レイヤー2枚!チェック・しましま・網タイツの描き方 (Pixiv Fanbox)
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チェック柄って可愛いですよね。カラフルで情報量が増えてイラストに華が出る。
でも、描くのは結構難しいと思っている人が多いみたいです。今はclipstudioでもメッシュ変形が簡単にできるので、そうやって貼るものだという認識になりつつあるような気もします。
以前描き方を思いついて以来チェックが好きになって、「チェックの描き方」で検索したら未だにレイヤーと手数の多い描き方が多くて気になっていました。
描き方をまとめてみたので少しでも役に立てば嬉しいです。
ちなみに、画像を見れば全部わかるように作ったので文章は読まなくても大丈夫です。もっと言えば一番最初の画像一枚で伝えたいこと全部完結してます。
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殆どのチェック柄は、あらかじめ色がついている糸を縦横交互に重ねて模様ができています。
縦糸と横糸が半分ずつ見えている、つまり縦糸の色レイヤーに横糸の色レイヤーをを不透明度50%で重ねれば!それだけでチェック柄になるんです!!
この絵のプリーツスカートで解説。
みちほちゃんには解説のためにななめチェックのスカートにしてシャツをスカートに入れて貰います。
死噛はいいぞ。(ダイマ)
スカート部分を基本色で塗りつぶしたレイヤー2枚作ってそれぞれしましまにします。片方を不透明度50%でもう片方に重ねるとチェックに!
パースがおかしくないことを確認した後で細かいラインを描きこむと楽です。
影は濃い色で乗算で乗せます。
この描き方の利点は
・チェックよりしましま状で2枚別々に見た方がパースが狂ってないかわかりやすい。
・レイヤー2枚ですむ
・縦横の重なりを気にしなくていいので色の変更や修正もしやすい
・テクスチャ貼り付けじゃ難しいややこしい形が描ける
・立体的に描けると上手く見える!
ここで難しいのが、しましまを描くときのパース。
正方形のマス目を描くとわかりやすいです。
マス目を描くとだいたいパース狂いに気付いて線画から直したくなるけど、無限に終わらないので違和感があるところだけチェックする感じでやった方がいいです。最初から全部マス目描くとマジで永遠に終わらない。
このマス目があれば垂直チェックもななめチェックも網タイツも描けます。そしてチェックを描く途中でしましまにしたので、しましまも描けます。
垂直チェックのプリーツスカートは水平のラインだけ揃っていればいいから簡単。
網タイツもチェックと同じです。正方形のマス目を描いて、交点を目安に線を引きます。ベクター線で描くと後で調整がしやすいです。
これ以降は今まで描いたチェック絵としましま絵。
↑このチェックワンピめっちゃ頑張ってお気に入りだったから見せたかったけど保存用HDDの容量足りなくて消したんだった…残念
元々しましまが好きなしましマニアがしましまの描き方を研究していった結果、チェックも同じだということに気づいて好きになりました。
みんなチェックとしましまが好きになってくれたら嬉しいです!
(・ω・)ノシマシマ