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褐色な美熟女は、ある日突然、年下男性のセフレに屠畜依頼をした……

まに様が書いたSSもつきます。是非とも一見ください。

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~~以下はSSです~~

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作者:まに

 今でも鮮明に思い出す。

 大学時代に、屠畜場でアルバイトをしていた時のこと。

 バイト先に、とても綺麗な主婦がいた。

 副水瑠依(そえみず・るい)、34歳。年の割にとても肌が綺麗な人で、けれど濃厚な色気を漂わせている美熟女だった。艶やかな褐色の肌と、何より豊満なおっぱいが目に焼きつく女性で、今でも目を瞑れば鮮明に外見を思い出せる。

 全体的な輪郭はすらっとしているのにとても蠱惑的な肉付きをした、柔らかい美女。

 ――若い頃の僕が彼女と男女の関係を持つようになったのも仕方ないと思う。だってそれくらい、彼女は性的な魅力に溢れていた。

 とはいえ、過ちの過去とまではいかない。

 というのも彼女はシングルマザーだった。

 高等部生の娘が一人いるけれど、夫はいなかった為に浮気にはならず、僕は彼女と仲良く互いに満たされる毎日を送っていた。

 ――あの日までは。

 ……今でも鮮明に思い出す。

 あの日は僕にとって――人生で一番、興奮した日だったから。

   *   *   *

「……私を殺して欲しいんです」

 大学の講義終わり。

 キャンパス内でかかってきた電話を取った僕は驚いた。

「……はい、私、今すぐ死にたいんです。……お願いです、君にしか頼めないことなの。私の家に来てくれませんか……?」

 僕は慌てて意味も無く電話口で頷き、電話を切って、大学を飛び出した。

 電話を掛けてきた女性は、あの瑠依だった。

 何故彼女が突然屠畜を決めたのか、僕には皆目検討が付かなかった。

 瑠依は勿論、肉畜らしく度々屠畜願望を口にすることはあったけれど、本気だったことは一度もなかっただけに、僕は何事だろうかと周章狼狽、真っ直ぐに彼女の家に向かったのだった。

 瑠依の住む一軒家を尋ねると、瑠依は玄関に迎え入れてくれた。

「……あの、今日はわざわざありがとうございます」

 僕を迎え入れた瑠依は相変わらず綺麗で、思ったより思いつめているような様子もなかった。

 いや、そんな、と僕が手を振ると、瑠依はにこりとした。

「ごめんなさいね、急にこんな……でもこういう時だから、貴方のことしか思い浮かばなくて」

 彼女がほんのり笑んだ唇の艶がぷるりとして、僕はごくりと生唾を飲んだ。

 今からこんな美人の屠畜される様を見ることが出来るのかと思うと、男としての本能が僕を滾らせていくのが良く分かった。

 けれど、リビングに入った僕は一瞬昂ぶりを忘れた。

 思わず目を丸くした。

 綺麗に掃除されたリビングのフローリングに、二人の女子が立っている。

 二人とも、何故だか柔道着姿だった。見た目からして女子高生だろう。

 一人は瑠依と同じ綺麗な褐色肌で、ややむっちりで、胸には迫力のある膨らみが備わっている。紛れもないツインテールの美少女で、顔立ちからは活発的な印象を受けたが、その頬には妙に火照りがさしている。

 もう一人は反対に白い肌で、いかにも優しい朗らかな顔立ちをしている。髪は短めで可愛らしい。女の子らしさの賜物か、身体は褐色の子より一層グラマラスで、抱き締めたくなるような子だった。

 見知らぬ二人。

 瑠依に説明を求めようとした僕を、褐色娘の挨拶が先んじた。

「初めまして!私は瑠依の娘の、副水叶奈(そえみず・やすな)です!」

 胸が揺れて、ごくりとなる。あの肌色、髪色、胸、艶っぽい唇……言われてみれば確かに、どう見ても瑠依の娘だ。どうして考えが及ばなかったんだろう。

 そういえば、瑠依から一度、娘が柔道部だという話を聞いたことがある。だから柔道着なのだろうか……いや、それでもここで着ている理由はよく分からないけれども。

「……初めまして、私は美代佳(みよか)と言います……」

 もう一人の子が外見通りに甘い声でいった。

 この子はどういう関係でここにいるのだろう、と考えるより先に、美代佳は言った。

「……私は、この、叶奈の……妻、です」

 え、と、瑠依のほうを見る。

 瑠依は僕に、困ったような笑みを見せた。

「……二人はまだ高等部生なんですが、去年結婚したんです。元々長年のクラスメイトで、恋仲でもあったようで……叶奈の告白で結婚しました。美代佳は新生市民なので、今はこの、私の家に住んでいます。娘が二人に増えたようで、幸せです」

 そうなんです、と二人が口を揃えて、僕は益々分からなくなった。

 女子高生同士の結婚は、そんなに珍しいことではない。

 しかし、どうしてそんな幸せな時に、瑠依は屠畜を願っているのだろう。

「……実はこの子達も、今日この場で屠畜を味わうんです」

 思考を読んだかのような答えにびっくりして、僕は思わず聞き返した。瑠依は頷き、説明する。

「……というか、因果関係が逆ですね。二人が屠畜を味わうから、私も屠畜されようかと……」

 ……もしかして、娘とその妻……というより、二人の娘が死ぬ悲観から?

「いいえ、違うんです。……そもそもですね、この二人が屠畜することになった理由からなんですが」

「どうしても我慢出来なかったんです」と、叶奈が瑠依の言葉に割って入った。「私達、もう辛抱堪らなくて……」

 一体、何があったのだろう?

「……昨日、サクジョウ学園の柔道部で、屠畜があったんです」

 今度は美代佳が僕の疑問に答えた。

 美代佳がむちむちの身体をもじつかせるものだから、僕はつい魅入ってしまった。柔道着から胸が零れんばかりに溢れて震えている。

「……羽柴美里というという柔道部の先輩が、屠畜を受けたんですが……美里先輩の友達の、市来ほのかっていう剣道部の先輩が屠畜を担ったんです。美里先輩は裸足の胴着姿で、ほのか先輩に絞殺されました。……二人は恋人の仲だったらしくて、屠畜が終わった後、ほのか先輩も美里先輩の帯を使って首を吊ったんです」

(※この話です→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5530675

 叶奈が喉をごくりと鳴らして言葉を紡ぐ。

「……その死に顔があまりに気持ち良さそうだったから、私達もう我慢出来なくて……」

 ……なるほど、話が読めてきた。

 つまり、感化されたわけだ。肉畜にとって部活での屠畜は夢のシチュエーションであると聞く。叶奈と美代佳は柔道部員として、先輩達のそそられる屠畜にあてられてしまった、と。

 だから今日、衝動を抑えきれなくなったんだろう。

「……この子達は屠畜を見てすぐ、帰宅して互いを慰めあったんだそうです。けれど、幾らそうしても、疼きはどうしても収まらなかったらしくて……」

 瑠依の色っぽい声に、つい想像が働く。

 目の前の、若くてエロ過ぎる褐色と美白の女子高生の艶肉が、絡まり貪りあい、揃って豊満な乳肉を絡ませあって……汗を交え、唾液を蕩かし、一つになる濡れ姿。目の前に本人達がいるからこそ、生々しさは尋常ではない。

 自然と色情の汗がにじみ始める。

 過敏になった性欲のセンサーに、瑠依の囁きが一段と艶かしく感じ取れた。僕は思わず過剰に瑠依へと振り向いた。

「……それで私も、ついでに今日、この子達と死のうと思ったんです。元々良い年ですし、そろそろかなとは思っていまして、良い機会かな、なんて……」

 ……つくづく、なんて綺麗なんだろう。

 煌く髪をそっと指で靡かせる彼女は、若々しい雌の瑞々しさと熟した女性の妖艶が備わっている最高の女性だ。

 ……正直、こんな女性と会えなくなるなんて辛い。

「……正直、貴方と会えなくなることだけが心残りなんです」

 でも、僕は雄として……瑠依の屠畜も見てみたい。

「でも、私は雌として……どうしても屠畜を味わいたい」

 互いの感情がシンクロする。

 瑠依は一層唇を艶々とさせて、甘い吐息を洩らす。

「……だからせめて、貴方に屠畜されたいんです。私のお願いを、聞き入れてくださいますか……?」

 今日で関係の終わる悲しみはある。

 けれどこれから味わう時間は、きっと、関係が続いた場合に貰える幸せを全部濃縮したって足りないくらいの最高の時間になるに違いない。

 ……僕ははっきり、頷いた。

 身も心も蕩ける破滅の交わりが決まった瞬間だった。

   *   *   *

 叶奈と美代佳は、リビングで百合心中をするらしい。

 まず、触発された羽柴美里の屠畜にのっとり、叶奈が美代佳を絞殺する。

 残された叶奈は、美代佳であったものの胴着の帯で、首を吊って自死するそうだ。

「後の始末をお任せしてしまいますが……こんな事を頼んで本当にすいません……あの、後のことはお願いしますっ」

「お願いします……!」

 律儀に御辞儀する二人に僕は、慌てて顔をあげさせた。僕だって役得に違いないわけでそこまで感謝されるのも気が引ける。それに、既に三人は知人との告別や遺品の整理も済ませているらしい。そこまでちゃんとやってもらっているんだったら、後始末もそう難しくはない。普段携わっている屠畜はもっと大変なものなんて幾らでもある。

 しかし、二人とも若くて溌剌としているのに、礼儀正しい。

 親の躾の賜物だろう。

 ――その親が僕を横切り、叶奈に接吻を施したので僕はとにかくどきりとした。

「んふ、んんっ……♡」

「おかあさ、ん、ちゅっ……♡」

 目の前の光景に、思わず股間にテントを張って立ち尽くす。

 母娘の濃厚な抱擁、そして、舌を絡めるキス。

 似通った色っぽい唇が艶めかしさを舐り合わせ、唾液の照りを交換しあう。舌が絡まり、唇は押し潰れる。求め合う水音はリビング中に響き渡り、唇の吸い付く音、舌が交差する音が鮮明に光景を強調して、とてつもないいやらしさだ。

 僕が呼吸さえ忘れているうちに、瑠依は、今度は美代佳と交わった。

 美代佳も瑠依に身を委ねて、激しく甘いキスを数十秒。キスの余韻に呼吸を荒げる叶奈の吐息が水音と交わり、音を聴いただけでも勃起が止まらなくなるほどだった。

 やがて唇をねっとり離すと、瑠依は優しく微笑んだ。

「……二人とも、今までありがとう。……さようなら」

「うん……ママ、大好きっ」

「私も、大好きです……お義母さん」

「……ふふ、ありがとうね……」

 ――少し過激ではあるものの、感動の別れといったところだろうか。

 僕も思わずしんみりと――なるわけがない。

 煽情的過ぎる。

 とびっきり濃い百合の口付けを見せ付けられた僕は、瑠依の唾液に一層艶めいた唇も、抱き合ってむちむちひしめいていた身体も、視線で舐めてしまっていた。

 思わず急かそうとしたところで、瑠依はちょうど僕へ振り返った。

「……じゃあ、私達は行きましょうか」

 頷く。

 思いっきり頷く。

 僕達は別れの挨拶を二人に済ませて、勇み足でリビングを出たのだった。

 足並みを揃えて、向かった先は瑠依の寝室だった。

 とてもよく整理されている。大きなベッドに、普段、先立たれた彼女は一人眠っているんだろう。……いつもよりずっと、満たしてあげなければ。

 自己の性欲も都合よく含めながら意気込む僕の後ろで、部屋の鍵が閉まる音がした。

 振り向くと、瑠依が、鍵をかけた扉に寄りかかっている。

 その瞳は雄を求める貪欲な甘さに光っていて、僕を欲情に総毛だたせた。

「……あの二人のことは、今は忘れて、下さいますか?

 ……今までで、一番の愛し合いをしましょうね……♡」

   *   *   *

 僕は、彼女に飛びついた。

 彼女も僕を受け止めてくれた。

 散々見せ付けられた百合より、更に強く、抱きあって、口付けを交わす。

 身体は、むっちむちだ。柔らかい。

 唇は、ぷにっぷにでとびっきり吸い付く。

 ただ舌を絡めるだけじゃなくて、何度もちゅっちゅとしたくなる。唇をくっつけては離し、小刻みにキスして、その後に思いっきり唇を押し付けで、こってりとベロキスに耽る。これまで幾度と無く味わってきた身体と口だけど、味わえば味わうほど枯渇するばかりで、もっともっと求めたくなる。僕は年上の包容力に身を委ねて、自分の湧き上がる興奮をそのまま瑠依へと練り込み倒した。

 瑠依は僕をしっかり抱いて、受け止めキスをしてくれる。

 瑠依の身体にぐりぐり身を押し付けているうちに、僕の勃起はもう限界まで硬くなって、下手をすれば射精しそうなくらいになっていた。

「……さぁ、ベッドに行きましょうか?」

 唇を離して、瑠依は言う。

 唇に渡った唾液の橋が、艶々と煌いていた。

 僕は本能と――そして使命感に任せて、瑠依をベッドに押し倒した。

「あっ――♡♡」

 ――瑠依の屠畜方法は、『首絞めセックス』だ。

 僕が瑠依の首に手をかけて、窒息と絶頂を与える。

「はぁっ♡はぁっ♡素敵ですっ……ああ、好き、好きっ――♡」

 ――ベッドに押し倒された、美女が一人。

 全身に艶々の褐色肌をむちむちさせて、その端麗な美貌を甘い発情でいっぱいにしている。

 この女を、僕は貪り放題なんだ。

 とびっきり甘ったるく、とびっきり暴力的に、要は好き勝手に性欲をぶつけ倒せるんだ。

「――んぐぇっ♡♡」

 有り余る興奮のもどかしい感覚を発散しようと、僕は彼女の首に暴力をぶつけた。

 叩き潰すくらい乱暴な、両手での首絞めだ。

 彼女の清らかな首元へ、指は一気に食い込んでいく。

 瑠依が反射的にビクつかせた女体に、僕は肉棒を一気に捻じ込む。

「んおぉっ♡♡」

 絞られた呻き声と共に、肉棒を快感が包み込む。

 超、極上の雌膣。

 妙齢の美女であればこその、鮮烈な膣圧と蕩けきったにゅるにゅるの恍惚が同居している。しっかり肉棒を食い縛りながら、肉襞がとにかく全体を舐め倒してくる。中は複雑にうねっていて、勃起の直立を通していく快感は堪らない。硬さで蕩け具合を感じているうちに、あっというまに最奥へと辿り着くのだ。

 何度も味わった至福の恍惚。

 でも、今日の快感はまたひとしおだ。

 いつもより、締め付けが強い。瑠依の首を絞めているからだろう。

 僕は、いつもピストンを受け止めてくれるむちむちの下半身に、ぶっ壊すつもりで思いっきり股間を打ちつけた。

 でっかいケツ肉の弾ける音がした。

 子宮口に亀頭が思いっきり刺さる。

 どこを触っても気持ち良い熟した女体が、滑稽に、びっくん、と跳ね上がった。

 絞り上げられた雌の嬌声。

 僕は瑠依への想いをぶつけ、全身を使って彼女を組み伏せる。

「んぇっ♡へっ♡しゅご、ぉっ♡んぎ、しゅき、ずきっ――ですっ――♡♡♡」

 ――身震いするような興奮を、瑠依は抱かせてくれる。

 性的欲求は勿論、愛情も沢山湧きあがって、それは全身に蓄積し、やがて飽和し耐えられなくさせてくれる。

 全身に溜まった疼きを、発散したい。

 発散出来たら、絶対気持ち良い。

 じゃあ、どうやって発散するのが一番気持ち良い?

 ――極上の雌の身体に、思いっきり乱暴にぶつけ倒すことだ。

「んおっ♡んぉっ♡んぎひっ――♡♡♡」

 むっちむちの女体に、興奮をぶつける。

 何の気遣いもせず、男の力を全開にして、首を絞める。ピストンをしてやる。

 溢れる力を発散するのは気持ちが良い。男とはそういうものだ。トレーニングジムなどでサンドバッグを力いっぱい叩いたりすると快感が走る。力の発散とは悶えるような興奮を与えてくれるものなのだ。

 力をぶつける対象がむっちむちの女体だったら、気持ちよくない訳がない。

 だから、愛情を込めて、思いっきり殺す。

 気持ち良い。

 食い縛られた膣肉をカリ首でごっそり掻いて、子宮を壊す勢いで何度も勃起をねじこみ、股間を打ちつけるのが気持ち良い。

 両手が力を入れすぎて震えるぐらい首を絞めるのが気持ち良い。

 好き♡と、死ね!が、両立して、僕を突き動かす。

 強烈な交尾の音が、そのまま告白と罵倒に聞こえてくる。

 普段だったら大好きな瑠依に、こんなことは出来ない。良心という不純物も混じる。

 けれど、今は最後の時……瑠依本人に望まれてやっているのだから、気兼ねなんて一切することはないのだ。

「んんっ♡っ♡っ♡♡♡♡♡」

 ――嗚呼、瑠依も幸せそうだ。

 虚ろにひん剥いた白目から涙を流して歓喜の笑みを零している。

 馬鹿みたいにドスケベな身体を派手に痙攣させて、乳肉も腹も太腿も尻も、凡そ雌臭い肉付きの部位を震わせてフェロモンを放っている。

 僕はこのまま、彼女を絞め殺してやろうと思った。

 けれど、この身体も味わいたい。

 葛藤した僕はついに誘惑に勝てず、瑠依の首から手を離す。

「んはっ♡あっ♡はぁっ♡あの、こんな、すごすぎ、好きっ――んんっ♡」

 ぶつかり合うようなキスを与える。

 男の身体で、むちむちボディを思いっきり押し潰す。

 両手両足で抱き締めて、身体のあちこちをまさぐってやる。

 むちむちむちむちっ♡

 全身に迸る瑠依の雌肉の感触に、僕は大きく身震いした。

 ぐい、ぐい、と何度も力を込めて、瑠依を押し潰して肉感を味わう。

 唇を離して、乳肉を揉む。

 乱暴な鷲掴みに対して、乳肉はどこまでも柔らかく、もっちゅりと僕の手にまろぶ――。

「ああ、ああっ……大好きです、優しくて、乱暴でっ、愛が止まりませんっ……♡」

 僕は獣のような声で唸りをあげながら、何度も瑠依に行為の言葉を返した。

 キスをする。何度も何度も、唇を重ねる。

 瑠依への愛情という名の暴力が、僕を突き動かして止まらない。

 ――僕にとって、初めての女性。

 バイトを始めたばかりの無垢な僕に、仕事も女も教えてくれた女性。

 性交の時はとても妖艶だったけれど、優しくて、僕のことをなんでも受け入れてくれた女性。

 好きじゃないわけがないじゃないか。

 離れたくないに決まってる――。


「……ずっと、貴方のことを愛していました……♡」

 瑠依を力いっぱい抱き締めた、僕の頭を彼女は撫でる。

 興奮に呼吸は荒げながら、優しく暖かく撫でてくれる。

「……夫と離婚してからというもの、男性と距離を置き、とんと疎遠で……私は女としてどうなのだろうと思っていたんです……

 そんな折、私は貴方に出会いました……

 年甲斐も無く、私は……純粋で優しく、芯もある貴方に一目惚れしてしまいました……

 そして、かどわかしてこんな関係を持って……本当にすみません、こんなはしたない女が初めての女性で」

 僕は首を横に振る。

 瑠依で良かったと、精一杯伝える。

「……本当に、大好きです……♡」

 瑠依は僕に、ちゅっと唇を重ねて。

「……肉畜として貴方に殺されるなんて、これ以上の幸せはありません……♡さぁ、私を……屠畜して下さい……♡」

 ……僕も、大好き。

 力強く言うのと同時に、僕は瑠依の首を絞めた。

「んいっ♡かは、あっ――♡」

 ――一瞬で、瑠依の顔が雌になる。

 脳内麻薬が頭の中で壮絶な量分泌されて、脳味噌が壊れていっている顔。酸欠状態になったことで湧き上がったドーパミンが彼女に至福を与えているのだろう。

 男受け抜群の肉付きをした女体が、全身快楽で染まっていくのがありありと見て取れる。

 じんわり痺れるような快楽が爪先にまで行き渡った瑠依は、こっちからしても最高の状態に仕上がっている。

 膣がぎちぎち締まりながら蠢いているし、全身が蒸れ火照って僕に吸い付いてくる。この世で最も気持ち良い肉塊だ。

 僕は我武者羅に欲望を打ちつけて、全身を満たす快感に溺れた。

 射精の欲求が湧き上がる。

 瑠依の身体を全身でむっちむっちと咀嚼しながら首絞めセックスに耽っていると、下半身が快感で満たされていよいよ我慢が出来なくなった。

 射精のスパートに合わせて、首を強く絞めあげる。

 瑠依は完全に気道を塞がれ、声もあげられないようだった。

「♡っ♡っっ……♡♡♡」

 嗚咽にならない嗚咽からさえ、恍惚が感じ取れる。

 死にゆく女体に向けて精を注ぎ込もうとしている破滅的な興奮と共にあるのは、瑠依に対する沢山の好きと、最高の女を自分の快楽の為に物扱いしているという愉悦。

 人として、雄として、幸福は混じり合い、精液を練り上げ尿道に通す。

 僕は瑠依を絞め殺し――痙攣する女体に射精した。

 射精。

 膣を貫き、子宮へどくどく注ぎ込む。

 瑠依はびっくびっくと身体を暴れさせながら射精を受け止める。

 気品のある顔立ちが今は快楽の一色に染まっていて、人生最後で最良の幸せに浸っていた。


 僕は、股間を彼女の秘部へ押し付け何度も何度も肉棒を脈動させた。

 瑠依は子宮で精液を飲み込む度、痙攣する。

 どくり、どくり、どくり。

 射精が続いていく内に、次第に瑠依の痙攣は小さくなっていった。

 最後まで膣は締め、しっかり精液を搾り取ってくれる。

 僕に、その絡みつきで愛情表現をしてくれながら――瑠依は僕の手の内で、逝った。

 首から、手を離す。

 僕は彼女を抱き締めると、もう一度腰を振り始めた――。

   *   *   *

 リビングに戻ると、一人――いや、一体の死体が転がっていた。

 恍惚の表情をした、美代佳だ。はだけた胴着から豊満な乳房が零れていて、未だ残る血色の良さが艶かしい。顔は紫色で虚ろ、それでも尚可愛い彼女は、床に小水の池をこしらえている。


 既に、胴着の帯はない。

 持ち主を探すと、彼女はソファに座っていた。

 叶奈だ。

 まだ、生きている。

 自分も帯の取れた胴着をはだけさせ、その手には二つの帯を持っている。自分の帯は美代佳の首を絞めるのに使ったんだろう。吐息を荒げ、疲労している様子だ。

 僕が歩みよると、叶奈は力なく僕を見上げて微笑んだ。

「……えへへ、あの……イキまくっちゃって……腰砕けちゃって……」

 胴着から、乳首のつんと張った褐色の豊乳が見えて、僕はどきりとした。

 照れを隠すみたいにして、美代佳の死体へ歩み寄る。

 完璧な屠畜だと、僕は彼女に伝える。

「ありがとうございます……学校の授業で、練習したから」

 叶奈は礼を言うと、立ち上がって部屋を出ていく。

 僕もそれについていった。

 僕と叶奈は、ベッドの上で事切れた瑠依の悶絶した死に顔を一緒に見た。

 そして、汗、愛液、精液などで汚れた身体を綺麗に拭いて、僕は初歩的な防腐措置として、持ってきた機械から特殊な光線を瑠依へと浴びせかけた。

 リビングに戻ると、叶奈は僕に礼を言った。

「ありがとうございました。お母さん、幸せにあの世へ旅立ったみたい……きっと途方もない快感を味わったんでしょうね」

 叶奈はそこまで言うと、悩ましく身体をくねらせた。

「あのお母さんの顔を見たら……ガチレズの私でも、その……男の人を、味わってみたくなっちゃったくらいです……♡」

 どきりとする。

 僕は何か言おうとしたけど、その前に叶奈が首を横に振った。

「……いいえ!この話、忘れてください!美代佳に、申し訳ないですもんね」

 僕は頷く。

 叶奈は翻り、美代佳であったものに寄り添う。

 そして、キス。

 一分間ほど続けると、叶奈は囁きかけるように言った。

「美代佳……私もすぐ逝くね」

 と言った後、叶奈は胴着を脱ぎ、全裸になる。

 そうしてソファに戻ってくると、僕に帯を差し出す。

「お願いです……この帯で、私の首を絞めてもらえませんか?」

 僕は思わず聞き返した。

 叶奈は欲情を滲ませつつ、言う。

「……美代佳を手にかけてから貴方が来るまで、ソファに座って待っていた時……ふと、思ったんです。このまま後ろから首を絞めてもらいたいって。それはきっと、私の最後を最も極楽で彩ってくれるって……」

 叶奈の目は、本気だ。

「当初の予定とは違ってしまいます、美代佳に申し訳ないかとも思いました……でも、ふと思ったのです。

 私達が感化された、美里先輩とほのか先輩は……自分達が一番求めていた結果を手に入れたからこそ、あんなに気持ち良さそうだったんだって。一番大切なのは、形式じゃなく……自分の欲望に従うことだって。

 ……だったら私は、計画よりも今の最高を大切にしたいって、そう思ったんです。……美代佳もきっと、私が幸せであるのなら許してくれると思います。それに……」

 叶奈の視線が、僕を通り過ぎた先に向く。

「……ここからは、美代佳の顔が良く見えますから」

 僕は何も言わなかった。

 ただ、黙って、叶奈の持つ美代佳の帯を受け取った。

「ありがとうございます……あの、感謝の印に、私達の遺体を好きにしていいですよ?私達は二人とも、まだ処女ですし……もうすっかり、貴方も元気を取り戻しているようですし」

 股間に視線が来て、僕は反射的に謙遜する。……けれど正直、堪らない。彼女の好意に甘えて、この後は二人の死体と快楽の限りを貪るだろう。

 叶奈はそんな僕の想いを見透かすみたいにくすりとする。

 そして姿勢を正して、しっかりと首を伸ばすことで僕へと晒した。

「さぁ……お願いします」

 僕は、頷く。

 どきどきしながら、そうして僕は叶奈の背後へと周った。

 後ろから見ると、叶奈のうなじはとても綺麗だ。褐色の艶が色っぽくて、劣情を煽る。いやがおうにも彼女が女として最も食べ頃の年齢であることを意識させられる。

 未だ瑠依の屠畜で味わった興奮が残っていた僕は、駆り立てられるように叶奈の首へと帯を回した。

 最後に、言う事は何かある?と、問いかけた僕は、叶奈が既に自分の女性器を慰め始めていることに気がついた。

「はい、まずは貴方にお礼を……そして、お母さんに、感謝と、愛情を……そして……美代佳に……」

 ……少女の綺麗な指が、濡れた秘部に押し当てられている。

 大陰唇に指の腹を滑らせ、陰核を指で挟み、弄ぶ。レズで処女というだけあって、中ではなく外で得る快感を求めた動きだ。部屋に水音が響き渡る。女子高生の発する音だと思うと、雄としての本能が揺さぶられないわけにはいかない。

 僕は豊満な乳肉の膨らみを見下ろしながら、その更に下で、股を開いて弄られる秘部を食い入るように見つめる。

 叶奈はその手を激しく動かして、上下に、左右に、円を描くように、秘部を弄りたてながら最後の言葉を紡いでいく。

「……美代佳、大好き……今までもこれからも、ずっと大好きだよ……首絞め、気持ちよかった?気持ちよかったよね……あんなに沢山、甘い声出してたもん。小水をシューと出しながら、痙攣して、びく、びくくんって……私も今から、そっちに逝くよ……世界で一番、愛してる……♡」

 僕からしてみれば、叶奈の言葉が続く間、ずっとおあずけを喰らっているようなものだった。

 そんな中、ようやく声が終わったものだから、僕は全てが爆発するのを感じた。

 僕は、強く帯を握った。

 そして、とびっきり強く、左右へと引っ張った。


「んぎっ♡♡♡」

 叶奈が滑稽な声をあげる。

 股を開いた女体が、びん、と跳ねて、ソファを揺らした。

「あっ……かは、あっ、あっ♡」

 叶奈の手が、一気に自慰の激しさを増した。さぞかし堪らないのだろう、首絞めの恍惚とは。表情から一瞬の内に理性が消し飛び、秘部から軽く潮さえ漏れた。

 女子高生の首絞め自慰は、正直言って蠱惑の舞いだ。

 部屋を満たす激しい水音があんまりにもいやらしすぎて、僕は容赦なくぎちぎちと首を絞めてしまう。帯伝いに彼女の身体を味わうみたいにして、徹底的に酸素の供給を絶つ。

 叶奈は白目を剥いて、歯を食い縛り、涎を垂れ流す。

 少しばかり、叶奈は快感を味わうみたいに身体をじたばたさせていたが、やがて片手を己の乳肉に持っていき、揉み始めた。

 豊満な乳肉が、歪むわ、撓むわ。なんて大きく柔らかそうな。柔道部らしく、身体は全体的に引き締まっているというのに、胸ばっかり実ってたぷたぷ。そのまま瑠依を若くしたかのような瑞々しい褐色の肉体から、目を離すのが止められない。

 何より、両手に伝わってくる彼女の首の細さが、僕に嗜虐的な高揚をもたらす。

 今、この子の命は僕の手のうちにある。

 もっともっと、首を絞めてやろう――

「っ♡っ♡♡♡♡」

 叶奈から声が失せ、喉を鳴らすばかりになる。

 脳味噌からドーパミンを垂れ流しながら、いよいよ叶奈の手が絶頂への動きを始めた。

 横たわっている美代佳を糧に、自分自身を貪り倒す。

 女子高生の魅力を振り撒く首絞め自慰だ。

 とにかく滑稽に悶える雌の最後を見ながら、僕は滾りまくっていた。

 この身体を、この後、犯せる。

 自覚した僕は、叶奈の首をへし折るつもりで、一気に首を絞め上げた。

 この後は。

 親子共々、たっぷりと犯し放題だ――。

「――っ♡」

 絞めあげが頂点に達したその瞬間、叶奈は明らかに絶頂した。

 音を立てて潮をふき、足の爪先をびんと張って、とびっきりのアクメに襲われている。

 何度も何度も、ビクついている。身体は本能に支配された原始的な反応のみをしているというのに、手ばかりが複雑に秘部を弄りたてている様子がいやらしい。

 明らかに膣が何度も引き締まって、その度に僕の股間はその快感を想起して暴れる。

 僕は、帯を握る手を一切緩めなかった。

 ……首絞めの酸欠状態で与えられるアクメは、とても長い。

 リビングで、叶奈はひたすら絶頂を続ける。

 乳肉を大きく揺らして、ソファをぎしぎし鳴らし、雌として一番いやらしい姿を見せ付けてくる。

 快感を噛み締めるみたいに身体を動かして、噴出される潮の勢いは特別凄まじかった。

 まるで口付けのように、横たわった美代佳に、叶奈の潮が届く。

 それを見てか、叶奈は大きく痙攣したのを境に、うっ血した顔をがくりとさせた。

 部屋が、急に静かになった。

 聞こえるのは流れる水の音と、ほんの僅か残った痙攣にソファが軋む音ばかり。

 ――代わりに僕の前は、二つの肉人形が転がっていた――。

 叶奈と美代佳に防腐措置をした後、僕はただただ、リビングと寝室を行ったり来たりした。

 そして言うまでもなく、三人を犯しつくした。

 三人の身体は三者三様に、柔らかくて気持ちがよかった。

 ――今でも鮮明に思い出す。

 大学生時代の、とある日の出来事を。

 きっといつまでも、僕は忘れることがないだろう。

 彼女達の気持ちよさは、今も身体にしっかり余韻を残している――。

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Comments

2granberia2

きれいな死体良い!