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001

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 今日は久しぶりに玲奈さんのマンションに遊びに行くこととなった。2ヶ月振りの訪問を目前に、僕の心には2種類の興奮が入れ乱れている。

 1つは、恋人と会ってお話しする楽しみ、男性たる高揚感。もう片方は、二人きりの密室で行われる、艶かしい行為への期待感とオスとしての本能。

 後者については、懸命に抑え込もうとするが背徳感も相交わり、より屈強に、より貪欲に僕の理性を引きちぎろうと襲い掛かる。それは、容姿も年齢も玲奈さんより年下とはいえ、僕も欲望に取り憑かれている男の一人に変わりはないことを指し示している。

 似て非なる思考が頭の中で駆け巡る内に、僕は玲奈さんの部屋のドア前まで辿り着いた。

“ピンポーン”

 このチャイム音が、ある意味僕の心を惑わし始める警鐘と化している。

「いらっしゃい、ハルくん!さぁ、上がって!」

 玲奈さんの普段と変わらない気品のある仕草、物腰の柔らかい声。それでいて意志の強そうなツリ目の眼差し、鼻先に乗せられた赤いフレームの眼鏡が、より理性的な女性であることを強く主張している。その知性的な容姿と調和しながらも乱すかのように、くびれた腰と暴力的な双丘のシルエットを強調したYシャツ姿の玲奈さんに、僕の中の涎を垂らしたオスという名の野獣が牙を鋭く研ぎ始める。

「今日もいっぱい、お話しようねっ。」

 まだ恋人としての距離感を掴めていない僕を、玲奈さんは手厚く手ほどきをしてくれ、僕はついその優しさに甘えてしまう。元々、僕の家庭教師だった頃から優しい姉の様な存在だったが、恋人になってからは更に優しさに磨きが増したのは、天性とも呼べる母性と、僕に何かしら男性としての安堵感を抱いているからなのだろう。

 他人から見れば些細な変化に映るだろうが、甘えたがりな男にとってこれ以上嬉しい変化はない。何より、”弟”の様な存在と思われていたであろう僕が、一人の”男”として認められたのだから。

 その感謝の気持ちを抱き、僕は暫く玲奈さんとの会話を純粋に楽しみながらも、僕は自己主張の激しい玲奈さんの双乳の膨らみを意識せざるを得なかった。会話に没頭している時の玲奈さんは、無意識のうちにその巨大な果実をテーブルの上に乗せたり、揺らしたりするので、僕は不可抗力にも視線が吸い込まれてしまった。

 そして気が付けば、カラスの鳴く時刻は疾うに過ぎ、日を跨ぐ目前の時間だった。そろそろ終電だから…と、立ち上がりかける僕の手を、玲奈さんは普段よりも少し力強く握りしめる。

「その…今日は、泊まっていかない…?」

 屋内に照り返る蛍光灯のせいか、潤んだようにも見える瞳と薄紅色に拡がる頬。そして、先程までの透き通る様な清々しい声とは真逆の、オスを誘うメスとしての甘え撫でる様な声に、突然抑え込んでいた淫欲が怒号を吐き出す様に強く、雄々しくその姿を現し始めた。

「和室に布団用意したから、そこで…ね?」

 僕は抗う事も気持ちも無いまま、ただただ目の前の誘惑に従順な猿の様に、玲奈さんの和室部屋へとついていった。その途中、既に頭角を現している僕の淫欲を後押しするかの様に、ふいに鼻先に寄せられる玲奈さんの髪の毛の香りに、僕は既に股間の精貯蔵庫から子種が生成され始めていく感覚を抱いた。

 そして、それを察知したかの様に、部屋の襖を開けた瞬間に玲奈さんはこちらに頬を赤らめた顔を向け、僕の唇を唐突に玲奈さんの柔らかく優しい唇に塞がれた。不意打ちを喰らった僕を更に蹂躙する様に、玲奈さんの淡紅の唇から肉々しい舌が、僕の口膣へと進撃してくる。

 玲奈さんの舌から流れてくる甘い唾液が口の中に溜まり、媚薬を飲まされた様に宙に浮いた様な感覚に襲われた。玲奈さんは一度離れ、また追い求める様に深く深く、僕の口膣へと舌を交わらせる。玲奈さんの眼鏡が曇ってしまう程、奥底まで舌を捕食されていく。そして、避けようも無い豊満な双乳が、鋭く硬くなった乳頭から乳輪、乳房へと僕の体に乱暴に接触していく。

「玲奈さん…おっぱい触りたい…」

 極度の興奮と、何よりもおっぱいが好きな僕は、考えるよりも先に口を衝いてしまった。僕の事を誰よりも理解している玲奈さんは、まるで全てを悟っているかの様に、頷き終わる前に僕の掌を思い切り、顔よりも大きい自らの膨らみへ押し付けた。

 (すごい…さっきあれだけ何度も目に映ったおっぱいが…今、僕の小さな手と重なって映ってる…。こんなに大きいのに、指が弾かれてしまう程ハリがある…!)

 過去に幾度と揉んだ事があるとはいえ、いつも脳天を突き刺す様な刺激を齎す感触。厳選に厳選を重ね、成熟と追熟を重ね、尚瑞々しさを保った玲奈さんの双乳房。正に”房”と形容するに相応しい、実の詰まった2つの乳房を鷲掴みにしている姿に、僕はまるで豪雷響く漫画のワンシーンを見た衝撃が頭の中で鳴り響いた。

 同時に、”ドクッドクッ!”と股間がマグマの様に煮えたぎる感覚に襲われる。和室特有の生い茂る香りの中に、肌で感じてしまう程の大人の女性が放つ淫美なフェロモン。静寂の中、微かに聞こえながらも脳天を直接刺激するような、ねっとりと糸を引くよう淫らな声と吐息。

 何より、Yシャツ越しに黄色味を帯びた、透き通る乳肌。数多の刺激を前に、僕は股間に従順になる他は無かった。

 いくら手を動かしても飽きの来ない弾力。決して覚める事のない興奮を繰り返す程の柔らかさ。僕の頭は、乳房を握りしめる度に、その深い谷間の様に真っ暗になっていった。

「んっ…♡ ハルくんの股間…とても切なそう…。あぁっ…今、お姉さんがヨシヨシしてあげるからね?」

 猛々しく反り返ていく僕の股間を慰めようとする玲奈さんの甘い言葉にも、目の前の肉欲に溺れている僕の耳には響かなかった。その状況下さえも包み込む様に、玲奈さんは僕の股間をズボン越しに摩り始めた。

「硬くて…それに脈打ってる…。ズボン越しでも、とても熱くなってるのが伝わるわ…。」

(カリカリ…スリスリ…)

(スリスリ…シュッシュ…)

 玲奈さんの動きが、徐々にしなやかにスナップを利かせて、上下運動していく刺激へと変化していき、無意識下で勃起しに染み入っていく。ズボンから出でる窮屈な膨らみに、玲奈さんは肉幹に沿って、優しくも荒々しく扱いていく。より肥大化し、敏感になっていく肉棒の快感は、流石に僕の意識を取り戻させた。

「玲奈さん、直接擦って…」

さんざめく快感に、僕はつい本音を漏らしてしまった。大好きな人に甘えたい。そんな僕の深層心理欲が浮き上がり、白濁液と共に露わにしたくて仕方ないのだ。照れ臭さも恥ずかしさも全て包み込んでもらいたい、我儘な自分を受け入れてもらいたい衝動に支配されている。

「ハルくん…直接擦るのも良いけど…」

そう呟くと、玲奈さんは僕の事を全て見透かした様な瞳を向け、左手で僕のズボンのチャックを、右手で自身のYシャツの、最も窮屈な胸元のボタンを1つ、開け始めた。

「おっぱいで擦ったげる…ね?」

(れ…玲奈さん…!)

 僕は目の前の光景に大きく目を見開いて唖然とした。少しの衝撃でボタンが弾け飛びそうだったYシャツから、たった一つボタンを外しただけで、極潤の乳房肌が飛び出してきたのだ。片方で数キロありそうな乳房からは想像も付かないほど、ブラジャーの支えの必要がないくらいハリに満ちている。

 そして、興奮に満ち薄紅色に拡がる突出した巨大な乳房の前には、グロテスクとも呼べるほど真紅に染まる僕の肉棒が待ち伏せているのである。パブロフの犬の様に、鈴口から涎の様な我慢汁が玉の様に滴り始めた。

 滴り落ちる淫欲汁を一滴も無駄にしまいと、玲奈さんは掬い上げる様に掌で受け止め、粘膜のコンドームの様に、僕の肉棒全体に汁をコーティングし始めた。釘が打てる程硬く膨張した僕の肉棒全体を、玲奈さんのきめ細かい肌の手がヌメヌメしながらも優しく拡がっていき、何もかも吐き出したくて吐き出したくて切なくなっていく。

「ん…ふぅ…。これだけヌルヌルなら…。…じゃあ、挿乳するね?♡」

(ズニュンッ!!)


 1ミリも隙間が無い程密集された柔肉壁を、僕のドリルの様な肉塊が凄まじい勢いで貫いていく。少し呼吸をするだけで悩殺的に揺れる絹の様な乳房が、奇形とも言える肉棒の形に沿って温かく、乱暴に包み込んでいく。

 ただでさえ、キツキツのYシャツに無理矢理詰め込んだ乳房を、更に両腕で圧迫するように乳圧を強め、その細身の身体から想像も付かないほど激しい前後運動と共に体をくねらせ始める玲奈さん。極上とも言える乳圧のパイズリは、擦り上げる度に火傷しそうなくらいの熱を放っていく。

 入念に塗りたくった僕の先走り汁が、乳肌と肉棒の潤滑油となり、強く擦れば擦るほど快楽へと導き、勃起をあやしてくれる。間も無く、玲奈さんの母性の象徴が、淫欲の権化とも言える僕の肉塊を根本まで全て包み込んだ。

 カウパー汁は、有り余る摩擦から泡まみれに変貌し、「グチュグチュ」と卑猥で淫らな音を立て始め、肉エラがより一層肥大化を始めた。同時に僕の精貯蔵庫から、欲望の塊液が粘性を強め、尿道に強く押し上げる衝撃が強まっていくのを感じた。

「だめ…玲奈さん、…もう射精るよ!全部受け止めて!!」

 怒号とも呼べる雄叫びに応える様に、玲奈さんは更に力いっぱい両腕で乳房を締め始める。まるで射精を塞き止めようとする様な矛盾染みた乳圧に、尿道から飛び出そうな白濁液の快楽に意識が飛びそうになる。

「…っ!ハル…くん、イって、お姉さんの胸に吐き出して!ハルくんのエッチな気持ち、全部私に頂戴!!」

 ズチュズチュと鳴り止まない音と共に、タプタプと肉塊を巨大な乳房に扱かれ、根元まで挿乳する度に、跳ねる玉袋と乳房がぶつかり合う。強烈な快楽の痺れに感覚を見失う程なのに、それ以上に荒々しく射精感が湧き上がり、何かが吹っ切れたかの様に勢いよく流れ込んだ大量の白濁淫液を鈴口から射出した。


「あっ…!おっぱいの中、熱いわ!」

 激しい射精感から、柔肉壁全てを白濁液で覆い尽くす様に淫汁は溢れかえった。止まらない快楽に射精中も腰が止まらず、射精しては腰を動かし、腰を動かしてはまた繰り返す射精を、体感時間にして1分以上僕は吐き出した。いくら快楽を与えても、好奇心の尽きない子供の様に、僕の肉棒は何度も警鐘を鳴らした。

「玲奈さん…めちゃくちゃ気持ちよかった…。」

 巨大な乳房を愛液まみれに穢した征服欲と、余裕の笑みと恍惚を浮かべる玲奈さんの大人の魅力と支配されている感覚に、僕は抑えられない無限の欲望に捕らわれた。だが、その欲望さえも上回る程に、玲奈さんの淫欲の灯火に消えない明かりを点けてしまったようだ。

「ハルくんの…まだまだ物足りなさそうね…。こんなに沢山出て、まだまだガッチガチに硬いんだもの。ハルくん…もう一度、今度はお姉さんの膣にも飲ませてほしい…良いよね?」

 普段は淫らな素振りを全く見せないだけに、その積極的な想いにオスとしての本能が強く疼いた。僕しか知らない玲奈さんの表情、その瑞々しくも艶やかで淫らな”女”を感じさせる仕草に見惚れてしまった僕の肉棒は、まるで今日初めて性交渉するかのように更に硬度を高めていった。

 玲奈さんを満足させてあげたい。その想いと同調するかのように、僕の肉棒は猛々しく、玲奈さんの愛肉壺に向けてそそり勃っていった。

つづく。

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