【女→男小説】フェチ物動画に出演してみた【ストッキング、素足、臭い、足舐め、足で窒息】 (Pixiv Fanbox)
Content
「じゃあ撮影始めます」
スタッフの声で撮影は始まった。
「名前は?」
「浅田ひまりです…って本名言っちゃまずいか」
インタビュー形式で進む自己紹介に、淡々と答えていく。
学校の教員として働いている私が、なんでAVに出ることになったのか。
それは数日前に遡る。
「あぁ…お金が欲しい」
雑誌のカタログを見ながらポツリと呟いた。
部屋を見渡すと、効きの悪くなったエアコンや、メッキの剥がれたテーブル、そして大きいが厚い液晶TVが目に入る。
全て私が大学に入学した頃から使っている、大分年期の入った品々だった。
「替え時よねぇ…」
雑誌に掲載されている新型のTVやおしゃれな家具が目に入ると、余計部屋にあるものが見すぼらしい物に感じるものだ。
教員になって5年が経つが、決して給料が良いとは言えない職場。
生徒達との交流は楽しいが、やりがいで家具は買えない。
既に今年のボーナスは趣味であるキャンプグッズに使ってしまっている。
「はぁ…」
趣味より実用品を優先すべきだったと、今更考えても遅い。
教師という仕事は過酷だ。
授業の準備や計画、テストの採点、保護者の対応など、授業以外の雑用や事務仕事を上げたらキリがない。
定時になんて上がれる日なんて月に1回あれば良い方だし、保護者の対応などが入れば夜間でも電話に出なくてはならない。
土日だって同じだ。
家で採点や授業の準備をするなんて当たり前だし、そんな状態では副業もできない。
そもそも副業は禁止ではあるが。
「パっと現金が手渡しで手に入るようなのがあればなぁ…ん?」
ふと雑誌に再び目をやると、信じられないような広告が載っていた。
『女性限定。動画モデル募集。2時間で3万円~。詳しくはお電話で』
「…」
怪しい…多分AVよね?
けど今じゃ動画配信も主流だし、もしかしたら健全なやつかも…?
動画モデルってなんなんだと思いながらも、私はその広告から目を離せなかった。
そして自然と手はスマホへと伸びていく。
「まぁやるやらないは別として、話を聞くぐらい良いか…」
流石に雑誌に記載の広告だし、犯罪とかだったりは…しないよね?
記載された番号を押し、そこへ電話を掛ける。
「trrrrr.....はい。株式会社Gカンパニーです」
電話に出た男は、あくまでも声だけの印象だが、特に犯罪をしそうな声ではないように感じた。
「あの、雑誌の広告を見たんですが…」
「あ、動画モデルの件でしょうか?」
「そうですそうです」
「動画モデルに応募希望の方ですか?」
「いや、まだ決めた訳では…動画モデルって何をするのかなと…」
「失礼いたしました。弊社はフェチ向けのAV…アダルトに近い作品を制作する会社でして、それに出演して頂く女性の方を募集していたんです」
「アダルトに近い…」
ここで報酬の高額さに納得した。
よくお金がなくてAVに出演という話は聞くけど、色んなところに入り口ってあるのね。
正直自分がやるかは置いておいて、こういう職業自体に偏見はない。
最近のプロのAV女優の人ってほんと綺麗な人も多いし、TVに出演したり、会社を企業したりする人も珍しくない。
女性ファンもいると言う話も何かのネットニュースで見た気がするし、自分が教師をしておきながらこういうことを言うのも変かもしれないが、むしろ尊敬をしていると言っても過言ではない。
「はい、アダルト寄りの作品になります」
「それって、具体的にどんなことを?やっぱセックス的な…?」
「出演頂く作品にもよりますが、基本的にセックスをすることもオナニーをすることもありません。ただ服を脱ぐだけって場合もありますし、中には全身着たままで終わる物もありますね」
「そんな作品が…」
あまり男性向けのAVを見たことはないが、服を着たまま終わる作品もあるのか…
「様々な趣向を持った視聴者様がいらっしゃいますからね。ちなみに、あなた様は男性を責めるのがお好きですか?責められるのがお好きですか?」
「え?あぁ、どっちかと言うと責める方ですかね…」
自分的には男が上に乗るより、自分が上に乗る方が性に合っている気がする。
突然の質問に戸惑いながらも、相手の話し方が穏やかで丁寧なため、流れでつい答えてしまった。
「珍しいですねぇ。ちなみに金額としてはおいくらぐらいがあったら良いなと言うのはありますか?」
「えっと…本職の関係であまり時間が取れなくて…数時間で3,4万貰えたら良いなぁとは」
「本職がある方なんですね。でしたら丁度良い案件がございまして、仕事が終わったタイミングで現地集合。撮影時間は約2時間で、相手は脱ぎますが、あなた様は脱がないでほぼ椅子に座っているだけで3万円。状況によってはもっとというのがございますが」
「え、そんなのがあるんですか?」
「えぇ。ちなみにお仕事は何をされているんですか?」
「あ、教師を…」
やば、正直に言っちゃった。適当に嘘付いとけば良かったな…
「教員の方でしたか!でしたら副業は禁止されていますよね?」
「えぇ…そうなんですけど…」
「ご安心ください。弊社はモデルに対して現金の手渡しをしております」
「ほんとですか!?」
何から何まで都合の良い条件に、私の心は既にその仕事に惹かれていた。
恐らくそれはこの電話口の男の話すスピードや口調、それがどれも私を安心させるような落ち着いた物だったからと言うのが大きい。
普通なら怪しんでも良いような内容も、不思議と信用して良いように聞こえてしまうのだ。
「もしよろしければ、本日お時間があるなら最寄り駅まで私がお伺いして、もう少し詳しくお話いたしましょうか?」
「え…あの…」
「ご安心ください。あくまで本日は何か契約をする訳ではないですし、お会いする場所もチェーン店の喫茶店にします。それにまだあなた様のお顔等も拝見していないですし、こちらとしても一度お会いしておきたいんですよ。それからやるやらないは決めて頂いて良いですし、こちら側からお断りする場合もございます。ほんと軽いものですので」
「あ、そうですか…」
確かにAV寄りってことは、女側の見た目も重要だろうし、そもそも私が受かるかどうかも分からないしね。
まぁ来てくれるって言うし、聞くぐらいなら良いか。
「じゃあ聞くだけ…」
「ありがとうございます。ではお名前と連絡先と最寄りの駅を…」
こうして面談をすることになった私は、動画の内容と撮影の詳細を聞き、その場で見た目の審査も通り、顔のモザイク(薄め)を入れることを条件に出演することになったのだった。
そして話は先頭に戻る。
マンションの一室が撮影現場であり、そこに今は私とカメラマンが二人きりだった。
他のモデルの男は後から合流することになっているとカメラマンから聞いていたが、私は緊張よりも無関心から来る落ち着きの方が大きかった。
今回の動画の内容としては、私は服も脱がずに、男の子を足で踏んだり、足の匂いを嗅がせたりするだけと聞いていたが、正直意味が分からなかったからだ。
最初の撮影の内容を聞いて、ほんとにそんなことで良いのかと驚いた。
『足の匂いを嗅がせる』
AVにあまり詳しくない私としては、それの需要が分からなかった。
私だったら男の足を嗅ぐなんて嫌だけど…
まぁ楽だし良いか。
「じゃあ撮影始めます」
固定カメラを前に、事前に説明があったインタビュー形式での自己紹介が始まる。
こう言った人物の細かい設定と言うか、前提が大事なことは私自身も理解はしている。
その人物の日常をリアルに感じることができるかと言うのは、AVではないが最近の動画配信を見て入れば自ずと重要性は分かる。
「名前は?」
「浅田ひまりです。って、本名はまずいか…今のとこ、カットとかできます…?」
適当に偽名を言ってくれと言われていたのをすっかり忘れていた。
まぁ編集でなんとかしてくれるのを祈る。
「身長、体重、年齢は?」
「身長は170、体重が55で、今年27になりました」
「足のサイズは?」
「靴にもよりますけど、基本26.5です」
インタビュー形式で進む自己紹介に、淡々と答えていく。
「足大きいね!」
「あ、良く言われます。あんまり可愛い靴だとサイズが無いんで、適当なパンプスとかサンダルばかり履いてます」
足が大きいと言うのは不便な物だ。
女性物だとフリーサイズでもキツくて入らない。
「だから今日サンダルなんだね。」
「そういえば暑くてサンダルに履き替えてそのままでした。ほんとはパンプス履いてたんですけど…」
足が蒸れやすい私は、ただでさえキツメの靴が不快で、職員室ではサンダルに履き替えている。
パンプスにストッキングって、どっちも汗をあまり吸収しないからどうしても蒸れるのよね…
今日の撮影は仕事終わりに連絡をし、学校から直接ここに来たのだが、急いでいたせいで履き替えてくるのを忘れていた。
「スポーツとかやってた?」
「高校まではバレーボールをやってたんですけど、大学からは色んなスポーツをやってましたね」
「身体動かすの好きなんだね」
「好きですね。生徒ともよく一緒に身体動かしてますし」
「あ、先生やってるんだっけ?」
「えぇ。一応…」
「高校とか?」
「えぇっと…あの…よく鬼ごっことかしてます」
「なるほどね」
カメラマンの男も、大柄だが人の良さそうな顔をしていて話やすい雰囲気がある。
話し方がなんとなく柔らかいと言うか…こちらを丁寧に扱ってくれているのが分かる。
「結婚はしてるの?」
「いえ、独身です」
「彼氏とかは?」
「もう半年ぐらいいないですね」
「何人ぐらいと付き合ってきた?」
「んー、数えてないです…」
彼氏…
あれは彼氏と言っても良いのだろうか。
基本面倒くさがりな私は、告白されればフッた後のことが面倒くさくて基本OKをする。
それで付き合い始めるが、付き合うことも面倒くさくなり適当に相手をしていると、大体「俺のこと好きじゃないでしょ」と言われてフられることが多い。
「モテるんだね」
「どうなんですかね」
「美人で背も高いし、スタイルも良いからねぇ」
「そんなことないですけど、ありがとうございます」
ありがたいことに一定数告白してくれる男がいる為、モテない訳ではないと思う。
だけど付き合っても基本フられるからモテるのかと言われると微妙だ。
「男の子の好きなタイプは?」
「ん~…あまり男男してる人って好きじゃないんですよね」
「例えばどんな子が良いの?」
「どちらかと言うと細くて華奢な子が良いと言うか…あまり誰かに引っ張られるのは好きじゃなくて」
「そう言えば責める方が好きって言ってたよね」
「どちらかと言うとって感じですよ。なんと言うか、ヒールを履いたら身長も私の方が高いことが多いですし、私が上になった方がしっくりくるなぁって」
特にこんな子が好みと言うのはないが、私より大きい人に抱かれると言うのは、ちょっと自分の中で違和感がある。
「なるほどね。そろそろ本題に入るんだけど、今回のAVの企画のことは聞いてる?」
「えぇまぁ」
「なんて聞いてる?」
「えっと…確かMでフェチの男性向けの撮影ってことで、足の匂いを嗅がれるとか…」
改めてこの企画の需要が心配になる。
いくらフェチ向けとは言え、足の匂いなんて需要があるのだろうか。
あくまでイメージだけど、もしM向けなら縛ったり鞭とかの方が良いんじゃないかと思うけど…
「嗅がせたこととかある?」
「男性にはないですよ」
そんなこと思い付きもしなかった。
「女にはあるの?」
「女の子同士なら結構会話の流れで嗅いだりってことはありますよ。「今日ちょっと足臭いから嗅いでみて」とか…スポーツやった後とかそう言う話になることが多いですかね」
「確かに女の子の足って以外に臭いよね」
「いや、かなりキツいですよ。臭すぎて嗅がされたら笑えないです」
高校の部室でのことを思い出し、今でも気分が悪くなる。
男性に比べると分からないが、あの臭さは異常だ。
「そっかそっか。普段から足は臭いの?」
「臭いかは分かんないですけど、足がかなり蒸れやすくて、パンプスだとすぐ蒸れるんで、サンダルばかり履いてます」
「あぁ、確かにストッキングの指先のとこが汗で凄い湿ってるね」
「え?ほんとですか?そんな蒸れてたのか…もしかして、匂います?」
全然気づかなかった。
普段運動をしているせいで新陳代謝が良く、知らず知らずの内に汗をかいていることは多い。
今日は授業が多く、体育もあったせいで余計蒸れていたらしい。
「ちょっと嗅いでみて良い?」
「え?別にいいですけど…」
女の子に嗅がせる時のノリで足を差し出す。
私の足元にカメラマンの男の顔が近づき、一瞬で顔をしかめたのが分かった。
「…うっ…これはかなり匂うね…」
「そんな臭いですか?ストッキング適当に使い回してるんで、もしかしたら昨日のと同じの履いてるかもしれない…」
今思えば昨日もこのストッキングだった気もする。
似たようなストッキングが多い上に、手に取った物を適当に履いているため、言われるまで気付かなかった。
「それにしても結構キツいねぇ…」
「そんな臭かったですか?これ、今から男の子に嗅がせるんですよね?大丈夫かなぁ。ふふっ」
私の足を嗅いで顔をしかめるその姿を想像したら少し笑えた。
「臭い足嗅がれるのは恥ずかしくないの?」
「んー特には。仕事終わりの足なんて誰だって臭いですよ。平気です」
「ここまで臭いのもなかなか無いと思うけど…」
「でも私の足を嗅いでどんな顔するのか、少しだけ興味あるかも…」
むしろ足を嗅がれるのが恥ずかしいという感覚がよく分からない。
それよりも、実際に嗅いだ反応を見るのが楽しみという方が強い。
「もしかして、結構Sっ気強かったりする?」
「んーどうなんでしょう。そんなつもりは無いですけど…」
「じゃあどうやって相手に嗅がせたいとかある?」
「そうですね…、どうせなら上向きに寝て貰って、そこに両足乗せる感じが一番良いんじゃないですか?」
「その足で顔覆っちゃうんだ」
「まぁそうなりますね。フェチの子ならそういう方が良いんじゃないんですか?」
普通に考えれば、無理やりと言うか、Mなら逃げられない感じの方が良いのではないかという発想になってしまうんだけど、違うのかな?
Sの自覚は特にないけど、絶対にMではないという自覚はある。
そのせいでM側が何を望んでいるのかは正直よく分からない。
「流石に臭すぎてギブアップするかもね。逃げられないように縛ったりしちゃう?」
「縛るんですか?」
「いや流石にしないよ」
「なぁんだ、ちょっと面白そうだと思ったのに」
純粋に責める側をやるとしたら、どうせなら縛ってこの足から逃げられないようにした方がより面白い気がした。
その方が相手は苦しむだろうし…
「ほんとSだなぁ…てかさ、ストッキング履いててそれなんだから、素足は相当臭そうだね」
「あぁ…多分」
「相手の男性モデルがどんな反応するか楽しみだよ。じゃあモデルの子が来る前に、先に宣材写真と動画撮っても良い?」
「いいですよ、どうすれば良いですか?」
私は男の指示に素直に従う。
お金のためと割り切り、さっさと撮影を終わらせよう。
帰って生徒の提出されたノートのチェックもしないといけないし。
「そこのソファーにまずは座ってくれる?」
「あ、はい」
私は言われた通り、ソファーへと座った。
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「じゃあ撮影始めるよ」
「は、はい!!」
俺は緊張していた。
「なんだか私の足、臭いみたいなんで、我慢できなかったら言ってくださいね」
「わ、分かりました!」
今回のメインのモデルであるひまりちゃんに言われてドキドキしてしまう。
俺自身は今回の撮影が初めてな訳ではない。
M役のモデルとして何度か動画の撮影に出演したことはあるし、それなりに場数は踏んでいる。
だけどひまりちゃんを前にした瞬間、いきなり興奮と緊張が同時に襲ってきたのだ。
今回ひまりちゃんの撮影が決まった時、俺は狂喜した。
身長、体型、顔、全てが俺の好みにドンピシャなのだ。
しかも出演するのが匂いフェチ物。
足の匂いが大好きな俺としては、この撮影に参加しない訳にはいかなかった。
「私あまり撮影とかよくわからないんで、なにか違うことしたら教えてくださいね」
「勿論です!ひまりちゃんはそのまま自然体でいれば良いと思います!」
「それでAVになるのかしら」
ふふふっと笑うひまりちゃんは、全然緊張していないようだった。
漂う空気が気だるげで、今から足を嗅がせると言う変態的な行為をすると言うのに、特に何も感じていないようにすら見える。
「あの、緊張しないんですか?」
「ん?だって足を嗅がせるだけですよね?」
「嗅がせるの恥ずかしかったりは…?」
「さっきも聞かれましたけど、別に恥ずかしいとかないですよ。性行為でもなんでもないですし」
「なるほど…」
どうやら本気で何も感じていないらしい。
足フェチ、匂いフェチにとって、足の匂いを嗅いだり嗅がれたりという行為は、凄く卑猥な行為に感じてしまうが、普通の感覚からしたら別に何も思わないのかもしれない。
けど普通恥ずかしがるぐらいはすると思うんだけどな…
「じゃあまずひまりちゃんはソファーに座って、青柳君はひまりちゃんの足の近くの床に仰向けに寝てくれる?」
カメラマンからの指示が飛ぶ。
「はーい」
「わかりました」
言われた通りにソファーの近くに寝ると、すぐ横にひまりちゃんの足が置かれた。
「……!!」
女性にしては重厚感のある黒いストッキングを履いた足が、俺の顔を跨いで両側にある。
サンダルを履いた大きな女性の足…
そして何より臭い。
まだ嗅がされている訳ではないのに、既に両脇からむわっと漂ってくる足独特の匂いが芳しい。
あぁ…やば…今からこんな綺麗な人の臭い足嗅げるなんて…
既に期待で股間が膨らんできているのを、ひまりちゃんにバレないか少し怖かった。
「じゃあまずはカメラの方に足突き出して、足裏をカメラに映すようにして」
「こうですか?」
右足を上げ、カメラに足裏を晒すひまりちゃん。
脚が長く締まっていて、その先端にある大きな足裏を見せつける姿がとても官能的だった。
「良いね。そしたら、早速顔に足を乗せちゃおうか。今から乗せるぞ~って煽るように、ゆっくり近づける感じで」
「わかりました」
カメラに向けていた足裏が、俺の顔の上へと移動してくる。
「おぉ……」
思わず小さく唸る程、ひまりちゃんの足は凄かった。
まずその大きさ。
26.5と聞いていたが、いざこんなに間近で見るとその圧倒的な存在感に驚く。
ストッキング越しにも長い指や、平の厚さが伝わってくる程に、大きな足がストッキングの中から主張している。
バランス良く形も良い大足。
最高の足だ。
そして元々黒いストッキングが、汗染みでより濃い黒へと変色している。
足指の間や根元、足のひら、踵など、まるでストッキング越しに素足が見えているように、くっきりと汗染みで浮き上がっているのだ。
明らかに臭そうなそのストッキングの足が、ゆっくりゆっくりと俺の顔へと近付いてくる。
顔の脇にあった時よりも濃い匂いを放ちながら、ゆっくりと…
嘘…これ俺の顔完全に覆うぐらいデカイだろ…
やべぇ…このくっさいストッキングの足に、顔覆われちゃう!?
あぁ…早く、早くその臭い足を思い切り嗅いでやりたい…!!
焦らされながらも、ようやく俺の顎にひまりちゃんの足指が触れる。
指先からじっとり湿ったストッキングの感触と共に、足の温度が伝わってきた。
そして徐々に顔を覆い尽くすように、口、鼻、目、額へと足が触れていく。
蒸れ蒸れのストッキングの足が顔に乗せられ、あまりの興奮に呼吸を忘れてしまう。
足裏の温度の高いひまりちゃんの足は、汗がたっぷり染み込んだストッキングと相まって、触れただけで恐ろしく臭いことが伝わってくる。
「じゃあ嗅いで」
カメラマンの指示の元、俺は鼻から思い切り息を吸い込んだ。
「う"っ…!!!!!」
臭ぇぇええええええええええっ!!!!
湿気を含んだ生暖かい空気と共に流れ込む恐ろしい程の臭い足の匂い。
想定してたよりもずっと濃厚な足の臭気に、思わず吸い込むのを途中でやめてしまう。
「大丈夫ですか?」
俺の呻きを聞き、あんまり気にしてるようには聞こえない口調でひまりちゃんが話しかけてくる。
足が顔に乗っているためあまりよく見えないが、恐らく俺の様子を覗き込んでいるのだろう。
「だいじょ…んんんっ…!!ぶ、ですっ」
あぁぁぁっ…くっせぇぇっ♡
返事をするために声を出すと、その度に強烈なひまりちゃんの足の匂いが次々と流れ込んできて、上手く話すこともできない。
「じゃあ暫くそのままで、ひまりちゃんは足を好きに動かしてみて」
「あ、はい」
カメラマンの指示で俺の顔の上でひまりちゃんの足が動き始める。
「おっ…お"ぉ"っ…♡」
グリグリと踏むように上下左右に動き、その俺の顔にそのストッキングの臭い匂いと汗を擦り付けるかのような動きに、興奮が抑えらず声が漏れる。
あぁ…臭ぇ足が俺の顔の上で動いてる♡あぁ臭ぇぇ♡汗でぐちょついてるストッキングやべぇ♡
「なんだか呻いてますけど、このまま続けて良いんですか?」
「ん?あぁ、大丈夫だよ。仕事なんだから、ひまりちゃんは遠慮とかしなくて良いからね」
「そうですか。なんだか大変そうですね」
カメラマンとひまりちゃんの会話が聞こえてくる。
心配をしているような台詞を言っているが、口調はどこか他人事と言うか、俺がどんなに苦しもうが興味が無いと言うような雰囲気を感じた。
「ひまりちゃんが臭いところ嗅がせてる姿に男は興奮するから、それだけ忘れないでくれれば良いよ」
「なるほど…こことか?」
顔の上で足が動き、足指の並ぶ付け根の部分で鼻を覆うようにしてくる。
「んぉおっ♡」
一際蒸れて臭い足指に鼻の穴を覆うように挟まれ、その足の匂いから逃れられないような体勢に益々興奮する。
そして…
「っっっっあ"ぁ"っ!!!!!!!」
鼻孔から一気に脳天までズドンと届くような程強烈な臭い足の匂い。
そして通常の人間であれば不快であろう足の臭気が重々しく鼻にこびり付く。
それが息を吸う度に何度も何度も襲ってくるのだ。
あぁっ、すげっ、あぁぁっ、くっせぇっ♡
俺の鼻よりも大きいのではと錯覚する程の足の親指に覆われ、指の間に膜を張ったストッキングで鼻の穴を塞がれ、どんなに臭くてもその足の匂いから逃れることはできない。
「あ、やっぱりここ臭いですよね。なんか異様に蒸れてるなぁとは思ってたんですよ。ふふっ」
そう言いながら鼻を逃がさないようにガッチリと挟み込むひまりちゃん。
事前に『ナチュラルにドS 』と聞いていたが、その意味が分かった。
本人は特に酷いことをしてる認識はないのだろう。
匂いを嗅がせることも特に抵抗もないし、足が臭いのは当たり前。
そもそも俺がどうなっても興味がなく、思考がSのくせにその自覚なくそれを躊躇なくする。
それが余計ひまりちゃんのドS感を強めているのだ。
試しに本人に臭いと伝えたらどうなるだろうか…
「んんんっ…♡あぁぁあっ、臭いっ!!臭すぎるっ…お"ぉ"っ!やめ…てっ」
ほんとは止めて欲しいなんて思ってないが、ひまりちゃんの反応が見たくて言ってみる。
「あ、はぁ。そんなこと言われても仕事なんで…もうやめて良いんですか?」
「まだこれからだって。今度は両足を顔に乗せちゃおうか」
「だそうですよ。頑張ってください」
やはりそうだ。
俺がやめてと言っても、一切足をどけるような素振りもなければ、鼻を挟む力が弱めることもしない。
「んおぉぉぉぉぉぉっ♡」
それどころか、カメラマンの指示通り両足で顔全部を覆ってきたのだ。
鼻から指が離れ、両足の裏全部を使って顔を密封するように乗せられた足は、俺の顔を足汗と臭気、そして足の温度で蒸しているようだった。
臭い臭いひまりちゃんの足の匂いが、その蒸れた足で密封されることにより、一層濃く強い匂いとなって俺の鼻へと流れ込んでくる。
「あ"ぁ"ぁあっ♡おぉぉぉっ♡」
常人なら気が遠くなる程の悪臭。
だけど俺にとっては今まで感じたことのない淫らな気分にもさせられる。
あまりの臭さに脳が躊躇い始めたが、俺はひまりちゃんの臭いストッキングを履いた足を何度も何度も嗅いだ。
「あぁぁぁっ♡んほぉぉぉっ♡」
「あ、すいません。少しメール返しても良いですか?ちょっと連絡しないといけないこと忘れてて…」
俺が臭い足の顔面パックに悶えている中、何かを思い出したように言うひまりちゃんの声が聞こえた。
「ん?あぁ…それも良いかもな…良いよ。スマホ弄ってる間も撮影続けるから、言ったことだけやっててくれれば、スマホ弄っててもいいや」
「ほんとですか?すごい楽な撮影ですね。じゃあ遠慮なく…」
身体をごそごそと動かしてスマホを取り出した様子のひまりちゃん。
そして足から伝わる振動で、手で何かを操作しているのが分かる。
この黒いストッキング足で覆われているせいで見えないが、恐らくスマホを使い始めたのだろう。
俺の顔に臭い足を乗せたまま。
「あぁぁっ…おぉぉぉっ♡」
これは…
俯瞰で見た自分の姿を想像する。
ソファーに座り、スマホを弄り、その足元には俺が足置きのように寝ている。
そう。足置きだ。
「良いねぇ…良い画だよ…」
カメラマンの声が聞こえる。
恐らく俺と同じことを考えているのだろう。
俺は今、美人教師の臭い足を置くための足置きになっている。
しかもそれは演出された物ではなく、ひまりちゃんの俺への元々の興味の無さと、メールの返信という優先的に行うべき行為を持った今、ひまりちゃんの中で俺はただ足を置いている物へとなってしまったのだ。
こんな臭い足を置いて貰えるなんて…♡
「あぁぁ♡あぁぁぁぁあ♡」
汗の発酵した納豆のようにネバ付く匂いの中に、ひまりちゃん自身の体臭を感じさせるいやらしい匂い。
そのおかしくなるぐらいに臭くて興奮するストッキング足の匂いを、足置きとして嗅ぎ続けた。
「んおぉっ♡おほぉおぉおおっ♡」
俺がこんなにひまりちゃんの臭い足を嗅いで興奮していても、当の本人はスマホに夢中だし、自分の足で顔を覆ってるせいで気付きもしないのだろう。
その状況に興奮してしまう。
「ひまりちゃん、そろそろ片足だけストッキングをゆっくり脱いで貰って良い?」
「…ん?あ、はい」
余程集中していたのか、カメラマンへ少し遅れて返事をしていた。
片足だけが顔から離れ、顔半分が新鮮な空気に触れる。
顔に付いたひまりちゃんの足汗のせいで、その空気が冷たく感じた。
腰近くのストッキングの裾に指をひっかけ、少しずつ素足を露出させていく。
締まっているのにむっちりした女性らしい太腿、そして脹脛の肌が見えたと思ったら、ガッチリとした踵が現れ、そして平が徐々に見え始める。
大きいのに汗で湿って柔らかそうな土踏まず、そして指を支える土台部分の幅広な平。
ストッキングが足指に引っ掛かり、その太く長い足指が露出するのを焦らしてくる。
ストッキングを持ち替え、指先部分を摘まんでグイっと脱がせ、ようやく現れた素足全体。
圧巻だった。
スニソを履いていても感じたが、素足だとよりその匂いがリアルに見た目から伝わってくる。
長く逞しい指に、それに合わせるよにバランスの取れた素足は、まさに芸術品のようであった。
「良い足だね…最高だよ…」
カメラマンすらもその素足にカメラ越しに目を奪われているらしく、そう呟きながら舐め回すようにその足を撮影していた。
「?そうですか?」
興味なさげなひまりちゃんの返事を聞き、彼女がまたスマホに目を戻したのが分かった。
「じゃあその足を顔に置いちゃおうか」
「わかりましたー」
その声と共に、その大きな素足が俺の顔に乗せられる。
驚いたのは、その足を乗せる時ですら俺の顔を見ずに置いたのだ。
顔半分を覆うストッキングの足と違い、直接足の温度と汗のネトつきを感じる素足が顔に触れる。
「おぉうっ♡…んっ…ん"お"っっ!!!」
顔にストッキング脱ぎたての素足が乗り、その勢いでそのまま匂いを嗅いだ瞬間、臭い足の匂いが好きな俺ですら一瞬嗚咽が漏れる程の激臭が、怒涛の勢いで鼻に流れ込んでくる。
臭ぇぇぇええええええええええええっっっ!!!!!
余りの臭さに足で覆われて暗い景色が、一瞬バチバチと光ったように見えた。
「お"ぉ"ぉ"ぉ"お"お"っ!!!!」
足のテントに覆われているせいで、どんなに叫んでもその湿り気を帯びた籠った臭気が鼻へと流れ込む。
あぁぁぁぁっ♡くっせぇぇええっ♡なんだよこれ!!ここまでサンダルだったはずだろ!!しかもストッキングまで履いてたくせにここまで臭くなるのか!?こんな臭ぇ足してんのに生徒はなんも言わないのか!?
「あぁぁっ…あぁぁぁっ♡おぉぉぉおおおっ♡」
臭くて臭くて仕方ないのに、俺はこの足の芳しい匂いを嗅ぐことを止めることができなかった。
「ひまりちゃん、君の素足でかなり青柳君が苦しんでるみたいなんだけど」
「え?あ、そうなんですね。止めた方が良いんですか?」
「ひまりちゃん的には、青柳君がこうやって自分の足の匂いで苦しんでることに、何か思ったりする?」
「えぇ…何か思うこと…部活のとき、確かに臭い足の匂いは嫌だって私も思ったなぁって」
「えっと…止めてあげた方が良いかなとか思わないの?」
「いや、だって撮影なんですよね?途中で止めちゃダメでしょ。それに臭いって言っても私が昔部活で嗅いだ匂いとは比較にならないですし。止めた方が良いなら止めますけど?」
「あ、いや…」
俺に対しての同情などは一切ない発言に、思わずゾクゾクした。
ドS具合に恐怖したのではなく、興奮してだ。
「んはぁぁぁぁあ♡」
ストッキングが靴の中で足汗で蒸されて発酵したような足の匂いと、素足の純粋な足汗と体臭の混じる酸味を含んだ匂いがブレンドされた、強烈な足の匂いを幾度となく嗅ぎ続ける。
あまりの匂いと、足で顔を塞がれて息が吸いにくいのも合わさって頭がぼーっとし始める。
その時だ。
Brrrrrr
振動音が部屋に響く。
「うわっ、電話かかってきちゃった…」
どうやらひまりちゃんのスマホの音だったらしい。
「大丈夫?出る?」
「あ、良いですか?すぐ終わると思うんで」
「良いよ良いよ」
「じゃあすいません……はいもしもし。何かありましたか?」
俺の顔に足を乗せたまま通話を始めてしまった。
え、嘘。俺、電話終わるまでこのまんま…?
臭いのがいくら好きとは言えこの臭さが暫く続くのは…
電話を始めた瞬間、足に力が入るのを感じた。
声もワントーン高くし、敬語で話していると言うことは、保護者、もしくは上司にあたる先生とかか?
「んっ……?」
ポタっと足から何かが鼻の下に落ちて来る。
まさか…足汗…?
ひまりちゃんは電話で気を使っているからか、足で現在進行形で汗をかき始めていたのだ。
驚いて思わずその足汗の匂いを嗅いでしまう。
「ん"ん"ん"ん"あ"ぁ"っんんんんんんん!?!?」
「あ、いえ、なんでもないです。で、その件ですが…」
足汗のあまりに濃い匂いに思わず呻くと、ひまりちゃんは俺の声を止めるために口を塞ごうとしたのか、素足を俺の口に突っ込んできた。
ひまりちゃんの足が口にいっぱいに入り、汗のしょっぱい足の味が口内に広がる。
そして何を思ったのか、もう片方のストッキングの足で、俺の鼻の穴を塞いだのだ。
「んぐっ…!!!んんんんっ!!」
一番臭い足の根元部分を鼻の穴にピッタリ当てるように嗅がされ、口は素足で塞がれている。
ただでさえ呼吸がしにくかったのが、今度はほとんど吸えない上に、僅かに鼻から流れ込む空気は靴下のフィルターを通した激臭の空気。
苛々しているのか、口の中で足指をグニグニを動かされ、太い指が口内を暴れる。
し、死ぬ!!臭ぇ足で窒息させられて死ぬ!!!
「お"ぉ"っ…おぉぉっ…」
酸素不足と激臭で頭がボーっとしてくる。
それでも容赦なく臭い足の匂いが流れ込み、酸欠で弱った頭にとどめを刺しにきた。
「んぉっ…んんっ…」
「はい、はい。分かりました。では失礼します……ふぅ…あっ」
電話が終わり、下で苦しむ俺に気付いたのか、ひまりちゃんは口と鼻から足を離してくれた。
「んはあぁぁぁっっ!!はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁ…」
やっとまともに吸えた空気。
臭くない普通の空気を肺いっぱいに取り込む。
「はぁ…はぁ…死ぬかと思った…」
「はははっ、すいません。声が煩くてつい塞いじゃいました」
いくら足が好きとは言え、足で殺されるのは勘弁して欲しい。
「いやぁ、良い映像が取れたよ」
俺らの会話にカメラマンが入ってきた。
「え、撮ってたんすか?」
「安心してよ。会話の部分はある程度ピー入れるからさ」
「ちょ、ちょっと!気付いてたなら止めてくださいよ!死んじゃうかと思いましたよ!」
「いやぁ、青柳君の苦しんでる顔とか凄いリアルで良いなぁって思ってさ。ついついカメラ回しちゃってたよ」
いやいや、人の命より画の方が大事ですってか!?
「カメラマンさん…ドSですね…ちょっと引きます」
お前が言うな!!!!!
この後、カメラマン的にはかなり良い動画が撮れたらしく、撮影はここで終わることになった。
死にかけたとは言え、好みの見た目のひまりちゃんの臭い足を思い切り堪能できたのはとても良い時間だった。
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「じゃあ今日の給料ね」
私はカメラマンから4万円を受け取る。
「え?多くないですか?」
確か貰えるのは3万円のはず。
「今日はかなり良い画が撮れたからね。あんなナチュラルドSな姿はなかなか撮れないし、まさか窒息寸前まであの足で責めるなんてね。また機会があったらお願いしたいぐらいだよ」
「あ、ありがとうございます」
「その変わり、そのストッキングだけ置いてって貰って良い」
「ん?これですか?別に良いですよ。汚いですけど」
もう片方の足もストッキングを脱ぐとカメラマンに渡す。
なんかほんとにただ嗅がせただけで終わったなぁ…
こんなんで4万って、こんなに楽で良いのかしら…?
けどまぁ楽しい訳じゃないし、やりがいって意味だと子供達の相手する方が良いかな。
再出演は…まぁ検討するってことで。
数日後、その出演した動画のURLがAVの会社から送られてきたので、せっかくだし見てみるかと開いた。
「なになに、『臭学校教師~私の臭い足で窒息しなさい~』……」
あまりにダサいタイトルに、私はそっとページを閉じた。
続く…かも?