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こういうの書くのはどうしようかと思ったんですが、母親が癌になりました。


元々免疫系の病気をもっており、父親も基礎疾患をもっていて、武漢肺炎はうちの両親にとっては致命傷の天敵とも言えるウィルスだったんですが、更に追撃をかけるような形になりました。


去年はバイクを買って実家にも頻繁に顔を出そうと思っていた矢先、このウィルスが始まってステイホームを1年していました。


電子楽器を買ったのはステイホーム対策。

側から見てるとへたっぴな音楽垂れ流すマシーンと化してましたけど、これのおかげで家でだいぶ凌ぐ事ができた。


自分が極力外出しないようにしているのは、両親のところにウィルスを持ち込むリスクを少しでも断ちたいから。


武漢肺炎が始まった時に覚悟はしていたんですが、一向にウィルスが収束する気配がなく、もはや水没するかのように周囲で続々と感染が広がり、最近では変異種も国内に入ってきて、ここに来て母親の癌発覚。


今、武漢肺炎のおかげで入院中の見舞いにもいけません。

最近は院内感染クラスターや、変異種ウィルスなどのリスクが上がっていて、

両親共にウィルスにかかったら多分1発アウト、今の状況ではもしそうなったら面会すら出来ずに終わってしまうかもしれない。


両親にとっては治療するために行く病院が既にリスクという状況。


そしてもし今この瞬間武漢肺炎を消す魔法の薬ができたとしても、母親の癌が消えるわけではない。


年明け早々なのに心配事のダブルパンチでだいぶグロッキーだったんですけど、母親の癌も早期発見出来、うまく行けば重症化するものではなく、自分自身も癌の家系で、いずれ我が身にも癌が起こるというのが分かって、いろんな意味で自分も負けちゃイカンと感じてます。


37年生きてて、確実に色々残された時間が無くなってると感じます。

私生活の面もそうだし、仕事の面でもそう。


この先10年、自分が47歳になった時に、親の介護をしているか、親を亡くしているか、それとも自分含めて武漢肺炎で一家全滅しているか分からないですけど、病気の体を引きずっても親失くしても自分が死ぬまで生きていかないといけないので、カネになるものなら何でもやっていく所存。

生きなければいけない。


自分は頭の中が夢みがちのお花畑のところがあるので、40歳くらいで作ってるものが1つくらい軌道に乗って収益化、親との別れはあと20年後くらいで、親は90歳まで生きて老衰で苦しまずにある日ぽっくり行って、大往生だったねと言うのを勝手に想像してたんですけど、現実は厳しいです。


既に代表作があって、印税なりが入ってくる人はもしかしたら家を買ったりできるかもしれないけど、仕事はしていても自分由来のものが何もない自分はロイヤリティが全くないので、多分このまま行くと、親に結婚報告も子供も見せられないまま今生の別れになりそうなので、最近はヘビーさが増してます。

結婚は・・まぁしたくてできるってもんでもないスから・・


娯楽業って好きでやってるんでしょって思われがちですけど、仕事自体は普通の職業となんら変わらないし、楽しそうに華やかに見えるのは商品なり作ったものが出る時であって、それまではもう本当に色々とね・・・家作りと同じ。完成した家は立派だけど、土台打って骨組み組んでる時の地味さとしんどさは娯楽業もおんなじ。


武漢肺炎のおかげで今後20年かけて緩やかに来るはずだったものが、数年に凝縮されて身に降りかかってる気分です。


今まで以上に作るものをこれからは巻きを上げていこうと思いますが、ちょっと両親関連の手伝いで出るが多くなるかもしれないので、今年は新しい事に慣れる一年になりそうです。

Comments

Anonymous

お見舞い申し上げます。 それぞれの“持ち時間”は誰にも分からないから、せめてウイルスごときに自分の生き方を変えられてなるものかと目の前の出来ることをこなしていく毎日です。

rondobell

ありがとうございます、分かります。 自分も親の病気+終わりが見えないウィルスの2重状況になって色々思いました。 悩むだけで行動しないのと、悩みを置いといて行動するのとで同じ長さの時間を過ごすなら、行動して時間を使うようにしようと思う次第です。 お互い頑張りましょう!