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隔離環境施設の「島」 島はあまりに広大で、どこまでも続く巨大なドームの中で植物が生い茂り、動物や試験体の少女たちが暮らしている。 天井から挿し込む光も、本当に空から降り注ぐ太陽の光なのか、どこまでも続くLEDなのか、 この隔離環境施設が地上にあるのか、地下にあるのかも定かではない。 温暖な島の中では雨が頻繁に降る。 試験体少女のナパ。 程よく引き締まった腹筋とふとももがアクティブな大人っぽいカラダだが、髪型が現す通り内面は幼い。 島の中ではそこかしこに不思議な果実が実る茂みがある。 試験体少女たちは、住処としている地域に実る果物からミネラルや不思議な成分を摂取する。 常時茂みにはむしり取れない程の量がなっているので、保存するなどの知恵が試験体たちには無いが、幾つかむしり取ってきてほっぽっといたものがドライフルーツになり、試しに食べてみて思わぬ濃厚で独特な美味しさにクセになってしまう者も居る。 ナパもその1人で、普段は果物をおなかいっぱい食べて、ドライフルーツ用に見つけた、数日に一度なる小さな実をねぐらに持ち帰り、ひょいと投げて干し置き、数日後濃厚な甘みになったそれを口に含んで、日頃動きまわって気だるいカラダを寝床でゴロゴロさせながら、唾液と一緒にクチュクチュするのが好き。 この小さな実は干す事で果肉が変質し、種から成分が溶け出て、ウズウズとした興奮を少女にもたらすため、食べた後にやってくる火照りを1人鎮めるまで含めて数日に一回の休息日の愉しみにしているらしい♥

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