Home Artists Posts Import Register

Content

pixivリクエストで書きましたサキュバスのブラジャー化です。

サキュバスは普段扱うジャンルと結構真逆なので、試行錯誤してみました。


ギフトファイル共有はこちら↓

【ギフト】本当の黒幕は……?


-------------------------------------------------------------------------------------------


 最近、小さな村でサキュバスが暴れまわっていて困っている、との話を耳にした。

 サキュバスとは男性を性行為で誘惑して、男性の性気を吸い取って糧とする女淫夢の一種である。

 要するにサキュバスによる、男性の性被害が相次いでいる訳だ。


「望まぬ性行為なんてあっていい訳がない。性行為とは好きな人とするものだ」


 魔法学校で熱心に勉強をして、ようやく一人前の魔法使いになれた俺。

 いつでも正義感を持って曲がった事は許せず、サキュバスの件はどうしても放っておけなかった。

 村の人々もそんな俺を頼りにしてくれて、長老より直々にサキュバス退治を頼まれたんだ。


「サキュバスは村のすぐ近くのダンジョンに棲んでいる、との噂じゃ」

「なるほど。しかし何故この村が被害に?」

「ここは小さな村じゃ。こんな村を訪れるような冒険者は滅多におらん。おのずとダンジョンへ足を踏み入れる者も途絶えてるのじゃ」


 長老の話を聞いた所、ダンジョンへ入る冒険者が居なくなってしまったから、サキュバスが外へ出てきたのだろう。

 中で獲物を待つサキュバスに取って、冒険者が誰も来ないのは恐らく死活問題。

 餌を無くしたモンスターが手頃な近場の村を襲いに来た、恐らくそんな感覚なのだろう。


「村に代々伝わるこの封印アイテムを授けますぞ」

「このアイテムは?」

「あらゆる力を封印出来る道具じゃ。魔法使い殿ならば使いこなせる筈じゃ」

「要するにこれでサキュバスを封印する、と言う事ですね?」

「その通りじゃ。では村の為にも頼みますぞ。魔法使い殿」


 まるで勇者の如く頼まれた俺は、早速サキュバス退治の為にダンジョンへ足を踏み入れた。



「このダンジョンにサキュバスが……」


 ダンジョンへ足を踏み入れると、そこはまるで夜のような漆黒の空間が広がっていた。

 女淫夢と言われる通り、いかにもサキュバスが棲み着いていそうだ。


「あらー、アナタ、アタシに会いに来てくれたのー?」

「お前がサキュバスか!?」


 人間のようで少し人間とは違うようなオーラ。

 格好だけ見れば、一見少し露出の高い下着姿の女性に見えなくもない。

 しかし普通の人間の女性とは違い、サキュバスと明らかに分かる決定打があった。


「どう? アタシの魅力的なボディーと下着。それとこの自慢の翼」


 サキュバスには紫色のような翼が生えていた。


「やっぱりお前なんだな! ここ最近村で暴れていると言うサキュバスは!」

「そうよ。だーってダンジョンへだーれも入ってこないんだもの。精気も吸い取れないし、アタシだって退屈なのよ」

「だからって村で暴れていいって理由にはならないだろ!」

「そーんなのアタシの勝手でしょー? アナタもアタシの虜にしてあげるわよーん」

「そうはさせるか!」


 俺はサキュバスを封印しようと、長老から授かった封印アイテムを手に構えた。


「覚悟!」

『カキーン!』

「なっ!?」

「アンタ、魔法使いだね!? そうはさせないよ!」


 サキュバスは物凄いスピードで魔法を放ち、俺は持っていた封印アイテムを落としてしまった。

 そして地面に落ちた封印アイテムは、サキュバスに拾われて奴の手に渡ってしまった……。


「くそっ……でも俺にはまだ魔法が」

「アンタ、見た所まだ一人前に成り立てのようだね? そんな程度じゃアタシは倒せないよ。そんな事よりアタシといい事しなーい?」


 サキュバスは自身の豊満な胸を手で弄り、その大きさを主張しながら俺に誘惑を仕掛ける。

 一応俺も男だから、そりゃ反応してしまいそうにはなるが……。


「だ、誰がお前の誘惑なんか!」

「強情ねー、一応魔法使いだし何かあると面倒よねー……そうね、ならばこれでも喰らいなさい!」

『ビビッ!』


 サキュバスがまたもや物凄いスピードで魔法を放つ。

 このサキュバス、とても素早い……俺はそんな目にも止まらぬ魔法を避けられず、諸に受けてしまったのだ……。


『ボワン!』

(うわっ! な、何が起きた!?)

「アンタ、魔力の質は良いから良い素材になったわねーん」

(素材だと!? どういう事だ!?)

「ちょうどそろそろ新しいブラが欲しくてねー、魔法使いらしい良い黒のブラジャーじゃない」


 俺がブラジャー……だと!?

 ま、まさか……サキュバスの変化の魔法か!?


(くっ……俺には変化解除の魔法が)

「させないよ!」

『ガシン!』

(なっ……!)


 俺はサキュバスに何をされたのか……すぐに理解した。


「この封印アイテム、ちょうどブラの装飾みたいでお似合いじゃないー」

(魔法が……使えない)

「アンタの声諸共封印しちゃったから、もうアンタの声も聞こえないけど。でもこれでもう元に戻れないからね!?」


 こうなってはもうどうしようも……為されるがままだ。

 まさか封印アイテムを俺に使われるとは、とんだ大誤算だった。


「早速着けてあげるわよん。アタシに使ってもらえる事、光栄に思いなさいね。最高の快楽に沈めてあげるんだから」

(最高の快楽……はっ! いかんいかん! まだ諦めてなんかは……)


 サキュバスがブラジャーを取り外すと、豊満なぷるんとした二つの塊が露わになる。

 モンスターと言えども女性の人型だし、こういう辺りは普通の女性と見分けが付かない程に美しい。

 こんな美しい女性にブラジャーとして使われるならば……。


(あ……温かい。それに凄く吸い付く感じ)

「よーし、装着完了っと。アタシに着けられた気分はどうかな?」

(凄く心地良い……)

「と言っても封印しちゃったからアンタの声も届かないのよね。それに、封印効果で次第に人間の意思も封印されるだろうし」

(え、人間の意思も封印って……はっ!? ちょっと待て! 俺、サキュバスに着けられてるじゃないか!?)


 何だか無意識のうちに順応してしまいそうだった。

 サキュバスが言うにはこの封印アイテム、俺が把握するだけでも三つの封印効果が出ているらしい。

 元に戻れないようにする為の封印、声による意思疎通の封印、そして……人間としての意思の封印。


(俺、もしかしてこのままブラジャーに順応してしまうのか!?)

「ああ、分かるわ。藻掻いてるのね、でも大丈夫よ、すぐにアタシから離れられないようになるから」

(くっ! 誰がお前のブラジャーなんかに……! って、おわああああ!?)

「ふふっ、アタシの胸揉みテクニックはどうかしらーん? ねえ? 気持ちいいでしょー?」


 揉まれている……ブラジャーになってしまった俺諸共、胸を揉まれている……!


(や、止めっ……!)

「うふふっ、気持ちいいわー。ね? きっとアンタもそうでしょー?」

(気持ち良くなんか……くっ! ど、どうにも出来ない……)


 気持ち良さに流されそうになりつつも、どうにも出来ないと言う強い絶望感。

 ブラジャーにされて揉まれて悶えるなんて、俺の人生こんな無様な結末を迎えると言うのだろうか……。


(頼む、止めてくれ……もう封印しようだなんて考えないから……)


 俺は命乞いをする事しか出来なかった。


「あんっ、乳首勃ってくるぅ」

(声すらも届かない……命乞いすらも出来ないだなんて……)


 ブラジャーに変化させられてしまい、本来ならば当たり前に出来る喋る事すら叶わない。

 意思疎通まで封印されてしまい、声を伝える事さえも出来ない……。

 サキュバスのピンと勃った乳首を生地に突き付けられながら、そんな現実を受け入れる事しか出来なかった。


(助けてくれ……もうどうにもならないと言うのか……)

「あぁん……ミルク、出ちゃいそう……」

(は、激しっ……駄目、流されちゃ駄目だ……流されたらもう戻れなくなってしまう……!)


 サキュバスの力なのか、それともブラジャーだからなのか……サキュバスの興奮が俺にも伝わってくる。

 だけどこのまま流されてしまったら、きっともう人間の意思も吹っ飛んでしまう。

 サキュバスが言っていた、人間の意思も封印されて行くと。


(俺は負ける訳には行かないんだ……ブラジャーとして一生を終えるなんて……でも、何も出来ない)

『ジワァ……』

(ほんのりと乳の匂い……)


 サキュバスのミルクが僅かに少しずつ、俺の生地に染み込んで行く。

 すると母乳の香りが全身に漂うかのように広がり、俺の意思は流され掛けてしまう……。

 女モンスターだからミルクとかも出るのかな……。


「ミルク止まらなくなりそっ……きっとブラの質がいいのねーん。こんなにも吸い付く程に密着してるもの」

(ブラ……そう、俺はサキュバスに使われるブラジャー……)

「もう人間の意思も封印されてきた頃かしらねー?」

(人間……? はっ! いやいやいや俺は……俺はブラジャーなんかじゃない。危ない、流されそうだ……)


 人間の尊厳すらも無くしてしまったら、本当に只のブラジャーに成り果ててしまう。

 元に戻る以前に、自分が元からブラジャーだったかのような……そんな風にされてしまう。


(何としても戻る手段……おおおおおっ!?)

「おほっ、おほっ……! ミ、ミルクが止まらないっ……ブラの吸い付きが相当いいのねーん」

(揉みくちゃにされて嫌でも吸い付いてしまう……! ミルクが染みて密着してしまう……!)


 サキュバスミルクの誘惑に、俺が抗う術は無かった……。

 サキュバスとは男を性的に誘惑する女淫夢、そして今の俺はブラジャー。

 つまり今の俺に取ってこの状況は……ブラジャーとして、弱点を突かれている状況でしかない。


(もう駄目だ、助けてくれ……俺はブラジャーになんて……お前のブラジャーになりたくなんて……)

「下も湿って凄い事になってきたわねーん……ブラジャーから精気も吸い取っているのだから、ほんと一石二鳥だわー」


 サキュバスの誘惑で、俺自身にも興奮が伝わってきて……下が溢れている状況も手に取るように分かる。


(駄目だ……俺は、サキュバスの一部になってしまうのか……)

『くちゅくちゅ』

「あんっ……んくっ、下も気持ちいいのー……ほら、これアタシのお汁よ」


 サキュバスはお汁塗れの手を、ブラジャーの俺に擦り付けてくる。


(あっ……エロい、物凄くエロいこれ……女の匂いがぷんぷんして、もう頭がとろけそう……)


 まるで頭のネジが吹っ飛んでしまったかのように……あとはサキュバスの誘惑に為されるがまま。

 抗う手段もなく、人間だった威厳すらも無くなり、無様にブラジャーとして使われるのみ……。


『くちゅくちゅ』

「アタシのお汁、いっぱい吸ってね。ほら、もっと沢山よー」


 表側からはお股のお汁、内側からは溢れ出るミルク……。

 生地に染み込んでそれらが混ざり、男に取ってはもうとてつもないフェロモンとなっていた。

 ブラジャーとして性的に扱われる立場としても、もうどうしようもない程に反応を示してしまう。


(もっとお汁……もっとミルク……もっとぐちゃぐちゃに揉みくちゃしてほしいの……)

「ふふっ、どうやら抵抗の気配が消えたようね……どう? もうすっかり順応してるんじゃないー?」

(ミルク、もっと沢山……)

「あら、やたらと吸い付きがいいのねー? 自ら吸い付いてきてないかしらー?」


 もう性的興奮を求める事しか考えられなかった。


「ふふっ、とても無様ね。人間だった男がアタシのブラジャーとして使われるなんて」

(人間……?)


 もう人間と言う言葉を聞いても、特に何とも思わなかった。

 サキュバスに使われるブラジャーとして、性的興奮を求めるのみなのだから。


「精気も吸ってるうちに興奮しだしちゃったかしらーん? まっ、アタシにとっては好都合だけどね。アンタはブラジャーなんだから」

(はい、これからもずっとサキュバス様のブラジャーです……もっと、もっと興奮させてください……)

「何となく気配で分かるんだけど、意思疎通まで封印されちゃったのは不便だったわね。声が聞こえれば面白そうだったのに」

(もっと沢山興奮を……ブラジャーを使ってください……)

「吸い付きも凄いし、このブラジャーなら長く使えそうねーん。やっぱり素材が良いと違うのねー」


 素材が良いと褒められて、とても嬉しくなってしまう。


「さて……こんな所へ居ても、どうせもう人間なんて来ないわよね。また村にでも出向こうかしらーん?」

(サキュバス様、もっと興奮を……)

「ブラジャーも興奮を求めてる感じするし、その為にも人間を誘惑して精気を集めないとだわー」


 こんなブラジャーの為にサキュバス様は頑張ってくれるようだ。


「立派なブラジャーとしてアタシが育ててあげる。うふっ、どれくらい長く使えるか、楽しみねー?」


 ブラジャーの真ん中には、まるで装飾のように魔法アイテムが付けられている。

 装飾のアイテムを隔てて、左右に二つの豊満な胸を包み込むカップ。

 サキュバス様はブラジャーごとぷるんと胸を揺らして、夜の村へと飛び立って行った。

Comments

No comments found for this post.