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刑事になって3年。


これと言って大きな手柄を立てられてはおらず、俺は焦っていた。


同時期に刑事になった連中は既にでかい事件に携わっており、なんだか自分だけ前に進めていないような気がしていたのだ。


「おい強盗だ!!すぐに出るぞ!!」


そんな中部屋に響く先輩刑事の声に、俺は驚きながらも期待してしまっていた。



この事件で、絶対に手柄を上げてみせる…



俺はそう心の中で意気込み、先輩について部屋を出た。




現場である銀行に着くと、既に機動隊や他の警官達も待機しており、マスコミまで出張っていて凄い人だった。


「どういう状況だ」


先輩が現場にいた刑事に状況を聞くと、どうやら銃を持った複数人による犯行で、中には銀行員や客などが人質として捕まっているらしい。


犯人の要求はまだ分かっておらず、なんとか子供だけでも解放するように交渉をしいている最中とのこと。


既に交渉は専任のプロが行っており、突入するとしてもそれは機動隊の仕事。


俺ができることはせいぜい現場整理ぐらいのことだった。



今回も何もできることは無いのか…



仕方なく押し寄せるマスコミの対応を暫くしていると、現場の刑事の様子が騒がしくなった。


こっそり聞き耳を立てていると、どうやらネゴシエイターによる交渉が上手くいったらしく、子供たちだけはなんとか解放して貰えることになったらしい。


しかしそれには人質の交換が必要で、誰が中に入るかの話し合いをしているようだ。



これだ!!



今こそ手柄を立てるチャンス。


俺が中に入って上手く犯人と交渉し人質を解放することができれば、同期達よりも一歩先に行ける。


そう思った俺は、話し合う先輩たちの元へ行き、思い切って声を掛けた。



「じ、自分が子供たちの代わりの人質になります!!」


「何言ってんだ弘崎!!てめぇにこの役目が勤められる訳ねぇだろ!!」


威勢よく言ったものの、先輩の怒声によって一気に萎縮してしまう。


だけどここで引く訳にはいかない。


これ以上同期に差を付けられるのはどうしても嫌だったのだ。


「で、ですが、自分はこの中でも一番たっぱもありますし、武術の心得もあります!!それに万が一の時、皆さんには奥さんや子供がいますが、自分はまだ未婚なので悲しむ人は少ないですし…」


「バカ野郎!!」


ガツンと頭を殴られる。


「つっっ!!自分に行かせてください!!」


しかし俺は引かなかった。


「まぁまぁ、良いじゃねぇか。弘崎だって新人って訳じゃねぇんだし、別に中で犯人と交渉しろって言うわけじゃねぇし、ここまで言ってんならやらせてやれよ」


そう言ってくれたのは、警察学校自体に講師としてもお世話になったベテランの刑事である坂本さんだった。


「で、ですが…」


「部下が可愛いから中には自分が入ろうとしてんだろうが、あなたは弘崎の言う通り子供が生まれたばっかりだろ。それに少しは部下を信じてやれ」


流石にベテランである坂本さんに言われては言い返せず、先輩は苦虫を噛んだような顔になりながら俺の方を見る。


「……おい弘崎。やれんのか?」


「はい!!」


「はぁ…分かった。行ってこい」


「ありがとうございます!!」


「良いか?絶対下手なことすんなよ?あなたは子供たちと代わった後は、人質達を安心させるように声を掛けてやるだけで良い。敢えて犯人達を刺激してまで何かをしなくて良いからな!!」


「はい!!」



こうして俺は子供達と交換で中へと入ることになったのだ。



ネゴシエーターによって、俺が子供達の代わりに中に入ることが伝えられる。


すると犯人は銀行の入口の前まで俺に一人で来るように命じてきた。


ネゴシエーターに言われ、俺は群衆の中から一人銀行の前まで歩き出す。


「止まりなさい!!」


入口の前まで行くと、ドア越しに女の声が聞こえた。


「代わりの人質として来た。すぐに子供達を解放しろ」


「まずはあなたが武器を持ってないかの確認をしてからよ」


声を聞く限り若い女のようだ。


相手は当然男だと思っていたから一瞬面食らったが、なんとか冷静さを取り戻す。


取り合えずここは素直に言うことを聞いた方が良いだろう。


「わかった。どうすれば良い」


「そこで全裸になりなさい」


「なっ!!」


思わぬ指示に言葉に詰まる。


ここにはマスコミ達もおり、全国に生放送されているのだ。


そんな中で服など脱げるはずが無い。


「そ、そんなことできない」


「なら交渉は決裂よ。子供達は解放しない」


「っ!!!!わ、分かった!!脱ぐ!!脱ぐからそれは止めてくれ」


こんなことで交渉がダメになり子供達が解放できなくなってしまえば、手柄を上げるどころか先輩たちの足を引っ張っただけになってしまう。


そんなことあってはいけない。


「ふんっ、次は無いわよ。早く脱ぎなさい」


「あ、あぁ」


俺はそう言うと、着ていたスーツを脱ぎ始めた。


ジャケットを脱ぎ、ネクタイは外し、シャツを脱ぐ。


そして靴と靴下を脱いだあと、ベルトを外してスラックスを脱いだ。


犯人を苛々させない程度にゆっくりと、マスコミ達に俺が服を脱ぐことを知らせて映さないようにさせるために。


そして最後に残ったボクサーパンツに手を掛け、一旦後ろを振り返る。


先輩は俺を見て頷いており、どうやら俺の行動を見て察した先輩がマスコミ達に知らせたらしく、こちらを向いているカメラは無かった。


それを確認して俺はパンツまで脱ぎ捨てた。


正真正銘の全裸になり、これで武器は無いことは確認できただろう。


「これで良いか」


「ふふっ…えぇ。ドアは開いてるわ。そのまま入って来なさい」


「分かった」


そしてついに俺は銀行の中へと入ったのだ。



中にいたのはマスクをつけた5人の強盗達と、子供を含む人質達が20名程。


時間帯のせいか人質達も女性が多かった。


覆面の強盗は皆同じ格好をしており、上下黒の服に黒いブーツ、そして手には黒革の手袋を嵌めており全身黒づくめだ。


出ている部分と体型で、強盗達全員が女だと言うことが分かり驚いた。


ピッチリとした服で胸や尻が強調され、なんだか某漫画に出てくる女泥棒のような色っぽさを感じる強盗達だった。


入ってきた全裸の俺の姿を見て人質の女たちは皆目を伏せ、子供達は親によって目を伏せられた。


「ねぇ、何で隠してるのよ」


前を手で隠している俺に、強盗の一人が半笑いで言う。


「女子供には刺激が強いだろ」


「あら。そんな立派なものを持ってるの?是非みんなに見て貰わないと。早く手を離しなさい」


そう言って女は持っていた銃を人質達に向けた。


「わ、分かった!!」


俺は慌てて前を隠していた手をどけた。


「ふふ、確かに大きさは立派じゃない」


「皮被りだけどね。あははっ」


「もう良いだろ。早く子供達を解放しろ」


俺の性器を見てバカにするように笑う女達を睨みながら言った。


「分かってるって。こっちだって子供はうるさいし邪魔なだけだしね。ねぇ」


「はいはい。ほら、子供はこっちに来なさい」


カウンター近くにいた女が人質に言うと、親に言われて小学生くらいの子供達が泣きながら前に出てきた。


そして恐らく高校生ぐらいの制服姿の茶髪の男子も後から出てくる。


「あの、俺は…」


「あなたはダメ」


しかし子供とは見て貰えなかったのか、解放を拒否されてしまった。


「おい、その子も子供だろ!解放してやってくれ!」


「は?うるさいわね。こいつはもう大人でしょ」


「まだ学生じゃないか」


「チッ」


なんとかその子も解放しようと俺が言うと、女は苛立ったように舌打ちをし、その学生の方へと向かっていく。


まずい!!


「お、おい!!」


俺が声を掛けるも女は止まらず、怯える学生の前までいくと、その履いている制服のズボンのベルトを外し始める。


「や、止めてください!!」


「死にたいの?」


学生が抵抗しようとすると、女は銃をその学生の方へと向けた。


「す、すみません…」


怯えたように謝り、抵抗を止めた学生のベルトを外すと、女は下着ごと一気にズリ下ろした。


現れたのは萎縮した学生の性器。


「ほら、ちゃんとおちんちんの毛も生えそろってる。立派な大人じゃない」


そう言われて学生は顔を真っ赤にしながら俯いていた。


「わ、悪かった。もう止めてやってくれ」


学生が可哀想になり、ズボンだけでも履かせてやろうと言うと、女はニヤニヤ笑いながら俺の方を見たあとその学生に言った。


「ねぇ、あなた名前は?」


「え、えっと…吉原…です」


「そう、吉原君。あなたもあいつみたいに服を全部脱ぎなさい」


「えっ…」


「逃げようとした罰よ。早くして」


吉原君は怯えながら助けを求めるように俺の方を見る。


「裸なのは俺だけで良いだろ!」


俺がそう言った瞬間…



『バンッッ!!!!』



銃が天井に向けて撃たれ、大きな破裂音が銀行に響いた。


「早く脱いで」


「……はい…」


「くっ…」


吉原君は泣きそうになりながら着ていた服を脱ぎ始めた。


靴を脱ぎ下ろされたズボンと下着を脱ぎ、着ていたブレザーの上着もシャツも脱いでいく。


スポーツをやっているのか焼けた肌と、程良く筋肉のついた若々しい身体が露わになっていく中、先ほどの小学生程の子供達は入口から外に出されていった。


吉原君には申し訳ないことをしたが、一先ずは小さい子が解放されたことに安堵する。


子供達がいなくなり、再び閉じられる入口。



ここからだ。


ここから俺がなんとか犯人と交渉し、人質を全員解放することができれば。



まずは強盗達を観察することにした。


マスクのせいで正確には分からないが、声や身体付きから大体20代前半から半ばと言うところだろう。


少し話しただけだが皆頭に血が上り易いようだから、声掛けは慎重にだな…



「ねぇこれからどうする?」


「銀行って思ったよりお金置いてないんだねぇ」


「取り敢えずは外の奴らに別でお金用意するようにさっき言ったから、それ待ちってとこかな」


「どうせ時間稼ぎしてくるだろうけどねぇ」



どうやらいつの間にか外の連中に要求を出したらしい。


いくら要求したかは分からないが、女の言う通り外では時間を稼ぐことを考えるだろう。


その間になんとか女達に交渉できれば…



「なぁ、あなたらはなんで強盗なんてしたんだ」


「はぁ?誰が喋って良いって言ったの」


「あなた刑事なんでしょ?私達を説得しようとしても無駄だから」


取り敢えず会話をと思ったが、思った以上に俺に敵意を持っているらしい。


「ねぇねぇ、あっちが時間稼ぎしてくるつもりなら、こっちはこっちでこいつら使って暇つぶしでもしてようよ」


一人が俺の方を見て、何かを企んでいるような顔で言った。


「何すんのよ」


「そうねぇ。折角裸になってるのが二人もいるんだから…ねぇ、あなた達二人、そこに並んでみてよ」


俺と吉原君を見て、マスクの女が人質達の集まる前を指さして言う。


吉原君はどうしたら良いのか分からないのか、怯えたように俺の方を見てきた。


「おい、俺だけで良いだろ。もうその子に構うのは止めてくれ」


「うるさいなぁ。早くしないと…」


そう言って吉原君の方へと銃を向ける女。


「やめろ!!」


「わ、分かりました!!い、行きますから…」


吉原君は泣きそうな顔になりながら、人質達の集まる前へと出てきた。


なんとかこの子は見逃して貰いたかったが、俺の話は全く聞いて貰えない。


このままじゃ手柄を立てるどころの話ではない。


仕方なく俺も吉原君の隣へと並ぶように立ったが、吉原君は恥ずかしさからかずっと俯いていた。


「よし、そしたらそのまま後ろ手に組んで、ガニ股で腰を突き出してね」


「くっ…」


「うぅ…」


そんなことしたく無いが、今はどうするべきかが浮かばない。


これ以上歯向かってこの吉原君が危機に陥るのは得策ではないし、今は大人しく従って様子を見るしかなかった。


俺は言われた通り後ろで手を組み、そのまま腰を前に出して足を開いた。


女性も含む人質達にチンポを見せつけるような体勢に、流石に恥ずかしさを感じる。


吉原君も俺と同じように腰を突き出しているが、顔を真っ赤にして震えていた。


何もできない自分が不甲斐ない。


「あははっ!だっさい格好!!」


「ねぇねぇ、どうせなら勃起させようよぉ」


「良いじゃん良いじゃん。ほら、勃起させてみてよ」


「っっ!?」


「で、できる訳ないだろ!!」


そんなことしたくもないし、そもそもこんな状況で勃起なんてできるはずが無い。


「なら私達が手伝ってあげる。ね、行こ」


「おっけーおっけー」


そう言いながら二人は俺と吉原君の背後に回り、俺らの胸元に手を伸ばしてきた。


「うわっ!」


「お、おい!何する気だ!」


革の両手で胸部を覆うように触れられ、思わず身体が構えてしまう。


「あなた達が抵抗したら、あいつらの内の誰か殺すからね」


「大人しくしてなさいよぉ」


そして女達は俺らの胸を揉むように手を動した後、指先で両乳首を摘まんできたのだ。


「っっっ!!」


革に包まれた滑らかな指先で思ったよりも優しく摘ままれ、一瞬ゾクゾクするような嫌な感覚が身体に走る。


「んんっっ…」


吉原君の方も俺と同じように黒い指先に乳首を摘ままれており、ビクンと身体を跳ねさせていた。


「もう感じちゃった?」


「あなたの年じゃまだ乳首なんか苛めて貰ったことなんかないわよねぇ」


そう言いながら二人は、俺と吉原君の乳首をそれぞれ弄り始める。


片方の乳首を指の腹で撫でるように擦られながら、もう片方の乳首をキュッと摘ままれた。


「ふぐっ…くっ…」


くすぐったいようなモゾモゾする感覚が乳首から全身を襲い、それを強盗なんかにされていると思うと気分が悪かった。


「んんっ…、や、やめてっ、くださいっ…はっっ…」


そして吉原君の方の乳首にも革の手袋の指が襲いかかっており、俺のより小さめの乳首が黒い指に挟まれてフルフルと震えている。


「ふふっ、あなたほんとに童貞でしょ。乳首ちょっと弄ってあげただけでもう勃起しかけてるわよ」


「んんっ…ちがっ、うぅっ…あっ、やめてっくださいっ…んぁっ」


吉原君の乳首を摘まみ弄りながらそんなことを言う女。


女の言う通り、吉原君のチンポは僅かだが反応し始めていた。


女の黒い指先が吉原君の乳首をコリコリと擦る度にチンポがヒクリと動き、徐々に首を持ち上げ始めてしまっていたのだ。


それは他人事ではない。


思った以上に後ろの女の責め方が上手く、乳首へのくすぐったさに快感が混じり始めていた。


「あ、乳首勃ってきた。あなたも感じてるの?」


「くっ…誰がこんなことで、んっ…」


否定しようとするも、無視できない程乳首を滑る指の感触に快楽が混ざり、無意識に漏れてしまう吐息に邪魔をされてしまう。


乳首が勃ったせいで滑る革の指の感触をより鋭敏に感じ、股間に熱が集中していくのが分かった。


「乳首シコシコされるのが気持ち良いんでしょ?女の子みたい」


「あぁっ、やっ、ちがっ、んんっ…はぁっ、嫌だぁあっ」


隣では吉原君が女に乳首を摘ままれ、指の腹で擦られながらシゴかれ、明らかに感じているような声を上げている。


チンポは先ほどよりも大きく硬くなっており、もうほぼ勃起していると言っても良い程だった。


「んぁあっ!」


心配で吉原君の方に気を取られていると、急に乳首へ強い刺激が走り思わず声が漏れる。


俺の乳首を擦っていた女の指が、乳首をキュッと強めに摘まんだのだ。


「あら、あなたは強くやられた方が感じるの?ドM~」


「っっ!!そんな訳あるかっ、んくぅっっ!」


否定しようとするが、もう片方の乳首も摘ままれその言葉も遮られてしまう。


僅かだが痛みも混じる刺激なのに、同時にビリビリと電気のような快感が下半身まで流れてきたのだ。


「あははっ!強めにやってあげるとおちんちんヒクヒクしてるじゃない。これでどう?」


「ふぐぅうっ!」


ギュッと摘ままれたまま指の腹で強めにグリグリとされる。


痛みと共に訪れる強い快感。


それによって俺のチンポは、吉原君のと同じように大きくなり始めてしまったのだ。


「ねぇ、こっちは完全に勃起したよ~。ほら、みんなに見せつけてあげなよ」


「うぅうっ、あぁっ、恥ずかしっ、んんんっ」


吉原君は乳首を摘まみ弄られながら、女に腰を突き出さされて他の人質達に見せつけるような体勢になっていた。


そんな羞恥に塗れた吉原君を見て人質達もどうしたら良いのか分からず、ただその姿を見て罰の悪そうな顔をしている。


「ほら、乳首弄られただけで勃起しちゃいましたってみんなに言いなさい」


「んぁっ、そんなっ、言えませんっ、あぁっ」


「言えって言ってんのよ」


吉原君が断ると、他の女が銃口を吉原君に向けて脅すように言った。


「ひぃいっ!うぅっ、ち、乳首っんぁっ、弄られただけっでっ、んんっ、ぼ、勃起っしちゃいましたっ、あぁっ」


乳首を弄られながら泣きそうな声で必死に言う吉原君の姿は、あまりにも可哀想だった。


「も、もう止めろっ!!くっ、んっ…俺だけでっ十分だっんふぁっっ!」


「うるさいのよ!!」


話している途中で乳首をギュッと摘ままれ、再びあの痛みと快感が訪れチンポの方へと熱が一気に集まるのを感じた。


「ねぇ、こいつも勃起したよ!流石刑事さんのは立派ね」


「くっ…!!」


見ると確かに俺のチンポは勃起しており、まだ摘ままれている乳首の刺激を受けて震えている。


「よし、今度はこいつらに射精させてみよーよ」


「あなた達、全員こいつらのおちんちん見てなさいよ~」


「目を反らしたら殺しちゃうから」


他の女達も乗り気になり、人質達に向かって脅迫するように言う。


そのせいで人質達は気まずそうにしながらも、皆俺と吉原君のチンポに目を向けていた。


「みんなに勃起おちんちん見られて嬉しい?ほら、振り振りしちゃおうねぇ」


吉原君は後ろの女に乳首を擦られながら腰を揺すられ、その勃起したチンポを皆の前でブンブンと振り回している。


「んぁっ、も、もう嫌だっ!!あぁあっ、嫌だぁあああっ!!」


あまりにも羞恥的なその行為に、ついに吉原君は泣きだしてしまっていた。


「もうやめてくれ!!くっ…俺が代わりにやるから、もうその子のことは離せ!!」


思わず強めな声で女達に向かって言うと、女の一人が一瞬苛立ったような顔で俺を睨んだ後、何かを思いついたような嫌な笑いを浮かべた。


「あなた本当にうるさい。ねぇ、私良いこと考えたんだけど」


そして俺を睨んだ女は他の女達に向かって続ける。


「この刑事が反抗的な態度取ったら、代わりにそいつに罰を与えよ」


「な"っ!!」


「あっ、良いね良いねぇ」


「なら刑事さんには何してもらおっかなぁ」


「反抗しちゃダメよ?したらこの子にもぉっと恥ずかしいことしちゃうからね」


あまりに理不尽な状況に言葉が出ない。


市民を守る立場であるはずの俺が、一般市民の吉原君を苦しめてしまうかもしれない。


そんなことあって良いはずが無い。


「じゃあさ…ほら」


そんなことを思いながら打開する方法を考えていると、なぜか女が俺のチンポの前に自身の手を移動させた。


そしてその黒革の手袋の両手を組むように空洞を作り、チンポがギリギリ通れそうな狭さの真っ黒な手の筒を作る。


嫌な予感しかしなかった。


「そんな勃起して辛いでしょ?ここにおチンポ突っ込んで腰振りオナニーしてみて」


「っっ!!!!!」


絶句した。


勃起させるだけでは飽き足らず、ここで俺にオナニーをしろと…?


しかもこんなクズ共の手を使ってだ。


酷すぎる仕打ちに怒りがこみ上げてくる。


「そんなことっ……」


「できないんだ。じゃあこの子にお仕置きだね。やって」


「オッケーオッケー」


そう言いながら女が吉原君へと近づいていく。


まずい…!!


「ま、待て!!」


「もう遅い」


俺の制止など聞かず、吉原君の勃起したチンポをギュッと握った。


「んあぁああああっっ!!」


「みんなに見られながら射精しようねぇ」


そしてその握ったチンポをズリズリとシゴき始めたのだ。


黒革の手が吉原君のチンポを根元から先端までをゆっくりと這って行く。


「あぁああっ、嫌だっ、んひぁっ、やめってっ」


「ふふっ、嫌だってわりにはおチンポカチカチのままじゃない。気持ち良いでしょ?」


「んやっ、あぁっ、嫌だぁっ!あぁあっ」


女の言う通り吉原君のチンポは女の黒い手が擦り上げる度にヒクついており、感じているように吐息が漏れていた。


「ほらほら、乳首弄られながら射精するとこ見て貰いなよ」


そしてチンポだけでなく乳首までも相変わらず摘ままれシゴかれているせいで、若い吉原君の身体は嫌でも感じてしまうのだろう。


精神的にも多感な時であろう吉原君。


そんな時期に人前で勃起し、ましてや見られながら射精までするなんてトラウマになってもおかしくない出来事だろう。


「わ、分かった!やるからもう止めてやってくれ!」


俺だって人前でみっともないことなんてしたくない。


けどいっぱしの刑事として、吉原君を守ることが俺にとっては第一優先だ。


「ほら、入れて腰振って」


前の女は黒革の手で作った筒を、指を動かして蠢かせながら半笑いの声で言った。


「くっ…!!」


俺は腰を前に突き出し、その穴へとチンポをゆっくりと差し込んでいく。


先端が滑らかな革に触れ、こんな状況だと言うのに勃起したチンポへ淡い快感が走る。


ズイズイと先に進めていくと、手袋越しの手の弾力がチンポを包み込んで温かい。


「すっごい硬いじゃん。刑事さんもまだまだ若いねぇ」


バカにするように言う女に言い返したくなるのをグッと我慢し、俺はそのまま一気に奥までチンポを挿入した。


「あぁ、入った入った。じゃあそのまま腰振ってみて」


「ちゃんとおマンコだと思ってセックスみたいにやるのよぉ」


「っっ!!」


クソがと声が出そうになったのを唇を噛んで耐え、言われた通り俺はそのまま腰を前後に振り始める。


「ふっ…くっ…」


チンポが程よく狭い革の穴に擦られ、その滑る摩擦で欲しくもないのに快感が訪れた。


「ほらほらもっと頑張って。そんな腰つきじゃ女の子は満足しないわよ」


俺の乳首を弄っている女が、そう言いながら再び乳首をギュッと摘まんだ。


「ふぐぁあっ!!」


痛みの混じる快感が乳首を襲い、チンポへの快感と合わさって声が溢れてしまう。


「みんなに見られながらの腰振りオナニーは気持ち良い?ふふっ」


くそっ、くそっ、くそっ!!!


「んっ…はっ…くっ…」


いくら思春期ではないとはいえ、あまりに羞恥的なこの行為に顔が熱くなっていくのを感じた。


それでも吉原君を守るために腰を止める訳にはいかない。


自分の感情とは裏腹に、思った以上に女の革手は気持ち良く、滑らかな革をチンポが擦れる度に快感が増していった。


「んあぁあっ、もっ、やだっ、あぁあああっ」


「おちんちんから液が出てきちゃってるよ?嫌がっときながら楽しんでるんじゃない」


「さっきからビクビク感じっぱなしだもんねぇ」


そして隣では吉原君が乳首とチンポをシゴかれ、傍目から見ても快感を得ていると分かる程に乱れていた。


先端から漏れた液が手袋に絡んで滑りを増し、吉原君の股間からはクチュクチュとチンポをシゴく黒革のいやらしい音が響いている。


それを見ていると言うのに俺は何もできず、女の手にチンポを突っ込んで腰を振っているしかない。


情けない…


みっともなくて情けないのに、腰を振れば無情にもチンポは快感を得て喜ぶように震えていた。


「ふっ…ぐっ…くっ…」


なるべく感じないように、この屈辱に対しての怒りに意識を向けようとするが、温かく滑る革の感触が程よくチンポを締め付け、悲しい程に気持ち良い。


思えば最近忙しくてセックスどころか一人でも抜いてなかった。


そのせいでこんな状況なのに快感を得てしまう自分が憎かった。


「あなたも気持ち良いんでしょ?ちゃんと自分の良いところに当てて腰振ってるもんねぇ」


「なっ!!んぁっ、そんなことっ!!」


「あら無意識なの?あなたさっきからカリ首のとこを指が擦れるように腰振ってるけど。ここね」


「んぁあっ!」


女の指で作った黒い円で、腰の動きに合わせてカリ首を擦られ、思わず喘ぎのような大きな声が漏れてしまう。


「ほら。刑事さんはここばっか擦れるように腰振ってたのよ」


「あははっ!刑事が人質の前でオナニー楽しむってやばいねぇ」


「ち、違うっ!!」


意識していたわけではないのに指摘され、思わず否定の言葉を発するが、この状況では苦し紛れにもならない。


「じゃあ刑事さん。次はそのまま『チンポ気持ち良い』って連呼してみて」


「『人に見られながらするのが好きな変態です』ってのも良いわね」


「あ、じゃあついでに『このまま射精させてください』って懇願してよ!」


俺の回りにいる女達が俺の反応を楽しむように言う。


「ぐっ…あぁっ、そんなことっ、なんで俺がっ、んぁっ」


そんな台詞こんな人前で言えるはずがない。


どこまで人を辱しめれば気が済むんだ。


こいつらに逆らってはいけないと頭では分かっているのに、逆らっても状況がますます酷くなるだけだと言うのも分かっているのに、怒りで頭に血が上ってしまった俺はついまた反抗してしまったのだ。


「逆らったわね。お仕置きけってー」


「ま、待て!!言う!言うからその子には!!」


しまったと思ってももう遅い。


「だぁめ。全部あなたが悪いんだからね」


そう言って吉原君の方へもう一人女が近付いていく。


「ひぃいっ!んぁっ、や、やめてっ」


「何してあげようかなぁ。あっ、良いもの持ってるわね。ちょっと貸してね」


「キャッ!!」


吉原君に近付いた女は、近くにいた人質の女の鞄から何かを奪った。


それは透明な液体の入ったボトル。


ベビーオイルのようだ。


「これならよく滑りそー」


そう言ってそのベビーオイルを自身の嵌めた革手袋をドバドバと出し、両手で手袋に馴染ませるように絡めていく。


テカリを増した黒革の手袋には大量のオイルがつき、粘度が高いからか指の間にはネットリと糸が引いていた。


「おチンポ苛めてあげるから私とちょっと代わってよ」


「はいはい」


その女は吉原君のチンポをシゴいていた女と入れ替わると、そのまま吉原君のチンポをその手で握った。


「ひゃああっ!」


「亀頭鍛えて大人にしてあげる」


そして片手で吉原君のチンポの根元に添えて支え、もう片手で亀頭をズッポリと黒い手で覆う。


そして…


「んぁぁああああああああっ!!だ、だめだめだめだめ!!ひゃいああああっっ!!」


女は吉原君の亀頭だけをグチュグチュとシゴき始めたのだ。


「おぉっと、暴れちゃダメよ」


乳首を弄っていた女が吉原君を羽交い締めにし、器用に腕を回しながら再び乳首へ触れる。


「んひぃいっ!!あぁぁあああっ!!やめでぇええっ!!」


乳首の快感と亀頭への刺激のくすぐったさに同時に襲われ、悲鳴に近い吉原君の声が響いた。


「仮性で普段皮を被っちゃってる亀頭だと、ちょっと刺激が強いかなぁ?あははっ!」


そんなことなど気にする様子もなく、女はそのヌルつく手で水音を立てながら吉原君の亀頭を搾るようにシゴき続ける。


「あぁああっ!!ぐずぐっだっ、んひぃあああっ!!やめでぐだざぃいいっ!!んひゃひぁああっ!!」


足を震わせながら必死に懇願する吉原君。


自分のせいで吉原君があぁなってしまっていると考えると、罪悪感で堪らなくなった。


「もうやめてくれ!!分かった!言うからっ!!」


俺はそう言って再び女の黒革の手にチンポを突っ込んで腰を振り始める。


「んんっ、ふっ、ぐっ、チンポ、気持ち良いっ!!んはっ、んん」


恥ずかしさで顔が熱い。


この言葉が言わされてるだけの嘘だったら良かったのに、俺のチンポはこんな奴の手だと言うのに勃起したまま快感を得てしまっている。


それが余計に羞恥を煽った。


「はははっ!こいつ目の前で市民が苦しんでるのに私の手に感じて喜んでるわよ」


「ぐっ、んぁっ、ぎぃっ、俺はぁっ、人に見られながらするのがっ、くっ、好きなっ、変態ですっ、んぁっ」


悔しさに歯を食い縛りながらも俺は腰を止めず、言葉を続ける。


恥ずかしさで死にたい程なのに、無情にもチンポに擦れる滑らかな革の感触で快感が襲ってきた。


そしてチンポへの快感と相まって乳首も敏感になり、クニク二と擦られるだけで感じるようになっていた。


「あぁっ、んっ、このままっ、射精させてくだっ、んはぁっ、さいっ、おぉっ」


「あはははっ!!さいっこう!!」


「ねぇ聞いた?あなた達を助けに来たはずの刑事が、私達に射精させてくれって言ってるのよ」


「素直になった刑事さんにはご褒美をあげないとね」


手で筒を作っていた女はそう言うと、吉原君を責めている女が先程捨てたベビーオイルのボトルを拾い、その中身を自身の手にもぶちまけた。


そしてグチュグチュと手袋へと馴染ませると、再び俺の前へと手で筒を作る。


「ほら、滑りを良くしてあげたわよ。ここにおチンポ突っ込んで『気持ち良い』って連呼しながら射精しなさい」


「ぐっっ!!!」


怒りで殴り掛かりそうになる。


しかし…


「んぁああああっ!!もっ、無理ぃいいいっ!!んひぃあああっ!!ごべんなざぃいいいっ!!」


「大丈夫大丈夫。気持ち良くなるから」


「ほら、乳首の快感に意識集中させてみて」


「んふぁああああああっ!!」


目の前で女二人から乳首と亀頭を弄り責められ、悶え叫ぶ吉原君の姿をみてなんとか留まった。


ここで殴りかかったとしても相手は銃を持っている。


人質を危険に晒す訳にはいかないし、もし失敗した時、そのしっぺ返しは吉原君に行ってしまうのだ。


「くそっ!!!」


俺はその液で濡れた革の手袋の穴へとチンポを突っ込んだ。


グチュリッ


「んはぁあっ」


今までよりも強い快感がチンポを包み込む。


オイルは手袋越しの手の温度で温められ、ヌメりを増した革に包まれ擦れるのは、思わず声が漏れる程に気持ち良い。


まずいと思いながらも俺はそのまま腰を振り、チンポをその穴に出し入れを繰り返す。


グチュッ、ズチュッ


「ぐっ、んはぁあっ、くっ、あぁあっ」


先程よりも穴は狭くなっており、よりそのヌルつく手袋と弾力で絞めつけられ、名器のように気持ち良かった。


「どう?ヌルヌルのおマンコは気に入った?」


「ぐっ、あぁあっ、き、気持ち良いっ、おぉっ、気持ち良いっ」


言いたくもない台詞なのに、気持ち良いと声を出すと更に身体の感度が上がるように感じた。


散々弄られた乳首も勃起しており、指の腹で撫でられるだけでビクビクしてしまう程に感じてしまう。


仕方なくこの手に突っ込んで腰を振っていたはずなのに、その快感が癖になり、腰が自然とチンポを指の凹凸に擦りつけるように動いていた。


「んぐっ、気持ち良いっ、おぉっ、ぐっ、気持ち良いぃっ!!」


「気に入ったようね。さっきよりも腰つきが激しいじゃん」


「乳首も勃ってるしねぇ。コリコリしてあげると身体がすっごいビクついてる」


クソッ!クソッ!クソッ!!!!


こんな状況だと言うのに男の本能で動き、快感を求めてしまう身体が憎かった。


ほんとならこんな乗り気に見えるように腰を振りたくはないが、ゆっくり振ろうとすると焦らされているようで辛かったのだ。


「んぐっ、はぁっ、気持ち良いっ、あぁあっ、気持ち良いっ、んぁあああっ!」


突然穴の指が動きだし、チンポへの刺激が変わった。


チンポを出し入れする度に指が蠢き、亀頭から竿を程良く締めつけ、カリ首をヌルヌルと擦る。


それがどうしようもない程に気持ち良かった。


「あぁあっ、ぐっ、んはぁあああっ」


「あら?言葉が止まってるわよ。言えない程感じちゃってるとか?あははっ」


「ほんとにイっちゃうんじゃない?」


「ねぇ、こっちもよがり始めたよ」


女の言う通りこのまま腰を振り続けたらイってしまうと危惧し、余裕がなくなっていたせいで気付かなかったが、確かに隣から聞こえる吉原君の声が先程までとは変わっていた。


「はあ"ぁっ、はぁ"あっ、あ"あ"ぁっ」


息を深く吸い、少し吐いているような、踠くような声にならない声を上げているのだ。


「亀頭が良くなってきたんでしょ。そうなっちゃうとバカになっちゃう程気持ち良いからねぇ」


「んあ"ぁっ、はぁ"ああっ、あはぁ"あっ」


吉原君は口を大きく開けながら上を向き、身体をブルブルと震わせながら責めによがっていた。


相変わらず女の黒革の手はグチュグチュと吉原の亀頭をシゴき、乳首は摘まみ擦られている。


「あ"ぁぁ"っ、ぎもっぢっ、はぁ"ああ"っ、じぬぅっ、あぁ"あ"っ」


「気持ち良くても死なないから安心して」


「ほら、もっと良くしてあげる」


そう言って亀頭をシゴいていた女の手は、今度は亀頭を縦に撫でるように動き始めた。


「あ"ぁあぁあ"ぁぁぁ"っ!!ぎもぢぃいいっ!!お"ぉおお"おっ!!ごわれるぅう"うっ!!」


その瞬間吉原君は叫び悶え始めた。


「はいはい、気持ち良くて良かったねぇ」


「亀頭でよがれるなんて立派な大人ね!」


「んぁあ"ああ"ああ"っ!!だっめっ、お"ぉおお"おっ!!ぎもぢっ、あ"ぁああ"ああっ!!」


羞恥よりも快感が買っているからか、吉原君は人前だと言うのに大声で喘いでいる。


そしてそんな姿を人質達は驚いた顔で見ていた。


「ずっと気持ち良いのが続いちゃうんだよ」


「ほら、もっと撫でてあげる」


「んひゃひぁあ"あ"っ!!じっぬっ!!ぐるぅう"うう"っ!!おぉ"おおお"おお"っ!!」


吉原君の亀頭は女のヌルつく黒革の手に容赦なく擦られ、それが気持ち良いのか絶叫に近い声で喘いでいる。


そんな女達に快楽に染められていく姿を見ながら、俺は相変わらず女の作った手オナホに腰を打ち付けていた。


「んんっ、んはぁっ、気持ち良いっ、あぁっ、んぁあっ」


そしてもう射精寸前まで追い詰められていた。


「刑事さんイきそうなんでしょ。おちんちんの硬さでわかるのよねぇ」


それを見透かされ、バカにするように言われる。


こんな所で射精をするなんてごめんだが、もうここまできたら腰を止めることができない。


それ程までにこの女のヌルヌルの手袋は快感が強かったのだ。


「んぁあっ、ぐっ、はぁああっ、おぉおっ」


腰を打ち付けチンポをズチュズチュと出し入れする。


それに合わせて乳首を弾かれ快感が増長し、もう既にチンポの根元まで精液が上がってきていた。


「ふぎぃいいっ!!ぎもぢぃいい"っ!!無理ぃいい"い"いっ!!」


「よし、仕上げね」


俺が射精しそうになっていると、隣で女が吉原君の亀頭を再び搾るようにシゴき始めた。


そして根元に添えていた手でも竿の下部を擦り出す。


「あぁあ"あああ"っっ!!だっめっ、おぉ"おお"おお"おお"おっっ!!」


「これでイけるでしょ。みんなに二人の射精を見せてあげなさい」


「んぁあっ、ぐっ、はぁっ、おぉっ」


「ねぇ刑事さん、イくときはイくって言いなさいよ?」


ヌチュヌチュとチンポに黒革の指が絡み、根元から先端までが締められながら擦れる。


そして熱い液がチンポを上ってきた。


「あぁぁ"あああ"あっっ!!ダメぇええ"えっっ!!イグぅうううううっっ!!」


「亀頭でイっちゃえ!!」


「おぉおお"おおおお"おお"おおおお"おっっ!!!!」


吉原君のチンポから勢い良く精液が吹き出した。


「あなたもイきなさい。ほらっ!!」


吉原君が射精した瞬間、再び乳首をギュッと強く摘ままれた。


全身に電気のように快感が流れ、ギリギリで止まっていた精液が上ってくる。


「んぁああっ!!くっ、イ、イくぅうっ!!!おぉおおおおっっ!!!」


乳首を摘ままれ、カリ首が指の段差に擦れた時、凄まじい快感と共にチンポから精液が吹き出た。


「んぐっ、あぁぁあああっ!!」


手袋の中にドクドクと精液が注がれ、その度に快感の波が来た。


「あぁぁあああっ、あぁあああああっ」


隣からも吉原君の呻きに近い声が聞こえる。



あぁ…何をやってるんだ俺は。



大勢が俺達を見ている中射精してしまい、吉原君のことも守ってあげられなかった。


「あはははっ!!すっごい射精したね!!」


「みっともない声出しちゃってさ。そんなに気持ち良かったの?」


「ふふっ、刑事さんが人前で射精しちゃうとか面白過ぎぃ」


「亀頭でイけて良かったね!頑張ったあなたは解放してあげても良いわよ」


「勿論その格好のままだけど!」


女達に煽られ、あまりの情けなさに死にたくなった。


その時だ。


「お前ら動くなっ!!!」


天井やカウンターから機動隊達が飛び出してきたのだ。


「!!!いつの間に!!」


「ね、ねぇ!!どうなってんのよ!!」


「きゃっっ!!」


次々と捕まる強盗達と、保護される人質達。


俺は何が起こっているのか理解できなかった。



■■■■■■■■


あの日俺と吉原君が弄ばれていた時、強盗達の注意が全て俺達に向いていたため、人質の一人がこっそり外と連絡を取っていたらしい。


そして少しずつ中へと潜入し、射精する頃には中で多数の機動隊が強盗達を捕まえる機会を伺っていたとのこと。


結果的に俺らのあの羞恥にまみれた行為が、この事件を解決させることとなったのだ。


幸い俺の行為は事件解決のために貢献したと良い方向に捉えられ、誰も何をしていたかについては触れては来なかった。


「今日も連れて来たよ。吉原君」


今俺は同じ被害を受けた人間として、吉原君の心のケアを担当している。


「皆さん、お願いします」


「おっけーおっけー!」


「任せておいてぇ」


吉原君を巻き込んでしまったのは俺の責任。


俺が連れて来た風俗の女達は、あの日強盗が嵌めていたような黒革の手袋を嵌めた。


吉原君は履いていたズボンと下着を下ろし、既に勃起しているチンポを晒す。


あの日から性癖が歪んでしまった吉原君。


女の人に無理やり亀頭を責められる快感が忘れられないと打ち明けられた。


だから俺は、いつか吉原君の心が癒えるまで責任を取るつもりだ。


女達は手にあの日と同じベビーオイルを垂らした。


それを確認して、俺はそっと部屋を出た。



END

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