TIPS【習慣化】 (Pixiv Fanbox)
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この記事では【習慣化】について解説します。
・【習慣化】最大のメリット
・【習慣化】に必要な3つのポイント
・【習慣化】を実践するための4つの知識
を順番に解説していくので気になる部分までスクロールしてください。
もう「モチベーション」には頼らない!
・やる気が起きない、モチベーションが上がらない
・集中力が続かない、すぐに飽きる
・作品が完成しなくて焦る、無駄な時間を過ごす
日常的にイラストを描いている人なら何度も経験していると思います。
いつでも最高の状態を維持したいのに、実際はなかなか上がらないのが「モチベーション」ですよね?
でもよく考えてください。
「モチベーションさえあれば描けるのに!」と思ってる人は多いですが、逆を言えば「モチベーションが無いときはまともに描けない」ということですよね?
そして、過去1年を振り返ってください。3年でも良いです。
1年中やる気に満ちて毎日モチベーション最高!なんて年がありましたか?
・・・そうです、モチベーションが高い日なんてそんなにありません。むしろ数えるくらいしかないはずです。
つまり、モチベーションに頼ると「ほとんど毎日まともに描けない」現実しか待っていません。ダイエットや筋トレが続かない原因もこれですね。やる気がある最初の頃しか頑張れません。
ではどうするのか?
答えは簡単です。モチベーションに頼らない方法で描けば良いわけです。
あなたが歯を磨くように、毎朝の身支度をするように、学校や会社に通うように。
「面倒くさいなぁ」と思いつつも時間が来たらついついやっちゃう行動。
それが「習慣」です。
どんなことも【習慣化】することで、モチベーションに頼らず実践できるようになります。「面倒くさい」と思ってもやるようになり、そもそも「面倒くさい」という感情が消えます。慣れてくると「やらないと気持ちが悪い」と感じるようになります。
つまり、イラストを習慣化できれば365日描けるようになります。
どうですか?想像したらワクワクしてきませんか?
それでは【習慣化】の秘密をひとつずつ解説します。
【習慣化】最大のメリット
➀モチベーションに頼らなくなる
習慣化することで「やる気が無くても」描けるようになります。
あなたは歯を磨くときに「よし!これから歯を磨くぞ!全力で磨くぞ!」なんて気合を入れませんよね?「あ、もう寝る時間だ。歯磨きするか・・・」くらいのユルい感覚だと思います。
そんな感覚でイラストが描けるようになります。
むしろ「イラストを描かないとムズムズする、なんだか気持ちが悪い」感覚になると思いますよ。それくらい人間は「習慣」を大切にします。
②「毎日描いた」実績が残る
習慣化すると毎日描けるようになります。
そして「毎日描いている」という実績はあなたに自信を与えてくれます。
なぜなら「同じようにすれば何でもできるのでは?」と思えるからです。
勉強やトレーニング、ダイエットなどなど、何でもできそうな気がします。それは実際に「毎日続ける」という経験をあなたがしているからです。
③無理をする必要がなくなる
習慣化を覚えると無理をしなくなります。
なぜなら「毎日コツコツ続けたほうが楽になる」ことを知るからです。
1日10分描いたら1年で3650分。約60時間になります。
「60時間連続で描く」なんて無理ですよね?
習慣化を覚えると「無理をしなくてもできる」ことがわかるので、安易に「エナジードリンクを飲んで徹夜する」ということをしなくなります。
※わたしも経験がありますが、本当に身体に悪いです。不摂生、徹夜は損しかないので止めてください。
【習慣化】に必要な3つのポイント
ポイント➀集中力の管理
習慣は「朝起きてすぐ」やるようにすると一番効果が高いです。
なぜなら、集中力は朝起きてから寝るまで下がり続けるからです。
学校や仕事などで集中力が削られた状態ではまともに【習慣化】はできません。
疲れてる状態で頑張るくらいなら、むしろ諦めて寝たほうが良いです。
そしていつもより30分だけ早く起きてください。
その30分が【習慣化】するためには大切です。
ポイント②時間の管理
イラストを習慣にするなら「調子が悪いとき」の作業時間を設定してください。
調子が良くて2時間、悪くて10分なら後者ですね。
「1日10分描く」ことを習慣化しましょう。
これなら365日描けます。調子が悪いときでも描けてますからね。
もちろん調子が良ければもっと描いても大丈夫です。
習慣は準備体操みたいなもので、最低限これだけはやっておく作業と捉えて下さい。
ポイント③ハードルの管理
習慣のハードルは極限まで下げましょう。
最初は「ペンを持つ」「ノートを開く」「アプリを起動する」くらい下げても良いくらいです。「さすがにコレくらいできるよ!」と思ったら徐々に上げてください。
もし習慣の時間が10分なら、5分くらいで描ける設定が良いと思います。
大切なのは「質」でも「量」でもありません。
「毎日描いた」という実績です。
【習慣化】を実践するための4つの知識
知識➀20秒ルール
やりたいことは「20秒早く」できる工夫をすると習慣化しやすくなります。
逆に、悪い習慣は「20秒遅く」する工夫をすると止められます。
具体的には「机の上に必要な道具を既に準備しておく」「勉強するページを開けたままにする」などをすると【習慣化】しやすくなります。
逆に「スマホをすぐに見るクセを止めたい」人は「机の引き出しに入れる」「別室の充電スタンドに置く」などすると止めやすくなります。
習慣化に大切なのは「面倒くさい」感情のコントロールです。
「面倒くさい」ことを減らすほど習慣になりやすく、増やすほど習慣になりにくいということですね。
知識②if(イフ)ルール
「もし〇〇だったら?」というように、アクシデントを予想しておくと習慣化しやすくなります。
習慣化するなら「朝起きてすぐ」とオススメしましたが・・・
「もし寝坊してしまったら?」どうするか決めておきましょう。
「もし寝坊したら、その日はアプリを起動するだけでOKにする」
他にも「旅行したら」「出張したら」「親戚の家に泊まったら」など、日常とは違うシチュエーションになることは多々あります。
そんなときならどうするのか?「もし〇〇だったら?」というときのルールを決めておくと焦らず対応できますよ。
わたしは仕事の出張でも「iPadProだけは持っていく」ようにしています。
知識③復活ルール
習慣をもしも忘れてしまったら??
安心してください。実は途切れてしまっても大丈夫です。
もしも習慣が1日途切れたら・・・
途切れた後2日続けられたら「途切れなかったこと」にしてOKです。
そして習慣が復活したことを記録しておきましょう。
例:継続日数300日 復活2回
習慣を忘れちゃったことは大した問題ではありません。
むしろ「途切れた習慣を戻した」経験がめちゃくちゃ重要です。
1日忘れたくらいであなたの今までの努力は消えたりしません。
知識④「連続」ではなく「積算」
「習慣の記録」をつけると実績が確認できてオススメですが、
「連続日数」ではなく「積算日数」を記録するようにして下さい。
連続日数を記録すると、例えば300日続いた習慣も301日目に忘れたらまた0に戻ってしまいます。これでは「今までの努力が無くなってしまった」感覚になりますよね?
でも実際はそんなことはありません。
習慣が途切れたとしても今までの努力は失われません。
そういう意味でも「積算日数」を記録するようにして下さい。
途切れ途切れでも頑張った実績は失われません。
復活ルールと組み合わせるととても効果的なのでオススメですよ。
まとめ
お疲れさまでした!
【習慣化】について紹介しましたが、いかがでしたか?
このスキルを身に着けたら、あなたのイラスト環境は激変すると思います。
わたしも同じ方法でインプット、アウトプット、トレーニングを習慣化して、どれも700日くらい継続しています。
習慣化することで働きながら無理なく活動ができているので本当に楽しいです。
「たまに描いてる」と「毎日描いてる」の差はめちゃくちゃ大きいですよ。「毎日続けることができた」という実績はビックリするくらい勇気をくれます。
ぜひ【習慣化】のスキルを習得して、もっとイラストを楽しんで下さい!!