漫画の制作秘話【ホーム飛び降り殺人事件】 (Pixiv Fanbox)
Published:
2018-05-25 17:14:09
Imported:
2021-11
Content
この頃は閃乱カグラにハマっていたので、犯人のキャラの目が両奈ちゃんぽくなってます。
この作品は2作目にして既にネタが思いつかなくなってきているので、ちょっとフェアじゃないです。依頼人が犯人だったという話を描いてみたくて描いたのですが、決定的な手がかりがないのでふわっとしてます。
手がかりが思いつかないのでホームレスを買収するという暴挙にでていますが、それの伏線がホームレスの言った「金しだいだな」くらいしかないのでアンフェア感があります。
一応依頼人が怪しい的な伏線はいくつか入れていますが、やはり決め手に欠けますね。読者が納得できれば決定的な手がかりはなくていいと思うんですが、これは納得できるレベルにはなっていないかなーと。
全体的な雰囲気は確立できている気はします。最初に殺人シーンなどのインパクトのあるシーンを持ってきて、次に依頼を受けて、順に聞き込みをしていくという感じです。
インパクトの付け方は映画を参考にしてますが、全体的な流れはアドベンチャーゲームのような感じです。主人公をプレイヤーに置き換えて、あちこち聞き込みをして、プレイヤーが推理して解決するという。アドベンチャーゲームのようなワクワク感を出したいなと思って、次はどんな情報がでてくるんだろう、犯人はどうやって殺したんだろう、というような、自分で探索している感じを出そうとしてます。
なので、視点は山形と助手以外にはあまりないようにしてます。他の人物の視点を入れるとゲームをプレイしている感じにならないので。同じ理由で、なるべく時系列にシーンを並べるようにしています。ただ、映画的な迫力を出そうとすると、場面転換や時系列を変えるなど必要になる場合もあるので、そういうのも取り入れることはあります。