新アプリ「Shoost」の機能紹介 (Pixiv Fanbox)
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概要
現在、「Shoost」(シュースト)と言う新しいアプリを開発しています。
( If you want to read the article in English, go here. https://www.patreon.com/posts/62585593 )
支援者の方は下記のページからダウンロードできます。
【先行体験】Shoostダウンロード→ https://muro.fanbox.cc/posts/3420366
※このアプリはWindowsのみ対応しています。
このアプリは、いい感じの雰囲気の絵を簡単に作りたい!キャラクターをきれいに魅せたい!という思いから開発をはじめました。
三枚のレイヤー層を使って、アニメで言う所の撮影処理をお手軽に作れるように設計してみました。
Shoost の機能紹介
【メニュー】
UIの横にカーソルを合わせてクリックするとメニューのOn,Offが出来ます。
【画面効果】
画面効果(アニメの撮影処理)のような効果を加えることが出来ます。現在は3つ用意してあります。Normalは汎用的な撮影処理、Diffusionは通常より少し淡い雰囲気、Glowは明るいところを発光させる処理です。
【画面フィルター】
画面にフィルター効果を追加します。現在は、ブラウン管風フィルター、ビデオ風フィルター、フィルム撮影風フィルター、の3つ用意してあります。
【画面ゆれ】
手ブレのような画面揺れ効果。振動の揺れも用意してあるが、これはそのうち効果的に発揮される予定。
【カメラズーム】
カメラでズームします。
【オブジェクト配置】
各レイヤーのオブジェクトは、移動、拡大、縮小が可能です。
【クロマキー合成】
任意のカラーを選んでクロマキー合成が出来ます。Hue Range、Saturation Range、Brightness Range で範囲を調整します。コツとしては Hue をなるべく絞り、Saturation や Brightness を調整すると良いです。
【背景ブラー】
背景レイヤー(Layer3)の画像にブラーを入れることが出来ます。
【Auto Color】
背景(Layer3)に合わせてLayer1とLayer2を自動でカラー補正をします。
【画面キャプチャ】
任意の画面をキャプチャして表示することが出来ます。キャプチャをするタイトル名を入力して使用します。
【読み込みアイテム】
画像と動画をインポート出来ます。ファイル形式は、png, jpg, mp4 です。
作例Tips
手前に人物や物を配置して、画面効果を加えると雰囲気が出て良いです。
Glowの画面効果は、発光物のある背景で使用すると効果的です。光が強すぎる場合は露出を下げて調整します。
Diffusioの画面効果は、Normalよりも光が拡散して少し滲んだ印象になります。夕景などの光の淡い舞台で効果的です。
動画を読み込めるので、グリーンバックで撮影した素材を配置して使用するのも良いと思います。
-- 追記 v0.1.6で追加した機能 --
【UndoとRedo機能】
Ctrl + Z でUndo。Ctrl + Shift + Z またはCtrl + YでRedo。まだすべてに対応できている訳ではないのですが、ひとまず使えるように入れました。
v0.2.0で追加された機能
【明るさ調整】
背景よってはキャラクターが暗くなりすぎる時があるようだったので、明るく出来る機能を追加しました。
-- 追記 v0.2.0で追加した機能 --
【Rim Light】
輪郭に回り込む光の表現を追加できます。暗いシーンや逆光のシーンで使うと効果的です。
他にもv0.2.0でUIデザインも変更しています。上部のタブからカテゴリーを切り替えられるようにしました。
【Sharpness】
シャープネス機能を追加。画像をクッキリとさせることができます。
-- 追記 v0.2.1で追加した機能 --
【Spout 機能】
Spout機能に対応しました。Settingsカテゴリーにある、Spout Captureのチェックボックスを入れると使用できます。
この機能を使うと、UIを表示しないでOBSに出力が出来たり、Window Capture機能を使わずに動画を取り込むことが出来ます。
※この機能は少し特殊です。OBSで出力するにはOBS側にもプラグインを追加する必要があります。リンク→ OBS plugin
Spout機能を使うとアルファ付きの動画も読み込むことが可能です。KejiroさんがUnityからSpout機能を使うスクリプトを作ってくださっているので、これを使うとUnityから出力も出来ます。(Kejiroさんは神)リンク→ KlakSpout
Spout対応をしたので、VseeFaceからキャプチャーできるようになしました。
-- 追記 v0.3.0で追加した機能 --
【フレア機能】
アニメで使われるような光の表現を追加しました。光源の向きや強さを変えることが出来るのでシーンに合わせた調整が可能です。また光の色は自動で変わるのですが、自分で好きな色に変更することも可能です。
-- 追記 v0.4.0で追加した機能 --
【NDI機能】を追加。
・gif, avi, mov, webm,形式に対応。
・AutoColorのブレンド値を追加。
夜などの暗いシーンで元の色味が消えすぎたため、AutoColorを調整できるようにBlend値を追加しました。
・コントラスト値を追加。
フレアを強くすると全体的に白っぽくなりやすいので、コントラストで画面にメリハリを付けれるように追加しました。
・ColorFilterを追加。
画面全体の色味を合わせやすくするためにColorFilterを追加しました。夕景や夜景など全体に色が乗る時に調整として使うと便利です。
-- 追記 v0.5.0で追加した機能 --
【Save&Load機能】
プロジェクトのセーブとロードが出来ます。
[ New... ] - 新規プロジェクトを作成。初期状態に戻したいときに使うと良いです。
[ Open... ] - ファイルを開きます。
[ Save... ] - ファイルを保存します。
[ Save As... ] - ファイルを別名で保存します。
[ Quit ] - アプリを終了します。
-- 追記 v0.6.0で追加した機能 --
【録画機能】
動画の録画とスクリーンショットの機能です。
解像度と出力先を選んで録画を開始すると、指定したフォルダに動画が作成されます。スクリーンショットはファイル名に、日付を追加した名前で同じフォルダに作成されます。
【Pan Follow機能】
カメラがキャラクター(Layer2)を追従する機能です。(あくまでも疑似的なカメラ追従になります。)
キャラクターの動きを正確にトレースしているわけではなく、計算によってカメラが追従しているように見せています。キャラクターの形によっては正しく動かない場合があります。
-- 追記 v0.7.0で追加した機能 --
【天候エフェクト機能】
3種類の天候エフェクトが使用できます。色、発生量、透明度の調整が可能です。
【パーティクルエフェクト機能】
9種類のパーティクルエフェクトが使用できます。色、発生量、透明度の調整が可能です。
【LEDパネル機能】
背景にLEDパネルを表示させます。ピクセルサイズ、明るさ、カメラの位置を調整できます。
【Flare Rays機能】
フレア機能に入射光を追加しました。入射光は3種類あり、入射光の大きさ、発生量を変えることが出来ます。色と角度はフレアと連動しています。
【Outline機能】
キャラクターに輪郭線を付けれます。輪郭線のクオリティは3種類あり、HighになるほどGPUの負荷が上がりますが輪郭線は綺麗になります。
【カメラフラッシュ機能】
カメラでフラッシュ撮影されているような雰囲気になります。Speedでフラッシュの速度を変更できます。
【UIデザインの変更と調整】
エフェクト項目が多くなってきたので、UIのデザインを変更しました。
- 項目を収納できるようになりました。
- エフェクトを選択で追加できるようになしました。
-- 追記 v0.8.0で追加した機能 --
【自動カメラ切り替え機能】
秒数やテンポに合わせて、自動で様々なカメラワークに切り替わります。
カメラ切り替えの種類は3種類あります。
- カット切り替え
- ブレンド切り替え
- カットとブレンドのミックス切り替え。
カメラ切り替えのタイミングは、秒数、BPM、Audioの3種類から選択します。
Audioは、Windows上で再生されている音からBPMを測定して、切り替えタイミングの時間を決めています。(正確なBPMを取得しているわけではないのです。)
-- 追記 v0.9.0で追加した機能 --
【画面解像度の変更機能】
「Canvas Resolution」の項目でShoost内の解像度を変更できるようになりました。
-- 追記 v0.10.0で追加した機能 --
【 レイヤーのエフェクト機能の追加】
各レイヤーごとにエフェクトを適用できるようになりました。
【 ブレンドモードの追加】
ブレンドモードを追加しました。背景の黒い動画を"加算"で重ねれば、煙のような表現も簡単に作れる。
【不透明度と回転の機能を追加】
レイヤーの不透明度の調整と、そして移動や拡大縮小だけでなく、新たに回転操作も可能になりました。
【Screen Effectsに調整機能を追加】
Screen Effectsの強さを、コントロールすることが出来るようになりました。
【Flareの調整】
Intensityに加えて、大きさを変更できるようになりました。また、フレアの色調効果も調整しました。以前より"光"を感じるようになりました。
おわりに
まずは先行して支援者の皆様に使えるようにしたいと思います!
支援者の方は下記のページから先行してダウンロードできます。
フィードバックを貰えると嬉しいです。
【DLページ】https://muro.fanbox.cc/posts/3420366
※このアプリはWindowsのみ対応しています。
2022/10/07追記
企業の方から問い合わせが多いので、追記させて頂きます。
スーパーチャットなどの収益化で使用できるのか?
- 使用して問題ありません。作った映像や画像は、配信や投稿など好きに使用していただいでOKです。
企業用のライセンス発行はありますか?
- 開発中のため買い切りや企業用ライセンスの発行はしていません。もし企業内で複数人と使用したい場合は、10,000プランで支援して頂けると助かります。