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ついに路銀が底をついてしまった。

冒険者ギルドに登録などもしてみたが、駆け出しのみで受けられる仕事はどれも赤字になるのが目に見えていた。

今日もその場しのぎの依頼をこなし、少しでもマシな野営地を探すロレンに一人の男が声をかけたのだった。


このままでは餓死するか、盗賊にでも身を貶すか、そして…

ロレンに話しかけた男は貴族の使いの者だった。

そいつが言うには、男の主がロレンをいたく気に入った、と。

1日言いなりになるなら給金も出すと、提示された金額は今の状況になくても非常に割の良いものであった。

変態貴族の慰み者になることを除けば、であったが…。


(背に腹は代えられねえ、か)

結局、ロレンはその話を受けることに決めた。

「ああ、よく来たね、ロレンくん」

目の前にいる貴族の男、今の雇い主が語りかける。

「話は聞いていると思うが、今日一日、君は僕の奴隷になる。

あくまで「奴隷ごっこ」だからね、なるべく体の負担になるようなことはしないと約束するよ」

「ああ、承知している」


「うん、よろしく頼むよ。

では…ロレン、そこに跪け。手は頭の後ろに、足はしっかりと開け」

穏やかな雰囲気が一変、有無を言わさぬ口調になる。

この瞬間、自分はこの男の奴隷になったのだと理解させるかのようだ。


「はい」

男に言われた通り、地面に膝をつく。

この部屋に入る前に、ロレンが身につけていた装備は没収され、今では薄いインナー一枚と与えられたボロ布を腰に巻いているだけだった。

それも肌を隠せるほどの面積はなく、おそらくはこの遊びを演出ための小道具なのであろう。

「ロレン、奴隷は主人の許可なくして一枚の布切れも身につけることは許されない、分かるな?

今身に着けているものを全て脱げ、命令だ」

はい、と答えてインナーに手をかけたロレンに、男がぴしゃりと言いつける。

「ロレン、主人の命令に答えるときは「はい、ご主人様」だ

返事のたびに自分が奴隷であること、私がお前の飼い主であることを思い出せ」

「…はい、ご主人様」

それだけ答えてロレンは躊躇なく衣服を脱ぎ捨てた。

「よろしい、お前は私の所有物なのだから、その体は一切隠さず私の目に晒すように。

奴隷はその体勢が基本となるから、私から特に言わない場合はその姿でいなさい」

「よし、それではじっくり鑑賞させてもらおうかな」

そう言って男は鞭を取り出すと、その先端でロレンの身体をなぞる。

「うん、うん…やはり素晴らしい身体だ、戦場で鍛え上げられた男の筋肉だね。

それにこれ…」

ロレンのふてぶてしい性器を鞭にのせてぐいと持ち上げる。

「もしやと思ってはいたが、素晴らしいサイズだ。

色も張りもとてもいい、よく似合っているよ」


さっそくキャラがぶれてんぞ、と思わなくもないが。

男がロレンをいたく気に入ったというのはどうやら本当のようだ。

ロレンを様々な方向から観察しては、玩具をもらった子供のようにはしゃいでいる。


「本当に素晴らしいよロレンくん…うん?」

男が目を向けたのはロレンの股間。

ほんの少し前には萎えていたロレンの性器は、いまやガチガチに勃起していた。

「ほう、ほう?

どうしたロレン、私はまだ何もしていないが?」


(ああ、その設定思い出したのか)

思わず呟きそうになるのをぐっと抑え込む。


「ロレン、お前は恥ずかしい男だな。

主人に肌を晒しただけではしたなく勃起させるとは、この変態め」

「…はい、俺は見られただけで恥知らずな勃起チンポを晒す変態奴隷です」

仕事だと割り切ったからか、機嫌を損ねても良いことはないと判断したためか、

ロレンは男の悦びそうな言葉を選び答えた。


羞恥心を煽る男の言葉にも、自分を貶める下品なセリフにも性器は萎えることはなく、むしろその硬さを増していたことに、ロレンはまだ気づいていなかった。

「いやあ、いい子を見つけましたな」

「まったくです。鍛えた男はいくらでもいるが、あの魔羅はそうそういませんよ」

「見目も良いですしな。

私はああいう粗野な男のイチモツを子供のような大きさに縮めてやるのが好きでして…

どうですこの薬、使ってみませんか」

「私は包皮を伸ばしてやるのが好みですよ。

サイズは立派なのに情けない包茎ペニスにして辱めてやるのが堪らなく…

伸ばした包皮にツマミを詰めて給仕をさせるのはどうです?」


あれから、男はしばらくロレンの肉体を堪能したあと、会食があるからとロレンにいくつかの躾を行なった。

そうして始まった会食の場、男とその友人たちはテーブルにつき、豪華な食事が並べられた。

ロレンが配置されたのは、テーブルのどの席からもしっかりとその肉体が見える位置。

頭の後ろに回した腕はそのままに、膝立ちではなく腰を落としたガニ股の状態でキープするように命令されていた。


「どれも魅力的なご提案なのですが、すいません。

彼は一日だけの契約でしてね、後に残るような事もしないとの条件で今日だけ私の奴隷になっているのですよ」

心底ホッとした。報酬が良いとはいえ、性器を改造されるほどのものではないのだ。


「かわりに余興がありますからお楽しみください。

さあロレン、皆様に余興をお見せしなさい」

先程躾けられた芸、それをこの場でやれというのだ。

(ああクソ、何も考えるな、黙って言われたことをやるだけだ)

「…はい、ご主人様。

皆様、本日はお集まりいただき、ありがとうございます。

駆け出し奴隷の拙い芸ですが、どうぞお楽しみください」


「ほほう、芸を躾けたのですな」

「ロレンくんだったかな?

いったい何を見せてくれるのかね」

男たちのギラギラとした視線が突き刺さる。

高価な服装に身を包んだ男たちの前で、自分は布一枚さえ身につけていないどころか、

今から尊厳をかなぐり捨てるような芸を披露しなければならないのだ。

それを嫌でも意識してしまい、羞恥心にジリジリと肌を灼かれるような感覚に襲われる。

「っ…はい、元傭兵の変態奴隷、自慢のデカマラを使った

無様ガニ股腰ヘコダンスです…!」

おお…!と男たちから感嘆の声が上がる。

男に躾けられた通り、ヘコヘコと腰を前後させて長大な性器を振るう。

振り上げられた性器がべちん腹筋を打ち、さながら手拍子のようだ。


「くく…いやはやこれは、無様無様」

「精悍な顔をしてやる事がチン振り芸とは、なんとも間抜けですなあ!」

「自分のイチモツを芸に使われるとは男失格ものですぞ」

口々に男たちが嘲り囃し立てる。

「ロレンが傭兵だったときは大剣を獲物にしていたようでしてね。

それなら自慢の大剣を使った芸が似合うと思いまして」


恥と屈辱で体温が上昇するのを感じるが、奴隷が勝手に芸を止めることなど許されるはずもなく。

せめて考えないようにとしても、男たちの嘲笑が自分の惨めな状況を嫌でも理解させるのだ。

そのときピクリ、と。

自身の性器に血が巡り、少しずつ芯が通っていくことにロレンは気づいてしまった。


「…ロレン、止まれ」

奴隷の痴態を主人は見逃さず、さらなる羞恥を味わわせようとするのだった。

「ロレン、どうして勃起しているんだ」

動きを止めたロレンの性器は、主人にその身を曝け出したときのように痛いほど勃起していた。

「っ…これは、腹に当たった刺激で」

「ロレン、「はい、ご主人様」だ、奴隷の身分であることを忘れるな」

「…はい、ご主人様」

「それと主人に嘘を吐いてはいけない、分かるな?」


ロレンの中に芽生えた変態性はとっくに見抜かれていたのだった。

「はい、ご主人様」

完璧に心を見透かされたこと、自分の性癖に気付かされたショックで生まれた隙から、

ロレンに奴隷根性が刷り込まれていく。

「俺は、皆様に醜態を見られて興奮しました。

恥知らずな無様芸を披露して、マゾチンポ勃起させる変態奴隷です!」

「よくできたねロレン。

きちんとマゾ性癖を自覚できた奴隷にご褒美をあげよう」

そう言ってロレンの前に器を置く。

「餌だ、ロレン。

ああ、料理人に作らせた人間用のものだからそれは心配いらないよ」

マゾ性癖に目覚めた甘い痺れに酔ったロレンには、たとえそれが本当に動物用の餌だったとしても問題はなかったのだが。

「だがこれはまだ完成していなくてね、ロレン、お前が仕上げをしなさい」

「仕上げ、ですか…」

器に盛られた料理…もとい餌は十分美味そうに見えたのだが。

「ここに射精するんだ、お前の精液をかけて食べなさい」


自分の精液を食うなど、平時ではできるはずもない。

だがロレンは今、男の奴隷なのだ。

「ロレン、できるね?」

そういってくしゃりと頭を撫でられると、ほんの少し残っていた躊躇いも吹き飛んでしまった。

「はい、ご主人様…♥」


「さあ、好きなだけ痴態を晒しなさい。

私達がロレンの恥ずかしい姿をちゃんとみていてあげるからね」

そういって男が席に戻ると、ロレンは先程までよりも激しく腰を振るった。

ガチガチに勃起した性器はより強く腹を打ち、痣でもできるのではないかと思うような音を立てている。

「ち、チンポ気持ちいいっ♥

恥ずかしいのにっ、こんな情けねえ姿見られてんのにチンポ振るの止まらねえ♥♥」


見渡せば男たちがニヤニヤと笑って自分を見ているのが目に入る。

自分を蔑む目線がたまらなく気持ちいい、見られて感じてる姿を見られて更に快楽におぼれていく。

「い、イクっ、イキますっ♥

元傭兵の変態奴隷ロレン、マゾ射精キメます♥♥♥」

射精の瞬間に腰をピタリと止め、餌皿に狙いを定める。

巨大な性器からは濁流のように濃い精液が吹き出し、与えられた餌を白く染めていった。


「よーしよし、よくできたなロレン。

待て、待てだぞ…よし、食べていいぞ!」

主人に命令されるまでもなく、四つん這いになり餌皿に顔を突っ込む。

自分の精液をぶちまけた餌にがっつく姿を晒していることに興奮し、射精したばかりの性器からは我慢汁がたらたらと溢れていた。」


「ほっほ、これでは奴隷というよりペットですな」

「いやあお恥ずかしい、ロレンがあまりに素直に堕ちてくれるものですから愛着が湧いてしまって」

「実に微笑ましいですなあ」

自分の精液をかけた餌を咀嚼する大男を囲んでいるとは思えない和やかな会話が進む。

その落差でロレンは更に興奮を高めていくのだが。


「さて皆様、食事も済みましたし腹ごなしといきましょうか!

ロレン、ご案内しなさい」



あれだけの醜態を晒したのだ、今更なにを躊躇うというのだ。

とはいえ、少し時間が空いたことでロレンの頭はわずかに冷えていた。


「心配らないよ、ロレン。

皆で遊んであげるから、いっぱい恥ずかしい思いをして、いっぱい気持ちよくなろうな」

囁かれた主人の言葉で再び脳が痺れていく。

「はい、ご主人様♥」

男たちが思い思いにロレンの身体を弄ぶ。

全身を手や舌が這い回り、その度に感度が高まっていくようだった。

抓み引っかき舌で転がされた乳首は、もっと虐めてほしいとねだるようにぷっくりと腫れている。

最初はくすぐったかった腋は、指でなぞられるだけで嘘のように快感を拾っている。

物を咥え込むことなど知らなかったアナルは、今ではロレンの性器に負けないほどの巨大なディルドを飲み込んでいる。


男たちは容赦なくロレンの性感帯を責め続けていたが、ロレンの性器だけは全く触れようとはしなかった。

根本の周りをゆっくりとなぞって焦らしては他の部位に移ってしまう。

そのもどかしさにロレンは我慢できずはしたない「おねだり」をしてしまっていた。


「ち、チンポ♥

チンポも虐めてください♥

乳首も腋もケツも気持ちいいけどそれじゃ射精できねえっ♥♥

変態奴隷のマゾチンポ扱いて射精させてください♥」

普段のロレンからは想像もつかない下品なセリフを並べ立てて懇願するも、男たちは聞き入れず、性器以外の部分をネチネチと責め立てる。


「ロレン、私の奴隷はチンポで射精させないと教えただろう?

オス失格射精できるまで止めないよ」

「でも…でもよお…♥」

快楽でグズグズの頭でなんとか射精しようと考えるが、今まで性器を扱いて射精したことしかないロレンにはどうしたものか思いつかない。


「ご主人様…射精させてくれ…♥」

敬語も使えない奴隷は叱りつけねばならないのだが、私もずいぶんこの奴隷を気に入ってしまったものだと

男はロレンにそっと囁く。


「それじゃあロレン、もっと恥ずかしい思いをしよう」

自分の痴態を説明なさい、と


「俺は、全身触られて、舐められて気持ちよくなってる♥

乳首は弄ったことねえのに♥もうちょっと触られるだけでビリビリ感じちまうっ♥

んっ♥これ♥♥乳首の先っぽ擦られんの気持ち♥♥♥」

「腋とかくすぐってえだけだと思ってたのに♥

あ♥それダメだっ♥♥腋にチンポ押し付けんな♥♥

腋でチンポ挟んで扱かれんの♥俺っ男なのに♥ ♥

マンコみてえに腋使われて感じちまうっ♥♥♥」

「ケツっ♥動かすんじゃね♥♥

こんな太ってえの挿ってんのに♥なんで気持ちいいんだよ♥♥♥

ケツ犯されて♥メスになっちまうっ♥♥♥」



「ほら、見なさい」

自らの痴態を語るのに耽溺して気づかなかったが、主人の言葉でふと我に返る。

ぐるりと男たちがロレンを取り囲んでニヤニヤと嘲笑っている。

しっかりと聞かれていたのだ。

あの下品なセリフを、恥知らずな告白を余すところなく。


「あ、ああ…」

ガッと身体が熱くなる。

意識してしまった羞恥心がロレンのマゾ性癖をこれでもかと昂ぶらせる。

「だめ、だめだっ♥

俺、男なのにっ♥♥チンポ触らずにイッちまう♥♥♥

ご主人様っ♥オス失格射精します♥♥イク、イクっっっ♥♥♥」


一度射精したことなど忘れたかのように、大量の精液が吐き出される。

「んっ♥マゾ射精、すげえいい…♥♥」

長い長い射精を終えると、ロレンはぶぽっと排泄音を立ててアナルからディルドをひり出してその場に倒れ込んだ。


「お疲れ様、ロレンくん。

とても楽しめたよ」

目を覚ますと雇い主の男にそう声をかけられた。

「あー、悪いな、運んでくれたのかあんた」

「少し無理をさせてしまったようだからね、無理せずゆっくり休んでから帰ったらいいよ」


男は最初に会ったときのように穏やかな雰囲気に戻っており、どうやら「奴隷ごっこ」は終わったようだった。

それから契約通りの金額を受け取り、なんとか首の皮がつながったロレンはその後ラピスと出会い、冒険者として活動していくのだが…


今回の件はどうにも影響が大きかったらしい。

たまに、ロレンはふらっと宿から居なくなるようになった。

ロレンが拠点とする街には、男たちに自分の無様な痴態を晒して快楽を貪る変態マゾの大男が現れる…という噂が流れるようになったとか。

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Comments

vinnino

私はこれが大好きです。私はこれが大好きです。ローレンの次の話を待っています。本当にありがとうございました。ロレンの次の話を待っています。本当にありがとうございました。

tanzer

ストーリーもイラストも物凄くエロかったです!!本人も知らぬうちにマゾ堕ちしてるシチュほんとシコでした…!!