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こんにちは、somuniaです。


10月6日、vortex オープニングイベントDAY3 にて歌わせていただいてから、早一週間が経ちました。オープニングイベントという大切な舞台に立ったあの日は、もしかすると、この4年間の中で最も緊張していたかもしれません。


今日は、ワタシにとって大切なターニングポイントになったといっても過言ではない、vortexでのライブを振り返りたいと思います。



vortexとは "次世代バーチャルライブ空間" 謂わば、こちらの世界に新しくできたライブハウスです。皆さんご存知、エルセちゃんとさめのぽきさんが夢に描いていた「Vtuberにとって最高のライブステージを創る」という思いが形になった、とっても素敵な場所です。


そのライブハウスのこけら落とし、5日間に渡るオープニングイベントが10月4日~10月8日まで行われたのですが、ワタシはその中のday3にお招きいただきました。

初めてお話をいただいた時、すでにvortex建設の件をCFを通じて知っていたので大変驚きました。


正直いうと、嬉しいという感情と同時に、様々な不安が頭を駆け巡り、お返事を躊躇ってしまっていました。というのも、普段出演するイベントなどに比べて、今回は持ち時間を結構長めにいただけるとのことで、自分はMCが本当に本当に本当に本当に苦手で、普段のライブでは割と間を空けずに歌い続けているのですが、さすがに50分近い時間広いステージで歌い続けるのも大変。これはどうしたものか...とずっと考えていました。



ここだけの話、ワタシはライブをすること自体は好きだけれど、どこかパフォーマンスに対しての自信のなさみたいなものがありました。MCもライブにおける立派なパフォーマンス、歌っている最中の全身を使った表現も大事なパフォーマンス。それらに対しての自信のなさが、自分にとっての一つの課題でもありました。


エルセちゃんとは、よく音楽やライブの話をすることがあるのですが、彼女は本当にひたむきにライブというものと向き合っていて、自分もエルセちゃんのように、聞いている人の心に何かを残してくれるパフォーマンスができるようになりたい、抱えている課題を克服したい、一つ壁を乗り越えたい、と以前から思っていました。


そんなエルセちゃんが思い描いていた夢の舞台「vortex」に、今こうして招いていただいているならば、課題を克服して壁を壊して、全力のパフォーマンスを約束しよう。そう決意し、数日後に「是非お受けさせていただきます」とお返事しました。




OKをした翌日からは特訓の日々。

歌い方から身体の動かし方まで、初心に戻って一から特訓をしていきました。壁に向かって歌う日々、他の方のパフォーマンスを見て表現を学ぶ日々。"本番" は恐ろしく猛ダッシュでワタシの肩をたたきに来ました。(なんで本番というものは本当にあっという間に訪れるのでしょうか...)



セットリストは、過去の楽曲から最近リリースされたものまで幅広く選曲をして、エルセちゃんが深海出身ということもあり、海っぽい(水っぽい?)楽曲もいくつか選びました。


※ ちなみに、Twitterでちらほらお見かけしたので補足程度に書きますと、何となく察していた方もいらっしゃるかと思うのですが、独立後は大人の事情で過去楽曲の取り扱いが難しい状況になってしまい、ライブで歌うことは避けていました。その後、周りの方の手助けもあり、そのあたりがクリアになったので、現在は昔の楽曲も自由に歌えるようになったのです。嬉しい気持ちでいっぱい。





ライブを実際に見ていただいた方は、もしかすると感じ取っていたかもしれません。Unstepの歌い始め、緊張のあまりリズムもピッチも何もかもが大変な状態になっていたことを...。


day1、day2はお部屋で楽しく視聴をしていたのですが、day2が終わったあたりくらいから、なんとなく察していました。あれ...ワタシがもらっている当日のスケジュールでは、トップバッターがエルぽきじゃない...ということは、あの案内もこの案内ももしかしてワタシが...? と。


当日になり、説明を受けて予想は的中。最初のMCでスクリーンショットの案内などをしてくださいとお願いを受け、しかも冒頭無料配信もワタシが担当に。MC苦手って公言していたから、ぽきさんに仕込まれたのか...?と正直思いました笑


そんな突然発生したドキドキの中で出番がスタートしたものですから、あれだけたくさん練習をして、お部屋ではあんなに気持ちよく綺麗に歌えていたのに、ステージに立った途端に身体が乗っ取られてしまったかのように、思うようにコントロールができなくなっていました。


でもライブというものは、"生"なんだから、今を"生きている"ワタシをみてもらうものだから、そういうもの(と、ヤカさんに教えていただきました)今のワタシの全力を見て欲しい、と気持ちを切り替えて、パフォーマンスをしました。



"自由に音楽に身を任せて全身で表現すること" は、自分なりに達成感がありました。なぜなら、ライブが終わった後の幸福感が段違いだったからです。もちろんこれまでのライブもとっても素敵なものでしたが、多分この感覚が殻を破るという経験だったのかもしれません。これまでのライブを見たことがある方は、今回のsomuniaのパフォーマンスを見て、きっと驚くと思います。

全身が音楽と一体化する時、不思議と歌い方にも変化があって、確かにリズムやピッチがブレてしまっていた部分はあったかもしれませんが、自分の気持ちを込めて紡いだ大事な言葉を、歌に乗せて伝えるという点においては、最高だったと自負しています。


特にStreamは、様々な思いが全身を駆け巡って、どうにかなってしまいそうになりながら歌っていました。なんとも言い表せない不思議な感情でした。


また、day3では他の日にはなかった、お互いの楽曲をカバーし合うという特別な企画がありました。エルセちゃんはloveちゃんの歌を、loveちゃんはワタシの歌を、ワタシはエルぽきの歌をカバーしたのですが、ワタシは熟考の末「UnderWater」を選ばせていただきました。

UnderWaterの歌詞の節々と、自分の想いや境遇がリンクするような感覚があり、いつか歌ってみたいと思っていたので、本当に嬉しかったです(ライブ後にぽきさんにも褒めていただけました、嬉しい) loveちゃんの各駅停車も本当に素敵でしたね。



そして、一週間たった今。

改めて振り返ると、vortexという舞台が本当に大きくワタシを成長させてくれたなと思います。このような素敵なステージに立たせていただけて本当に感謝しています。


この先たくさんのアーティストがvortexに立ち、多くの歴史を作っていくと思います。vortexは本当にすごい空間です、おそらく今あるバーチャルシーンの音楽の舞台の中では、ずば抜けています。ライティングから映像演出から何から何まで、一つ一つの要素がアーティストに魔法をかけて、力を100倍にしてくれるような、そんな場所です。


最初にも書きましたが、vortexでの経験は、ワタシにとって大きなターニングポイントになりました。今後のsomuniaのライブ、機会が合えばぜひ見にきて欲しいです。常に最高得点を更新し続けていく、いいものを届けていける。そんな自信を、vortexとエルセちゃんぽきさんにもらえました。


アーカイブは本日23:59までとのことなので、もしまだ見ていない、興味があるという方は、ぜひ今夜のうちにご覧ください。

↓ ↓ ↓




歌うことが、もっと好きになりました。





それでは、おやすみなさい。


somunia

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Comments

ハス太郎

somuniaさんは毎回最高で見てる側としてももっと見たい!見せて~!と欲が出ちゃいます(^。^) いつも楽しませてくれてありがとうございます!

Anonymous

昔ステージに立ってた側の人間としてLIVEって今の自分を見て欲しいしそれで一緒にみんなで楽しめて貰えたらいいなって思ってやってました。 緊張も含めステージ場に立つ”今”のsomuniaが見れて本当に最高でした。 ありがとう!!

Anonymous

遅ればせながら、拝見しました! LIVE特有の声の抑揚や、ダンス等、とても素敵なものを見せて下さってありがとうございます!これからも応援しています!