Home Artists Posts Import Register

Content

 ファンボックスのブログ機能を使って、ノゲノラ11巻の感想と思ったことを書き連ねていこうかなと思います。順序とか考えて書いてないのでその辺はご了承を。あと長くなるかもしれないですが、そこもご了承を。(そろそろTwitterでも話していいかなー) 書かないと感想わすれそうだしね。

 よければファンボックスのコメントで感想や思ったこととか書いてくださいな。



 それでは書いていくのだわ🌸



 まず表紙についてだけど、フォエニクラムかわいい!

表紙でかわいいギャルっぽいフォエニクラムをのせてその次のページではやさぐれて葉巻をくわえる姿になるのは、本編の空たちや視聴者に向けてすぐに本性を現すのと重なっていいなと思った。


 あと表紙や扉絵や口絵、おためし読みで読める範囲じゃわかんなかったんだけどフォエニクラムちゃんだいぶ小さいのね。挿絵と本編でフォエニクラムが空の頭に乗っているシーンが何回かあって、「こんなに小さいの!?」って想った。よく見たらおためし読みの範囲に「立って並べば幼児にも満たない」と書いてあったんだけど、ここまで小さいとは想わなかったよなあ。かわいい。確かにこれは妖精だなと。


 それと続けてフォエニクラムの話をすると、両性(or無性)ってのさ……いろいろ想像ができる。めしべとおしべが両方あるって言ってたけどそれって花の話なのかと(頭についてるお花の話?)、花粉で繁殖すると言っていて。花粉で繁殖するなら交尾しないだろうし、ちんもまんもついてない可能性もあって、でもついている可能性もある。妖精だからない可能性のほうが高いかなって個人的には思ってる。


それと少し関係するんでけど、テトが妖精種になったらさー、ちっさくなってシュレディンガーのふたなりになると……。あと、妖精種の性質で恋愛が好きになってさ、あくまで観測者のテトがシュヴィとリクのことを思い出して萌えたりするのかなあ。考えるだけでテンション上がる。



 それで次に本編のゲームの話をすると、今回のゲーム前提がわからない中で始まったけど、その分ルールがわかりやすかった。前半の恋愛ゲームと後半の<洛園堕とし>、どっちも他の巻よりわかりやすかったと思う。なにがいいって情景が思い浮かべやすい。正直双六とかなにしてるのかわからんかったからなあ。

 「」が負けてこのゲームをしてるって空が考えてて、確かに理屈は通るけど「なわけ~ww」って思ってたのに空がかなり落ち込んでて「まさか……ほんとに……?」ってなった。空がかなーり落ち込んでるのノゲノラ読んでいて初めての感情だったね。最後の方でステフに向かって負けたということを話しているときもかなり情緒不安定で読んでた。榎宮先生のことだし実は負けてないんでしょ……負けてないんだよね……!? ほんとに負けたのか……。 って今でもなってる。(情緒不安定)


 あと三年半ぶりの新刊ってことで正直10巻の内容あんまり覚えてなかったんだけど、榎宮先生がツイッターで言ってたように、空たち自身もわらかないっていう状況になってるのすんなり読めてよかった。


 ゲームの話に戻ると、恋愛のゲームということで前半空が無限に空回りしていて、だいぶポンコツだったの面白かったなー。これまでのノゲノラのイメージとして、空がなにかをしていてそれを読者にわからせないために空の思考をあまり書かないって印象だったんだけど、この11巻は空が考えてるけど全部から回ったって感じで、新感覚だった。空が「勝利条件なんてない」って初手読み違えていたの珍しいなって思ったし、そこからすぐさま修正していくの空だなと改めて思ったね。


 ステフ×ジブリール ジブリール×イルミアイン イルミアイン×ステフ これまで存在しなかった組み合わせがまさかのカップル、という形で書かれるのほんと面白いかつ、すばらしい百合だった。0を0.1にして増幅させていくあのルールよく考えたなって思ったよねえ。正直えっちだったあの百合は。だんだん大胆に、本人たちが拒否していても百合をしてしまう。なんて良い空間だったんだろう。榎宮先生、百合をかけないなんて嘘じゃないですかあー。あれはれっきとした百合でしたよ!!!



 東部連合のお祭りを支援(カキン)して舞台作ってるの見て、「ああ、これがあの浴衣白かぁああ」ってなったよね。浴衣白なんの関係があるのかなあ、って思ってたけどスッキリした。

お祭りをプロデュースしてる空のセリフ見て、ああここから空の本領発揮かあ!? と思ったんだけど、まさか後半白に罵られるなんてw。確かにカキンを稼ぐという点では空すごいけど、それでもから回ってて面白かったっす。

 あと空と白の過去のお祭りに行ってはぐれた、って話読んでちょっとぐっときた。白がお祭り行きたいって言ったのも空と花火見たかったっていうのも、空が白も泣いてるはずと思って白を探してるのもとても好き。


 そのお祭りで白が空を惚れさせて、白の思惑どおりに空が白のこと恋愛の目(性的な目)で見てしまうようになって白すごいなあ、と思っていたら妖精種のリスナーがふざけだした!? と思ったら今度は白が空を恋愛の目で見て……!? とそのページだけで数回見直したよね。なにが起きてるんだと。白がはじめて恋を自覚して、「にぃ……こないでぇ」って言ってるのもどかしかったなあ。空に嫌われないようにとか考えてて……。榎宮先生さあ、恋愛ものがかけないなんて嘘じゃないですか! これはまさしく乙女の恋心ですよお。

 やっぱり榎宮先生はペテン師なんだなって再確認したよね。


 それでとうとう、興奮しなかった空に白がブチギレ、ブラック白のゲームの話になるんだけど、一つ疑問があって。あの角や淫紋、服装はそれらをカキンしたからってことなんだよね……ブラック白さんはそういう趣味があったのかあ。まあそっちのほうがふいんき(←なぜか変換できない)出るし、ってことかな?

 そこからブラック白というメスガキの空罵倒タイムが始まるんだけど、あれは面白かった。なんだ榎宮先生メスガキかけるじゃない(ry

 それで洛園堕とし(ずっと某イカのゲームっぽいとは思っていたけど、そういうことだったのねw あと前ツイッターでノゲのキャラがスプラしたときの武器の話を榎宮先生がしてて、もしかしてそれが伏線だったのかあ)が始まってまず面白かったのが、ステフが相変わらずゲームドヘタだったのが面白かった。ステフだって少しはうまくなっているもんだと思っていたんだけど、想像の数倍ヘタでステフなんだなあと安心したよね。


 そこからも空調教タイムがあって、空のお尻を開拓しようとしたり、空の思考を溶かしたり、白のセリフを復唱させて間違えたから鞭で叩いたり、縛って檻に入れたり。

百合連合の猛攻で負けそうになった白を空の服で守り、百合連合の同士討ちから残りを枯らして包囲。空の仕業。ははーんやりやがったねえ。

 白は空を本気でいじめてないし、空は白を拒んでないし。最高の二人じゃねえかよお。

 とても素晴らしい。

 やめにできる恋人よりも深くつながった関係(カップル)。そう互いに認めていく。

 そうだよなあ、恋人にならないと出られないんじゃなくて、カップル(それ以上の関係)になって出ればいいんか。恋人を作る話にすり替えられてたから、ちょっとわかんなかった。

 はあ、素晴らしい。

 そしてそして、姿がブラック白のノーマル白が空に「白に将来的に手を出すことを検討する」って言わせるのもまたいい。はあ。


 白と空が恋人以上の関係(カップル)で扉をくぐって、ジブリールとイルミアインがいがみながら扉をくぐって、ステフが最後悲しく鍵を買う。

 まあ考えてみたら一番しっくりくる組み合わせではあるよね。白と空は言わずもがな、イルミアインとジブリールはけんかするほどなんとやらで、ステフは不憫。いちばんいつもの光景ではある。


そしてフォエニクラムとの共闘は終わって、ついにある意味の本題。「」の敗北の話なんだけど……しょーじき僕にはわからん。

 ので軽くだけ。

 まずお風呂会議って発想がいいよね。いつもの適当加減が逆に安心する。


 「」が負けて、龍精種との会話、いや対話のシーンの表現とかかなり好きで、人間の空が感じることができる範囲で龍精種の特性や威厳を表現していてすごくいいシーンだと思った。

 ほんとにさあ「」が負けるなんてあり得るのかなあ。って今でも思ってるけど。負けない「」が負けたんだよねえ。あの男こと「アウリ=エル・ヴァイオルハート」とかいう森精種。どんなキャラなんだろう。男なんだよね、だったらいかつい渋い感じかな? でもそれだと地精種とキャラかぶるしおじいさん系か、若いのか? ああ、もしかして口絵の1枚目黒の謎の影がアウリエルかああ!?!? 耳立ってるし。髪の毛長い感じのキャラかな、若そうではある。

 これまでフィーを通して森精種になにかしている描写とかはあったけど、まじで謎の多い種族だっただけ、やっと回収されるんだって感じ。いったいどんな男なんだろうか。空たちを完全に読み切るとかほんとにできるんか?


なんて思いながら、あの「」を負かしたんだ。とても強い相手に違いない。その辺の伏線とかはあたまのいい人が考えてくれるっでしょ!

 空いわく、ミスはしてないって言ってたし、このさきどうなることやら。


 お風呂のシーンで空がいつものように意地悪く巫女さんをおちょくってたね。なんか巫女さんそういう扱いされがちなキャラになりつつあるねえ。


 そんなシーンでいつもの「」をしようとしていたけど、ステフだけがそれを見抜いて。

 やっぱステフなんだよなあ。

 ステフさいっきょ。

 敗北

 落ち込んでる二人を気にかける。

 二人を真っ向から否定して、認める

 なんて、ママなんだろう。

 負けた理由がわからないミスってない。そんな相手にどうやって勝つんだろうか。というか気になることと言えば、残りの種族が結託してるみたいな感じだけど、もしかしてまとめて……はしないよね。どーなるんだろか。

 ミスはしてない、あの二人(クラミーとフィー)がいるわけないだろ。って言ってたし、その辺は空の手の上とは思うけど……うん。わからん。



 あとは榎宮祐先生の頭の中及び、テトの書く物語のみぞ知るってことで。

 なるべく早く読みたいけど、体調心配だし。もうすこしは焦らしていいですよw



 もうノゲノラも10年、新刊も3年半。

 待ったかいがあった一冊でした。

 考察とか、僕の気がついていない要素とか、そろそろそういうのもTwitterで話せたらいいなと思っています。

 単純に分厚くて、長くてやばかったし。挿絵も多いきがした。特典も大量にあるし、僕は満足を通りこして、感嘆って感じですね。

とりあえず榎宮先生は筋トレでもしながら健康に励んでください。


 では、なのだわ🌸

 ノシ


Files

Comments

No comments found for this post.