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ご無沙汰しておりますITKZです、結局やっぱり月末更新になってしまいました…(震)許してくださいえーん><


黒鉄の宿後日談の補足漫画を1P書き下ろしたので掲載します。

えっちはないです(ごめんね)

さっとみてあれが毛皮の上着だとわかりにくい、上着だったとして何で抱えてんの?というところの説明をしそびれたので……


族長はなんやかんやで剣士に結構ストレートに優しいんですが(ひそやかに第三夫人扱いしてるので)剣士はもともと結構天然だし、今となってはそれにド変態が追加されてる結果プレイの一環だとしか思ってないんですよね。

族長は別に自分がやりたいことやってるだけだからまあ喜んでるならいいかって思って特に否定も肯定もしてない感じです。



それから本来イベントで配布する予定だったんですが諸般の事情で印刷できなかったペーパー(支援者さん向けのbooth通販をした方には同封しました)も公開しておきます。



ド変態である。

剣士は前作で自分の中の価値観とかプライドとかあらゆるものをへし折られ人間性が全部めちゃくちゃになっちゃったんですよね。

その後解放されたときに全てを忘れて立ち直る道もあったんですが、まあ後日談の通り自ら堕ちるところまで堕ちることを望んでここに戻ってきてるので、もう今はセックスする事ばっかり考えてる心身から肉袋に堕ちた男だと思ってもらって間違いないです。


客人との酒が普通に楽しかったのは本当で、一時昔を思い出せたのも真実ではあります。

でもそれと同じくらい外から来た逞しい男を見て「ワンチャンこの男としっぽりやれねーかな」「エッチしてるところ見つかってゴミみてえな目で見られたり、場合によっては罵倒されながら犯してもらえねーかな~」くらいは考えてたんですよね。

で、いざ自分が肉袋であることを知られたらなんか思ったよりずっといい人で

「あーいい男だなー!このまじめな人が自分みたいに肉欲に堕ちるとこみてえな~!この男に獣みたいに跨られたら楽しいだろうなー!しかも旦那様の前で!!!!」

とか考えちゃった結果がコレです。


族長は嫁に甘いので視姦プレイしたいなら付き合ってあげるかって感じで促してあげたのでした。

なお客人が帰った後当然のように族長におねだりしてやってもらったとかなんとか。


他人から見たら哀れで滑稽で情けないみじめな人生でも、本人にとっては今やそれが最も好きなことを続けられる人生であり

一生面倒見てくれるスパダリもそばにいるという幸せな人生なのでしょう。




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以下はどうでもええ日記というか、前の方の記事で2月に不調だったことについて説明するという話をしていたのでそれ関連です。


マジで日記の類で創作物とはまるで関係ないので経緯に興味ない人は読まなくて大丈夫ですわ~~






結論から言うと全ては誤解の産物で、現在問題は解決済みです。


その上で何が起きたかを説明すると商業の担当編集さんと意思疎通や漫画に対するスタンスや進行方法でかなりのすれ違いがおこり、

結果商業BLやってくうえで一番言われたくないことを言われる形になってしまい

(※編集さんにはそのつもりはなかったが複数の要因と言葉の積み重ねでそういう風にとらえてしまった)

その結果すべての創作意欲が吹っ飛んだ……って感じです。


元をたどれば担当編集さんが変わったことで連載を続けるうえで必要なことは不足なく引き継ぎをしていただいたものの

連載前にどういう経緯があり何を条件としていたか、私が初回何に異議を唱えて何を通してもらいその後も重視していたか

みたいなすんごい細かい根っこの部分の共通認識が失われてしまったのが原因でした。

とはいえコレ編集部の引継ぎがどうとかって話かと言われるとかなり微妙な領域なので、担当さんが変わったときに自分から話をしておくべきだったと考えるに至らなかった私側のミスでもあったかもな…とちょっと反省もしております。



そんな感じでとにかく一番信頼してノーガード晒していた人に真正面から腹に刺されたみたいな状態になってしまい

「漫画描く描かない以前の問題なのでとにかく来週空いた時に話し合いの場を持たせてほしい」と打診、

担当さんも即座に快諾してくれたんですが間の悪いことにそれが起きたのが金曜の夜だったので翌週火曜まで3日以上その精神状態で過ごすことになってものの見事に悪化したって感じです。

(これは担当編集さんも同じだったので向こうも相当胃の痛い週末を過ごされたんだろうなと思います……)

なんかもう一番ダメな状態の時は「連載もう途中で切って辞めるか」とかまで考え始めていて人間こんな一瞬でダメになっちゃうんだって自分でもびっくりしました。



その後火曜にきっちりお話をして誤解があったこと、言わないでほしいこと大事にしている事、進行方法の軌道修正やら諸々の相談を行い全てすっきりした、にもかかわらず心がものすごく遠いところに行ったまま全然帰ってこなかったんです。


今まで生きてきて「あれをやりたいこれをやりたい」が途絶えたことはなくサボることはあってもその「やりたい!」に従うだけで生きてきたのに、その欲望が本当にきれいさっぱり消えてしまって空っぽになった感じになってしまっており

完全にダンジョン飯でライオスにアレをアレされたアレ獅子状態になってました。

あんなに漫画のキャラの心理解できたの初めてかも知らんって感じでした。


でも何が一番やばかったかというと、何も描けずネタも思いつかず締め切りもアシさんの仕事日も迫りまくっている追い詰められた状態でありながら

一ミリもやばいともまずいとも思わないくらいプラスだけでなくマイナスの方向にも心が動かず空虚になってしまってたことだと思います。


そんな状態で宙を見つめたり延々寝たり白紙の画面を眺めて過ごしたりして、ようやく2月末に特に理由もなく急に復帰した……という次第でした。

「なんじゃそら!?」って感じですけど、結局できてしまった傷を癒すには原因を取り除くだけじゃなくて単純に時間が必要だったってことなのかなと今は思います。


まあ時間が必要になった結果すべてのスケジュールが焦げ付き連載は元より予定してたJ庭新刊のネームも進まず作画時間もなく最終的に黒鉄の宿後日談を前言撤回しまくって新刊にしつつ支援サイトの更新も当然止まるとかいう事態になってしまったわけですがアホ!!!!二秒で復帰しろ!!!マジでごめんゆるしてください!!


……まあそんな感じでいろいろありましたがなんとか無事復帰しました。

その節はSNSや各種メッセージ、イベント会場など様々な場所や形でいろんな人に暖かい励ましをいただきました、ほんとうにうれしかったですありがとうございました!



ご迷惑おかけした分この先は支援サイトをもうちょっと力を入れて…

と言いたいところなのですが来月から諸事情で仕事量が単純に倍に増えるのでそれも難しいかも…という感じで……ずびばぜん……

とはいえお仕事をいただけるうちが花なので、お声をかけていただける間はそちらを中心にして頑張っていきます。


そんなわけで更新は相変わらず不安定ですので、どうかご無理のない範囲でお気が向かれたタイミングにでもまた支援をしてただければうれしいです。

本日時間をおいてからあと一回SKEB納品物関連を掲載して今月の更新は終了となる予定です。


それではまたのちほど!

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