5周年企画 特別対談 第3回｜gaburyu × Yaca × somunia (Pixiv Fanbox)

Yaca：こんばんは

gaburyu：よろしくおねがいします

somunia：よろしくお願いします。ワタシは8月で活動開始から5年経ちましたが、2人は何年経ちましたか？

Yaca：自分も5年くらいですね

gaburyu：おれは17です

somunia：17？

gaburyu：そのころから何も変わっていません。何も。

somunia：ということで、今日は去年を振り返りつつ、最近リリースしたsingle「さよならのキス」についても少しお話出来たら嬉しいです。昨年から今にかけて、印象に残っていることはありますか？

Yaca：去年の記憶が全くないですね、何をしていたかも全く。

gaburyu：iPhoneを使う方の腕がなんだかないものだと錯覚していたことに気が付いたことですかね。iPhoneを使わなければ2本も腕があるんだって嬉しくなりました。

Yaca：大事、そういう気づきが必要、物作るってのは

gaburyu：somuniaさんはどうなんですか？一体。

somunia：言われてみれば確かに記憶がない…

〜 X（Twitter）を漁る一同 〜

gaburyu：え、ヤカさんのsynerzy去年なんか！2年前くらいだと思ってました。

ここ最近加速しすぎていて、「あの出来事去年だったのか～！そんなに時間経ってなくて良かった！＾＾」と安心することが多くなりました。

somunia：記憶が戻ってきました。去年の8月以降はなんだかとにかくなんかしなきゃみたいな、良い意味での焦りみたいなのがありましたね。やってやるぞ、みたいな。今まであまりしてこなかったカバー動画制作をやってみたり、大きなライブに出演させていただいたりして…そうですね、一言でいうと忙しかったです。ヤカさん、記憶取り戻しましたか？

Yaca：Stream作ってますよ我々

gaburyu：裏でなく表♪ 誰しもが順番で

somunia：今思うと裏でなく表って不思議な歌詞ですね

Yaca：裏でなく、、あれ?歌詞覚えなきゃなー

音楽ライブの経験値

------------------------------------

Yaca：そっさんはライブ慣れしてきたよネ〜。なんとなくコロナも落ち着いてきて、ライブが増えてきてライブが安定してきたようイメージっすVの宴とかも盛り上がってたし。

somunia：ライブ慣れは確かにありますね、経験を積ませていただいてますgaburyuさんに音源の部分で協力してもらって、ヤカさんには客演で出演していただくこともあってみたいな、形が固まっていった一年でもありました。gaburyuさん、この間ライブ終わりにすごい怖がってましたよね。

gaburyu：良いことだとは思うのですが今までと違うフィールドでの出演もあって緊張しましたわ。特にこの前のなんてお客さんの層違いすぎて手ごたえない感じがずっと続いていて、power!で盛り上がってくれて本当に良かったですけど。ありがとうYACAさん、ありがとうhirihiri。

Yaca：まぁそれはいいセトリだってことでもあるし、、、会場のお客さんのリアクションって良い時も悪い時もあるけど想像を絶する驚き方したりするよね。何がくるか知ってるから「いや驚きすぎだろ！！」って思ったりしてる

somunia：よい経験だったと思います。いかにアウェーのライブで多くの人の心を掴めるか、すごく大事な機会だったし勉強させていただきました。

gaburyu：そうそうsomuniaライブで流すトラックの繋ぎよく作らせてもらってますが、会場で聞くころには自分が作ったこと忘れててビックリすることあります。特にXでも人気だったインターネットやめろに入るやつ、会場でお客さんと全く同じ反応でデカい声出してました。

single「さよならのキス」

---------------------------------------------

somunia：最近の活動の中でも印象深い出来事といえば、single CD「さよならのキス」ですね。なんと、現時点で全店6週連続1位です、おめでとうございます。

gaburyu：おめでとうございます。1位と言えば凄いですけどそれが全店6週連続ってなんだか恐ろしいものですよ、家で、パソコンの前で、変な顔しながら作った音楽がそんなことになるなんて。

Yaca：いやぁ、ありがたいですね。ストリーミング時代に、MVもなしで、、いやぁ、ありがたい、、

somunia：「さよならのキス」の制作に関する細かい話は、話し始めるとかなり濃く話せちゃう内容なので今度設けるとして…今日はお二人の楽曲を作る上で印象に残っているエピソードをひとつ是非お聞きしたいです。

Yaca：Inside the boxは初めて、自分の思い描く雰囲気とか世界観とか丸ごとsomunia曲でやったのでそれは面白かったです。細かい部分でiboiboには助けてもらったけど、全部自分で作り切ることはsomunia曲ではまずないですからね。ALL Produced by me.

somunia：確かにそうですね。Yacaさんの良さが存分に詰め込まれています。gaburyuさんはどうですか？

gaburyu：さよキスですがYACAさんが最初サビ終わった後のパートにドラム入れろって言うんです。自分の曲なら入れないしいらなかったんですけど言われるから仕方なくループ入れて、それから自分の曲でもそんな感じのパートにはちょっとしたドラムとかリズム隊入れるようになりました。

somunia：学びを得たんですね。実際gaburyuさんってYacaさんからこうしたほうがいいよって言われたとき、結構意志が強くて抵抗？しますよね笑

gaburyu：抵抗というか、嫌な顔しながら一応従いますね。

Yaca：大事、拒否する意思、受け入れる気持ち、物作るってのは

somunia：ワタシも嫌な顔します。Yacaさんにレコーディングでディレクションしてもらうとき。

Yaca：二人とも嫌な時は従ったふりして嫌そうにやるのが丸わかりなので、そのハート、アーティストとして大事だと思います。忘れないで、ずっと。

somunia：逆にYacaさんが嫌な顔するときってどんなときですか？

Yaca：お腹痛い時

gaburyu：今回ある意味狙いを定めて作った曲なので、こういう作り方って個人的には反対派なのですが、バッチリハマったのは気持ちよかったですね。コードもその辺得意なiboiboに手伝ってもらって普段なら絶対入れないギターなんかも入れちゃってさ。変なの！！

Yaca：やらんことやってみるのは大事ですね〜

5年目の目標

------------------------

somunia：5年目になりますし、改めて目標とか考えてみようかな。うーん、チャンネル登録者20万とか…。かな…。

Yaca：数字よりリスナーをいかに熱中させるかを考えた方がいいかも？数字なんて関係ないっしょ！曲出したり、いろんな作家とコラボレイトしてほしいですね、曲じゃなくてもなんでもさ。表現ってのは無限大ですからね。

somunia：確かにそうかもしれません。7月の終わり頃から少し思考がまとまらない時期があって、これから先のことを考えたいのに靄がかかって見えないみたいな感じに陥っていたのですが、その時は音楽を楽しく聞くこともできなくて、焦りすぎてちょっと考えすぎていたのかもしれません。表現を楽しみたいです。一緒に制作したい人たくさんいます。Yacaさんの今後の目標はなんですか？

Yaca：やることリスト、やりたいことリストを片付けているうちに一生が終わってしまいそうなくらいやることがあるのですが、2024は自分の製作、自分のしたいと思えること以外やらないという贅沢Yearにしようと思います。自分のワークスが全然溜まっていかないので、そろそろ名刺を作り替える気持ちで色々リリースしていきたいなと、そんな感じ。

somunia：いいですね、gaburyuさんは？

gaburyu：なんか今年上げたウォーターマークからようやく自分のスタイルが確立出来た気がするので3DCG含めてこの世界観に暫く集中したいと、そんな味付けです。

somunia：何味ですか？

gaburyu：花椒(ホアジャオ)

Yaca：somuniaさん、微妙にやりたくない、やりたいけどなんか面倒で後回しにしてたこと今一個決めて年内にやってください。どうぞ

somunia：やりたくないことなんか、やりたくないです。gaburyuさん代わりにお願いします。

gaburyu：ソニーに登録している住所が変更できません、googleで調べても出てきません、やりたくない。

Yaca：インボイス、勉強しなきゃなー。。。

=====

gaburyu

gaburyu1998年生まれ、SoundCloudへの投稿をきっかけに音楽活動をスタート。

2020年8月 EP「条理加速の片隅、彼女と想像の中身に関する行方」発表。

2021年2月 HATSUNE MIKU Digital Stars テーマソング「Sweety Glitch w/nyankobrq」発表。

2021年3月 KONAMI ここなつ2.0「マーメイドペレパスィ」発表。

2022年10月 SEGA CHUNITHM「Cheat Sheet w/Yaca」発表。

https://twitter.com/gabustep

https://www.youtube.com/@gaburyu

Yaca

ソロユニットYACA IN DA HOUSEとして、歌ったり、ビートを鳴らしたり自身の活動をしながら、nyankobrq & yaca, GenerationZのユニットメンバーとして活動中。

代表曲はnyankobrq & yaca 「twinkle night feat. somunia」。舞台『狂気山脈単独登頂』の主題歌、劇伴も手がける。

https://twitter.com/C_Yaca

https://www.youtube.com/@YACAINDAHOUSE