制作後記的なもの。 (Pixiv Fanbox)
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皆様いかがお過ごしでしょうか、くすのせです。
すごい短いスパンで曲を投稿していますが、アルバム収録曲を煮詰めている過程なので作ってる作ってる詐欺じゃないことの証明というか生存報告というか、何かそんな感じです。
タイトルの「感情の公式」ですが・・・
個人的にいわゆる人工生命が人間とのコミュニケーションで感情を獲得し・・・というベタなSFが大好きなのですが、そういうのってロジック的にどうなんやろね、と野暮な考えをする前に、世の中には「なんか引っかかったらそれが好きのトリガー」というすごい宇宙の意思みたいのがあるんだぜ!的なやつを可愛く表現した・・・よくわからん。
「好きのトリガー」って、ひとめぼれとか青春的な言い回しもあるんですが、そこをあえて小難しく要因的なものに言いかえて、ロジック的な何か言い回しになんないかな・・・と考えた結果、タイトルが感情の公式となりました。
なので、歌詞は言葉の羅列というか、とにかく韻を踏んでリズミカルに展開することだけを考えました。実はそこまで深い意味はないし絶対日本語おかしいです。
ミクRana起用については・・・
じつはくすのせ的マイルストーンとしてこのデュオは古くから存在します。
サウンド的に何か新しいのを取り入れたとか、そういうときはこのコンビです。
今回かなりフューチャー的な音を取り込んだので、Ranaのビカビカした声は、そうした音に埋もれないので大変助かります。
まあ、単純にいわゆる一番おいしい音域のフォルマントがミクちゃんと被らないというのが最大の理由なんですが、緑とピンクという、視覚的にも組み合わせるとけっこう映えますし、どっちもかわいいんで要は最&KOO!! というわけですね。
おいしい音域のフォルマント・・・に少しふれておきますと、Ranaちょんの中の人のしゃべり声的にも、やはりこの辺のキーが最適解なのかなあ、と思います。
ボカロは高音域になればなるほど元の波形を早くぶん回すので没個性になります。
(低すぎてもだめですが。露骨なボイチェンをイメージしてもらえれば・・・)
キーが高すぎる歌を合唱しても誰が誰だかわかんなくなるので、歌モノの制作に慣れていない方はちょっと気を付けてくださいね。マジ苦しそうですし。
作曲時の手順としても、メロのモチーフは好きなキーで作っていいですけど、歌モノの場合は歌唱可能なキーに移調したり、無理なオクターブ移動はちょっと幅を狭めたりした方がいいと思います。大切なのは思いやりです。
最後にでかいの貼って終わります!
あでゅー!