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Entyで限定公開されていたものです。

「ごひゅっ!どひゅっ!ごぼぼっ!!」
「(ううっ喋ろうとすると口から何か溢れ出ちゃうっ…喋れないわん!!)」
「ぶちゅっ!!じゅびびいいっ!!ぼごぽん!!!」
「(次から次へと喉から上がってくるゥ!だっ誰かああん!!)」

【ゲームの作り方】
日々ゲームは進化し、開発され発売され続ける。
データ量も莫大に増え、新しいものを常に用意しなければならない。
そんなとき過去のデータが役に立つ。
どんな栄光ある実績を持つキャラクターも新作が出なければ、人気は落ち忘れられていく。
ではそんなゲームキャラクターはどこに行くのか?
皆は「あのキャラは最近でないけどもう出ないの?」と思ったことはないだろうか?
そう彼らは演じる側から作る側…いや産む側に回っているのである。




「わっなんだ?リボン?」
彼は過去に華々しい冒険をし活躍をしてきた人気キャラクター。
だがそんな彼にもヘルプが必要なほど現場は修羅場であった。
彼は人気キャラうえ開発側の苦労や実情は全く知らなかったが
これから裏方の仕事も知ることになる。

可愛らしい大きなリボンを付けられた彼は外そうと試みた。
しかし結ばれたわけでもないのに、頭部に乗ったそれは外れそうにはない。
頭を下にしても、引っ張ってみてもまるで皮膚に同化してるかのように取れないのだ。
ふにふに柔らかいリボンから手を離した瞬間、異常に気がついた。
触っていた指先からインクを付けたようにピンク色に染まっていく。
手の甲を向け爪を見てると徐々に伸びていき、その変化に魅入っていると
いつの間にか人差指と中指が癒着していて4本指になっていた。
何度も変化に戸惑いながら手を数回握ることを繰り返しているとマ二キュアをつけたような爪になっていた。
手だけ見るとピンク色にテカテカの爪、人間のものではないがとても女性的に見えた。
信じられないと手を見ながら呆然としていると視界に見知らぬ塊が見えだす。
丸みを帯びていてピンク色。下を向けば広がっている。
「なんだこれは?」という声を出そうとした瞬間何かすぐわかり沈黙してしまう。
自分の唇であった。
喋ろうと口を開けようとした瞬間、変に唇に重量感を感じ、それも上下したからわかった。
その重さゆえ喋るのにも一苦労しそうなくらいだった。
鼻はいつの間にか突き出た唇に追いやられ、重力に耐えられないかのように潰れていく。
鼻の穴もどんどん塞がっていき、とうとう鼻で呼吸することはできなくなった。
となると口で呼吸しなければならないのだが、厚ぼったいというレベルではない唇で呼吸することは極めて困難で
常に肩で息をしないと辛くてたまらなかった。
変化しきった両手でその厚すぎる唇を左右に開いて呼吸をしようとする。
指を縦に4本(今は癒着してしまって三本だが)入れても足りないくらいか唇は大きくなっていた。
力いっぱい両手で口を開いてなんとか呼吸していたが、ここで更に変なことに気がついた。
口の中には全く歯がなかった。
唇が厚すぎて指が届いていないのかと腕ごと口に突っ込んでみたが全く歯に当たらず
食道に手が差し掛かるまでゴムのような感覚が続いていた。
あまりにも奥に手を伸ばしてみたことで酷い嗚咽感を感じ腕を一気に引き抜いて大量の胃液と唾液を吐き出した。
数リットルのあり得ない量の粘液を吐き出したと思ったら、口から更に信じられないものが一緒に流れてきた。
まるまる太った切り身でも何でもない踊り喰いをしたような一匹の魚だった。
その魚はビチビチと跳ね、まだ生きていた。
彼は今日魚など食べた記憶はまるでなく、まして50センチを超えるような魚を丸呑みにしてたなんてありえない。
彼は恐怖した…だがそんな暇はなかった。

その時一気に体の変化が始まった。
手や口の変化につづいて、身体が一気に膨れ上がる。
着ていた装備が悲鳴を上げ、内側から引き裂き金具を飛ばしながら肉や骨によって破壊されていく
その時体の変化に対することよりも身につけているものに圧迫されていくことのほうが痛みを感じた。
大きくなる身体への変化は強引という感じではなく、元々の身体に開放されていく心地よさに包まれていた。
知らないうちに彼は何度も射精していた。しかし全身で射精してるかのような高揚感に包まれていたのでまるで気が付かない。
ビリビリと破れ落ちた装備から開放された彼は締め付けるものがなくなり大きく呼吸した。
いつの間にかあれだけ重かった唇も多少軽くなり手をつかずとも呼吸できる。
一息ついた今もまだ身体は大きくなっている。
服というしがらみがなくなった彼は唇が邪魔なので顔を傾けながら身体を確認してみる。
太り過ぎた身体にも驚いたが、もっと驚くべきものがあった。
おっぱいである。
それは人間というものから遥かに逸脱したサイズであり
楕円形に変形しながらお腹に乗っている。
乳房も歪な形をしていてグロテスクな色彩と光沢を放っている。
今現在成長している身体は引き裂いた装備と比較して3m弱位であろうか?
人間だとこの太り方なら150キロ位ありそうだが
身長から考えて1トン近くあってもおかしくなく感じた。
引き裂いた装備を拾おうと手を伸ばすが手がピンク色の肌の上に更に濃いピンクの塗料が塗られているようであった。
さっき唇を触ったときついたもの、要するに顔には濃い女性向けのメイクが施されているのではないかと彼は想像した。
服の前にその太い腕に太い指先で頬まぶたを触ってみる。
頬にもやはりチークのようなものが塗られていて、さらに指先を別の色で染める。
擦っても擦っても取れそうにない。
チークが乗っている頬もおかしい事になっておりスイカ大の中華まんが張り付いているかのようであった。
目の方にもアイシャドウが塗られているがそれよりも自分の長くなった爪よりもさらに長いまつ毛が気になった。
触ってみても作り物とは感じられず紛れもなく自分の体から生えているものだった。
顔の変化に気を取られている間にも身体は変化を続けていた。
いつの間にか肌の色も手の色同様どぎついピンク色になっており人肌をまるで残していなかった。
体中汗をさらに濃くしたような粘液にまみれゴワゴワしたゴム製の肌の上にテカリを生みながら滴っている。
身長も更に伸びたようだ。
視界が高くなり足元の残骸はとても遠い。
5メートルはゆうに超え、20トン位ありそうだ。
先程から何か背中にあたり尻尾が生えているようだが
首の周りにも肉の地層が出来ていて後ろなど向けるはずがなかった。
先程なら落ちているものに手が届いたかもしれないが
今は無理だと確信した。
取ろうとすれば大転倒をして二度と起き上がれないだろう。
とりあえず横目で落ちているものを確認していく。
見るも無残でビチョビチョに汚れた切れ端達。
ズボンにだけ大量の白い粘液が付着していて
彼をさらに落ち込ませる。
しかしよくみると付着した精液の上に違う種類の体液が大量にかかっているようだった。
彼はそれを見て、自分の胸を再度見て嫌な予感が走った。
まさか女…メスになってるのでは?
ここで変化してから初めて彼は言葉を口にした。

「はあ、はあ、あたし~おんなになっちゃてるのおおおおん?…?」
「!?」
彼女は再び絶句した。
口から出たものが女性の声どころか40代のおばさんのような口調にさえなっていた。
再び確かめてみようとボソボソ口ずさむ。
脳内でしっかり意識しようが全く違う口調に変換されてしまう。
彼女は姿どころか全く別の個体に変換されてしまったのだ。
目から涙が滝のように流れ落ちてくる。
その涙のせいで目の周りの化粧がにじみ更に惨めなものになっていく。
いつの間にか体液と涙で水たまりができていてそこには大量の毛と頭の装備が浮いていた。
彼女はそれをみてもう頭髪など残っていないと認識した。
手を伸ばすことも怖くひたすら泣き続けた。
女々しくただ激しく。

だが彼女の恐怖は終わらなかった。
急に腹部に痛みが走り腹肉にめり込ませながらお腹を抑える。
強烈な便意のような何か…
しかし熱かったのは肛門ではなく肉のせいで確認すらできないペニスがあった場所だった。
「ああ?ああ?あああっ?」
先程まで様々な思考を巡らせてきたがこうなったらもう今から出てくるものにしか集中できない。
早く出したいという気持ちは楽になりたいという気持ちなのか
それとも別のものなのかわからなくなっていた。
とりあえず早く出して出てきたものを見たいという気持ちに包まれていった。
しかし腹痛からしばらくして先程の嗚咽感と似たようなものを感じた
「つわりだろうか?」そう思っていたが喉からも何か登ってくる。
固くて大きい何か。。。
顔を上に向けた瞬間バランスを崩し激しく彼女は尻餅をついた。
すでに50トンは超えるだろう身体は地表に亀裂を走らせ尻の形にキレイに凹ませた。
彼女はその瞬間激しい痛みとともに股間と口から特大の何かを生み出した。
「ごぽん!ぶびゅびゅっ!!」
汚らしい音で飛び出した2つの玉はまさにほかほかの卵だった。
すると同じような痛みがまた2箇所に起き、もう一度卵を吐き出す。
4つの卵…そのうち1つが割れ何かが生まれた。

「あれは…キノコブロック?」
そう卵からは別のゲームの回復アイテムが生まれてきた。
状況が飲み込めない彼女はもう一つ割れ始めている卵に目をやる
「あれって…人っ!?」
今度はモノではなく見たことがない大人の男性が生まれてきた。
彼女は全く理解できなかったがそうしてるうちに何度も痛みがやってくる。
彼女は何度も口と陰部から産卵を繰り返しいつしか卵の山ができていた。
産卵を最初嫌がっていた彼女も次第に慣れむしろ快感を覚えるようになってきていた。
そうなる頃にはまともな思考ができなくなり、すべてがどうでも良くなってきた。
気持ちいいことをするだけ…動けないし私は気持ちいことをするだけ…
その思考に行き着くまでに彼女は数年はかかった。
さすが他のものと違い主人公をはっていただけのことはある。
何万個のアイテムを彼女は200トンを超える身体から生み出したのであった。
これからもゲーム開発に彼女は大活躍するであろう。

追伸
「新作でキャラクターを復活させたい場合どうするの?こうなったら二度と新作には出せないの?」
こう思う方もいるであろう、だがご安心を。
新作を出す際はデザインも変更されている事が多いだろう。
これは同一人物ではなく彼女たちが新たに生み出した新しい自分のクローンだ。
その場合記憶も卵から継承されるから君たちは昔のリメイク作品も楽しめることができるのだ。
もちろんこのことは企業秘密だ。同じ人に見えても違うキャラでしょ?と言い出す輩もいるからだ。
なのでこれを聞いた君も帰す訳にはいかない、開発を手伝ってもらうよ。
大丈夫、彼女を見れば楽しい職場だとわかるだろう。
眠くなっただろう、横になるが良い。
起きたときには仕事内容も身体が覚えているはずさ。

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