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3万円~という高額な入場料にも関わらず、大盛況の施設があった。

18歳以上の男子のみが入場できる、大人のテーマパーク。

エッチなショーや抜きありの参加型のアトラクション。

アトラクションやショップの店員、そして掃除担当まで、働いているスタッフ全員と性交渉可能。

男女共にテーマパークでは働いているため、ノンケでもゲイでも対応できるところに時代の流れを感じた。

3万円でショーと他人のプレイが見放題、そして4万で手コキ、乳首舐め、キスまで可能。

5万円でそれにフェラが含まれ、6万円で本番までできる。

それが一日し放題になる夢のようなテーマパーク。

噂には聞いていたが、なかなか高額な入場料を払うことができず、いつも躊躇していたが、やっとの思いで友人達とバイト代を貯め、ついに今日、このテーマパークに来たのだ。


「なんか、思ったより普通のテーマパークっぽいな」

「あぁ…」

「まずどれから行く?」

俺達三人はマップを広げて話し合う。

「なぁこれは?『監獄脱出』だって。イかずに脱獄を目指すアトラクションだってさ。脱出ゲームのエロバージョン的なのだよな?」

「良さそうだな。今日一日いる訳だし、いくつか候補決めようぜ」

「あ、じゃあこれ行きてぇ!『魔王城』。囚われの王子になって、助けが来るまで性拷問に耐えるやつ」

「おっけ。その二つは行くとして…」

数々のアトラクションには、S向けM向けが用意されており、真司が言った『監獄脱出』も、裕也が言った『魔王城』も、M向けのアトラクションだった。

なぜこの三人で来たのか…

その理由は簡単。三人共多少性癖は違えどドMなため、アトラクションを選ぶ際に喧嘩にならないようにだ。

そしてその期待通り、二人が選んだアトラクションは、どちらも俺にとっても魅力的なアトラクションだった。

「翔は何が良いんだよ」

真司に聞かれ、マップを改めて見る。

良いと思っていた二つを二人に挙げられたから、正直その二つで良いのだが…

「あ、これ行きたい」

俺はマップの端の方にある、牧場を指して言った。

「ん?『モーモー牧場』?」

そう。『監獄脱出』『魔王城』と並び、三大ドMアトラクションと名高い『モーモー牧場』。

ここに来るなら行ってみたいと思っていた場所だ。

「何するアトラクションだ?」

「牛になって搾り取られるアトラクション。前にこのアトラクションのレビュー読んだことあるんだけど、Mなら満足できる内容だって、結構評価高かったんだよ」

「まじ?良いじゃん!」

「今日の為にオナ禁して溜めてきたんだから、全部楽しもうぜ!」

そう。俺らは今日の日のために、1週間もオナ禁をしてきたのだ。

このマップを見て内容を見ただけで勃起し始めてしまう程にはムラムラしている。

「どれから行く?」

「レビューの評価良かったなら牧場じゃね?」

「そうだな。結局全部行くんだし、取り敢えず奥から行こうぜ」

「じゃあ決まりな」



『モーモー牧場』へ向かう間、色々な連中とすれ違った。

道端でポップコーンを売る女性にフェラをして貰ってる男や、それを見てシコる男、何かのアトラクションなのか、完全に犬として全裸姿で首輪を付けられて女の人に引っ張られている男など、皆、性に開放的に楽しんでいた。

このテーマパークでは恥ずかしがってはいけない。

入場料が高額なため、自分の性を全て曝け出さないと勿体ないのだ。

「なぁ、あれだよな?」

「あれだな。以外と空いてそうだぞ」

見えたのは、一見普通の牧場に見える場所。

入り口には本物の牛までいた。

『モーモー牧場へようこそ』と書かれた看板の下には、このアトラクションのスタッフらしき女がいる。

つなぎに長靴、そしてキャップを被って革の手袋を嵌めた、いかにも酪農家のような恰好をした可愛らしいお姉さんだった。

「ようこそ!このアトラクションは牛となって、乳しぼりを体験できるアトラクションです。奥で受付をどうぞ」

促されるように奥へと進む。

結構好みの見た目だったため、あのお姉さんとのプレイでも良いなとも思ったが、折角なのでまずはアトラクションの方を楽しむことにした。

少し歩くといくつも扉が並んでおり、赤いランプが付いた扉と緑のランプが付いた扉がある。

「赤が体験中で、緑が空きか…ちょうど三つ空いてんじゃん。良かったな!」

「一つの扉に一人まで…か。ここは一緒に楽しむタイプのじゃなさそうだな」

「じゃあ終わったら近くにチュロス売ってるとこあっただろ?あそこの前集合で良いか?」

「オッケー」

それぞれ緑の扉の前に立ち、顔を見合わせる。

「楽しんで来ようぜ!」

「「おう!」」

三人同時に、持っていたカードを扉に挿した。

このカードは入場時に渡されるカードで、料金によって色が違い、またそのカードに書き込まれた情報も、人それぞれ違っていた。

性趣向はどちらか、どんな人が好みかなど、最初に細かく機械で自分で入力するのだ。

そうすることによって、こう言ったアトラクションでカードを挿すことによって、頼まなくてもある程度自分の好みの人物が揃うと言うわけだ。

プレイ内容はアトラクションによって様々だが、自身の趣向になるべく合わせたプレイの方向性になる。

カードの情報はパーク内にある機械で、いつでも情報を上書きできるため、気分によって変えることができるのも良い。

カードを挿すと目の前の扉が開き、2畳ほどの狭い部屋になっていた。

中へと入ると自動的にドアが閉まり、音声が流れ始める

『ようこそモーモー牧場へ!まずは服を全部脱いでください!終わったら目の前にある赤いボタンを押してね!』

爽やかな女の声で誘導される。

俺は言われた通り、荷物を置き、着ていた衣服を全て脱いだ。

そして目立つように設置された赤いボタンを押す。

するとその赤いボタンのあった壁が開き、音声と共に通路が現れた。

『ここを出た瞬間、あなたは人間ではなく牛として扱われます。あなたの言葉もただの鳴き声にしか聞こえません。荷物や衣服はその部屋に置いたまま、先へ進んでください。では良いミルクを出してきてください!』

「牛か…」

ちょっと意味は分からないが、取り敢えず先へと進むことにした。

今からエロいことされるって考えたらすげぇドキドキするな…

ちょっとの怖さと性の興奮入り交じる感情の中、俺は通路を進んでいく。

通路を抜けると、床に藁の敷かれた部屋へと辿り着いた。

「モーモー」

牛の鳴く声と共に、部屋の壁全体に流れているのは、本物の牛たちが機械で乳を搾られている映像。

まるで本当に牛の中に紛れ込んでいるように錯覚する程に、映像はとても綺麗だ。

『ここはとある酪農家の牧場です』

周りをキョロキョロ見渡していると、再び音声が流れ始める。

『あなたは乳の出が悪く、ここ数日搾乳機では乳が出ていません。痺れを切らした酪農家たちは、あなたを処分するかどうか検討をしています』

いきなりピンチか俺…

『そこで酪農家たちは、自分たちで乳を搾ってみて、ちゃんと出るのかどうかを判断し、それによって処分をするかしないか決めることにしました』

その音声が流れ終わると、突然部屋の扉が開き、二人の女が入ってきた。

「この子ね、乳の出が悪いって牛は」

「そうなのよ。機械だと全然搾れなくて困ってるのよね」

「え?え?」

入り口にいたお姉さんと同じように、酪農家の格好をした女は、俺の姿をまじまじと見ながら話し始める。

二人共俺の好みの見た目で、黒髪の女は整った顔ながら可愛らしさがあり、身長が高いため、腕を捲って手に嵌めた黒革の手袋がよく似合っている。

またもう一人の茶髪の女も、顔つきは違えど美人で、手に嵌めた手袋が白い革の手袋と言うこと以外、同じような人物だった。

そしてこの二人が牛なのではと思ってしまう程に、胸がでかい。

やべぇ…こんな綺麗でおっぱい大きい二人に今から俺…

そんな二人から全裸の姿を見られ、恥ずかしさに手でチンポを隠してしまった。

「ちょっと検査してみましょうか」

「そうね」

そう言うと、黒髪の女が俺を後ろから羽交い絞めにしだした。

「え?うわ!」

グイっとチンポを前に突き出すような体勢にされ、茶髪の女はしゃがんでそのチンポを観察し始める。

は、恥ずかしい…!!そして胸が背中に…!

「ん~…見た感じ特に問題は無さそうだけど…少し搾ってみるわね」

そう言って、その白い革手袋をピッチリと嵌めた手を、俺のチンポに伸ばしてきた。

「んんっ…あぁっ」

まだ勃起をしていないチンポをその指先で摘ままれ、ゆっくりと上下に擦られ、甘い快感が訪れる。




続きは

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