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皆さん、こんにちは。ここではShoostのちょっとしたコツを紹介したいと思います。

今回は、ライティングについて紹介したいと思います。ライティングを合わせることで、背景との一体感が生まれます。

光の向きを合わせる

背景とキャラクターを合わせる場合、光の色や向きを合わせることが大事です。まずは、背景の光源がどこにあるか意識しましょう。(光源とは、光を発している場所です。)

例えば、この背景の場合、光は窓から入ってきています。つまり光源の位置は窓にななります。そこを意識しながらパラメータを調整していきます。

まず、窓から光が入ってくるようにFlareのパラメータを調整します。

窓の位置に合うように、AngleとIntensityを調整します。

次に、RimLightを追加します。

Flareと同じように、RimLightのAngleとIntensityを調整します。光の表現は、あまり大きくい入れずに、輪郭に少しだけ入るように調整します。

窓からの光が少し青色なので、FlareのColorを少し青くします。

あとは微調整として、明るさやコントラストの調整をして終わりです。

窓から差し込む光に合わせて、キャラクターに光が当たっているように調整しました。本来は、キャラクターイラスト自体の影やハイライトも変更すると良いです。さすがにShoostだけでは、イラストを描きかえることは出来ない。。。


光源の位置が変わらない場合は、基本的に上から下に向かって光が当たっていると考えると良いでしょう。

例えば、部屋などの場合は、だいたいが天井からの光(蛍光灯などの光源)だと思うので、上から下に向かって光が当たっていると想定すると良いです。

キャラクターが暗くなった時は?

夜のシーンなど、暗い背景を使った時にキャラクターが暗くなりすぎる場合があります。

キャラクターが暗くなってしまった場合は、Blend AutoColorBrightnessで調整します。

Blend AutoColorは、自動カラーの値です。数値を低くすると、自動カラーで色調を調整する前の画像色になります。

Brightnessは、自動カラーで色調を調整された後の、色調に対して明度を調整します。

どちらか片方だけ使うよりも、Blend AutoColor や Brightnessの両方をパラメータを組み合わせて調整すると良いです。

キャラクターの明るさを調整した後は、同じように光源を意識しながら調整をしていきます。

この背景では、光源は外灯になります。外灯の光は、少しオレンジ系の色なので、FlareやRimLightのColorをオレンジ系の色にしています。

最後に微調整として、シーンの雰囲気が夜なので、Color Filterを少しだけ青系の色にします。


他にも、輪郭にRimLightを使って輪郭線を付けるのも効果的です。

暗いシーンでは、キャラクターの輪郭がぼやけてしまうので、RimLightを使って輪郭をハッキリさせると認識しやすくなります。

逆光など、キャラクターが強い光を背負っている場合は、キャラクターの明るさを少し暗くして、RimLightで輪郭線を付けてあげると、光を感じるようになります。


光源を意識して調整すると全体のまとまりが生まれるし、見た目がグッと良くなりますのでお試しください。

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