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※リクエスト作品です



「水無月先生…あの、本当に家に行っても良いんですか?」


「えぇ、当然よ。もし原田君がF大に合格すれば、当校始まって以来の快挙だからね。校長先生からも念入りに勉強を見てやるようにって言われてるの」


「そう…ですか…」


「家に呼ぶのは後日になるけど、今日から毎日勉強を見てあげるから、放課後生徒指導室に来てね」


「わ、分かりました」


水無月先生は綺麗な笑顔を俺に向けて言うと、そのまま職員室へと入って行ってしまった。


男子生徒から人気のある整った顔に、新体操部だったと言うだけありスタイルも良い水無月先生。


勉強しか取り柄のない俺を、先生はいつも気にかけてくれた。



あの日だって…



俺は先日の生徒指導室でのことを思い出した。


成績のことで面談をしている最中、俺は先生の足が気になって仕方なかったのだ。


パンプスに包まれ、黒いストッキングを履いた綺麗な足。


教師という仕事は想像してるよりも激務だろうし、その日は蒸し暑かったのもあってパンプスで蒸れたのか、一つの机に向かい合って座っていた先生の足からは、パンプスの中の革の匂いの混ざる臭い足の匂いが漂って来ていた。


俺はその匂いに嫌悪するどころか、こんなに美人で優しい先生も足が臭くなるんだと、変に興奮してしまっていたのだ。


今思えば既にこの時から俺は足に対して、その臭い匂いさえも性的に興味があったのだろう。


それを自覚したのは、先生が俺に問題を出した時、パンプス脱ぎたての蒸れたストッキングを履いた足で、俺の足へと触れてきた時だ。


蒸れてじっとりと湿ったストッキングを不快に感じるどころか、俺はその感触に興奮し、勃起までしてしまっていた。


なんで先生が俺にそんなことをしてきたのかはわからない。


だけどその後先生は、俺にその臭く蒸れた足で…



思い出しただけでも身体が熱くなり、またあの足でいやらしいことをされたくて堪らなくなってしまう。


先生のあの綺麗で臭い足を顔に押し付けられながら、俺の勃起したあそこをグリグリされたい。


あの日から俺はそんな妄想ばかりしてオナニーに耽っていた。


だから先生の家に呼ばれることになった時は、また何かあるのではと期待していたから、先になると聞いて少し残念だったのは否定できない。


だけどまた生徒指導室に呼ばれた。


何かあるかもしれない。


そんな淡い希望を抱きながら、俺はその日一日を過ごした。



■■■■■■■■■■■■■■■■



放課後。


俺は生徒指導室にいた。


部屋には机が4つと椅子4つが四角く並べられており、2人ずつ向き合って座れるようになっている。


奥の席に座って先生を待っていると、10分程して水無月先生も入ってきた。


「待たせてごめんね」


そう言って入ってくる後ろには、水無月先生だけでなく、水無月先生と競って男子生徒に人気のある瀬名先生までいる。


その姿を見て俺は少し残念な気持ちになった。


水無月先生だけならもしかしてと思ったが、瀬名先生もいるんじゃ前のようにはならないだろう。


水無月先生は数学で、瀬名先生は俺の苦手な現代文の先生。


恐らく水無月先生は俺の担任のため、瀬名先生に今日の俺の現代文を見るように頼んでくれたのだろう。


「ちょっと資料の整理をしてたら遅くなっちゃった」


「原田君よろしくねぇ。今日は私も一緒にあなたの勉強を見るからね」


そう言って瀬名先生は俺の向かい側に、そして水無月先生は何故か俺の隣へと座った。


「えっと、2人で見てくださるんですか?」


「えぇ、水無月先生に頼まれてね」


「私はあなたの担任だし、監督者ってことで」


「なる…ほど…」


なんとなく違和感がありながらも、俺は現代文の問題集を机へと出した。


ふと横を見ると、水無月先生が机に肘をつきながらこちらをニコニコしながら見ている。


「なんですか…?」


「いや、別に?」


そう言いながら、水無月先生は太ももに足を乗せて足を組み、パンプスを履いた黒ストッキングの足が俺の近くに来るようにしてきた。


白いパンプスにグレーのシンプルなスーツ。


スカートの裾から覗くいやらしい黒いストッキングの足。


パンプスの中で足指を動かしているのか、履き込まれて足に馴染んでいるパンプスの先端が動いていた。


俺を煽るようないやらしい光景に、思わず目が足に釘付けになってしまう。


「ちょっと、どこを見ているの?さっさと始めるわよ」


そんな俺に、瀬名先生は問題集を開きながら言った。


「す、すいません」


水無月先生の足をもっと見ていたかったが、瀬名先生にバレる訳にはいかないと、俺は問題集へと意識を向けた。


「あなたは登場人物の感情を読み取るのが苦手みたいだし、ちょっとこの問題を解いてみて」


「わ、分かりました」


問題に目を移すと、授業で読んだ小説の読解問題だった。


この時主人公は何を思ったか…


選択肢は4つあるものの、正直1つに絞るのは難しい。


と言うより、そもそも俺は現代文の登場人物達の心情を読み取るのが苦手だった。


小説の書き手と問題の制作者は違う訳だし、本当に登場人物達が思ったのかどうかも定かでなく、読み手次第だと思ってしまうものをどうやって答えたら良いのか分からないのだ。


「悩むの?」


「……少し。俺だったらこう解釈するっていうのを選ぶと、いつも間違うので…」


瀬名先生に言われ、俺は正直に答えた。


「なるほどね…じゃあ原田君、少し解き方のコツを教えてあげる」


瀬名先生はそう言うと、ゴソゴソと机の下で何かを動かす音がした。


「えっ…?」


すると何かが俺の足に当たり、そのまま脹ら脛を擦りながら上ってくる。


下を見ると、瀬名先生は足を俺の方へと伸ばし、俺の股に差し込まれるようにパンプスのままの足を俺の椅子へと乗せていた。


瀬名先生の黒いパンプスは水無月先生のと同様に履き込まれて足に馴染んでおり、ブラウンのストッキングを履き込んだ足が色っぽい。


あまりに突然のことに戸惑うように瀬名先生を見ると、俺のことを見透かしてるような顔で笑い掛けられた。


思わず水無月先生の方を見ると、ニヤニヤと笑いながら足を動かし、机にの肘を付きながら見ているだけで、何も言ってくれない。


「あの、瀬名先生っ、こ、これは…?」


「原田君、あなたはこうされてどう感じた?」


平静を装いながら聞くと、瀬名先生は足を動かして俺の太股に触れ、笑顔のまま言った。


「!?え、あの、どういう…」


意図が分からない質問に、俺はどう答えて良いか分からず思わず聞き返す。


「答えたくないなら良いわ。こんなに一日履き込んだ臭そうなパンプスの足で触れられたら、一般的には嫌だと感じるはずよね。これが現代文の正答なの。だけどあなたはどう感じてる?それがあなたのいつもしてる回答よ」


「お、俺は…」


「あなたは無意識に一般論じゃなくて、自分の考えを優先する傾向があるみたいね。それに気を付ければ点はグッと上がると思うわよ」


確かに俺は瀬名先生の足が自分の太股に当たり、パンプスの硬い爪先に驚きや興奮を感じながらも、嫌だとは思わなかった。


だけど今はそんなことよりも、瀬名先生の足がこんなにも近くにあることに動揺を隠せない。


「じゃあ次ね。ねぇ、私のパンプスを脱がせて」


「え!?」


瀬名先生の指示に思わず声が大きくなる。


「どうしたの?ただ靴を脱がせるだけじゃない」


そんな俺に水無月先生は、自身の足をブラブラと揺らして俺を煽りながら、平然とそんなことを言った。



まさか…瀬名先生に俺のこと話してる…?



俺は水無月先生と瀬名先生の顔を交互に見るが、2人とも何も言ってはくれず、早くしろと言わんばかりに瀬名先生の足が俺の太股を突ついた。


「………」


俺は恐る恐る瀬名先生のパンプスへと手を伸ばし、先生の足首とパンプスの踵部分へと触れる。


ストッキングに包まれた足首は熱く、その先が汗で蒸れているのを容易に想像させた。




続きは6月11日に他プランでも公開予定 現在タバコプランにて先行公開中 全文約13700文字

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