Shoost Tips (Pixiv Fanbox)
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解像度の話
たまに、画面がぼやけた印象の配信者を見かけるので解像度の説明します。
Window Captureで画像を取り込んだ時の解像度は、ウィンドウサイズに依存します。なので、元のウィンドウサイズが小さい画像をScale機能で大きくすると、解像度が低い画像を拡大した状態になるため画面がぼやけた印象になります。
Scale機能で拡大するのではなく、ウィンドウのサイズで大きくすると解像度は上がります。ShoostだけでなくOBSでも同様です。ウィンドウキャプチャで取り込んだ後に、OBSの機能で拡大するのではなく、キャプチャするウィンドウ自体を大きくする方が良いです。
ちなみに、Shoostの場合だと、Spout Output機能を使うと、1920×1080の解像度で出力されます。なのでShoostのウィンドウサイズが小さくても、OBSには1920×1080の解像度で出力されるので便利です。
便利なSpout機能
Spout機能を使う透過付き画面を受信したり、OBSなどにUIを表示しない画面を送信することが出来ます。
OBSでSpout機能を使う場合は、OBS pluginをインストールします。
exeを使ってインストールをすると、OBSのソースに"Sput2 Capture"が追加されます。
Spout2 Captureを選択して、ウィンドウキャプチャと同じようにキャプチャする対象を選択すれば使用できます。
Shoostでは、Spout Outputを使用すると、UI表示なしの画面をOBSに送信できるので便利です。
また、VseeFaceではSpout送信、Vtube StudioではNDI送信、が使用できるので、Spout Captureを使うと受信することが可能です。
"Spout Capture"をOnにすると、LEYER項目にSpout Capture項目が追加されますので、Window Captureと同じように使用できます。
処理負荷の話
Shoostでは様々な効果を組み合わせているため、GPUの負荷が大きくなります。画面効果を重ねるほど処理負荷が大きくなるので、不要なエフェクトは使わないようにしておくと良いです。
左:追加エフェクトなし
右:追加エフェクトあり
どうしても、処理負荷がきつい場合は、Frame Rateを60→30に変更すると大きく変化します。
セーブとロード機能
シチュエーションごとでシーンはセーブしておくと便利です。例えば、室内用、野外用、ライブステージなど、別々のシーンを作っておいて、必要に応じてロードして使うと設定をする手間が減ります。
セーブデータは他者と共有できるので、他の人にシーンの設定を渡したい時にも便利です。