz)」「ヂャ行(dZ)」だったりを入れてないのは~~と話が膨れすぎて(エイリアス数も膨れて)どうしようもなくなるので割愛。


 ResamplerOverWriter.exe。やっぱりこれ名前長いですよね。でも、プログラムの中身的には大層なことをしていないし、あくまで「"resampler"の引数データを"overwrite"してるだけですよー。」ということを訴える為にもこの長い名前のままリリースしました。

 それと、「新ツール配布!」であったりをタイトルに入れたりして、それを謳わない理由があります。「条件が整っていなければ使えない。」だったりもそうですが、これ、今度UTAUがアップデートされると多分基本機能として実装されるかもって感じでなんですよね。(→ https://twitter.com/ameyaP_/status/1076832009333268480 )

 とはいえ、このツイートから1年半以上経っている今日でも実装されそうな気配もないのでリリースに至りました。(まぁ、UTAU側で直接ロードされるエイリアスの数が膨大になると結局ロードできなくなることを回避できるという利点に関しては変わらないので…。ちなみに、読み込み可能なエイリアス数の検証についてはここで。 → http://c3o2.hatenablog.com/entry/2015/10/17/153028 )



 個人的には結構がんばったつもりなので、その反動で9月~は更新がしばらく無くなるかもしれない…ということを予め書いておきます。

(ので、9月~にFANBOX支援を停止していただいても気にかけません。もちろん、余裕があるのであれば継続していただけるのはとてもありがたいです。)






…と、言いつつ今後の音源の展望を書いたり書かなかったりします

だいたい、あと一生のうちに完成させられたらいいな程度で考えてます。


日本語音源

 粗方平坦な音源は録りおわっていると思うので、歌をなんかめっちゃ録って、こう、いい感じのクセのある音素だけ引っ張ってきて、いい感じに要所要所に差し込めるように音源を拡張できるのを理想系に思ってます。


英語音源

 でました。英語です。日英CVVCはあきらめる方針です。あれは思考実験に近い部類で実用向きじゃありませんでした。(反省)

 最近、いい感じに省いた英語音源ガ~~とか言ってたりしましたが、完全な英語音源を録りにいきます。Arpasingってやつです。

 いや、ね、そのリストで録られた音源で、当時あんまりビビッと来るようなものが全く無くて全然ノーマークだったんです。んで、改めてArpasingで伸びてる動画でもみてみるか――――(死)っていう感じで非常に影響を受けてしまいました。(【Yuutsukoe Karasu (Arpasing)】 -ERROR 【UTAU English】です。自分の動画ではないしリンク貼らないでおきます)



こんな感じでしょうか。

見直してみると、10周年という名前に沿うほどのことは晴れ晴れしいことは出来てないですが。まぁでも、順当に一つずつ、音源の性能を伸ばしてこれてるかなぁとは自分で思っています。

改めてになりますが、これからもほどほどですが、よろしくおねがいします。

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