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※リクエスト作品


「着いたわよ」

「ここは…」

サキュバス達の足による搾取地獄が終わり、私の力によってインキュバスへとなった博樹。

人間だった頃とあまり見た目は変わらないが、頭に小ぶりな角が生え、性器も前よりも格段に大きくなった。

インキュバスは性の悪魔。

人間だった博樹なら夢の中でないとあんな数の射精は難しいが、人間からインキュバスになった今なら、現実世界でも同じように何度でも射精が行えるだろう。

そして人間からインキュバスになった者が最初に連れてこられる場所。

それはここだ。

「ここは上級サキュバスの部屋よ。失礼のないように」

魔の世界にあるサキュバスが巣食う城。

その一室にあるサキュバスの中でも上位の存在である上級サキュバスの部屋。

ここで今から博樹はその価値を見定められるのだ。

ドアを叩くと、中から『入りなさい』と返事が聞こえる。

大きなドアを開くと、そこには私よりも一回り程身体が大きいサキュバス達が、一段高いところの椅子にかけていた。

私は博樹を連れてそのサキュバス達の前へと行き、膝を床についた。

それに合わせて空気を読んだ博樹も私と同じように膝をつく。

上出来だ。

「ご報告していた人間からインキュバスになった者をお連れしました」

頭を下げたまま上級のサキュバス達に報告をする。

「ふぅん…そいつがね」

博樹の方を見ているのか、そう言ってから暫く沈黙が流れる。

「ベルフェ、あなたが連れてきたなら問題は無いでしょう」

「ありがとうございます」

「そいつの性に対する欲はあなたからの報告で全て把握しているわ。それに見ただけでそいつの性癖の異常性も分かるわね」

上級になると、見ただけでそいつがインキュバスの資質が分かると言う。

その上級が言うのだから、私が博樹をインキュバスにした判断は間違っていなかったのだろう。

「では、こいつは他のサキュバスの相手をさせると言うことでよろしいですか?」

人間からインキュバスになった者の宿命。

それは純血のサキュバス達の性の補給源として、一生玩具のように快楽で性を吐き出し続けること。

夢の中で行っていたことと変わりないように思えるかもしれないが、夢にいた偽物のサキュバスとは違い、本物を相手にするのは快楽も欲する性も比ではない。

人間ならば一日で自我を失い狂ってしまうだろう。

それ故に博樹のような人間からインキュバスになる存在が必要なのだ。

「そうね…だけどベルフェ、あなたが連れてきたそいつは少し興味深いわ。そいつの適正や性の味も知っておきたいしね。少し余興を考えた」

「余興…と申しますと…」

ここで初めて私は顔を上げ、上級達の顔を見た。

横目で私の様子を伺っていた博樹も上級の姿を見て、顔を真っ赤にしている。

同じサキュバスの私ですら、上級の綺麗な顔立ちから放たれる色気に当てられそうになるのだ、博樹はその姿に目を奪われても仕方がない。

大きく鍛え上げられた身体に黒革でできた派手な衣装に革のブーツ、そして手に嵌められたサテングローブ。

近くにいるだけで発情してしまう程の全身から放つ凄まじい女の色気。

そんな上級がここには何体もいるのだ。

「そいつを幼体部屋へ連れていきなさい」

「…!!承知いたしました」

上級の言葉に私は再び頭を下げ返事をし、立ち上がった。

同じように立った博樹は、今から自分がこの上級の相手をできるのかと勘違いしているのか、股間を膨らませながら嬉しさを隠しきれない顔をしていた。

残念ながら上級が直接博樹を相手にすることはない。

中級のサキュバスから上級にまでなる者はそもそも数える程しかいない上に、欲する精の量もそこまで多くはない。

それに彼女達は純粋な人間の精を好む傾向がある。

そもそも博樹が求める圧倒的な人数に性に対する欲望とも、相性は良くないだろう。


幼体部屋。


サキュバスになるには二つの道がある。

一つは私のように淫魔から修行を通してサキュバスへと成長する道。

淫魔同士の間に生まれた子は、この道を通ってサキュバスへと成長するのが通常だ。

もう一つの道は、博樹のようにサキュバスの性を吸い続けてインキュバスやサキュバスへと成長する道。

これはインキュバスが人間を孕ませる、もしくはサキュバスが人間の精で孕んで生まれた子が通る道だ。

人間の血の混ざるその子供達は、淫魔同士の子と違い生まれたばかりの頃はまだ力が弱く、性が通常の子よりも多く必要になる。

ノートを使った修行では不十分なため、ある部屋で精を大量に摂取してサキュバスへと成長する。

その摂取をする場所が今から向かう幼体部屋だ。

「な、なぁベルフェ。幼体部屋ってなんだ?」

不安そうな声で聞いてくる博樹。

しかし声とは裏腹に、顔は赤らみ息も荒く興奮しているのが分かる。

今から何が起こるか分からないはずなのに、どうしてこいつはここまで…

「いけば分かるわ。まぁ安心しなさい。あなたが望んでいるものがそこにはあるわよ」

「そっか……楽しみだな…」

後半小さく呟くように言ったのを私は聞き逃さなかった。


私は上級に言われた通り、博樹を連れて幼体部屋の前まで来た。

「ここ?」

「えぇ」

外から鍵を外し、厚く大きい扉を開く。

すると…

「あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"っ!!!!だずげでぐれぇぇぇえええええっ!!」

開いた瞬間、男の絶叫が部屋から漏れ出た。

この部屋は特殊な構造で、入った瞬間下へ続く梯子があり、深い深いプールのように部屋全体が窪んでいる。

そしてその中には…

「な、なぁ…あれって…」

「そうよ。全員幼体」

中にいるのは、見た目は私と変わらないような成人の女の見た目をし、黒革の衣装に身を包み、手にもピッチリと様々な色のサテンの手袋を嵌めたサキュバスの幼体達の群れだ。

10や20の生易しい数ではない。

この広い部屋を埋め尽くす程の人数のサキュバスの幼体達が蠢いているのだ。

そしてその中には博樹と同じように人間からサキュバスに変えられた男も、幼体に精を与える役として何人かいる。

「精足りない。もっと」

「もっと出せ」

「足りない、足りない、足りない」

「んひゃひあぁぁああっっ♡イグッイグぅうううううっっ♡」

その男達に、恐ろしい数の幼体達が精を求めて群がっていた。

幼体は見た目は成人ではあるものの、中身はまだ知性が発達しておらず、自分の本能のまま精を貪り尽くす。

本能的にどこをどう責めれば精が出るかを知っている幼体達は、自分達が満足するまで男達から精を搾り続けるのだ。

成長期の幼体は成人の私達なんかよりも貪欲で、搾取を楽しむ訳でもなくただただ責め続けるため、供給役のインキュバスにとっては普通のサキュバスを相手するよりも厄介な相手と言える。

しかし…

「な、なぁ…まさか俺、ここに入るのか…?」

「えぇそうよ」

「べ、ベルフェ!!」

「ん?」

「は、早く入りたい…俺、もう…」

震えながら言う博樹の股間は、履いている革のパンツはらはみ出て恐ろしい程に勃起していた。

これを見てもその反応か。

中で幼体から責められ泣き言を漏らしている、他の供給役のインキュバスにも見習って欲しいぐらいだ。

「わかった。じゃあいくわよ…」

私は博樹の着ている衣服を全て脱がすと、その幼体サキュバスの群れの中に、博樹を突き落とした。

「うわぁあああああっっ!!うおっ!!」

博樹は床に激突したが、インキュバスになった博樹にとってはそんなことでは傷一つ付かない。

勿論下にいた幼体達も然りだ。

「ほら幼体達、新しい餌よ!!」

餌と言う言葉に反応し、中の幼体達の目つきが変わったのが分かった。

そして落ちた博樹を奪い合うように恐ろしい数の幼体が襲い掛かる。

「うおぉおおおお!!」

博樹の絶叫と共に、恐ろしい数の幼体達の様々な色のサテングローブに包まれた手でチンポを覆ってしまった。

「餌…餌…」

「私のだ!触るな!」

「早く欲しい。搾る」

成長したサキュバスとは違い、自分の欲望に忠実で、感情をそのまま言葉にすることしかできない幼体達。

成長したサキュバスなら当然チンポを弄る者もいれば、乳首や他の性感帯もバランス良く責め、相手の感じる様を楽しむであろう。

しかし幼体の恐ろしいところは、精を搾ることしか考えていないため、そのいくつもの手は博樹のチンポにしか向かっていかないのだ。

「精液出させる」

「おおおぅっ♡あぁぁっ、あぁあああああっ♡」

「握って擦る」

「私が出させる。どけ」

インキュバスとなり、性器も人間の時とは比べ物にならない程に大きく逞しくなっているとは言うものの、そのいくつもの幼体の手によって一瞬で覆われてしまい、カラフルな大きな筒のようになっている博樹のチンポ。

その覆った手達はズリズリとチンポの上で動きまわり、竿の根元から亀頭の先までを撫で擦り上げていく。

「んひぃっ、あぁぁあああっ♡なんだっ、ごれっ、チンポ気持ちいぃいっ♡」

どうやら博樹は自分のチンポの感度の変化に気付いたようだ。

人間の持つやわなチンポを違い、強度や硬度も高くなり、人間のチンポなら行き過ぎた刺激に壊れてしまいそうな幼体の責めですら耐えられるようになっているのだ。

その刺激は博樹にとって凄まじい快感となる。

「早く出せぇ」

「精液よこせ」

「おぉぉぉおっ♡んおぉぉおおおおっっ♡」

チンポに集中した様々な色の幼体の手達は、その太い竿をスリスリと擦り、カリ首の溝を指でなぞり、亀頭を撫でていた。

そして幾重にも重ねられた手はそのまま上下にシコシコを動き続ける。


くちゅっ


僅かだが博樹のチンポで蠢く様々な色のサテングローブの手から水音が聞こえた。

博樹のチンポからカウパーが出始めたのだ。

「あぁぁあああっ♡出ちゃうっ、出ちゃうぅうっ♡」

博樹の声と共にグチュリグチュリと水音は大きくなった。

「んおぉぉっ♡あれっ、なんかっ変っ、あひゃあぁぁっ♡」

博樹のチンポから出たのは精液ではなく、大量のカウパーだ。

インキュバスになった博樹は、カウパーを出すことすらも強い快感となる。

ドクドクと快感に合わせてカウパー溢れると、普通の射精のように快感が訪れ、それを博樹は射精と勘違いしたのだろう。

「あぁぁああっ♡ダメっ、ダメっ、ヌルヌルなのダメっ♡」

驚く程の量のカウパーを流し続けたせいで幼体達の手袋はその液でヌルつき、更なる快感を博樹のチンポへと与える結果となった。

博樹のチンポの上で蠢く大量のヌルヌルのサテングローブの手達。

その指一本一本が博樹から精液を搾ろうといやらしく動いていた。

「もっとヌルヌル…」

「早くイかせる…」

チンポに手を這わせる幼体達は、博樹のカウパーが手に馴染んでより快楽を与えられると学んだのか、自らの手に自身の唾液を垂らし始めた。

サテンにサキュバス特有の粘度の高い唾液を馴染ませ、再び博樹のチンポへと目掛けて手を伸ばす。


グチュッズチュッ


先ほどよりもはっきりとした水音になり、博樹のチンポをそのヌルつく液にまみれた手袋達で撫で擦り始めた。

「おっおぉぉおおおっ♡これっヤバッ♡んほぉぉおおおおおっ♡」

更に弱いながら催淫効果のある唾液のせいで感度が増した博樹の身体は、チンポの上でよく滑る、液でグチュグチュになった手袋の指で更に追い詰められていく。

人間よりも射精を調節しやすくなっているとは言え、これでは我慢など到底できるはずがない。

「出そう」

「もう少し…」

「もっとグチュグチュに擦る」

「あぁぁぁああっ♡ひぁっ、ぎもぢぃいっ♡あぁぁっ、んおぉぉおおおっ♡」

だらしなく口を開け、涎を垂らしながら快楽に喜ぶ博樹のマヌケ面が見えた。

手袋越しにチンポがビクビクと震え、その震えを押さえるようにいくつもの幼体の手が重なり撫でる。

チンポが大きくなったせいでより多くの手で触れられてるため、いくつもの手が一斉にチンポの上でグチュリグチュリと動くのだ。

催淫効果も相まって凄まじい快感が博樹を襲っているだろう。

「お"お"ぉ"ぉ"お"っっ♡だめっ、ぎもぢぃっ♡イグッ、イグッ!!!」

狂ったように快楽に叫ぶ博樹。

「あぁぁぁああああっ♡イグっ、んはぁあっ♡お"ぉ"ぉ"お"お"おおおおっっ♡!!」

そして大きく全身を震わせ、チンポから精液が噴出し……ん?

「あひぃああぁぁあああっ♡」

「出ない…」

「なんで出ない?」

「もっとシゴかないと…」

確かに博樹は射精をしたはず。

しかし博樹のチンポからは精液が出なかった。

いや、これは…

「おぉぉおっ♡おぉぉうっ♡」

チンポをよく見ると、精液の僅かな残りがチンポの先についている。

ということは射精は確かにしたと言うこと。

つまり、出た精液がどこかに消えたのだ。

「はぁ…上級はやることが違うわね…」

感心と呆れが混ざった笑みが漏れる。

「精液出ない…」

「早く…早く…」

「んはあぁぁああっっ♡イったばっがだがらぁああっ!!おぉぉぉおっっ♡そんなっ激しっ、あ"ぁ"あ"あ"あっ♡」

出させたと思った精液が出てこなかった。

精液が欲しくて欲しくて仕方ない幼体はどうなるか。

そんなの分かり切ったことだ。

恐らくこれを狙って…いや、味見も兼ねて上級は博樹の精液を自分達の元へ転送しているのだろう。

上級達の思惑通り、幼体達は唾液をチンポへと大量にかけ、益々サテンの手を激しく動かしチンポを擦り撫で始めた。

流石幼体とは言えサキュバスなだけあり、全ての手の動きは滑らかで、一挙一動が博樹へと快楽を与えるものになっている。

「ここも…」

「こっちも」

「んおぉぉっ♡乳首っ、今ダメっ、あひあぁあああっっ♡」

幼体達はチンポだけでなく、今度は乳首や耳などの身体のいたるところを責め始めた。

精液が出ないのは快感が足りないからと判断したのか、サキュバスの本能での行動かは分からないが、幼体達の責め方に変化が出たのだ。

乳首に吸い付いたかと思うと、舌先でくすぐってみたり、手袋の指先でクリクリと摘まんでみたりと、どの刺激が一番博樹にとって快感となるのか、身体の震えや汗、温度などの僅かな変化で読み取ろうとしていた。

「あぁぁあああっ♡ぎもぢぃいいっ♡ダメっ、ぎもぢぃいいいっ♡」

何度でも絶頂を迎えることができ、いくらでも精を吐き出すことができるようになった博樹は、幼体達の全身への責めに涙を流して感じている。

「んほぉぉおっ♡イグッ、またイっぢゃうぅうっ♡おぉぉおおおお"お"っ♡!!」

サキュバス達の手袋の手に覆われた全身を再びガクンガクンと大きく震わせた。

手袋の手に覆われたチンポの先から今度は大量の精液が噴出した。

恐らく上級達の目的が済み、転送が終わったのだろう。

「精液出た!!」

「私の!!」

「旨い…もっと…」

その精液に幼体達は長い舌を伸ばして群がる。

博樹の全身は手だけでなく、数えきれない幼体達の舌によっても責められることになったのだ。

「んおぉぉおおおおっ♡んひあぁああああああっ♡」

サキュバスになった博樹の射精は長い。

何度かに分けて大量の精液が放出されるため、その度に凄まじい快感が博樹を襲う。

「もっと、もっと出せ」

「足りない…」

「んおおぉおおっ♡出じでるぅううっ、出じでるからぁあああっ♡おぉぉおおおっ♡」

まだ射精の快感の途中でも幼体達は休むことなく身体を責め続ける。

精と唾液でグチュグチュになった幼体達の手袋の手に、絡みつくようにいくつもの舌が伸び、博樹の大きいチンポを覆いながらシゴく。

舌は飛び散った精液を求めるように身体中も這い、既に幾重にも重ねられた手袋の手達の隙間をぬって、博樹の乳首や腋、指一本一本までも舐め尽くしていた。

幼体達に乗られているせいで身動きが取れない博樹は、その大量の手と舌から与えられる快感に、ただただ耐えるしかない。

「旨い…」

「もっと欲しい」

「ここも責める」

「お"ぉ"ぉ"ぉ"お"おおっ♡チンポっ気持ちぃっ、んぁあっ、そんなっ、死んじゃっ、あぁああっ♡」

幼体達は手や舌を使って博樹に快楽を与え続け搾り続ける。

インキュバスになった博樹は死ぬこともなく、ただただ幼体達に快楽の中精を搾られ続けるしかない。

いずれ幼体は成長し、私達と同じように成体のサキュバスへとなって出ていくが、幼体部屋であるここへは生まれる度に新しい幼体が送られてくるため、今の奴らが成体になる頃にはまた同じ数だけの幼体が増えているだろう。

この部屋からいつ博樹が出られるかは分からない。

上級達の気分次第のため、明日にでも出れるかもしれないし、このまま一生ここにいることになるかもしれない。

博樹にとってもサキュバス界にとっても悪くない話だ。

もう少し博樹が何か功績を残せるようなことができれば、私の株も上がるのだが、それだけが残念だ。

「まぁ良いわ」

狂ったように喘ぎながら幼体達に埋もれていく博樹。

博樹に群がった幼体達は精を含んだせいで、発情したかのように更に博樹の精を求めて責めている。

何十と言う身体に重ねられた手は舌と共に身体中を這い回り、更に精を搾ろうとチンポを擦り上げる。

「足りない」

「早く出せ」

「んひぃいっ♡ぎもぢぃっ♡まだイっぢゃうぅっ、あぁああっ、んおぉぉおおおおおおっ♡」

再び射精した様子の博樹。

しかし幾重にも重なって博樹を襲う幼体達のせいで、本当に射精しているのかは見えない。

この部屋の幼体達は、新しく入ってきた博樹に興味を示したかのように益々群がっていく。

そんな博樹が幼体に埋もれて姿が全く見えなくなるまで見届けると、私は幼体部屋を後にした。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■


あれからどれほどの年月が経っただろう。

私は再び幼体部屋へと向かうことになった。

理由は単純。

上級達に呼び出され、「面白いことになったからあなたも見てきなさい」と言われたのだ。

そして向かった幼体部屋。

そこでは…

「ほらっ、もっと出しなさいよ!」

「おっきいチンポしてるんだからいくらでもイけるでしょ?」

「あなたの大好きな乳首も摘まんで搾ってやるからねぇ」

「あひゃひあぁああああっ♡も、もぉ出ないぃぃいっ♡あ"ぁ"あ"ああっ♡」

博樹は相変わらず複数のサキュバス達に快楽で精を搾られていた。

精液と唾液でドロドロになったサキュバス達の手袋で嫌と言う程全身を撫で擦られ、変わるがわるサキュバス達がチンポにしゃぶりつき精を吐き出させていた。

「ここは幼体部屋だったわよね…」

幼体も成体も見た目は変わらないとは言え、あの口調や責め方は既に成体に成長したサキュバス。

確かに幼体もいるようだが…

「旨い…もっと飲む…」

「えぇ、良いわよ。いくらでも吸いなさい」

「私も、私も…」

「分かってるって。この子が飲んだら次はあなただから、良い子に待ってなさい」

「ほら、後がつかえてるんだからさっさと精を出しなさいよ!」

「んあぁああああっ♡もぉ出まぜんんっ!ひぃあぁあああっっ♡」

「まったく、仕方ないわね。唾液飲ませてあげる」

「んん"んっ!!あぁああああっ♡ぎもぢぃっ、あぁああっ、イぐっ」

どうやら博樹を快楽で嬲って責めているのが成体のサキュバス、そしてチンポをしゃぶって哺乳瓶からミルクでも飲むかのように精を飲んでいるのが幼体のようだ。

他にも精を供給するためのインキュバスがいたはずだがいなくなっており、博樹だけが幼体達に精を与えている様子。

これはどういうことだ?

普通なら成体はここから自ら出ていくはずだが…

「驚いた?」

いつの間にきたのか、私の隣には上級サキュバスがいた。

「はい…これは」

「あの人間からインキュバスになった男だが、どうやらあいつの性への執着が思ったより根が深くてね。僅かだが幼体達に変化が現れたらしい」

「変化…ですか」

「えぇ」

博樹は成体のサキュバス達に指一本一本をしゃぶられ、乳首も舌と手袋の指先で交互に舐め擦られ、腋や指の股、太腿の付け根もほじられ、チンポは根元をシゴかれながら、幼体にズッポリと咥えられ、口内で自在に動く舌に巻き付かれながら吸われている。

「はははっ!こいつ嫌がってるくせに死ぬ程興奮してるわよ。責められるのが嬉しくて仕方ないんでしょ?」

「精液…おいしい…」

「おいしい?ほら、もっと出させてあげるからね」

「あひぃぃいいあっっ♡だめっ、死ぬっ、あぁあっ♡気持ちくて死んじゃうっ、んおぉぉおおっ♡」

グチュッズチュッといくつもの水音が重なり、いかに多くの手や舌が博樹を襲っているかが音だけでも分かった。

「あいつに合わせて成長した幼体達は、なぜか集団で一人を襲うのが好みになるらしくてな。他の供給用のインキュバス達は他に回すことができたよ」

「なるほど…」

サキュバスは相手の性的な興奮を読み取り、それを力にしていく。

いくら責めても興奮し続ける博樹にあてられ、そう成長したと言うわけか…

「今では成体達が責め、幼体は赤子のように精液をしゃぶって待って入ればよくなったわ。効率が悪く思えるけど、良質な精液を大量に一回で取れると言うのは、前のままではありえなかったことだから。幼体のまま成長しないサキュバスがグッと減ったのも良い傾向よ」

どうやら博樹をインキュバスにした私の目は間違ってなかったようだ。

まぁ、この調子じゃ一生この部屋から博樹は出られないだろうが。

「んひゃひああぁあああっ♡イぐぅぅうううううっ!!♡」

朝から夜まで、寝る間も与えられることもなく、ただただ精を吐き出し、幼体を育てるための人形と化した博樹。

この構造を自然と作ってしまった博樹の功績は大きいだろう。

幼体達の責め方とは違い、成体のサキュバスは博樹の感じるところを的確に責め、指や手で最高の快楽をもたらす。

幼体の全員分を補完するための精液は、唾液を飲まされることによって強制的に作らされ、萎えることを許されないまま射精を繰り返し続けるしかない。

「あぁぁあああっ♡まだイグゥゥウウウっ!!!出ぢゃうぅぅうううっ♡」

その声と共に幼体の口がキュッと締まり、精液を残らず飲もうと吸い付いた。

「おぉぉおおおっ♡それだめぇえええっ♡あひゃひあぁああああああっっ♡」

射精している最中でも容赦なくサキュバス達の責めは続く。

博樹の声も途切れることはない。

「あなたには期待しているわよ」

「ありがとうございます」

私は博樹のようなインキュバスになれるような、次の獲物を見つけに行くことになる。

もう私が博樹に会うことはないだろう。

私は博樹がいるであろう場所を最後に見て、幼体部屋を後にした。


「一生搾り続けてあげるからね!」

「ほら、泣いたって気持ち良いのは終わんないわよ?」

「おかわり」

「幼体が待ってるわ。さっさとイきなさい!!」

「あぁああ"あ"あ"っ♡んおぉぉぉおぉぉおおっっ♡」


バタンッ


幼体部屋の扉が閉まった。


END

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