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認知心理学において、人が一度に記憶できる数をマジカルナンバーというそうですが、 その数は7(人によりプラマイ2)だそうです。 それでいくと、自分が一度に認識できるのはどうやら5つで、それを超えると「なんかいっぱい」になってしまう。 幼少期に戦隊モノを見すぎたせいかしら・・・ それはおいておいて、この数字ってストレス管理上結構重要で、例えば机上に転がってるモノの数が5つを超えていると、自分の場合無意識にそのスペースを見ないようになります。 「ごちゃごちゃいっぱい」となる。 ごちゃごちゃいっぱいって感じてる時は結構ストレスになってます。 昔、鬼束ちひろさんが作曲する時、「目の前にモノがあるとワーッとなってダメ」という発言をどこかの記事で読んだんですが、多分絵も音楽も作る人は頭の中が色んな情報で常にグルグルしている中、それを整理して化学反応起こしてシンプルな形にアウトプットするので、現実の目の前が散らかってるともうそれだけで処理がオーバーフローするんじゃないかと思ってます。 作るのって、シンプルに浮かんだものをポンと出すんじゃなくて、頭の中のネタ箱は常にひっくり返した状態だから、リアルが散らかってるとそれだけで疲弊して、ハングリー精神も無くなっちゃう。 以前の部屋はモノが多くて、机もかなり散らかってました。 でもその分逃げるようにモニターに向かうように・・・あれ?逆に散らかってる方が集中できる? いやいや、隣家の騒音もあったとはいえ、結局ファミレスに逃げていた(いつもスッキリしている場所に行ってた)ので散らかってるのはいい事一つもないです。ホントに。 ちなみに散らかってるとホコリだらけになりますが、ホコリには水分が吸着し、フィギュアとか塗装面をジワジワ侵しちゃうとか。 小説家とか作家が温泉宿に長逗留、ホテルに缶詰って、気分転換や温泉療養とかもあるでしょうけど、正直80パーセント部屋の汚さが問題なんだろうなと思います。 テスト期間中になんとなく自室掃除しちゃうのは、頭に溜め込んだ情報の多さ+部屋のモノの多さが視覚情報として自分の脳内でオーバーフロー起こした結果、ストレスを軽減しようとする行為に思えます。 視覚的情報量の多さでは、最近ではSNSもそうです。 玉石混合の情報が常に大量に更新されるので、それを全部受け止めていたらすぐに脳の許容量も時間も失っちゃう。 自分の視覚的脳キャパを時間をかけて認識して、自分の苦にならない対策を立てる。 こういった情報をいくら多くとっても身体的に具体的な病気になりませんが、精神的には病気になりかけてる、疲れてる人が今大半で、例えばこれら情報を砂糖・塩に置き換えると1発で細胞が生活習慣病になる量で病院行きです。 今の世の中は脳に入れる情報も自分で制限しないといけない。 個人的に頭の中は、本とか信頼できる一次情報の雑学で常にごちゃついてていいと思うんです。 頭の中までシンプルにしちゃうのはただのバカちんだと思うので・・・ でもなんかこう部屋に居て気分ダルいなーと言う時は、思いきってスマホ切って、視界からモノ隠して見て、なんかラクになる感じがしたら、それは多分自分の中のモノの数量的許容量がオーバーフローしてるのが原因なのかも。 特にスマホ・PC類はコードがぐちゃぐちゃになるので更に視覚的に情報量が増える。 特にキャラクターが好きだと、どんどん関連アイテムが増えます。 この趣味は同時に片付けのスキルを伸ばすのが(なんでもかんでも捨てることはなく、収納を工夫して視界から情報を制限する事が)他よりも必要なジャンルだと思うので、 もし今慢性的に疲れていたら、自分が普段摂取している「視覚的情報量の多さ」を意識して把握して、一度に見て疲れない数を把握してみると、生活のラクさがちょっと変わってくるかもです。 片付に必要なのは実際の判断の経験値に尽きるので、ちょっとづつやるのがオススメです。 好きで買って積もったものをすぐに捨てられる・・・そう思いながら実家に送って自室を倉庫みたいにしてません? すぐに捨てられるという思い込みは、一夜漬けで東大に受かろうとするくらい、危険!←自分もまだまだ修行中

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