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 ふたなりモンスター達がダンジョン内に作り上げた『街』と彼女らが呼ぶ場所。

そこには誰の手によるものか、世界中の、主に性と生活にまつわる技術が集積され、応用され、使われていた。


 それはつまり各々の「メス」との性交を楽しむためのもので、少し離れた場所に住むふたなりミノタウロスもまた、その技術を享受している一人だった。


 簡単には感知できない入口、侵入者を排除するための罠。

ふかふかのベッドが置かれた寝室。ゆったりとくつろげるソファの置かれたリビング。


 そして、白く艶のある大理石に囲まれた豪奢なバスルームで今、ミノタウロスとウィルの二人は「いちゃらぶえっち」を楽しんでいた。







 「んちゅ♡♡♡ん~ま♡♡♡れろ♡♡♡れる♡♡♡♡ぷぁ♡♡♡」


 青紫色の、魔力によって動く照明に照らされた浴室には、むせかえるようなオスとメスの匂いが渦を巻いている。


 部屋の中央ほどに立ち、少し膝を曲げた体勢で軽く尻を突き出す全裸のふたなりミノタウロス。

その尻たぶの間から、ぺたりと床に座ってすっかりメスらしく変わった青年ウィルが顔を出した。


 さらさらと美しかった金髪は、その色艶はそのままに肩甲骨ほどまで伸び、明かりを吸って卑猥な淡いピンク色を見せる。

表情は欲望に蕩け、ふしだらさが増していて、小さな鼻には「ダーリン」とお揃いの鼻輪ピアスが輝いていた。

ピアスはいじられすぎて赤ん坊の小指ほどに大きくなった乳首にも付けられており、その割に胸は平坦でやけに突起が目立つ。


 そんなただでさえ目立つ突起を、乳輪の数センチ下ほどまでしか布がない、支えて包むという役割を放棄した淫らな黒のブラジャーが飾り立てている。

そのくせカップ部分はうっすらと透け、薔薇を模した赤いレースがあしらわれており、あくまでブラジャーであるというていを取っているのがいやらしい。


 対になる、たっぷぅ♡♡♡と広がり肉を増した尻を包むショーツもまた、股間部分、小さくなった男性器とアナルを隠す部分だけが切り取られているオープンクロッチと呼ばれるもので、メスの身体をより強調していた。

やけに肥大化したデカケツとミニペニスが淫靡なコントラストを作り出しており、オスの目を惹きつけてやまない。

尻穴からは宝石の様な装飾があしらわれたアナルパールが挿入されており、ぷっくらと膨らんだ肛門が食らいついている。


 この、「エロ下着」と言える下着も淫具も『街』で作られたものであり、ウィルが自らねだり、ミノタウロスに買ってもらったものだった。


 「ん~ちゅ♡♡♡んれぇ♡♡♡ちゅっ♡♡ちゅっ♡♡」


 再度顔を尻の間へ埋め、ミノタウロスのきゅっと窄まる穴に熱いキスをする。

続けてべったりと舌を這わせると、ひくひく動いて可愛らしい。

引き締まった括約筋は力強くて、ダーリンの余すところなく逞しい肉体に惚れ直してしまう。


 連動するように太い、おチンポ様へと伸ばした手を動かして行うアナル舐め手コキ。


 チンポの先には四つ足に支えられた白いバスタブがあり、既になみなみと黄色くどろどろした液体、母乳と精液の混ざり合ったものが注がれていた。

これまでの情事を思い起こさせるように太い乳頭と肉マラは粘液でべたべたで、バスルーム内を「ふたなりミノタウロス」臭くしている。


 「&!#♥#%……♡♡♡♡」


 嬌声が漏れ、ウィルの後頭部を大きな手が撫でた。

すると部屋に響くアナル舐めの水音はにちゅ♡♡♡ぐちゃ♡♡♡と激しさを増して、鼻にかかった「んぅ♡♡♡ふぅ♡♡♡」という以前より高くメスらしくなった声もより官能的になる。


 「んれぇ~♡♡♡んっ♡♡♡んっ♡♡♡」


 少し長くなった舌を尖らせ、お尻の穴に差し込んでいく。

ぶちゅ♡♡とアナルと唇がキスするぐらいまで入ったら、れろ♡♡れる♡♡と中を舐め回しながら顔を前後させてピストンを行う。

すると気持ちよくなってもらえているようで尻たぶにはきゅっと力が入り、肉のプールに溺れそうなほどみっちりと頭が包まれていくが前後運動は止めない。


 おっぱいよりも筋肉質だが弾力もしっかりある尻肉に抱きしめられるのはまた違った安心があり、その中で動くともにゅもにゅと弾み、こちらを揉んでくるのが気持ち良かった。

耳もぞりぞり擦れて脳が痺れていく。


 そうして快楽で蕩けつつも、左手ではいっぱい精子を作ってもらえるようにデカ金玉をふに♡♡ふに♡♡とマッサージし、右手では指先でつーっ♡♡とチンポを擦り上げる。

金玉袋の手触りは他と同じようにすべすべもちもちで、愛撫しているのはこちらのはずなのに幸せになってしまう。

睾丸自体も触れるのに合わせてどくどく蠢くので、強い「オス様」の精力が感じられて興奮した。


 太長マラは手で触っていると、改めて硬さがはっきり伝わってきて、じゅわ♡♡♡と自分のアナルがよだれを垂らすのが分かる。

ずっと座っている場所はもう垂れた液体でぐちゃぐちゃで、下半身を動かすと下着が濡れていく。


 「ちゅぽ♡♡♡ふぅ~~♡♡♡♡」


 一度舌を抜き、体内で熱くなった息を吹きかけるとぴくりと大きな身体が震えた。

同時に尻肉の中で蒸れた汗の、やや酸っぱくもどこか甘さのある匂いが鼻を犯し、鼻腔を通って頭をふやかす。


 「す~♡♡♡ふぅ~~♡♡♡♡す~♡♡♡ふぅ~~♡♡♡♡」


 息を吸い、吹きつけ、息を吸い、吹きつける。

「ダーリン」で肺をいっぱいにしていく悦びが背筋を駆け抜け、ぞくぞくと震わせていく。


 「はぁ~♡♡♡んちゅ♡♡♡ぢゅうぅ♡♡♡♡んれ♡♡♡」


 最後に湿っぽい吐息を浴びせると、アナルへキスし、キスマークを付けるみたいに吸引し、今度は皺を伸ばすみたいに舐め始めるウィル。


 「メス彼女」の甘ったるい愛撫に蕩け、感じ入るように目を伏せているふたなりミノタウロスはやや射精が近づいてきたようで、自分でもチンポを扱き、乳首をこりこりいじめてさらなる快楽を得ていく。


 オスがごしゅ♡♡ごしゅ♡♡と長マラをシコりだすと、同じくコいていた小さな手は意志を察したように引き、かわりに金玉へのマッサージを行う。

 

 オナニーするミノタウロスに、尻穴という本来であれば忌避する部位へと奉仕する、卑猥な格好に身を包んだ「女」という光景は人間にとって支配的で、屈辱的に感じられるもの。


 「べろ♡♡♡ぇろ♡♡♡んふ~♡♡♡んちゅ~♡♡♡」


 しかし、メスは嬉々としてアナルをほぐし、満足げに呼吸し、唇と行うようなキスを平気で行っていた。

頭に嫌という思いは一切、一ミリたりともなく、ただ「彼氏」とのいちゃらぶえっちを愉しんでいる。


 「$&!%#……♡♡♡♡♡」


 巨体から出る甘えるような、絶頂が近いことを伝えるような声を聴いて、たっぷりと唾液を乗せた舌が菊門へべろべろと這いまわる。

びくつくむちむちした腰、ぶるぶる震えだすでっぷりした睾丸。


 そして、バスタブへと向けられた鈴口がくぱくぱと、ピンク色の肉突起がぴくぴくと動いた後、どぷ♡♡♡どっく♡♡♡と勢いのいい吐精と射乳が始まった。


 重たくねばねばした液体に、同じく重たくねばねばした液体が当たり、ちゃぱ♡♡♡と音を立てながら跳ねて、美しい大理石の床や壁にどろどろとこびりついていく。

空気が攪拌することで、ない交ぜになった甘くも刺激的な匂いがむわぁ♡♡と広がって浴室内を満たす。

水かさはどんどん増していき、やがて満たされて「母乳精液風呂」が完成し、溢れた体液がねっとりした糸をひきながら床へと垂れ落ちていった。


 尻に顔を埋めながら引き締まる括約筋と脈打つ金玉でオスの射精を味わっているウィル。

括約筋はベロを挿入すればそのまま飲み込まれてしまいそうで、突き入れたくてうずうずしてしまう。

なんならデカ玉にも顔を埋めて、精子の動きと蒸れた香りを吸い上げたい。

そう、「ダーリン」をもっと感じたくて身体を発情させながら、しかし気持ちいい放出を促すようにただアナル舐めと玉揉みを続けた。




 「―――♡♡♡♡」


 湯船の足元、それどころか自分とウィルの足元ほどまで混合液で濡らすと、やっとふたなりミノタウロスの射精は終わる。


 「ちゅ♡♡♡ぷぁ♡♡♡……♡♡♡♡」


 メスはまだ軽くひくつく尻穴にキスをしてから、緩んだ尻たぶから顔を上げて足を濡らす液体を掬い、ねちゃねちゃと弄んだ。

指と指の間に橋を架け、人間をダメにしてしまう臭さのそれを見ながら、これからこの液体に全身で浸かるんだと考えて性欲を滾らせる。

もうすでに水分を吸い、肌にぺったり張り付く下着に悦びがこみ上げていく。


 「きゃ♡♡♡ふふ♡♡♡気持ちよかった?」


 そうして惚けていると、いつの間にかミノタウロスは振り向き、ウィルの身体を持ち上げて顔と顔が合わさるように抱きしめた。

彼は足が浮いてしまうことに微塵も恐怖を抱いていないし、応えるように手足をぎゅっと絡めている。


 「@#!♥&♥!♡♡♡♡」


 「良かったぁ♡♡♡あは♡♡♡おちんちんまだかちかち……♡♡♡♡」


 「♥O%~♥=♡♡♡♡」


 「うん♡♡♡いっぱい可愛がってね……♡♡♡♡」


 二人の言語は違えど言葉は通じ合っているようで、お互いいやらしい表情をしながら会話が交わされていく。

その姿は正しく恋人同士で、愛や信頼といったものが築かれているのが見て取れた。


 「ん♡♡♡じゃあ、そろそろお願い……♡♡♡♡」


 ミノタウロスは頷くと、バスタブの方を向き彼をその近くに降ろす。


 「ふぅ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」


 ふちに手を掛けながら興奮が抑えきれない様子のウィル。

アナルを塞ぐアナルパールは軽く蠢いており、腸内も期待でうねっているらしい。

それもそのはずで、彼は今からこのふたなりミノタウロス特製の「母乳精液風呂」に入り、身体を浸し犯すのだ。


 足を持ち上げ、巨体が入浴するために少し高く広くなっている湯船を右足で跨ぐ。

ごくりとつばを飲み込む音が鳴る。


 そして、爪先をちゃぷ♡♡と水面に付けた。


 「あっ♡♡♡」


 最初に熱を感じる。

硬く大きな筋肉で支えられた身体、その中で作られた液体は自分の体温より少し熱い。

続けてちょんちょん足先を浸けると纏わりついてくる。


 「あは♡♡♡すっごいねばねばしてる……♡♡♡♡」


 指を動かせばその度にべちょ♡♡♡ぬちゅ♡♡♡という音がして、どろどろになった見た目と合わせて興奮がより深まった。


 意を決して足首まで入れるとぎとぎとに粘ついているため重たく、ぎゅ♡♡と包み込まれているような気分になる。

ふくらはぎ、膝、とどんどん沈めていくほど感覚が鋭敏になり背筋がぞくぞくして、性感帯のどこも触られていないはずなのに気持ちいい。


 「これすごいっ♡♡♡クセになっちゃうかも……♡♡♡♡」


 とぷ♡♡という音がして底面に足がつくと、太ももの半分より上ぐらいまでが入っている。

足裏、指の間、爪の間にまで精液が入り込んでいくような気分になり、早くメス膣に入らせろと精子たちが責め、膝を折らせようとしている気さえした。

発情した頭はもっと、と思い、すぐに左足も跨いでちゃぷりと底まで付ける。


 「んぅ♡♡♡あしぜんぶさわられてるみたい……♡♡♡♡」


 人肌より温かいスライムのような粘液は、軽い動きで波打つ度皮膚をぬとぉ♡♡♡とねっとり舐めていき、まるで足全体を愛撫されているような錯覚に陥る。

しかもそれがオス様の、大好きな相手の体液だと思うと、快感が増幅していった。

思わず内股になり、まるで誘惑するようにデカケツが突き出される。

あと数センチ腰をおろせば弱いところが全てレイプされ始めると思うと、どうしようもなく劣情をくすぐられ、とろぉ♡♡と愛液が滲み出た。


 横からの「ダーリン」が立てる荒い鼻息としゅこしゅこと激しくオナニーする音を聞きながら、ゆっくりと身体を浸していく。


 「あぁっ♡♡♡はぁっ♡♡♡はぁっ♡♡♡」


 尻と足の境目まで到達すると、金玉が入る。

雑魚オスに本物を刻み付けるかのようにザー汁が、甘やかすように母乳が意志を持って重点的に愛撫しているのではと思えた。


 すけべなショーツが精液を吸い上げ、肌にぺったりと張り付いた。

そして尻たぶが徐々に覆われていき、やがてぷっくら膨らんだモリマンが濡れる。

「見つけた」と言わんばかりに快楽で軽く緩んだアナルの隙間から侵入され、ナカが少しずつ汚されていく。


 「あっ♡♡♡ざーめんはいってくるぅ♡♡♡んっ♡♡♡お゛っ♡♡♡」


 ずっと欲しかった、おあずけにされていた「それ」が体内に入ったことで、疼き続けていたメス膣がぶわぁ♡♡♡と全身に気持ちよさを広げ、脳を、腰を蕩けさせる。

結果、膝は笑って崩れ、一気にちゃぽん♡♡と音を立てながら肩までが母乳精液風呂に浸かった。


 「あ゛っ♡♡♡甘イきぐるぅ……♡♡♡♡」


 急激に舐めまわされた乳首、ペニス、背筋は快楽神経を刺激されると、半ば強制的とも言える軽い絶頂へと押し上げ、むわぁ♡♡♡とすぐそこで匂い立つえぐ味を孕んだ香りがそれを助長する。

粘液に塗れながら表情を強張らせる姿は背徳的で淫らで、青紫の照明がより性欲をそそった。


 「恋人」のその姿をオカズにしながら自分も絶頂へと昇り詰めていくふたなりミノタウロス。

くぱくぱ開閉する鈴口はしっかりと頭に向いており、顔射しようと考えていることが分かる。


 やがて、その口から精液が噴きだし、いやらしく歪んだ顔と、向こう側にある壁にどばどばとこびりついていく。


 「きゃ♡♡♡―――♡♡♡♡♡」


 一瞬驚いた、しかし媚びるような声は、すぐにどろねばザーメンに塞がれてしまう。

うっすらと見える顔面はミノタウロスのチンポに相対していて、明らかに射精されるのを楽しんでいる。


 オスは呼吸を止めすぎないようにいくらか降りかけると、残りはバスタブへと注ぎ込み始めた。


 「ふー-っ♡♡♡♡ふー-っ♡♡♡♡」


 すぐに鼻周辺に付いたものを拭うウィル。

気道を確保して最初に聞こえてきたのは熱い吐息で、ぐつぐつと湯気が立つような高揚が分かる。


 続けて目と口を拭うと、じっとりした視線といやらしく歪んだ唇でダーリンを見上げた。


 「んぇ~♡♡♡♡」


 そして尿道に残った粘液を出すのを助けるかのように、舌を出してれろれろと動かし、輪っかにした指を前後させるエア手コキで誘惑する。


 「&!♥!♥=♡♡♡♡♡」


 精液まみれの顔でオス様をむらつかせる悪いメスには再度ぶっかけが始まり、開いた口腔粘膜の中や顔面へべちゃ♡♡♡べちょ♡♡♡と引っかけられていく。

身体で感じているのよりも熱い出したてのそれは、髪にも絡みついてずっしりと重たくする。

勢いと質量によって頭皮まで浸透してみっちりと包み込まれる快楽に、尻穴はアナルパールをのみ込んでしまいそうなほどひくつき、心臓はどくどくと高鳴った。




 「んぁ♡♡♡ふぅ♡♡♡れろ♡♡れろ♡♡♡」


 やがて射精が止んだら、目も鼻も塞ぐザーメンはそのままに、口を開いて軽く息をし口元に付いたのを舐め取っていく。

搾りたての濃厚なふたなりミルクは、触れると味覚をその苦みでじゅわぁ♡♡♡と犯し、べったりとへばりついて全く離れない。


 「はっ♡♡♡はっ♡♡♡」


 そのままたっぷりと粘液の乗った舌を見せつけるように出しながら、アナルを塞ぐ棒を抜いていく。


 「んっ♡♡♡ひぅ♡♡♡うぁっ♡♡♡♡」


 段々がにゅる♡♡♡にゅる♡♡♡と緩急をつけて出て行くと、排泄にも似た開放感と括約筋を擦られる快感が重なって声が震えてしまう。

しかも発情したメス陰唇は吸い付いてなかなか離れず、そのせいで気持ちよさが長く続き、さらにナカに入り込んだ精子を擦り込んでいるようで興奮した。


 「んぉっ♡♡♡ああ゛っ♡♡♡♡くぅっ♡♡♡♡」


 最後に一番太いところを抜くと、かなりの気持ちよさの後肛門が激しくひくつき、母乳精液風呂の中身を少し飲みこんでいく。

そういえば、母乳が入ってくるのは初めてだと思い、今度は単体で、乳首を挿入して飲ませてもらいたいと思いながら、取り出したアナルパールを浴場の床へと落とした。


 そして、ベロを口内へ戻し、ずっと絡んでいた精液を飲み込む。


 「んくっ♡♡♡んっ♡♡♡んっ♡♡♡」


 ねばねばで、中々飲み込めず、喉を鳴らしてなんとか嚥下していく。

喉マンコとして性感帯になっている喉肉は今どこを通っているのかがはっきり分かり、どろぉ♡♡♡と愛撫するように滴ると感じてしまった。


 熱がゆっくりと胃へと落ちたのを確認し、ダーリンのオス汁を飲んだという幸福を噛みしめると、我慢できなくなって尻穴を弄り始める。

たっぷりある母乳と精液を指に絡め、塗りたくるようにねっとりまさぐると、ぬとぬとの液体は腸壁にしがみつき、重力に従って舐めるように落ちていくのがたまらない。

掬い、擦り付けるのを繰り返すと、ナカはローションを纏わせたかのようにぬるぬるして解れ、チンポが入ってくれば激しいピストンを受け入れ、補助するあつらえたようなメス穴となった。


 (はやくっ♡♡♡はやくえっちしたいっ♡♡♡♡)


 誘惑するため舌を出そうとすると、しかし同時に、巻き込んで吸引していた空気が昇ってきてしまう。


 「げぇぇっぷ♡♡♡♡あっ♡♡♡」


 はしたないザーメンゲップが出てしまった。

恥ずかしさで全身がかぁっと熱くなり、同士にぞくぞくと背筋が粟立つ。


 「―――♡♡♡♡」


 だがそんな下品な姿にも興奮するのか、ふたなりミノタウロスの笑い声が聞こえてくる。

さらに続けて、ちゅ♡♡♡と唾液で濡れた唇に、優しい優しいキスをされた。


 「!!♡♡♡ちゅ♡♡♡んちゅ♡♡♡♡」


 驚きつつ、こちらからもキスを応え、押し付ける。

自分の出した精液でどろどろになっていても構わずこうして口付けしてくる男らしさにきゅんきゅんしながら、口を開けてベロえっちへと発展させていく。


 「ぢゅ~♡♡♡ぇろ♡♡♡れる♡♡♡♡」


 チンポみたいな肉厚舌を迎え入れ、吸い付いていると、鼻についているザーメンが拭われて息が出来るようになる。

それはつまり匂いも嗅げるようになるということであり、顔中にこびりついたオス臭がゼロ距離で嗅覚を犯す。


 感謝の思いも込めながら口内のベロ先を舐め、裏側をぞり♡♡♡ぞり♡♡♡と愛撫していると今度は目についていたものが拭われていき、見えるようになった。

目前には愉しげに目じりを下げたミノタウロスの瞳があり、じっ♡♡♡という音がなるほど見つめ合うと、深い愛情と、向けられている際限のない性欲がひしひしと伝わってくる。


 同時に左の手指でアナルを掻き回し始めると、気づいているようで鼻にかかった笑い声が聞こえ、オナニーを視姦されている感覚でより気持ちよくなった。

すでにとろとろの腸壁をじくじくした甘い疼きが苛んでいく。


 先ほどイったばかりなのに、えっちがしたいと思ったばかりなのに、蕩けた頭は今すぐべろちゅ~しながらイきたいと考え始める。

腸壁を弄る動きは激しくなり、比例するように鼻息も荒くなる。


 そうして激しい発情を露わにしていると、口奉仕を捧げていた舌がずる♡♡♡と口腔粘膜を這い、奥へと侵入してきた。


 「んむっ♡♡♡あぇ♡♡♡♡」


 メスアクメを促進してくれる愛撫に感謝しつつ、目を細めて反応すると、さらに口マンコがず♡♡ず♡♡♡ず♡♡♡と擦られていく。

性感帯を引き摺るような責めは緩慢な動きながらあまりにも気持ちがいい。

塞がれた喉奥がごぽごぽと音を鳴らし、混ざり合ったよだれが口の端から垂れ落ちる。


 快楽で自然と締まる下の穴を中指と人差し指で開き、擦り、押し込むと粘着質な音が響いてくる気がした。

精子を作る場所としては退化し、弱点としてあまりにも弱くなった前立腺を摘まみ、こりこり愛撫する。


 「―――♡♡♡♡」


 もうイく。そう思ったところで顎をぎゅ♡♡♡と締めて触手舌と口腔粘膜を密着させると、節々に愛しさが広がって蕩けていく。

さらに、首に逞しい腕が回ってきて、自分でも右腕を絡め返してより密着感が増すと、ミルクのように甘ったるい絶頂が押し寄せてきた。


 (だーりんだいすきっ♡♡♡♡イく♡♡♡♡イくのっ♡♡♡♡♡)


 ぞくぞくが芯から広がり、頭からつま先までを覆い尽くす。

多幸感も一緒に広がっていって、あまりの幸せに目からは涙が零れる。

下半身も上半身も激しく痙攣し、その度に快感が電気のように迸っていく。


 そうして手足や胴体が揺れる度、全身で味わう「ダーリン」の存在がメスアクメを押し上げ、まるでどこか幸福な場所へ突き上げられていくかのような感覚になった。




 「はぁ♡♡♡♡はぁ♡♡♡♡」


 少し時間が経った後、バスタブに入りながらふちに寄りかかり、メスイキで火照った身体を冷ますウィルの正面で、ふたなりミノタウロスが床に座って頭を撫でている。


 濁ったような黄色い粘液でコーティングされた髪の毛は、部屋の卑猥な照明でてらてらと淫らに煌めき、ぐじゅ♡♡♡ぐじゅ♡♡♡と音を立てた。

ぐちゃぐちゃに乱されていく自慢の金髪にうっとりと目を細め、精液が押し出され顔に垂れて来ると悩まし気な息が漏れ出す。


 「ん♡♡♡なでなですきぃ……♡♡♡♡せーえきもあったかい……♡♡♡♡」


 大きな手のひらはそのまま後頭部へと動き愛おし気にさすりつつ、時々オス汁を摺りこむみたいに浴槽から汁を掬い、すり♡♡♡すり♡♡♡と毛束を摘まみ擦っていく。

淫靡なシャンプーによってふわ♡♡♡と香ってくる鼻を刺激する匂いは甘美で、これが染み付いて事あるごとに感じられたら、と想像するとうずうずした。


 こうして自分の「彼女」を性臭でマーキングすることはふたなりミノタウロスの習性である。

そもそも母乳精液風呂を作り、入れて、念入りに自分の体液をぶっかけ塗りたくっているのはそれが原因だった。


 ただでさえ濡れて重たかった頭が、奥まで浸透する事でより重たくなっていく。

べったぁ♡♡♡と顔面や首筋に張り付く毛が心地いい。


 そうしてどこもかしこも母乳と精液の混合液塗れになると、同じようにべたべたになった逞しい手が口元に突きつけられた。


 「んふ♡♡♡あ~む♡♡♡♡」


 意図を察し、口に含んで付着物をこそげ落とすようにねっとり舐めまわす。

指を奥まで入れ、舌を根本に突きつけてずろ~っ♡♡♡と頭を引く。

当然ベロ上はねちゃつき、痺れるような味が脳を支配した。


 「あは♡♡♡んぇ~♡♡♡♡」


 口を開いてそれを見せつけ、舌先を巻いてれりゅれりゅ弄んでから飲み込む。

これまでのえっちの休憩のように、その一連の動作をだらだら行い、いちゃつきを楽しんでいく。


 時には目を見ながら手の甲をなぞり、時には窄めた口で啜り、時には犬のように舐める。


 そんな愛らしい、しかしこびりついた精液を綺麗にするという目的ゆえ卑猥な動作に、ミノタウロスのチンポは股座で隆々とそびえ立ち、金玉もとぷ♡♡♡と揺れ、早くも新しい精子を蓄えていった。




 「ごちそうさまでした♡♡♡♡」


 すっかり白濁液が消え、代わりに透明な液体で濡れ綺麗になった大きな手。

反対に場の空気はぎらついた物になっており、性欲の滲みだす視線が交差する。


 「ちゅ~して……♡♡♡♡」


 しおらしい声を出すと、応じるようにすぐ口付けがなされていく。


 「んちゅ♡♡♡んれ♡♡♡♡ん♡♡♡♡」


 むらついた気分を盛り上げるかのようにすぐ舌が蛇の交尾のように絡まり、ぬち♡♡♡ぬち♡♡♡と故意に音を立てながら唾液が混ざり合う。

空気とも攪拌され泡立った唾液はゆったりと落ちた。


 「ん……♡♡♡♡きて……♡♡♡♡えっちしよ?」


 「#%♥=~♥……♡♡♡♡♡」


 キスを終え、真っ直ぐじっとりと見つめ合いながら、二人は口数少なく言葉を交わす。

そしてミノタウロスは頷くと、浴槽の端へと入っていく。


 溢れ出す母乳と精液が、ぼちゃぼちゃと床の水溜まりを広げる。

ちょうどウィルの目の前ではデカタマがぶらぶら揺れていた。

熟成された汗とふたなりフェロモンの青臭く芳醇な香りが、性臭の隙間から鼻をつく。


 右足、左足と入ると、そのままバスタブの隅に腰かけて膝を立てる。

チンポはそのあまりの大きさに亀頭からカリ首までが水面から顔を出した。

続けて逞しい手に抱きかかえられて、胸を枕のようにし、肉棒と下腹部の間に背面で座らされるウィル。


 「ふわぁ♡♡♡♡あったかい……♡♡♡♡」


 ぐんにゃり潰れながら頭を受け止める爆乳に沈み込んでいくと、思わず息が出た。

尻の当たる腹筋は熱く、安心を感じる。

下半身を動かして、勃起しても柔らかさのあるペニスを剛直に擦りつけると、はちきれんばかりの性欲が伝わってきて気持ちいい。

さらに乳首には甘やかすようなくに♡♡♡くに♡♡♡という指先での愛撫がされていて、今まで触られていなかったのもあってうっとりしてしまった。


 「んぇ~♡♡♡♡」


 上を向き、誘うように舌を伸ばすとすぐに触手ベロが巻き付いてきて、べたべたと粘っこい口腔粘膜での交尾を楽しむ。

押し付け合う風に、溶け合わせる風にすると密着感がより増し、滴ってくるよだれを飲むと悦びがぞくぞくと全身を駆け抜ける。


 「んむ♡♡♡ちゅ♡♡♡♡んふ~♡♡♡♡」


 最後に口を閉じ、唇を接触させると、甘ったるいベロキスを終えた。


 軽く呼吸を整えてから、そろそろ「えっち」を始めようと足を底につけ、チンポを跨いで四つん這いで湯船の反対側へと移動していく。


 「見てぇ……♡♡♡♡」


 そのままふちを両手でつかんで尻を水面から出し、粘液と快楽でとろとろになったメス肛門を見せつける。


 「ここにチンポちょうだぁい……♡♡♡♡♡」


 液体塗れの腰をふりふり揺らして尻肉を波打たせ、アナルをくぱぁ♡♡♡と開いてナカを露わにすると聞こえてくる荒い鼻息。

ふたなりミノタウロスは誘惑してくるいやらしい穴にその太い指を入れ、感触を確かめるように擦り始めた。


 「んっ♡♡♡♡」


 ぐじゅぐじゅに濡れていて、手を這わせる度水音が鳴り、メス臭い酸味のある匂いが漂う。

前立腺をなぞればきゅ♡♡きゅ♡♡と拍動するかのように締まって食らいつき、よりぬとぬとしだすのが卑猥で、オスの生殖欲をそそった。

ミノタウロスが指を一度抜き、尻たぶをぐにぃ♡♡♡とやや乱雑に揉むと「んぅ……♡♡♡」という鼻にかかった息が吐き出されて、空間に熱が広がっていく。

揉み方は次第に風呂の水を掬い、塗り付けていくようなものに変化し、時々菊門にもその責めが来て、潤滑剤を馴染ませるみたいに触られると切なそうに細い身体が震えた。


 すでに解れていた穴がさらに解れると、ふたなりミノタウロスはメスの腰を掴み、自分のチンポの上へと誘導していく。


 快楽で浴槽を硬く握っていた手をすっと離し、水面から顔を出す膝へと移動させるウィル。

そうして太長マラと全身が、挿入しやすいように一直線になると、肩越しに振り返り目を合わせる。


 アナル舐め手コキの時間が長かったため久しぶりに「ダーリン」のモノを感じる尻穴は、それだけでぐっぱり開いていきフライング気味に先端が入った。

母乳と精液が付着しているのもあっていつもより滑りがあり、ひくつく陰唇がつるつると擦れてそれだけで感じてしまう。


 「入れるね……♡♡♡♡」


 「♥!&……♡♡♡♡」


 軽く言葉を交わしたら、腰を沈めていく。


 「んぁっ♡♡♡きたぁ……♡♡♡♡」


 セックスの最初、こうして体内へと入れていく時間はいつやっても身体が悦んだ。

ぞわぞわと鳥肌が立ち、心臓は高鳴り、幸せが溢れる。

その感覚を長引かせるためにゆっくりゆっくりと動いていく。


 「ううぅぅ……♡♡♡♡♡」


 前立腺に亀頭を引っかけ、ぐぐぐ♡♡♡と体重をかけて潰すと痺れるような快楽が走り、くぐもってはしたない喘ぎ声と共にペニスから薄い汁が飛び出した。

水面に触れるとすぐ分からなくなるのが、人間のオスよりずっと強く優秀なオス様に愛される実感を湧かせて背筋が震える。

何度かそんなところてん射精を繰り返すと甘イキが来て腸壁が締まり、力が抜けてしまう。

いつも味わっているはずなのに、肉を蓄えて太く、メリハリのあるカタチを感じるとナカは蕩け、強い性感をもたらす。

だが、挿入の楽しみを失わないために手と足で身体はなんとか支えた。


 「ふーっ♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」


 甘イキから抜けたら、再度腰を沈めていく。

先端を越えると裏側の大きく盛り上がったところがオスのポルチオを撫で始め、ごりゅ♡♡ごりゅ♡♡♡と強く責められていくのがたまらない。

先ほどとはまた違った、絶え間なく愛撫され続けるという快感に身を捩って耐えながら奥へ奥へと進ませていく。

すると急にチンポが揺すられ、ぐにぃ♡♡♡と余すところなく弱点な腸内に食い込んできた。


 「ひぁっ♡♡♡♡」


 「&!♥$~♡♡♡♡」


 背後を振り返ればいたずらっぽい笑みを浮かべた「ダーリン」が居て、さらに左乳首がこねられる。


 「ひゃ♡♡♡やめっ♡♡♡♡んぁっ♡♡♡♡いまいれてるとこだからぁっ♡♡♡♡」


 明らかに感じている甘ったるい声で拒否しても動きは止まらない。

指先で押すようにつん♡♡♡つん♡♡♡と突かれると刺すような快感があり、そのままぐりぐりされると胸全体が切なく震える。

ピアスが摘ままれ、上下左右へと引っ張られるとメス突起の芯がきゅうぅ♡♡♡と疼いてもっと触って欲しくなってしまう。


 「ひあぁぁっ♡♡♡♡♡♡」


 すかさず指先で強く抓られると大きな嬌声が出た。

自然と手足はくにゃくにゃになり、支えを失った身体は重力に従ってずぷずぷ♡♡♡と太マラをナカに迎え入れる。

掻き分けられていくとろとろのケツマンコは悦び、乳快楽にメス膣の快楽を重ねた。




 「はぁ♡♡♡♡も~♡♡♡♡」


 やがてチンポが根本まで入りきると、意地の悪い乳首苛めは終わる。


 「んっ!?ちゅ♡♡♡んぇ♡♡♡♡れぇ♡♡♡♡」


 だが再度振り向けば今度はキスをされ、有無を言わせないような荒々しい舌使いで責めたてられた。

強引で激しく、それゆえかなりの快感をもたらす責めが続く。


 膨らませたベロで口内を満たしたまま喉奥へと挿入されて、まるでピストンをするように前後した。

上あご、下あご、喉ちんこがざらざらの肉に一斉にやすられていき、じんじんと熱くなる。

分泌されたよだれは全て絡め取られ、ごく♡♡♡ごく♡♡♡という大きな音を立てながら飲み込まれると、自分という存在が飲み込まれていくような不思議な気持ちになり、しかしそれが甘美で心地いい。

力強く、与えられる口付けに溺れていく。


 さらにミノタウロスのむっちりした腕がお腹へ回り、足が狭まり、きつく抱きしめられると、大きな胸や身体との密着感が増して包み込まれる幸福に脳が蕩ける。


 固定された全身へ向けて、下からぐっ♡♡♡ぐっ♡♡♡とゆったりしているが奥を柔らかく潰す突き上げも始まった。

背面座位というのもあって肉の槍は深いところまで突き刺さり、普段より奥で感じられる。


 「―――♡♡♡♡♡」


 喘ぎ声すらも飲み込まれていき、手足も動かせず、ただなすがまま気持ちよくされることしかできない。

どちらともつかない荒い鼻息が顔をくすぐり、呼吸をすれば熱と一緒に、すぐそばで出ている母乳の甘ったるい香りが鼻腔を駆け巡ってじゅくじゅくと全身が発情した。

上下の膣で前後する2本のの太く熱いチンポに意識が集中し、いちいち腸壁に引っ掛かるカリから、えぐるように動く竿から、ねちっこい触手舌からの快楽が一気に深いアクメへと連れていく。


 「♡♡♡♡♡」


 涙が溢れる。

幸せで、うっとりと溶け、オス様がその気になれば簡単にイかせられるメスであることを自覚する。


 (すき♡♡♡♡すきっ♡♡♡♡すきぃ♡♡♡♡)


 「恋人」であり「メス彼女」であることをしっかりと分からせてくれる強いオス様に好意以外を抱かない。

この「ダーリン」に見初められ、堕としてもらえたことを感謝し、悦びを感じながら、ウィルは大きく絶頂した。


 快楽物質が頭から多量に分泌され、ぶわぁ♡♡♡と広がって震える。

気持ちよさでいっぱいの中すべての体重をふたなりミノタウロスへと預け、メスイキへと溺れ浸っていく。

母乳と精液に満たされた浴槽が身体をさらに緩ませて、まどろみの様に気だるく心地いい。


 (しあわせぇ♡♡♡♡♡)


 そんな強いメスアクメを浴びながら、ただ彼は愛を深めていった。




 ウィルの身体の痙攣がおさまっていくと、ちゅぷ♡♡♡という音を立てて唾液でどろどろになった肉厚の舌が引き抜かれる。

てらてらと光を照り返し糸をひく様は、女を堕とした後の触手のようで、実際メスの口内はいつもより充血してねとつき、女性器みたいな卑猥さがあった。


 「ちゅ♡♡♡んっ♡♡♡すき……♡♡♡」


 「=~♥#♥!……♡♡♡♡♡」


 二人は目を見合わせて笑うと、啄むキスを繰り返し、甘く囁いて愛を伝えあう。


 「つぎはぁ♡♡♡♡おれがきもちよくするね?」


 ウィルの言葉にミノタウロスは頷くと、全身の力を抜いてリラックスした。


 ややふらつく手で水面に浮かぶ膝を持ち、足を底面へと付けるウィル。

そのまま身体を持ち上げ、たくさん気持ちよくしてもらったお礼も兼ねて、らぶらぶ奉仕で腸内のチンポをしごいていく。


 意識して括約筋を閉じ、ふにふにの陰唇で竿を舐る。

軽く右へ体重をかけると、カリの左側と腸壁が絡み合い、ずりゅりゅ♡♡♡と段差がはっきり分かるぐらいに深く擦れた。

今度は反対へ体重をかけて右側を同じように擦っていく。


 「♥#”&%♥!♡♡♡♡♡」


 喘ぎ声を出してくれるのが嬉しくて、何度か全身を上下させると自分でも夢中になってしまう。


 「あっ♡♡♡ふっ♡♡♡ふっ♡♡♡あんっ♡♡♡♡」


 奉仕しているのはこちらのはずなのに、オス様の上等で禍々しいチンポにかかれば、ともすればこちらの方が快楽を感じていた。

ナカは悦びできゅんきゅんと蠕動し、狭まって抱き着きに行く。


 だが、それでも気持ちよくしてあげたいという一心で動きは止めない。


 膝と肘に力を入れて長マラを抜いていき、愛液と母乳と精液をなすりつけるように上下する。

そうして菊門が先端部分、カリ首の前まで到達すると、締めつけながら亀頭を集中的に愛撫していく。


 大きく開いた傘が引っ掛かるので少し速度を付けないと通過できないのが分かる。

軽く助走をつけて腰を上げれば、ぶぽっ♡♡♡と一気に拡げられて息がつっかえるほどの性感に苛まれた。


 「んぉっ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」


 尻穴が激しくひくつき、まるで唇を吸い合うように先っぽと何度もキスをする。

ちゅぱ♡♡ちゅぱ♡♡♡という音がしていて、先ほど散々上の口で愛し合ったのと同じく下でも愛し合う行為に、思わず笑みがこぼれた。


 心地よさを感じながら肉棒のえらの手前までを、捻りも加えながら往復していく。

開かれ、閉じるのが繰り返されるのは甘ったるく、ぬるま湯の様な柔らかな快感があり、うっとりしてしまう。

さらに縦ではなく横に擦れる感覚は慣れないもので、ねじれることで陰唇同士が互いを責めていった。


 水音を鳴らしながらオスとメスの混ざり合った匂いを立ち昇らせ、二人の性器が蠢く結合部。

ぽってりと厚い唇の様なアナルは、チンポが抜かれる度離さないとばかりに食らいつき、元の形に戻る。

動きの度に緩むのかぬとぉ♡♡♡とナカの粘液が垂れてきて、浴槽にウィルのねばつく本気汁も追加した。


 剛直の先端部分は散々磨かれ、よく液体が塗り込まれることでてらてらと淫猥に黒光りしている。

尻穴、そして重たげな谷間を作る尻たぶ、黒いレースのオープンクロッチショーツに飾られたデカケツからちらちら覗くのが、パイズリされているかのようでいやらしい。

下着は白濁液を吸いすぎて形が崩れ、中央に向かって食い込もうとしており、陰部同士の繋がる場所をより強調している。

滑っていく肉の土手が心地いいのか、先端は時折ぷくぅ♡♡♡と膨らみ、腸壁へと我慢汁をぶっかけているようで、その都度女の「あっ♡♡♡」とか「んっ♡♡♡」という悩ましげな声が聞こえた。


 上下動は早くなったり遅くなったりした後、一度制止する。


 続けてごくりと息を呑む音が聞こえると、膨らんだ腰が先ほどまでよりも深く、キノコみたいに大きく広がったカリをすべて飲み込むまで下ろされた。


 「んぐぅっ♡♡♡♡♡」


 耐えるようなメス声が反響し、すぐさま先っぽへのピストンが再開される。


 「んぉっ♡♡♡♡はっ♡♡♡♡これっ♡♡♡♡すごいっ♡♡♡♡かりきもちいいっ♡♡♡♡」


 菊門がぐぱぁ♡♡♡と拡げられて中から亀頭が顔を出す毎に、再度拡げられて亀頭が見えなくなる毎に、面白いように嬌声がして、ぼたぼたと濁った汁が垂れていく。

やや早い動きに湯気が立ち上り、性器同士の溶け合う間から泡が立っていた。

よほど興奮しているのか竿表面の血管は青筋のように浮かびあがり、海綿体へと血を大量に送り込むため脈打つ。


 浴槽の水が跳ねるぽちゃぽちゃという音、空気と粘液が攪拌して鳴るぐちゅぐちゅという猥雑な音がうるさいぐらいに鳴り、行為の激しさを物語る。

酸味を帯びたオスを刺激する香りは、メスの味わっている快楽を表すように浴室中に濃く広がっていて、鼻を鳴らして嗅ぐミノタウロスの目と息はぎらぎらと熱い。


 何度も何度も出し入れを繰り返しているはずの真っ赤な陰唇は、しかし「ダーリン」を気持ちよくするためにきつく締まったままで、動作の度にぐにぐにと、チンポに沿って形を変える。

それはウィルの身体が完全にふたなりミノタウロスの物になっている何よりの証拠であり、今までどれだけ精液をかけられ、摺りこまれ、塗りつけられているのかが分かった。


 「いっ♡♡♡いぐっ♡♡♡♡かりにおしりくぽくぽされるのすきっ♡♡♡♡めすいきいっぱいくるっ♡♡♡♡♡」


 高頻度で絶頂し、びくびくと震えながらも、青年のうやうやしい愛撫は止まらない。

それどころか速度を増してさえいる。


 そんな愛おしいメス彼女へ今日一番のどろどろに濃いのを出すため、オスは射精を耐え、チンポにぐつぐつした劣情を蓄えていった。




 「ふぅ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」


 数分間ずっと腰を振り続け、大きな手で横腹を支えられつつ、快楽と疲れで乱れた呼吸を整えるウィル。

額には大粒の汗が浮かんでおり、それだけの献身と愛が感じられた。

頭を振り乱していたため、精液でべちゃべちゃの髪の毛は顔や首筋、肩などにぺったりと張り付き、赤らんだうなじが露わになっている。


 やがて息が落ち着くと、後ろを振り向く。


 「んっ♡♡♡ねぇ♡♡♡最後はぁ……♡♡♡♡♡」


 一度言葉が切られ、愛欲をくゆらせるように目が合わされる。

段々互いの顔にはにまぁ♡♡♡と性欲で歪んだ笑みが浮かび、じりじりした視線がぶつかった。


 燃えあがりそうなほどに期待を高めると口が開かれる。


 「おれのことぉ……♡♡♡♡オナホみたいに使って?」


 甘く告げ、自分を支える手へと身を任せると、意図を察したミノタウロスがふーっと大きく息を吐き出すのが聞こえた。

すぐに右腕が肩をひしと掴んで、横腹の左腕にも同じように力が入っていく。


 「あっ♡♡♡♡―――♡♡♡♡♡」


 指はむちついたメスの媚肉に食い込み、ふたなりの持つ底なしの性欲が滲み出ていて、射精するまで止まらなそうに思える。


 「&#%”……?」


 「うん……♡♡♡いいよ……♡♡♡きて♡♡♡♡ぜ~んぶおれにぶつけて……♡♡♡♡」


 確認するように訪ねてくる「ダーリン」に、さらに劣情を刺激するような求愛をすると、四肢をだらりと投げ出して「オナホらしく」振舞う。


 すると、ぶっちゅ♡♡♡と一気にチンポが奥へと挿入された。


 「んほぉっ♡♡♡♡♡ふかいぃっ♡♡♡♡」


 思わず無様な嬌声が肺から飛び出していくのを止められない。

一瞬で串刺しにされたナカがぞくぞくとした被虐の快楽を全身へと広げていき、その間にすぐ身体が持ち上げられていく。


 「ああぁぁぁっ♡♡♡♡♡」


 ぞりぞりぞりぃ♡♡♡♡とひっかかれていく腸壁は悦び、大量の愛液を分泌していき、そうしてよりぬとつき狭まった腸内にまた肉マラが押し寄せる。


 「すきっ♡♡♡♡すきぃ♡♡♡♡」


 掻き分けられ、こじ開けられていく。

自分が誰のもので、誰が自分をこんなにオス様に弱いメスの身体にしたのか、はっきりと分からされる。

あまりの激しさに、浴槽から母乳と精液の垂れ落ちるぼちゃぼちゃという大きな音が聞こえた。


 身体の中が熱いもので満たされたかと思えば、今度はすぐ抜けていく。


 「あっ♡♡♡♡メスアクメくるぅぅ♡♡♡♡♡」


 亀頭を舐める様に閉じるケツマンコが絶頂でより、処女みたいに細くなり、それにも構わずピストンは続けられる。


 「おほぉっ♡♡♡♡♡イってるときにつかれるのすきぃっ♡♡♡♡もっとっ♡♡♡♡もっとぉ♡♡♡♡」


 ただでさえ深いメスイキは、容赦のない道具扱いでさらに深まり、休む暇がない。

ミノタウロスによって右へ左へと傾けられ、チンポのいいところを肉穴で擦らされている様子はまさにオナホそのもので、アヘ顔を浮かべてよがるのがそれを助長する。


 「あ゛っ♡♡♡♡んぎっ♡♡♡♡お゛っ♡♡♡♡ふぅっ♡♡♡♡」


 喘ぎ声は段々とけだものじみたものになってきており、絶大な快楽だけを感じていることが見て取れた。

口の端は愉悦に歪み、明らかに悦んでいる。


 そんな「恋人」の、締まってひだひだがあり蠕動もしてとにかく熱烈な愛撫をしてくる尻穴に、オスは我慢の限界を悟ったように動作を速めていく。

手は痕になりそうなほどきつく握りしめられていて、ウィルの動かし方もやや余裕を失っていた。


 「#!%!$!♡♡♡♡♡」


 「らしてぇっ♡♡♡♡♡なかにちょうらいぃ♡♡♡♡」


 荒々しい語気に甘ったるい言葉が応える。

湯船に張られたどろどろの粘液は叩かれて大きく跳ねまわり、ぱちゅぱちゅと柔らかいもの同士がぶつかる音を響かせた。

昇り立つオスとメスの様々な体液やフェロモンの混ざり合った、生物を発情させるえぐさのある甘臭い匂いが二人の興奮を極限まで昂らせていく。


 そして、ミノタウロスの巨体が切なそうに震えだした時、メスの肩と腰を掴んでいた手が身体の前面に回って抱き寄せ、最奥までぴったりとチンポを挿入しながらぎゅ♡♡♡と包み込んだ。


 「あっ♡♡♡♡♡」


 頭はもちもちした胸が柔らかく受け止め、上半身は逞しい腕によって、下半身はむにむにの太ももによって覆われる。

さらに金髪をかき分け左耳へと長い舌が巻き付いてきて、ぎゅむぎゅむ動いて愛撫された。


 そうやって、お互いがお互いに密着し肉体に触れあうことを愉しみながら、性感を極限まで昂らせて、愛による充足感に満ち溢れつつ絶頂する。

ウィルもまた中出しの悦楽に蕩けながら、さらに深いらぶらぶアクメへと堕ちていった。


 「―――♡♡♡♡♡」


 熱い湯に浸かった時のような至福の息を吐き出すふたなりミノタウロスは、より身体をきつく絡みつかせながらびくびくと痙攣している。

太い乳首からもどぷ♡♡どぷ♡♡♡と重たそうな弧を描いて母乳を放出していて、目を瞑りながらその快楽に浸っていく。


 「お゛ぁ~~♡♡♡♡♡♡」


 抱かれるメスもまた、幸せそうに天を仰ぎながら言葉にならない言葉を吐き出していた。

全身の内と外から情熱的な熱さを感じてするメスイキは、心地よすぎて気だるく沈み込んでいきそうになる。

腸内を満たしていく精液は今までにない濃さで、ぷるぷるとスライムみたいにこびりついては全く離れようとしない。

結果として腹が膨れ、重たく垂れ下がっていく感覚があった。


 (おれのからだでこんなにこ~ふんしてくれたんだぁ♡♡♡♡♡)


 その濃さは自分への満足と愛欲を表しているみたいで気持ちよく、悦びでメス膣が太長マラに抱き着いてさらなる射精をねだる。

すると量が増していくのを味わいながら、手を肉々しい腕へと回して、身を包む甘ったるい絶頂に溺れた。







 浴室での濃厚な「どろどろえっち」を愉しんだ二人は、疲れ、熱くなった身体をリビングで癒していた。


 しかし部屋の中央にいるウィルの身体、黒く卑猥な下着に飾られた裸体の所々には、様々な白濁した体液がこびりついたままで、特に髪はまだぬらぬらと部屋の白い光を反射する。

これは「ふたなりミノタウロスの匂い」をより深く沁み付かせるためであり、そのため彼は全身を汚すそれらを全く流し、綺麗にしないまま風呂を出ていた。


 「んぅ♡♡♡あっ♡♡♡♡」


 むわぁ♡♡♡と自分から香ってくる性臭により緩むアナル、そこから垂れてくる精液に尻たぶや太ももを舐められて喘ぎ声を出していて、それを部屋の隅のソファでくつろぐ“身体を綺麗にした”全裸のふたなりミノタウロスが視姦している。


 この後のえっちに備えて、オナニーしたいのをなんとか抑え込むウィル。

尻穴は物欲しそうに動いてぐちゅ♡♡♡ぐちゅ♡♡♡と音を鳴らしていて、その度に緩い快楽が広がって脳が痺れていく。


 なんとか気を紛らわせようとやや広さのある部屋を見回せば、棚に飾られた下着が目に入った。


 今履いているのと同じように、股間周りの布が無い赤いオープンクロッチショーツ。

ただでさえ頼りないのにいわゆる紐パンで、とにかくオスの性欲を煽ることだけが考えられている。


 乳首を強調するために中央に三角形に穴が開いた、三角形で濃紺のブラジャー。

これを着れば手慰みのようにいちいちメス突起が弄られるので、見ているだけで胸が疼いた。


 そして真珠のような玉が肛門を隠すピンクのパンツ。

前面は小さくみっともないペニスや金玉を目立たせるため、二股にパールがついていて、着けていても股関節に変な感覚があって落ち着かない。


 それらすべてが精液を大量にぶっかけられているため、卑猥な服で飾り立てる興奮と立ち昇る臭気からくる興奮で着ればいつもドキドキしてしまう。

さらに、見るだけで身に纏ったまま犯された日の事が昨日の事のように思い出された。


 壁に手をついての立ちバックで、背中側の腸壁をいじめるように擦られすぎて気絶してしまったこと。

乳首とキスだけで何度も何度もイかされ、出来上がったアナルにチンポを入れられて一瞬でメスアクメに達したこと。

騎乗位で搾り取ろうとした時に手をついた腹筋の逞しさに、改めて惚れ直してしまったこと。


 「はぁ♡♡♡くぅんっ♡♡♡」


 気づけば指は自然と乳輪をまさぐり、その先端を愛撫していた。

ピアスも一緒に摘まんで正面へと引っ張り、ぐりぐりとこねる。


 「んひぃっ♡♡♡♡」


 意識の集中した先っぽを人差し指の先でかりかりすると、膝が笑い、腰が抜けそうになった。


 我慢が効かなくなり、ついメスアナルへと手が伸びていく。


 しかし、そんな発情しきったウィルを、いつの間にか近づいていたふたなりミノタウロスがお姫様抱っこで抱えあげる。


 「きゃっ♡♡♡♡」


 急に持ち上げられたことで頭が少し冷静になると、気づけば時間が経っていたようで、濡れていた髪の毛は乾いてぱりぱりになっていた。

全身の濡れも乾き、その代わりに濃縮されたいやらしい匂いがやたらと鼻をくすぐっている。


 「んっ♡♡♡あぁ♡♡♡ふふ♡♡♡ごめんね?先に一人で楽しんじゃって♡♡♡」


 目を合わせ、しっかりと見つめ合う。


 「~=!”=♡♡♡♡♡」


 「うん♡♡♡♡ベッドでた~っぷりしようね……♡♡♡♡ちゅ♡♡♡」


 気にしていなそうに返した「ダーリン」を言葉で誘惑しながら首へ腕を絡め、頬へキスをする。


 そうして二人は、扉を開けばむわぁ♡♡♡とリビングへ浸食してくる、あまりにも鼻につくセックスの香りを楽しみながら、寝室へと入っていった。







 ふたなりミノタウロスの寝室は、まさに「ヤリ部屋」といった印象が強く、薄桃色の照明が性欲をくすぐる。

部屋の中央には大きな長方形のベッドがあり、端にある棚にはディルドやアナルプラグ、オナホールといった淫具が並んでいるのみで、睡眠とセックス以外の用途を想定していないのが分かった。


 ぷんぷんといやらしい臭気を漂わせながら、ベッドのふちに全裸で腰かけているウィル。

目の前にはふたなりミノタウロスが立っていて、ちょうど彼の顔と同じ高さに、先ほどアナルによってぴかぴかに磨かれた亀頭があった。


 卑猥な照明に照らされながら鈍く黒く光るそれは、早くも先端から大粒の我慢汁を垂らしてメスの視線を奪う。

ぽた♡♡ぽた♡♡と床に落ちて音を立てるそれは、バスタブをいっぱいにするほど射精したはずなのに未だ濃いらしく、たらー♡♡♡と長く長く糸を引く。


 「ふぅ~♡♡♡♡ふぅ~♡♡♡♡」


 熱くなった息を吹きかければゆっくりと上下に揺れ、同時に先走りも揺れて腹や胸元に飛んできた。

付着したものを指で掬い取り、口へと持っていく。


 「んちゅ♡♡♡れぇ♡♡♡♡」


 指をフェラするかのように舌を巻きつければ、微かな塩味と刺すような苦みがあり、慣れた淫靡な味わいにぞくぞくと背筋が震えた。

興奮したようでチンポはカウパーをどぷ♡♡♡と勢いよく吐き出して顔を汚し、見上げれば持ち主もまた待ち切れなそうに息を乱している。


 「舐めるね♡♡♡」


 奉仕のために長く発達したベロを伸ばし、尿道口を一舐めすると先ほどよりも濃厚な味がして、身体の熱を逃がすように鼻から空気を吐き出す。

続けて二度三度と這わせればその度に粘液はねっとりと絡みつき、メス舌にじくじくした快楽を与えてきた。


 「ちゅ♡♡♡」


 「!~#♡♡♡♡」


 軽く身を乗り出して先っぽに口付けをすると気持ちよさそうな声が聞こえて、それが嬉しくて何度も、わざと音を立てながら繰り返していく。


 「ちゅっ♡♡♡んちゅ♡♡♡ぶちゅ~♡♡♡♡」


 段々と唾液で濡れていく先端部分は煌々と煌めき、禍々しさと共にどこか雄々しさも帯び始めていった。


 唇は粘つく液体でべたべたになり、舌で舐めずれば口内にオスの臭気が広がる。

その風味を味わいながら再度鈴口にキスをし、亀頭を咥えこんでいく。


 あまりの大きさにいつも顎が外れてしまうんじゃないかと思うが、口腔粘膜と性器の粘膜がみっちりと触れ合うと脳が悦んだ。

あやすようにれろれろと愛撫し、よだれを絡みつかせて挿入しやすいようぬるぬるにする。


 すると、頭に大きな手が乗せられ、前戯が止められた。

手はそのまま口からチンポを引き抜かせていく。


 「んぇ♡♡♡♡ん♡♡♡」


 逆らわずにフェラを辞め、真っ直ぐにふたなりミノタウロスを見つめると、その目は劣情でぎらぎらしており、息も相当荒い。

強い感情がぶつけられることに確かな愉悦を感じながら全身を震わせていると、手は肩を力強く掴み、ベッドへと勢いよく倒した。


 「きゃ♡♡♡♡」


 柔らかいスプリングが上半身を受け止め、ぎしぎしと音を鳴らす。


 もうすぐえっちが始まる期待感に胸を膨らませながら待っていると、今度は両の足首が掴まれ、持ち上げられ上半身近くまで持ってこられて、まんぐり返しの体勢にさせられた。

同時に「ダーリン」も上がってくる。


 はしたなくひくつくアナルが、かわいらしく勃起したペニスと金玉が丸見えの状態を少し恥ずかしく思う。

そして何より押さえつけられ、絶対に抵抗できなくされていることが被虐感を刺激して、これからめちゃくちゃにしてもらえることを想像してアナルがぐぱぐぱ蠢いた。


 ずいと尻の谷間にマグマの様な熱を帯びたチンポが突きつけられると、興奮はさらにさらに昂っていく。


 「んぁ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」


 だが、一向に巨体は動かず、焦らすように無表情でウィルの無様な姿を視姦しているだけ。

ぽた♡♡♡とへそに滴る我慢汁は、尻に当たるデカタマ、そこで作られている精子を想起させ、劣情をじりじりと煮え滾らせる。


 「ふぁ♡♡♡♡やぁ……♡♡♡♡いれてぇ……♡♡♡♡はやくぅ……♡♡♡♡」


 甘ったるく囁くが、ミノタウロスの首は横に振られた。


 「#♥~=♥……♡♡♡♡♡」


 「もっといやらしくおねだりして」という言葉が続く。


 「―――♡♡♡♡♡」


 辱められ、弄ばれる実感にマゾ心はきゅんきゅんと高鳴り、思わずねっとりした吐息が漏れ出た。


 「うん……♡♡♡♡」


 向けられる視線に応えながら頷くと、淫乱なメス彼女として堕落しきった頭で、できるだけ猥雑な言葉を紡いでいく。


 「あのね……♡♡♡♡おれのけつまんこ、だーりんがほしくてもうとろとろになっちゃってるの……♡♡♡♡♡」


 亀頭が動き、アナルへと突きつけられた。


 「んっ♡♡♡さっきなかだしされたせーしでうずいてたまらないの……♡♡♡♡」


 陰唇に先端がめり込む。


 「きっといまいれたらぁ……♡♡♡♡ぬるぬるしててひだひだがぎゅ~ってからみついてすっごくきもちいーよ……♡♡♡♡」


 だくだくと放出されている我慢汁が熱い。


 「だからぁ……♡♡♡♡おれのめすかのじょまんこ……♡♡♡♡♡れいぷして?」


 その言葉をきっかけに、緩んだ腸内へと、太くて長くてカリ高で、愛しい人の肉マラが一気に挿入された。


 「お゛っ♡♡♡♡ほぉぉぉっ♡♡♡♡♡♡」


 おあずけにされ、期待だけをむらむらと高められた尻穴がこじ開けられ、潰され、擦られていく。

続けて巨体は覆いかぶさり、種付けプレスの恰好になる。

爆乳が顔を包み込んで、ずっしりした重さによりベッドへと身体が沈み込んだ。

あけっぴろげにさせられている足だけが無様に天へ向き、快楽でびくびくと痙攣している。


 優れたオス様が、メスを自分のモノにするための支配的で力強い体位に、ウィルは幸福を感じていた。


 (これっ♡♡♡♡だーりんがまんぞくするまでかいほうしてもらえないんだ♡♡♡♡おれぇ♡♡♡♡ハメつぶされちゃうかも♡♡♡♡)


 体重と欲望を一身に受け止める悦びにナカは歓喜し、チンポをぬろぉ♡♡♡としごく。

蠕動してごしごしして、ひだで纏わりついて愛撫する。


 そんな恭しいメス膣に、膂力を活用したピストンを始めるふたなりミノタウロス。


 絶対に逃がさないためか上半身で抑え込んだまま、腰だけが動かされて肉槍が抜けていく。


 「んぉ゛ぉぉ♡♡♡♡♡」


 長さに比例してストロークも長く、絶えず掻き出される白濁した液体によってシーツはしとどに濡れ、ただの突きこみの予備動作だけで濃い染みが作られる。

姿を現す肉棒ははちきれんばかりに怒張していて、激しい熱気によりゆらゆらと湯気が立っているのが見えた。


 やがて亀頭以外がアナルから顔を出すと、素早く巨尻は動き、すべてが一瞬で腸内へと収まっていく。


 「イっ♡♡♡♡♡」


 肉同士のぶつかる大きな音と共に、ぼびゅ♡♡♡と粘ついた本気汁が押し出されて周囲に甘ったるい匂いを広げる。

ミノタウロスの脇から飛び出す細い足は暴れまわっており、押し付けるみたいな遠慮のない杭打ちにも絶大な気持ちよさを感じているのが分かった。


 またすぐに剛直は引き抜かれていき、ガチガチに硬い幹が均すみたいにモリマンを引き摺っていく。

ぐんにゃりと柔らかくひしゃげながら吸い付く陰唇は、まるでひょっとこフェラをしているかのようで、だらだらとよだれも垂らしているのがよりそれらしい。

それを受ける太マラは、どす黒い砲身にとぐろを巻く出っ張った血管を脈打たせてさらに充血し、今なお太さを増しているようにも見えた。


 「―――♡♡♡♡♡」


 再度一息にナカを満たされ、叫ぶような声にならない嬌声をあげるウィル。


 彼はこの二回の往復で絶大な快楽に身を焦がされながらも、逞しい肉体に圧し潰されていることでその快楽から逃げられないでいた。


 (とけるっ♡♡♡♡からだとけちゃうぅ♡♡♡♡♡)


 擦られ、衝撃によって深くまでが揺らされることで、すべてが性感帯と化している腸は脳を蕩かすような悦楽を与えてきて、やや暴力的に愛される状況がそれを押し上げる。

しかも頭は爆乳に抱きしめられることによって癒されるので、「ふたなりミノタウロス」という、力強く暖かい存在にレイプされる実感がありありと伝わってきて幸せに包まれた。


 「だーりんすきっ♡♡♡♡もっとっ♡♡♡♡もっとぉっ♡♡♡♡♡」


 肉の牢獄に閉じ込められつつも愛の言葉を放つと、呼応するように種付けプレスは早くなっていく。


 どっちゅ♡♡♡♡ぬる~♡♡♡どちゅぅ♡♡♡♡ぬる~♡♡♡と絶え間なく抽送が続き、腰が打ち付けられる。

むちむちしたメス尻はその度にミノタウロスの下腹部によって叩かれて、赤らみ敏感になっていくのが分かり、ひりひり、じんじんという苛む様な快感が伝わってきていた。

切なくて腸壁が締まり、密着感が増す。


 「はぁっ♡♡♡♡♡はぁっ♡♡♡♡あっ♡♡♡♡においすきっ♡♡♡♡だーりんのにおいぜんぶすきなのぉっ♡♡♡♡♡」


 荒々しい行為によって、先ほど身体を流したにもかかわらず早くも巨体からは甘酸っぱくオス臭い汗の匂いが漂い始める。

それと興奮によって既に滴っていた母乳の、濃いミルク臭も混ざり合っていた。


 複雑に絡み合った独特で、しかし「ダーリン」を感じさせる甘ったるく粘つき鼻を刺々しく刺激する匂いを嗅ぐと、満ち足りた感覚と共に沸々と絶頂が近づくのを悟る。

チンポを歓待するように蠢いていたナカはびくつきだし、全身が跳ねていく。


 すると、それに気づいたのかピストンは緩やかになり、上下左右に器用に動きつつ、奥をとす♡♡♡ぐり♡♡♡と優しくこねた。


 「やさしいのだめぇ♡♡♡♡♡めすいきふかくなっちゃうからぁ♡♡♡♡」


 かと思えばどす♡♡♡どす♡♡♡としっかり引き抜いてから挿入する本気杭打ちに変わり、S字結腸が強く圧迫されていく。


 「お゛っ♡♡♡♡いぎぃっ♡♡♡♡♡きもちよくてぇっ♡♡♡♡つぶれちゃうっ♡♡♡♡♡」


 続けてずろろぉ~♡♡♡♡とカリで腸肉を強く引っかけて削られると、どばどば愛液が分泌され、出たそばから掻き出されて淫らな水音が響き渡る。


 「けつまんこおチンポさまにもってかれでる゛ぅぅ♡♡♡♡♡♡」


 最後になされるゆっくりとした挿入で、膣内が亀頭によって切り拓かれ、進み、みちみちに満たされていくのをはっきりしっかり味わわされて、押し寄せるようなメスアクメに襲われた。


 「いぐっ♡♡♡♡ああっ♡♡♡♡しあわしぇぇ♡♡♡♡♡―――♡♡♡♡♡」


 痙攣は巨体で押さえつけられ、体内を絶頂の快感が反響していく。

空中に投げ出されていた足はミノタウロスの背中へとしがみつき、深く抱きしめ合ったままイくために固定した。

応えるように胴体へとかかる甘美な重量は増して、同じように太長マラもメス膣の奥の奥といちゃつき、粘膜同士ねっとりと愛し合う。


 圧し掛かられ、体重も含めた全てを受け止めながらするメスイキは悦びでいっぱいで、ウィルはこの上ない多幸感に包み込まれていった。




 広いベッドの上で、性器では繋がったまま、身体を起こしたふたなりミノタウロスに顔を眺められているウィル。


 「は~っ♡♡♡♡は~っ♡♡♡んっ♡♡♡♡」


 その表情はいやらしく、細めた目を涙で濡らして、眉尻を下げながら口を開きっぱなしにしている。

放られている手、伸ばされた肉々しい太ももに乗っている足は時折びくんと動き、それに合わせて結合部からくちゅ♡♡♡という水音が鳴った。


 熱い肉体に覆われていた裸身は汗ばんでいて、もわぁ♡♡♡と薔薇に似たうっとりする香りを立ち昇らせつつ、朱に染まった首筋や屹立する桜色の乳首、ふぁさりと広がったかぴかぴの金髪がオスの目を釘付けにする。

ぴょこぴょこと動いて薄い汁を出すペニスもかわいらしく、だらりと垂れ下がった金玉と合わせて「メス」の肉体を淫靡に飾り立てていた。


 ミノタウロスのまだ射精をしていないチンポがどくっ♡♡♡と一際大きく震えたかと思えば、ゆっくりと抜かれていく。


 「あくっ♡♡♡♡」


 全て出て行くと、ぬるぬるの体液を全体にべったりとこびりつかせた、今日最も大きく硬くそそり立つオスの象徴が姿を見せる。


 「あはぁ♡♡♡♡すっごいおっきくなってるぅ……♡♡♡♡」


 だらだらと垂れ落ちる愛液は、それだけ女を感じさせる優秀なモノである証であり、淫水焼けして黒ずんだ全体と合わせて見ているだけで膣穴がきゅんきゅんとときめいた。


 きのこのようにえらの張ったカリに惹きつけられていると、身体がうつ伏せに転がされる。


 「きてぇ♡♡♡♡」


 甘い声を出しながら尻を突き上げ、吐精欲を煽っていくと、そのままアナルへと亀頭がくっ付き、ゆっくりと挿入されていく。


 「んぅ♡♡♡♡ぬるぬるしてる……♡♡♡♡」


 既に何度も絶頂して解れきったナカはやすやすと肉棒を咥えこんでいき、やがてぴったり腰と尻がくっ付き根本まで入る。


 「ふぅっ♡♡♡♡おなかあっつい……♡♡♡♡」


 このままバックで深いピストンを続けられ、打ち付けられる期待感に背筋が震えた。


 「えっ♡♡♡♡」


 しかしその思いとは裏腹に、脇の下に回った手とチンポによって身体が巨体の方へ抱き上げられていき、そしてむにゅぅ♡♡♡と背中全体がおっぱいに受け止められる。


 「ふわぁ♡♡♡♡♡」


 こりこりぬるぬるとした乳首が擦れて気持ちいい。

しかも爆乳はベッドよりも柔らかく温かく包み込んでくれて、心までも解れていく。

ミノタウロスは続けて膝の裏から腕を通し、羽交い絞めするかのように固定した。


 それは背面駅弁と言える体位であり、オスの力強さを誇示してメスを辱めるためのものと言える。

実際ウィルは全く身体を動かせそうにないことを感じていて、また抵抗できないまま犯される被虐感に心を躍らせていた。


 さらにふたなりミノタウロスはそのままベッドから降り、部屋に置かれた姿見の前まで移動していく。

歩行による振動で腸内のモノは細かく擦れ、じりじりと性感を刺激する。

快楽はこれからされるであろう被支配的なセックスへの期待を高め、ケツマンコを敏感にさせた。


 やがて、巨体の全てを見ることのできる巨大な鏡の前へと到着する。


 「んやぁ……♡♡♡♡これはずかしいよぉ……♡♡♡♡」


 そこには自分を軽々と持ち上げて肉槍で串刺しにする「ダーリン」と、薄桃色のいやらしい照明に照らされた無様で、弱弱しくて、嬉しそうににやけ面を晒す正真正銘のマゾメスが写っていた。

まんぐり返しの時のように開かれ宙に浮いた足が恥ずかしく、しかし逞しい腕は全く離してくれる気配が無くて、この状態で喘がされ続けるのかと思うと背筋にぞくぞくした電流が走っていく。

汁をはしたなく垂らし、真っ赤に充血してぼてっと盛り上がり、太マラを咥えこんで離さない、普段は見えないアナルの様子がはっきりと分かる。


 淫靡な光景に目が離せないでいると、ゆっくりとしているが結合部をしっかり見せつけるようなピストンが始まった。


 「んぐぅぅ♡♡♡♡」


 ぎゅっと腕に力が入った後、身体が沈められ腰が動いてずぷぷ♡♡♡と剛直がナカに収められる。

ごつごつと節くれだった竿肉にぐにゃぐにゃと形を変えさせられる肛門は、さながら「彼女」へと一瞬で堕とされた自分を思わせた。


 「はひっ♡♡♡♡♡」


 根本付近までぐっぱりと入ると、今度は持ち上げられ抜かれていく。

掻き出された本気汁で金玉をどろどろに汚しつつ、引っ張られてタコのように口を尖らせる陰唇は、同時にくぱくぱ食むみたいに蠢いてあまりにもいやらしい。


 「ふっ♡♡♡ほぁっ♡♡♡」


 続けて挿入されると、押し込まれてへこんでいく。

空気と混ざり合った液体はぐちゃ♡♡♡とかぬちぃ♡♡♡という音を立てつつ泡立ち、らぶらぶえっちしている場所を煌めかせて淫靡に飾った。


 「あふぁ♡♡♡♡えっちしてるとこぉっ♡♡♡♡どすけべすぎるっ♡♡♡♡♡」


 そんな様子を見せつけられれば否が応でも興奮は高まり、オス様を誘惑するフェロモンを含んだ汗をかいて、性欲を刺激する香りを漂わせ始める。

耳元に鼻を押し付けられ、わざと聞かせるためかすんすんと大きく鳴らしながら嗅がれると、羞恥によってさらに濃い汗が滲み、今度はす~っ♡♡♡と大きく吸い込まれていく。

空気の流れは顔をくすぐって緩い快楽を生み出し、続けて耳へ向けて吹き出されるとぞわぞわした気持ちよさに包み込まれた。


 「くぅんっ♡♡♡♡」


 蕩けた腸肉はより深いところまで肉棒を迎え入れ、さらなる密着感を生み出す。

ベッドのような爆乳に受け止められる安心感と合わせて肉体は解れて力が抜けていき、付け根まで入るのを見ると自分がミノタウロスのチンポケースになった気がした。


 慣らしのような数回の抽送が終わると、ウィルは少しずつ速く大きく動かされ始める。


 反動をつけて上下に揺らされると、体内の肉竿は前後に暴れてぐりぐりメス肉をこね回し、掻き回して水音を響かせていく。


 「おっ♡♡♡おっ♡♡♡♡ほっ♡♡♡♡」


 やや圧される肺からは空気が出て行き、喉を通るとはしたないオホ声となった。


 オナホのように扱われながら、快感で惚けた鏡の中の自分と目が合う。


 開きっぱなしの口からは長い舌が飛び出てよだれを滴らせており、ぬとつく口内は興奮でピンクに染まっていて我ながら劣情がそそられる。

気だるげに伏せられ、動きに合わせて見開かれる目はいかにも「気持ちいいです」と言っているかのようで、喘がせがいに満ち溢れていた。

それらを乱れて張り付く、かぴかぴした金髪が猶更淫らに装飾する。


 いつもこんなにどろどろの顔を見られていたのかと思うと、どうしようもなく身体の芯が疼き、にんまりと口角が上がるのを抑えられなかった。


 腸内を押し広げる太長マラのびくつきが頻繁になったのを感じていると、全身が持ち上げられ、抜けていく。


 ふと見えた足元には水溜まりと言えるか言えないか程の液体が塊になっていて、まるでおもらしをしてしまったみたいで恥ずかしい。


 やがてにゅぷ♡♡♡とカリが這い出て、続けて亀頭も出てくると、肛門の様子が見えるようになった。


 「んっ♡♡♡」


 散々太いモノで擦られ虐められた後のはずなのに、くぱぁ♡♡♡と大口を開き、キスをねだるようにひくひく脈打つ姿に生唾を飲む。

白く濁ったよだれを持ち主と同じように滴らせ、所々に糸を引いた肉色の中は、もしウィル自身が男だった時に見てもペニスを入れたくなってしまうと思えた。


 ミノタウロスが鏡に一歩近づくと、より詳細に淫猥な光景が観察できる。


 奥から波打つように蠢く肉は柔らかそうで、突っ込まれたチンポを歓迎するように引き締まり、うねって愛撫する様がはっきりイメージされた。

分泌されてくる愛液によってずっと濡れていて、いつでも準備万端であるかのよう。

きゅ♡♡と閉じていく入口は確かに縦に割れている。


 元々排泄用だったはずの穴が、すっかり性交用のものとして変わっている事実に、変わってしまった自分の肉体に、ぞくぅ♡♡♡と強い充実感が駆け抜けた。


 「はぁ♡♡♡♡」


 こうしてオス様を、ダーリンを気持ちよくできる身体になったのが嬉しい。

あのいやらしい色をした腸壁が黄ばんだ白色で、粘々の精液でコーティングされていくのを想像すると悦びを感じる。


 「$%♥!”♥……♡♡♡」


 幸福で昇ってきた息を吐き出していると、もうすぐ射精しそうだと囁かれた。


 「うん……♡♡♡♡きてぇ……♡♡♡♡」


 言葉少なに返し、だらりと垂らしていた腕を愛おしい首の後ろへと回して絡める。


 ふたなりミノタウロスの逞しい手が動かしながら先端がちゅぷ♡♡♡とメス穴にくっ付き、そのままずぷぅ♡♡♡と再度入っていく。


 「あはぁ♡♡♡」


 手はまたがっちりとウィルを背面駅弁の体位で固めつつ、ゆっくり下ろしていった。

先ほど中の様子を見たからか感覚が鋭敏になっており、ごりごりと押し進んでいくモノのカタチがうっとりしてしまうほどよく分かる。


 柔らかくも芯にある硬さを伝えてくる亀頭。外への蠕動をせき止めてしまうかのような猛々しいカリ。絶頂間近で激しく脈打つ血管と竿。

夢中になっていると、すぐに根本まで入ってしまう。


 少し残念に思いながらも上を見上げると大好きな漆黒の瞳と目が合い、口づけをせがむように唇を窄ませれば、ずろりと舌が這い出て降りてきた。

れろりと舐めてきたのに応えるようにこちらも舐め回し、ちゅ♡♡♡とキスをすると段々と熱っぽいものになっていく。


 同時に腰が動き全身が持ち上げられることによってピストンも始まった。


 「はっ♡♡♡んぅっ♡♡♡んれぇっ♡♡♡」


 放出までの時間を楽しむようにゆったりとした、しかしカリ首や裏筋など弱点を重点的に擦りつけるようなねちっこい動作は、こちらもじわじわとメスアクメへと高められる。

お互いに絡ませあう濃厚なべろえっちがそれに多幸感を足して、ふわふわした心地になっていく。


 「んちゅっ♡♡♡♡しゅき♡♡♡♡しゅき♡♡♡」


 甘ったるい愛の言葉が溢れ出していき、上下の結合部からの音がぬちゃ♡♡♡ぐちゅ♡♡♡と水気を増す。

自分でも下半身を揺すってチンポを愛撫すると、視線の先の目尻が下がった。


 体内から甘美なぞわつきがこみ上げてくるのを感じていると、太い棒のびくつきも激しくなっていく。

比例するように口腔粘膜での睦み合いも余裕をなくした荒っぽいものになり、口内が拭うような舌使いで味わわれる。


 「いくぅ♡♡♡♡めしゅいきくるぅ♡♡♡だーりんもきてっ♡♡♡こいのらしてぇ♡♡♡♡♡」


 相手の身体を貪り合い、堪能し合う。

そうして快楽は限界になり、二人はとろとろに蕩けるような気持ちよさのオーガズムに達した。


 「あっ♡♡♡♡あぁっ♡♡♡♡ああぁぁぁ♡♡♡♡♡」


 「―――♡♡♡♡♡♡」


 きゅん♡♡♡きゅん♡♡♡とときめくみたいに痙攣する腸へ、ぼびゅ♡♡♡ぼびゅ♡♡♡と塊になった精液が出されていく。

液体は奥に張り付いた後重力に従ってゆっくりと垂れ落ちていき、体内をみっちりと満たし始めた。


 重たく粘ついたものにナカを愛撫されていくとぞくぞくした震えが来て、じわぁ♡♡♡と脳が溶けだしていくような感覚になる。


 気だるくぼやけていく意識に身を任せながら、ウィルとミノタウロスは深い絶頂に浸っていった。







 「ちゅっ♡♡♡んちゅっ♡♡♡あは♡♡♡んむっ♡♡♡」


 慣れなく負担も大きい体位で少し疲れた二人は、アクメし終わると挿入を終えその場で座り込み、対面座位の恰好で抱き合いながら、余韻を長引かせるためキスを楽しんでいる。

床には精液が垂れて水溜まりを作っていて、肉棒は萎えてそこへ寝そべっていた。

覆いかぶさるようなミノタウロスに、ウィルは頭へ腕を絡めて下から甘えるように見上げる。


 「ん~っ♡♡♡♡えっちの後のキスすきぃ♡♡♡」


 啄み、唇を押し付け合うだけのそれを何度も繰り返し行うと、軽い粘膜接触でまったりした幸せが感じられた。

全身はやや残った快楽で痺れ、心地いい。


 「&!”♥$=♡♡♡」


 そうしてピロートークじみた睦み合いを堪能していると、突然「四つん這いになって」と言われる。

言う通りに身体の上から降り、むちむちした足の間で見つめ合いながら四つん這いになると、ちょうど尻の後ろに姿見が来るのに気づいた。


 「えへ♡♡♡どうしたの?」


 左手で頭を撫でられつつも尋ねると、ミノタウロスの右手がウィルの身体の後ろへと動いていくのが見える。

振り向いて鏡を見やるとそのまま背中、腰と通過し、尻たぶの中央、アナルへと到達するとその穴に人差し指と中指を挿入していく。


 「んっ♡♡♡あっ♡♡♡」


 まだメスイキ後で敏感な腸への刺激に喘ぎ声を漏らしていると、指はぐにぃ♡♡♡と肛門を開いた。

ひくつくナカに隅々までこびりつく黄白色の液体が見える。


 「あ……♡♡♡♡んぅ♡♡♡♡」


 自分の体内にオスの、「ダーリン」の生殖液が満ちている光景に、絶頂で発散された性欲がどんどんぶり返していく。

二本指はオス汁を掬い取り、ずり♡♡ずり♡♡と塗り込むように愛撫し始めた。


 「はぁ……♡♡♡はぁ……♡♡♡」


 腸壁は快感で痙攣し、揺れる。




 たっぷり数分間責めは続くと、ぬるぬるになった太い指はやがて抜けていく。

昂りきった劣情に落ち着く気配は全くない。


 「ねぇ……♡♡♡えっち……♡♡♡♡―――♡♡♡♡」


 もう一回戦、そう思い正面を向いたウィルの目の前には、自分と同じように性欲をぐつぐつと煮え滾らせ、大きくそびえたつミノタウロスのチンポがあった。


 「あは……♡♡♡♡おっきぃ……♡♡♡♡」


 セックスの準備をするため、少し乾いたそれに舌を伸ばして濡らしていく。



 二人の一日は、まだしばらく続いた。


Comments

アド・マイヤー

彼女の上のお口の方も、巨根を根元まで呑み込んで、彼氏の亀頭を鼓動で刺激しながら胃に直接大量中出ししてもらえる位に口と食堂の拡張が進んでるのでしょうか?

深海ぎょ

ウィルが、とにかく可愛くて、エッチで最高でした/// 体格差って最高です!!

オザキイチロウ

ありがとうございます!えろえろなメス彼女というのは結構意識したところなのでそう言ってもらえて嬉しいです。

stagehandlife

ぜひ胃にザーメンたぷたぷになるまで流し込まれる描写も…