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イラスト描き始めた当初は、

「何も見ずに描けるようになるのが、絵が上手いということだ」

と思ってました。

てか、そう思ってる人、多いそうで。

そんな偏見、捨てまちた。 

無理だろそんなの…。(見たものを細部まで記憶し、再現できるごく一部の人間は除く。)

普通に描くとき、資料は必須だよぉ!!!

角度がついて難しい手なんかは、自分でポーズを取って写真撮影するし、自撮りが難しい場合はHandyというアプリで確認したりしてます。

Handy

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.beliefengine.handyapp&hl=ja

棒立ちじゃないポーズの時は、写真資料を集めたり、自分でポーズを取って自撮りして観察…。

でも自撮りできないポーズ描きたい時、あるじゃないか。

どうしているか。

自分でポーズを取りながら、ただ考えて、そして感じる・・・。

例えば、今、うつ伏せでお尻を突き出して逝っちゃってるルル・キャンベルのイラストを描こうとしてます。

お尻突き出して逝っちゃってるポーズって、写真とれねぇ!!

なので、自分でポーズを取りながら「考えよう」と思います。

自分でポーズを取ると、いろいろ分かります。

膝の接地面に対して、手首の位置がどのあたりに来てるのか?

胸の下部と腹部はどれくらい接地面から離れるのか?

そんな感じで、どこかを基準点にして、各パーツの相対的位置関係を把握して行きます。

そうすると写真がなくてもなんとなくイメージに近いものが描ける、気がする。

資料がないときは、自分でポーズ取る。

取ったら、考える。

最後に、ポーズのエネルギーみたいなのを感じるのが大事かも。

お尻突き出し逝っちゃってるポーズなら、めっちゃお尻突き出してるエネルギーを股間に感じよう。

うん。

そして、それを表現したいッ!と思ったら、誇張しちゃう。

それでリアリティが多少犠牲になってもいい。

 「物質的な形態を、正確に再現するということは不可能である。つまり、芸術家は、善かれ悪しかれ、自分の眼、自分の手に従うのであり、このばあいその眼や手は、写真的な目的以上のものを要求しようともせぬ魂よりは、はるかに芸術的である。」(カンディンスキー 『抽象芸術論』 西尾秀穂訳、78-79頁、)

資料やポージングはあくまで参考。

描きたいのは、エネルギーなのだ。

そういえば、精力って英語でエネルギーって言うらしいですよ。

エロ絵にはエネルギーが必要だ。 うん。

前の記事

『ライン(線)の意識とマス(質量)の意識』

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/30908352/post/892730

Comments

hollylover

「資料を見ないで描くのがイイ…そう思っていた時期が俺にもありました」(刃牙風に)絵を描き始めた時は何故かこういった思考にハマりますねw今では自分もわからない部分や難しいポーズをやる時は資料を探すようにしております(なかなか時間がかかりますが) HANDYっていうの便利そうですねぇ!  私はエネルギーを得るためにエロ絵を描き、そしてそのエロ絵を作るのにエネルギーがいる…!(無限ループ)

plugged-nickel

いや本当知らないうちにそういう風に考えてしまってまして、スタートから間違ってたせいで練習してもうまくならなかったものでして…。あとポーズ描くときに頭からいきなり細かく描き始めるとか。でもどんなにうまい人でも構造とか知悉してない対象なんて、見ないで描けるわけないですよね…。HANDYはオススメです。ぐりぐり動かせるし、手だけなので操作もラクです!エロ絵とエネルギーは相補関係にあるのは間違いない!ウロボロスの輪のように(握り拳)