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次の日、俺の部屋に大学の女友達が来ることになっていた。 今度大学で行われる学園祭の打合せをする為だ。 名目上はテニスサークルで、実情は楽しければなんでも良いというオールラウンドサークルに所属していた俺は、この学園祭にサークルの一員として参加することになったのだ。 お酒を出せる店も出店できるため、決まったのはコスプレバーだった。 その際に着る衣装を決める為に部屋に来た友人。 ありさと千香だ。 二人共サークルが誇る美人コンビだ。 ロリ顔で可愛くておっぱいが大きい千香、雑誌のモデルをする程スタイルが良く、正統派美人のありさ。 それぞれの人気はサークル問わず凄かった。 こいつらを客寄せパンダにして金を稼ごうとしてるのが見え見えだった。 当の二人はコスプレ自体はしてみたいらしく、意外とノリ良く衣装を選んでいた。 なぜこの場に俺がいるかと言うと、単純に二人と仲が良いから。 それだけの理由だ。 ほんとは裏方をやるつもりだったが、この二人が俺もコスプレしようと誘って来たのだ。 俺は勿論断った。 この二人とコスプレで一緒に並んだら、あまりの違いにただ恥をかくだけだと思ったから。 それでも二人はしつこかった。 最終的には 「葉山君がやらないなら私達もやらない」 と言い出してしまい、サークルの連中に半ば強制的にやらされることになったのだ。 「はぁ…」 「なんでタメ息?」 ありさが俺を見て言う。 あぁ…こいつほんと美人だなぁ… 「いやコスプレしたく無さすぎて」 「え?葉山君似合いそうじゃん」 千香も俺を見て言う。 うわ、近くで見てもやっぱ可愛いなぁ。 「俺がどうとかではなく、二人と並ぶのが嫌なんだよ!!どうせ客はお前ら目当てだし、お前らと比べられて俺は惨めな思いをするんだろうなぁって…」 項垂れながら返す。 「そんなことないでしょ」 あっけらかんと返すありさを睨む。 「そーそー。学園祭なんて楽しんだ方が勝ちだって。他にもコスプレする人いるし、みんななにも思わないよ」 「はぁ…」 改めてタメ息をつく。 「さっさと衣装決めようよ。発注してから結構時間掛かるだろうし…」 「そうだな…」 気を取り直してPCを見つめる。 色んな衣装があるんだなぁ… アニメのキャラクターから職業の衣装まで種類は様々だ。 「あ、私これが良いな」 ありさがスマホの画面を見せてくる。 「ん?メイド服?」 見せてきたのはシックなメイド服だった。 モデルの写真を見ると、確かに可愛らしい。 カチューシャに白のエプロン、ロングスカート。 それにモデルは白手袋を嵌めていた… ありさがこれを着ているのを想像する。 ゾクゾクするぐらいに可愛い… いや、エロい… これは見たい。 「良いと思う!ありさすげぇ似合うと思う!」 是非着て欲しいため、大いに賛成する。 「ほんとに?じゃあ私これに決まりー」 「早っ!じゃあ私もそれの色違いにする!」 「まじ!?」 千香の方を思わず見る。 「統一したほうがなんか良いかなぁって」 千香がメイド服を着た姿を想像する。 これもまた良い… ありさが着るとベテランの美人メイドって感じだし、千香が着ると初々しい可愛いメイドって感じがしてそれぞれ良いな。 「良いじゃん!みんな喜ぶぞー」 「なんか急にノリ気ね」 ありさに笑われる。 いやだって、まさかこんなエロ…違、可愛い姿をしてくれるなんて… 「で、葉山君はどーすんの?」 「あ、俺か…」 二人に興奮してすっかり忘れていた。 俺もしなくてはいけないんだった。 「執事とか?」 「そんな衣装おこがましくて着れない」 「なによそれ」 「ちょっと考えるわ。二人の分は一緒に俺が頼んどくからサイズだけ教えといて」 「ありがとー」 二人のサイズを確認し、PCでメモを取る。 「そう言えば、一ノ瀬君もコスプレするってね」 「そうなの?」 「月島君と一緒にこれするって」 ありさがスマホで出した画像。 格好いい軍服だった。 「おぉ。あの二人なら似合いそー」 一ノ瀬と月島。 大学内でイケメンだと有名な二人だ。 体育会系で格好いい一ノ瀬と、正統派イケメンの月島。 スマホを見ながらなんとなく嬉しそうな千香を見て思う。 そういや前に月島が千香とやったって言ってたな… 付き合ってはいないみたいだけど、やっぱ見たいのかな。 「二人のコスプレ楽しみか?」 「べ、別に!!軍服は嫌いじゃないけど、月島が似合うのかなぁって思うし、なんも思わないから!」 「お、おう…」 いや俺二人って言ったのに月島のことになってるし。 てか俺も男だしコスプレする予定なのにこの違いはさすがに傷付くぞ。 「私は一ノ瀬君の楽しみだなぁ。似合いそー」 ありさが言う。 「へぇ。一ノ瀬ねぇ…」 「な!?何よ!」 「別にー。ただありさはあぁゆうのが好きなんだなぁって」 「そ、そんなこと言ったら月島君だってなんか綺麗過ぎるしどうなのよ!」 「はいはいうるさいうるさい」 二人の熱い論争に割って入る。 二人が別の推しがいるのは分かったから。 てか俺なんでこいつらと仲良いんだろ… その後適当に雑談したあと三人で飯を食いにいき、解散となった。 そしてあっという間に学園祭当日になった。 既に届いた衣装は二人に渡してあったため、俺の荷物は少ない。 あのノートも忘れずに鞄に入れる。 『おい、俺の存在忘れてねぇだろうな』 「忘れてねぇよ!今日使うって」 『ほんとか!?』 「あぁ、頼むぞアーク」 『任せろ』 俺はこれから起こることを想像し、顔を破顔させないように必死だった。 二人のメイド服…白手袋… わざわざ衣装は俺が注文した。 二人に任せると手袋まで頼まない可能性があったからだ。 材質はナイロン。 綿よりも圧倒的にエロさが増すナイロンの白手袋。 今まで隠して来た性癖の一つ。 俺は異常なまでに手袋に興奮してしまう。 手袋を嵌めている人を見掛けると目で追ってしまうし、漫画を見て好きになるキャラはみんな手袋をしていた。 手袋を嵌めるシーンだけで抜ける自信があるくらいには好きで、本当なら性交渉の際、相手に手袋を嵌めて欲しいのだ。 手袋で俺を… 変わった性癖でなかなか言い出せず、オナニーの時は手袋を嵌めたりするが、今まで相手に嵌めて貰ったことは無い。 それが今日、あのありさと千香がメイド服を着て手袋を嵌めているのだ。 楽しみじゃない訳がない! 学園祭は既に始まっており、大学内は外部の人間で溢れていた。 自分のサークルの場所へ向かう。 そこには想像を絶する人だかりだった。 人混みの中心は、やはりあの四人。 ありさ、千香、一ノ瀬、月島だった。 なんとか人の間をすり抜け、四人の元にたどり着く。 「ありさー、千香ー」 キャーキャー言われてる二人に声を掛ける。 それに気付いた二人がこっちを見た。 「!!!!!」 見事メイド服を着こなした二人の姿は衝撃だった。 「葉山君ー!」 二人が俺に手を振る。 その手にはしっかりと手袋が嵌められていた。 俺が注文したナイロンの白手袋が… そのあまりにも可愛いくてエロい姿にまともに目を合わせることが出来ない。 こ、こんな…!! そりゃギャラリーが沸く訳だ。 照れて顔が見れないため、少し伏し目がちに二人に近付く。 「に、似合ってんじゃん」 声が上ずりそうになりながらも必死に言う。 「わー、ありがと。って…」 下を向いていた俺の顎にありさが手を振れる。 そしてそのまま顔を上げさせるようにクイっとする。 て、て、手袋が俺の顔に!!! 強制的にありさと目を合わせられる。 カチューシャをした端正な顔立ち。 手には白手袋。 無理無理無理無理!!! こんなの照れて無理!!! 慌てて一歩後に下がる。 不思議そうな顔をするありさ。 そして何かに気付いて声を上げた。 「なんでコスプレしてないの!」 「!!!」 まずい。 実は自分の衣装は注文してなかった。 二人のメイド服をこだわる余り、三人分の衣装の予算を二人に使ってしまったのだ。 「な、なんか俺の頼んだやつ、業者の手配ミス?的なやつで届かなかったんだよなぁ…ははははっ」 しどろもどろになりながらも考えていた言い訳を言う。 「はーやーまーくーんー」 後ろから千香の声がした。 振り向くと白のメイド服に身を包み、手にはありさと同じナイロンの白手袋を嵌めた千香がいた。 声色からして怒っている。 「ち、千香もすげぇ似合ってるよ!可愛い可愛い!ははははっ」 「誤魔化さないで!!どうせ自分の注文しなかったんでしょ!!」 「げっ!」 図星をつかれ思わず変な声が出る。 「げっ、じゃなくて!!」 「ははははっ…じゃ、じゃあ俺裏方を手伝ってくるから!じゃあな!!」 「あ、こら!葉山君!!」 ありさと千香の声が聞こえるが、あそこから離れてしまえば、あの場所を離れる訳にいかない二人は追いかけて来ない。 既に事情を話してる他のサークルのメンバーと合流し、繁盛してる店のドリンクや簡易的なつまみを作る手伝いをした。 案の定二人はここまで来ることはなかったため、しばらくは裏方に徹する。 昼の時間が過ぎると、人だかりが多少落ち着いた。 やはり気になるので二人の様子を見に行く。 しかし先ほどいた場所には一ノ瀬しかいなかった。 「あれ?ありさと千香は?」 一ノ瀬に聞く。 「ありさは後輩達と少し見て回るってさ。千香は月島と一緒にどっか行ったなぁ」 一ノ瀬が少しニヤニヤした顔で言う。 千香と月島… 二人は付き合ってる訳ではないが、体の関係はある。 お互いあの衣装… 俺の中で推理がまとまる。 「ふーん。俺もちょっと見てまわろー」 平然を装って返す。 「おう。いってらー。邪魔しちゃダメだぞー」 「しねぇよ!」 鋭い一ノ瀬が俺に釘を刺す。 俺は小走りである場所に向かった。 サークル棟の部室。 今日は荷物置き場になっているため、外部の人間は勿論、サークルの連中もあまり行かない場所。 ヤってるならそこのはず。 サークル棟に着き、部室へと向かう。 部屋が近くなると、なるべく音を立てないように歩く。 部室の扉の前。 ドアを見ると、中から鍵を掛けているようだった。 ビンゴ。 今日は開けっ放しにしているはずの部室が鍵がかかっているのがおかしいのだ。 二人は中にいる。 サークル棟を出て、部室の窓の方へと回る。 カーテンで閉めきっているが、少しだけ隙間が開いていた。 そっと中を覗く… いた!!! 見えにくいが確かにいる。 千香が月島と抱き合い、キスをしていた。 しかも手袋を嵌めたままだ。 そして月島のシャツの胸元の隙間から中に手袋の手を差し込んでモゾモゾと動かす。 エ、エロい。 手袋したまましてる… その様子を見て勃起してしまう。 恐らくお互いの衣装を見て我慢出来なくなったんだろう。 それでお互い… このまま二人を見て抜いてしまいたい衝動を我慢する。 それは余りにも勿体ない。 俺にはあのノートがあるのだ。 あのいやらしい手付きの千香の手袋を嵌めた手だって、俺の顎を触ったありさの手袋を嵌めた手だって、あのノートがあれば… 俺は前屈みになりながらトイレへと急いだ。 勿論抜く為ではない。 ノートを書く為だ。 エロはタイミングが大事なのだ。 ただ二人にされれば良い訳ではない。 今みたいに日常のエロを見て体が興奮しきってる時にされたい。 俺を日常で興奮させたあの二人にされたい… トイレの個室へ入り、ノートとペンを取り出す。 『いよいよか』 「あぁ…」 『お前、欲情した良い顔してんぞ』 「うるせぇよ」 俺はニヤっとノートに笑いかけ、ペンを走らせた。 【ありさと千香にメイド服のまま、手袋を強調されながら無理やり責められる】 興奮で震えそうになりながらもなんとか書いた。 文字が一瞬光る。 俺は興奮と期待でおさまらないチンポをなんとか誤魔化しながら部室の前まで行く。 千香と月島がいた部屋。 さっきまでは鍵がかかっていたが、今は開いている。 俺は恐る恐る中を覗く。 誰もいないようだった。 「はぁ」 息をついた瞬間。 「葉山くーん!捕まえた!!」 「うぉっ!!」 ありさの声がしたかと思うと、後ろから抱きつかれた。 モデルもしているありさは背も高く、俺と同じぐらいの身長で、俺をガッチリと後から抱く。 そして一緒にいた千香がドアを開け、そのまま二人に部室へと連れ込まれた。 俺がありさから逃れるように部室の奥へと行くと、部室の鍵を閉められる。 メイド服の二人は、俺の方へとニヤニヤと笑いながら近付いてくる。 グッグッと手袋を嵌め直す仕草をしながら。 あぁ…やべぇ… ありさも千香も可愛過ぎるし、手袋がエロ過ぎる… 驚きで萎えていたチンポが、一気に復活する。 「葉山君。コスプレの衣装着ないってどーいうこと?」 「葉山君も着るって言うのが約束だったよねぇ」 ありさと千香が怒ったように言う。 そして目の前まで来た。 照れる。 や、やっぱこんな間近でとか無理!! また顔を伏せて逃げようとすると、先を読んでいたありさに後から羽交い締めにされる。 「逃げようたって無駄よ?」 「たっぷりこれでお仕置きしてあげる」 前から千香が手袋を嵌めた手をワキワキとさせながら近付いてくる。 怖い。 興奮し過ぎて怖い。 今までこんなに興奮したことがない。 期待と怖さで心臓がドキドキする。 そんなのお構い無しに千香は俺の着ていたシャツのボタンを外していく。 それに合わせるように、羽交い締めにしていたありさは手を下に滑らせていき、俺のズボンの ベルトを外そうとする。 あぁぁぁぁ♡二人の手袋の手が俺の服を脱がしてるぅ♡ その姿が卑猥過ぎて段々と思考がおかしくなる。 「はぁ…はぁ、ありさぁ、千香ぁ、はぁ…お仕置きってぇ…?」 変なスイッチが入り、興奮で上がった息のまま二人に問いかける。 「決まってるでしょ」 「葉山君が用意したこの手袋で苛めてあげる」 そう言うと、ボタンを外したシャツと、ベルトの外れたズボンを下着ごと一気に脱がされた。 「あぁっ!!」 下着から飛び出した俺の勃起したチンポが、パンツを脱がした勢いで、バチンと音を立てて腹に跳ね返る。 「ねぇ、どんだけ手袋に興奮してるのよ」 「まだ手袋でどこも触ってないわよ?」 ノートに書いた通り、二人は手袋を強調してくる。 手袋フェチにとって手袋って単語を言われるだけでも興奮を煽られる。 それがこのメイド服にナイロン白手袋の二人に言われたらもう俺は… 「あぁぁ…♡二人の手袋ヤベぇよぉ♡まじエロぃ…」 理性など忘れてしまっていた。 どうせこのことは無かったことになる。 どんなに普段の俺と違っても、楽しんだ方が良いのだ。 「葉山君ほんと変態よね。そんなに手袋が好き?ほら」 後から手を回してるありさが、その手袋の手の指を俺の口元に持ってくる。 「ほら、大好きな手袋よ?手袋指フェラしなさいよ」 誘うように指を伸ばし、クイクイと動かす。 俺は迷わずその指にしゃぶりついた。 「じゅぷっ…んんっ、やべぇ。ありさの手袋指やべぇよぉ。あぁぁ!ちゅっ、じゅるっ…俺今手袋指舐めてフェラしちゃってるぅぅ♡」 必死にありさの手袋指を舐める。 手汗が染みた手袋は少ししょっぱい。 「手袋指おいしい?」 「ありさぁぁ♡うまいよぉっ…んんちゅっ♡手袋指!ありさの手袋指すげぇ旨いよぉ♡」 「ねぇねぇ、ありさのばっか舐めてないでよ。私の手袋指もフェラしなさい」 前からも千香が手袋を嵌めた指を口元に持ってくる。 さっきまでは月島と良い感じだった千香の手袋指。 「舐めるぅ♡千香の手袋も舐めたぃぃ♡んんっ、じゅぷっ、じゅっ、んんんっ、あぁぁ♡」 それぞれの指を一本ずつ口に含み、二本の手袋指を必死に味わう。 「どっちの手袋指がおいしい?」 千香が意地悪そうに聞く。 「んぁぁぁっ♡ちゅっ、じゅっ、どっちも旨いよぉ♡ありさの手袋指もぉ、千香の手袋指もぉ旨過ぎるぅぅんんっ、じゅぷっ♡」 千香の整った顔を見ながらの手袋指フェラがヤバ過ぎる。 ずっとしゃぶってたいぐらいだ。 「じゃあそろそろここも手袋で苛めてあげようかな」 ありさは口から指を抜くと、その唾液でヌルついた手袋指を乳首の方へと移動させる。 そしてその手袋指で俺の勃起した乳首をチョンと触ったのだ。 「んあぁぁぁっ♡乳首やべぇぇ!手袋で乳首ヤバいってぇぇ♡」 乳首から電撃のように体中に走る快感。 「ほら、大好きな手袋で乳首摘まんであげる」 そのままありさは摘まむように乳首をクリクリと優しく触る。 乳首に湿ったナイロン白手袋の感触。 気持ち良すぎる。 「あぁぁぁぁぁ♡んんっ、じゅぷっ、ありさぁ!!手袋で乳首ダメ ぇぇ♡気持ち良ぃのぉ!ダメぇ♡」 「ダメじゃないでしょ!ほらっ!」 千香も俺の口から指を引き抜くと、もう片方の乳首を手袋の指先で擦るように触ってくる。 二人から手袋で乳首を責められ、視覚的にもエロ過ぎるし気持ち良すぎて興奮でおかしくなりそうだ。 「んはぁぁぁぁ♡千香ぁぁぁ、乳首どっちも手袋でダメぇぇ♡」 「あははっ。乳首だけでこんなって、葉山君手袋でチンポ触られたらどうなっちゃうの?」 ありさが呆れたように後ろで言う。 既に痛いぐらいに勃起し、我慢汁をたらしまくってる俺のチンポを、ありさと千香の手袋で触られる… 考えただけでイキそうになる。 耳元に顔を寄せ千香が言う。 「ねぇ、乳首だけじゃ嫌でしょ?私達に手袋でどこ触られたいの?」 千香の声と息。 それすらも感じてしまう。 「あぁぁぁぁぁん♡千香の声もやべぇよぉ♡もっと、もっと手袋って言ってぇぇ♡」 すると、右耳には前から千香の顔、左耳には後からありさの顔が近付いて言う。 「ほら、今手袋で乳首触られてるのよ。大好きな手袋で。これからもっと手袋でいやらしとこ触ってあげる」 千香の声。 「ねぇ、手袋でちょっと触られただけでおかしくなり過ぎでしょ。どんだけ手袋が好きなのよ。手袋で犯されたくて仕方なかったんでしょ?」 ありさの声。 「んはぁぁぁぁぁぁ!!♡すきぃぃぃ♡手袋好きなのぉぉぉぉ♡二人の声エロぃぃ!!ヤバぃぃ!なんかもう脳ヤバぃぃ♡」 二人の声で洗脳されてるような感覚。 興奮で頭がバグってる。 「チンポぉぉぉ♡手袋でチンポいじめてぇぇ!!二人に手袋でチンポいじめられたのぉぉぉ♡」 狂ったように叫ぶ。 二人は乳首を弄ったまま、もう片方の手袋の手を俺のチンポの方へと移動させていく。 我慢汁でグチャグチャの勃起した俺のチンポに手袋が… 千香は玉を優しく手袋指でサワサワとくすぐる。 「んひぃぃぃぃ♡くしゅぐったいぃぃ♡手袋で玉くしゅぐったいのぉぉぉ♡」 そしてありさは俺の竿をそこ手袋をピッチリと嵌めた手で優しく握った。 「んひゃぁぁぁあ♡おチンポ手袋で握られて気持ちぃのぉぉぉ♡ありさの手袋でおチンポ握られてるぅぅぅ♡」 散々手袋指を舐めさせられたあと、両乳首を手袋で責められながら、竿と玉を手袋で責められる。 ありさはゆっくりとチンポを手袋の手でしごき始めた。 「ほら、大好きな手袋で乳首責められながら手袋でチンポしごかれてるわよ」 「手袋で触られて玉パンパンじゃない」 「気持ちぃぃぃぃ!!♡おチンポも乳首も気持ちぃぃぃ!!♡ありさぁぁ千香ぁぁしゅきぃぃぃ♡」 あまりの興奮と快感を与えられ、二人に対して好意の言葉が溢れてくる。 「しゅきぃぃぃ♡こんな気持ち良いの初めてなのぉぉ♡手袋しゅきぃぃぃぃ!♡」 「手袋が我慢汁で滑って気持ち良いでしょ。手袋でカリ擦ってあげる」 ありさはしごいてた手で指を輪のようにして、チンポのカリを引っ掛けるように擦られる。 我慢汁でヌルヌルの手袋で。 「おぉぉぉぉぉぉ♡ダメぇぇ!!♡カリ手袋で擦るのダメぇぇぇ♡おかしくなっちゃうのダメぇぇぇぇ!!♡」 「もう手袋でおかしくなってるじゃない。私は竿を手袋でくすぐってあげる」 千香は手袋でくすぐる場所を玉から竿に変える。 「ひぃああぁぁぁ♡竿こちょこちょ気持ち良ぃぃのぉおぉ♡好き!手袋こちょこちょ好きぃぃぃぃ!」 「くすぐられるの好きなら乳首も手袋でくすぐってあげるわよ」 ありさは乳首を摘まんでいた手袋指を、今度はくすぐるような動きに変える。 「ほら、乳首も手袋でこちょこちょー」 千香もありさに合わせるように乳首を手袋でくすぐってくる。 「んぁぁぁぁぁぁ!!♡ひぃいぃぃぃ♡乳首くすぐるのヤバいぃぃ♡手袋でくすぐりやばぃぃぃ♡チンポも乳首も手袋でこちょこちょされてるのぉぉぉぉ♡死んじゃうぅぅうう♡」 興奮と快感で死にそう。 リアルにそんな感覚だった。 こんな可愛い二人に、メイド服で、それに手袋で。 もう無理だ。耐えられない。 「ん?ねぇ、チンポピクピクし始めたわよ?」 「わー。ほんとだ。葉山君イくの?」 少しでも長くこの時間を味わっていたいが、もう無理。 こんなの我慢できるはずない。 「んんぁぁっ!!イきそぉぉぉぉ♡ありさと千香に手袋で苛められてイきそぉぉぉぉ!!♡」 「大好きなナイロン白手袋にチンポ擦られてイっちゃいなさいよ!」 「ほら、手袋で乳首もチンポもくすぐられて、手袋に出しなさいよ!」 もう無理。無理。無理。そんな言葉言われたら無理。 「あ、ダメっ、出ちゃぅ♡そんな、あ、手袋に出しちゃうぅぅ♡ありさぁぁ!千香ぁぁ!♡イくっ、イくぅぅぅぅぅぅ!!!♡あぁぁぁぁぁぁ!!♡」 チンポから精液が吹き出す。 目の前がバチッと光ったような衝撃。 今までに感じたことのない快感。 あぁ、こんなに気持ち良いの初めてだ… 「んんっ、んあっ…」 イった後も搾るようにありさにシゴかれ、全部出切った所で俺は解放され、床にガクッと膝をついた。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 あんなに乱れたの初めてだ。 あんな、あんな… 照れ臭くて二人の顔が見れない。 顔を伏せたまま下着やズボンを履き、シャツのボタンも留め直す。 「葉山君ー」 ありさが声を掛けてくる。 「聞かせて貰おうかぁ。なんで葉山君はコスプレしてないのよ」 「え?」 思わず聞き直す。 「だーかーらー、なんで葉山君はコスプレしてないの!一緒にするって言ったじゃない!!」 一瞬理解できないでいる。 メイド服を着た二人。 そしてさっきまで俺を責めていた手袋。 あれ?全然汚れてない? あっ… そこで理解する。 全てが無かったことになったのだと。 コスプレをしてないお仕置きでさっきのをされた訳で、それが無かったことになったから、単純にコスプレしてないことを責めてるのか。 「あ、いや、ごめん…業者が…」 「それは聞いたわよ!嘘つかないで!」 「ごめんなさい…二人の衣装こだわったら俺の分の衣装買う予算無くなりました…」 「「はぁ…」」 二人が一緒にため息をつく。 「いや!俺としてはコスプレが似合う二人にばっちり合う服着て欲しかったというか!」 「葉山君ー」 ありさが俺とのほっぺたをつねる。 あ、手袋で触れられてる♡ そしてもう片方のほっぺを千香もつねる。 やべ、二人の手袋でつねられてる♡ 「ふぁい」 興奮しながらもなんとか返事をする。 「私達は葉山君と一緒に楽しみたかったんだよ」 「そぉそぉ。なんで私達の服に使うかねぇ…」 二人は呆れたように言う。 「ほめんなはいー」 つねられて上手く出せない声で謝る。 「まったく」 二人の手がほっぺから離れる。 あぁ…残念… 「けど俺裏方の方が好きだし!あと二人の衣装考えるの楽しかったし、十分楽しんだよ!」 二人は覚えてないだろうけどほんとめちゃくちゃ二人とコスプレ楽しんだから大丈夫だよと言いたい。 「なら良いけどさぁ」 煮え切らない感じで千香が言う。 なんとも言えない空気。 多分二人は俺に対して申し訳ない気持ちもあるのだろう。 誰よりも楽しんだであろう俺に対して。 「まぁまぁ!俺のことは置いといて、折角だし宣伝がてら校内回ろうぜ!コスプレしなかった代わりに飲み物ぐらい奢るから!」 空気を変えるように言い、二人を無理やり部室の外に出す。 その後は出店を見て回る内にいつもの空気に戻った。 行く先々で男達に囲まれるのは流石に参ったが、その二人にさっきまであんなことをされていたと考えるとそれも許せた。 そして学園祭が終わった。 サークルの打ち上げは売り上げを色々計算した後でまた別日に行うと言うことで、その日は解散となる。 ありさは一ノ瀬と、千香は月島とどこかにいつの間にか消えていた。 まぁ男女友情なんて男女の恋の前には無力だな。 仕方なく帰り道が一緒の連中と雑談をしながら帰路につく。 そして部屋に着き、ノートを改めて机に出した。 『随分楽しんだみたいじゃねぇか』 あの時の乱れ様を思い出し少し恥ずかしくなる。 「ま、まぁ…あんなん初めてだったし…」 自分の性癖の一つである手袋をあんなに堪能したのは初めてだった。 『まだ、足りないだろ?』 「………」 一度知ってしまったあの快感。 もう抜け出せない気がしてくる。 『俺はお前の相棒だ。好きに使えよ』 「……あぁ…」 なんとなくモヤモヤした感情になりながら、俺はそのままシャワーも浴びずにベッドに横になってしまう。 眠りにつく寸前。 『もう戻れねぇよ』 アークの声がした気がした。 なんて言ってたんだろ。 まぁ良いや、今は寝たい… 俺はそのまま意識を手放した。

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