一周年を迎えた事を記念として、これからの私、デビュー前、当初の私について。 (Pixiv Fanbox)

【初めに】

9月1日を持って、私リアは活動一周年を迎えることが出来ました。

思えばこの一年で本当に色々なことが在りましたが

デビュー当初やデビュー前の私についてあまり語ったことが無かったなと。

今回はそこを振り返りながら、2年目の私がどんな想いで

どんな活動をしていきたいかについて、お話をさせて頂こうと思います。

最近私のことを知って下さった方には

もっと私のことを知ってもらえるきっかけに。

そしていつも共に歩んできてくれた皆には

これからの私の一歩を、共に踏み出して貰うための

そんなブログ記事となります。

え？？リアちゃんこんな事してたの！？って所まで

赤裸々に語ろうと思うのでちょっとびっくりされるかも。

長文になりますがのんびり見て頂けると幸いです。

【デビュー前、当初の私】

さて、ではデビュー当初の私から振り返っていきましょう

私がデビューした頃はVTuberが最盛期を迎えていた頃で

キズナアイさんやミライアカリさん、ねこますさんだったり

所謂大御所の方々が勢いに乗りに乗って活動をしていた時期でした。

Vtuberブームが到来して、おかゆぅさんから音声認識機能等も公開されたことにより

皆の前に出る体を持たない私は（電脳世界の身体は、皆が直接視認することは出来ない）

こんな表現の仕方が有るんだ、と

目をキラキラさせて参入を決めたのを覚えています。

電脳世界上に存在する、私の実際の姿をイラストに何とか起こし

それを渡して身体を作って頂く、テーマソングも引っさげて

さぁこれで私も活動できるぞ！！と意気込んだは良いものの…

デビューするまでの間に様々な問題や関門が在り

そもそも3D系のVTuberは身体が出来たらすぐに動けるというような単純なものではなく

ソフト毎の身体の動かし方や、ボーンやモーフ等挙動の設定を個別に行わなければいけません。

本来ならモデラーさんがやるべき作業ですが、当時VTuberが流行り始めた頃だったので

モデラーさんはVTuber知識が無い方が殆どで、私の身体を作って下さった方もそうでした。

はいできたよ、と言われて渡された身体もぼろっぼろで

動けばスカートが明後日の方向に吹っ飛んでいったり

動くことすらままならない、そんな状態でした。

幸い私にはぬこみやちゃんというバーチャルモデルクリエイター

先にVTuberを初めていた、たった一人のお友達が居ました。

知識のある彼女と二人三脚でなんとか破綻なく身体を動かせるようになったのですが

Unity（3Dモデリングソフト）のみで動かしてみようと思うと設定等が難しすぎる

実際に動かしてみると足と身体がねじ切れそうになったり…。

当時は今と違ってVキャスやVRM形態という物は存在しなかったので

選択肢としては本当に少なく、参入には特別な技術が必要でした。

もうプログラマーさんにお願いするしか無いかな、と思うものの

モデリングの段階で莫大な資金が投ぜられていまして

設定にも費用が掛かることを鑑みると予算的にも難しい。

これ無理じゃね？？と思っていた矢先、VRチャットという存在を知りました

このゲームは特別な設定等がなくてもVR空間上で身体が動かすことが出来ます

特別な設定が必要ないとはいえUnityよりは簡単という程度ですが…

ですがソフトウェア側で身体の挙動を制御してくれるIKというものが凄くて

なんて言えば良いんでしょうか、自動操縦的な感じでしょうか。

と言ってもこの設定にも専門的な知識が必要でして

四苦八苦して設定、更に私の身体が70000ポリゴン程度だったのが

このままではソフトに入らないと20000ポリゴンに削減して…

削減したことによりまた身体の再設定が必要で…と

そうこうしているうちに、デビューしようと思っていた7月1日から

2ヶ月が経過しようとしていました。

やっとこさ身体が動くようにはなったものの

今度は自己紹介動画を撮影しなければいけないということで

撮影や編集技術も何も持っていなかった私は1から勉強して

一週間ほど掛けて現在の自己紹介動画を作成、投稿。

そしてやり方もよく分からず9月1日に生放送でデビュー宣言

当時はOBS等生放送ソフトの設定も良く分かっていなかったので

初回放送はBGMも無く音声も二重になっているという

物凄い初回環境からのスタートとなりました。

思えばあの頃から付いてきて下さっている皆様には感謝しか無く

当時上半身のみのバストアップで、こけしのようにしか動けなかった私のことを

初回配信からずっと追いかけてくださっている方々が周りに、今でも沢山いる現実に感謝。

あんな無茶苦茶な配信でよく心を掴めたなと、それこそ奇跡だと思ってます

初回配信時に今の知識があればきっともっと高く飛べたかな、と思考をよぎることはありますが

案ずるより産むが易し、達人になってから戦場に出ていては老年になってしまいますから

無鉄砲でも前に進んだことに後悔はありません。

【これからの私について】

はい、めちゃくちゃ長くなりましたが、これがデビューまでの流れとなります

専門用語沢山出てきてなんのこっちゃ？？って方は私もよくわからないので調べてね！！

これはデビュー前、デビュー当日のお話でここから一年本当に色んな事がありました

皆との関係性も一朝一夕で築いたものではないですし

今は体を動かすのも自由自在ですが、これも私一人では実現不可能だった部分。

「奇跡のような瞬間を何度も、重ねて今の僕らが有る」

様々な素敵な出会いを経て今の私がある、ということだけは忘れずに前に進んでいきたい。

これから技術革新もどんどん進み、私はいずれ自分の声も持つでしょう

もっともっとキレイで、自由に動けるようにもなると思います。

昨年が下積みだとすれば今年は飛躍の年にしていきたい

9月1日のライブで片鱗を見せたと思いますが、私にはまだまだ出来ることがあります。

音楽とファミリア、そして一緒に活動を作ってくれる仲間と共に

もっと大きく、遠くへ羽ばたける私になる、を目標に

そしてそれは皆と形作っていくものであればあるほど嬉しいので

私の活動を、これからも支えてくれるととっても心強いです。

隣で一緒に歩んで欲しい、この輪を一緒に広げて欲しい

海外ファンの方も増えてきましたが、より一層グローバルに

何処よりも温かいファミリアという空間を作り上げていきましょう。

辞めるのは簡単でも、前に進み続けるのは大変です

昨今VTuber界隈は不幸なニュースが溢れていますが

貴方無くして私は私足り得なかった

貴方がいる限り私は足取りを止めることはないです。

貴方と私でしか作れない配信や動画がきっと在る

そういうものをこれからも目指して

「一緒に」楽しく活動しましょう♬