近況報告と次回新刊表紙ラフなど (Pixiv Fanbox)

こんばんは、ITKZです

通常連載と巨人族の花嫁5巻作業と野郎フェス新刊作業とかがモロ被りしているため今月も今月とてめちゃくちゃ忙しいです。

ところで期間限定見放題でファンボックスに乗せていた番長★物語2ですがなんかいろいろ考えた結果もうこのままずっと置いておこうかな…という気持ちになっております。

そもそも記事や絵の更新はおまけではじめたファンボックスなんですけど、なんかもうちょい見に来てくれる方にお得があってもええかなと思いまして…。

他の同人誌も毎回ずっと公開するかどうかは確約できないものの、とりあえず番長シリーズは全編ファンボックスに加入してさえいれば見れるようにしておくつもりです。

そんな番長★物語の新刊の作業ですがプロット終了、セリフ作成8割終了と言った感じです。

表紙はこんなかんじ

サイエンティスト番長はひょろ長いので勃蔵より身長が高い。

今回は緑色の箔押しで行くつもりです。

箔押ししようとすると納期がかなり前倒しになるのですが野郎フェス直接搬入かつ表紙先行入稿で本文の入稿は25日（割り増しならもうちょいずらせる）素敵な印刷所さんを奇跡的に見つけたのでめちゃくちゃ命が助かりました……。

今回結構ページ数が多いのでそれでも発行できるかどうかが完全に未知数なのですがやれるだけやろうと思います。

なお次回新刊が番長物語3であることとサイエンティスト番長が対戦相手であることは内緒にしておきたいのでファンボックス以外の場所での言及は引き続きお控えいただけると嬉しいです。

まあ別に言ってもそんなに支障はないんですけど漫画を描いて出す作業って「読んだ人がびっくりしてくれるといいな」というワクワク感によってモチベーションを保っているところがあり、今回の対戦相手はネタのうちの1つなので

できればバーンと本編と一緒に出して驚いてほしいな～となんとなく思うんでした。

誰かが驚いたり楽しんだり萌えたりしてくれるはずって信じないで「誰がこんなマンガ読むんだ」とか思って描くのって経験上かなり精神的に良くない＆

どうせ書いてる途中でそういう思いに苛まれていくので

作業初めの方くらいは夢いっぱい希望いっぱいでやっていく方が長持ちする…となんとなく経験則で思うのでした。

それから同時並行でずー－－－－っとやってた敗北英雄の修正作業、3と2話の自分の分の作業が終了し4話も半分まで片付けました、やったぜ

たぶん全部の作業終わるの年末前とかになりそうですけど、だいぶ調子もつかめてきたのでスピードアップさせたいところ……

そして合本版にむけた修正にともない蒼威のデザインをマイナーチェンジしました

ざっくりこんな感じ。

デザインしてるときはその時点でかっこいいと思えるものにしているのですが

やはり漫画として描いていると気になる部分がめちゃくちゃ増えてくるんですよね…そもそもあんまりデザイン得意じゃないし……。

メカ系パーツを野暮ったい印象から脱却させてスタイリッシュに見せるためには筋の細かいライン増やすのが一番手っ取り早いのでいっぱい線が入ってます。。

かなり昔の話ですがお台場ガンダムを見に行った時にアニメ版の元デザインを忠実に残しつつ部分部分をキュッと絞りつつ機械的なライン（ガンプラでいえばスジ入れするとこ）を入れることで古のロボットを現代基準のカッコイイに近づけることができるんだなあといたく感動した覚えがあるのですが

今回のリデザインでは何となくその時のことを思い出しながら線入れをしたりしなかったりｓました。

難点は単純に作業量が増えるので長期連載とかでやると死ねることでしょうか。

でもダサイもの描き続けるよりも作画大変でもかっこいいもの描いてる方が精神の摩耗は少ないので損して徳取れみたいな心意気でやっております。

久我丸もできればデザインを変更したかったんですけどあれを下手にいじると書き直しの作業量がとんでもないことになるので今回は比較的出番の絞られている蒼威とジズのみリデザインするにとどめました。

どうせ全裸になって新装備を着ることになるので6話のラストでちょっといじれたらいいなと未来の私に新しい仕事を課しておこうかな…

次回更新はおそらく10月26～28日前後で一気に番長★物語3を全頁もってくるつもりです。

でも途中で作業量にめげそうになったら作業途中のものを見て見てしにあらわれるかもしれません（意志薄弱）。

そして最後にめちゃくちゃ急カーブ切ったように毛色の違う話をするんですが

9月4日J庭の日から飼い猫が体調を崩し、そのままひと月看病に費やしたもののちょうどひと月後の10月4日に他界してしまいました。

忙しかったりぼーっとしたり、心配でなにも手につかなかったりどうにもならない日々を過ごしてようやく少しずつ、どこか寂しい日常をとりもどしつつあります。

まあ猫の話を始めるとめちゃくちゃ悲しい話になるのでその辺はおいておくのですが、看病真っ最中だった9月～10月頭にかけて頻繁に通院したり看病をしていた関係で仕事にも支障が出ておりました

で、BLスクリーモ編集部に正直に事情をお伝えしたところ

「できる限り調整しますので猫さんを第一にしてあげてください、よくなることを祈っています」と最大限の締め切りの調整+猫へのいたわりのお言葉をいただきました。

今回に限らずBLスクリーモ編集部とイイカワさんは私や家族の体調・その他のいろんな事情に対していつでも真摯に相談に乗ってくださり、作家の人生と作品をとても大事にしてくださいました。

作家として私にできるのは巨人族を1冊でも多く売れる面白い本にすることだけなので、かけてもらった恩義にせめても報いられるように巨人族の花嫁、めちゃくちゃ頑張って参りたいと思います。

担当さんにもメールで感謝はお伝えしたんですが、とにかく作家を大事にしてくれる優しい編集部だということをどこかで誰かに伝えたかったのもあり

ここでそっと感謝の意を示しておこうと思います。

（締め切り調整の話とかあんまりツイッターとかで大々的に言うと思わぬ形で迷惑をかけそうな気がするのと、猫の話をあんまり広げるのも嫌なので……）

とにもかくにも今月も漫画の作業頑張ります！それではまた月末に！！