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最近はスター団の強引な勧誘が目立っているとは聞いていた。


だから俺も気を付けないととは思っていたが、まさかこんな強硬手段にまで出てくるとは思わなかった。



「ようこそ。スター団の拠点へ」


気が付くと俺は、知らない倉庫の真ん中で立たされていた。


手は上げさせられたまま天井から延びる紐で拘束され、足は肩幅に開かされて地面の鉄具に靴ごと固定されている。


そして何より恥ずかしいのは、俺の身体が全裸であると言うこと。


自分で脱いだ覚えなどなく、そもそもここに来た記憶が無い。


恐らくエスパー系のモンスターに、俺に『さいみんじゅつ』を掛けさせたんだろう。


「聞くところによれば、お前なかなか校内でもバトルが強いらしいじゃんか」


「その腕前を、是非スター団でも発揮して貰えたら嬉しいんだが」


そう言いながら俺を取り囲むのは、ヘルメッドに欲し型の変わったサングラス、そして手には白い革の手袋を嵌めた男達。


強引な勧誘をしているという、スター団の下っ端達だった。


「誰がスター団なんかに!!それになんですかここは!!は、早く服を返してください!!」


何か悪いことをしていると言う話も聞かないが、かと言って良い噂も無い不良のようなスター団になんて、入りたいはずが無い。


「ま、普通そうなるわなぁ」


「まぁそう言うなって。スター団だって結構楽しいぜ?」


「そぉそぉ。結構股緩い奴も多いからヤリ放題だし」


そう言って笑う下っ端の男達。


三人目の男が言った通り、スター団は結構そんな噂が多かった。


拠点では夜には甲高い女の喘ぎが聞こえ、男達の盛り上がる声が聞こえる。


俺もそんな話を聞いたことがあった。


「お、俺はそんなの興味ありませんから!!早く解放してください!!」


エッチなことに興味が全くないと言う訳ではないが、俺は自然な流れでそういう行為はするべきだと思うし、こんな荒んだ奴と絡むなんで冗談じゃない。


「解放してやりたいとこだが、そうもいかねぇんだよな」


「お前のバトルの強さを見て、うちのリーダーがお前が団にいたら良さそうだって言うんだよ」


「別にリーダーから指示された訳でもないけどよ。指示される前に動くのが出来る部下ってもんだろ」


俺のバトルの腕を見込んでくれるの良いが、俺はジムに挑戦してチャンピオンを目指す道を選んでいた。


こんなスター団なんかに構っている暇なんてない。


「俺は絶対スター団なんて入りませんから!!」


俺は男達に向かってはっきりと言ってやった。


「へぇ~。だってよ。どうする?」


「んなの決まってんじゃん」


「スター団式勧誘法ってね」


ニヤリと笑って言うと、男達は嵌めている手袋をしっかりと嵌めるように手を組み合わせながら近づいてきた。


「ぼ、暴力になんて俺は屈しないからな!!」


殴られると思った俺は、精一杯の虚勢を張って叫ぶ。


「おいおい、スター団をなんだと思ってんだ」


「誰が暴力なんて振るうかよ」


しかし男達は殴る素振りは見せず、俺の周囲にスマホを浮かせると、スマホのカメラが3方から俺を狙って撮影し始めた。


「そうそう。ちょーっと恥ずかしいとこ撮らせて貰うだけだよ」


そう言って俺を囲む男達。


そして身体に伸びてくる、白レザーの手袋の手。


一人は後ろから俺の腋下へ、そしてもう一人は前から脇腹へ、最後の一人は太ももの付け根部分の際どい場所へと触れた。


「ちょ、ちょっと!!何する気ですか!?」


「何って、こうするに決まってんだろ!!」


その声を合図に、三人の手が一斉に俺をくすぐり始めた。




続きは1月7日に他プランでも公開予定

現在タバコプランにて先行公開中

全文約7400文字

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