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東風谷早苗は、この幻想郷で起こる様々な事件に首を突っ込み、解決してきた巫女である。 その実力は折り紙付きで、数々の異変を解決した功績から、博麗の巫女に次ぐ実力者として名を知られている。 そんな彼女が今、最も興味を示しているものが、実はもう一つあった。 それは、女性同士の性闘。所謂レズバトルというものである。 早苗がこの事実を知ったのは、つい最近のことであった。 いつものように妖怪退治を終え、神社へ帰ってきたとき、偶然見つけてしまったのだ。 幻想郷の実力者たちの、濃厚な性闘を。 早苗は、そのあまりにも刺激的な光景を見て、すっかり発情してしまった。 それ以来、彼女は自らの欲望を抑えきれなくなり、自ら進んでこのような行為をするようになったのである。 ……… 薄暗い畳の部屋の中で、二人の少女が対峙し睨み合っていた。 一人は東風谷早苗であり、もう一人は紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。 「今日は来てくれてありがとうございます。咲夜さんと闘えるなんて、光栄です」 早苗は笑みを浮かべながら言った。それに対して、咲夜は無表情のまま答える。 「……こちらこそ、願ってもないことですわ」 その言葉とは裏腹に、二人の間に流れる空気は非常に張り詰めていた。お互い、相手の一挙手一投足を見逃さぬよう、神経を集中させているのが分かる。 「ふふ……そんなに緊張しないでくださいよ。すぐに気持ちよくしてあげますから……」 「緊張しているのは貴女の方じゃなくて? 震えているように見えるけど?」 「あはは、バレましたか? でも、それも仕方ないことですよ。だって……こんなに綺麗な人を好きなだけ犯せるんですから」 「あら、お世辞まで言えるようになったとは驚きね。随分と成長したじゃない」 咲夜は余裕たっぷりといった様子で答えた。その表情には微塵も動揺の色が見られない。一方の早苗は、興奮を隠しきれない様子であった。 (ああ……早くこのすました女をめちゃくちゃにしたい……!) 早苗の頭の中は既にそれで一杯になっていた。それほどまでに、目の前の女のことを求めていたのだ。 「……こないならこっちから行くわよ」 痺れを切らしたのか、先に動いたのは咲夜だった。 早苗の乳房をめがけて手を伸ばすと、それを鷲掴みにした。そのまま乱暴に揉み始める。 「っ……!?」 突然のことに驚いたものの、早苗はすぐに冷静さを取り戻す。 「ふふ……おっぱい揉みたいんですか? 良いですよ、好きなだけ揉んでください」 腕を上げ、胸を張るような体勢を取る早苗。それを見た咲夜はニヤリと笑みを浮かべると、早苗の上着をはだけさせ、ブラジャー越しに胸を揉んだ。 「んっ……はっ……あ……」 早苗の口から甘い吐息が漏れる。その様子を見た咲夜の嗜虐心が煽られたようだった。 今度は直接乳首に触れようと、ブラの中に手を滑り込ませる。そして、固く尖った先端を指で摘まみ上げた。 「んあッ!?」 早苗の口から甲高い声が上がり、ビクンと身体が跳ねる。 「あらあら、どうしたのかしら? もう感じちゃったのかしら?」 咲夜は意地悪そうな笑みを浮かべつつ、執拗に乳首を攻め立てる。 指先で転がしたり、引っ張ったり、押し込んだりと様々な方法で責め立てた。 その度に早苗の身体がビクビクと痙攣する。 「あっ!? んんんっ!??」 一際大きな声を上げる早苗。どうやら軽く絶頂してしまったらしい。 (嘘……触られただけで……こんな……) その様子を見た咲夜は満足げな表情を浮かべる。 「はぁ……はぁ……ふぅー……」 呼吸を整えようとする早苗だったが、咲夜は早苗に休む暇を与えない。 早苗の大きな乳房を隠したブラをめくり上げ、ぷっくり膨れた乳首に吸い付いたのだ。 「ひゃうんっ!!??」 執拗に襲ってくる快感に、早苗は思わず悲鳴を上げてしまう。 しかし、そんなことはお構いなしとばかりに、咲夜は舌で舐め回し、歯を立て、唇で吸い上げていく。 「んむっ、ちゅぱっ! れろれろっ……じゅぷっ! ちゅうううっ!」 「あんっ!? やっ! ……ちょっ、待って……!」 わざといやらしい音を立てながら行われる愛撫によって、早苗は完全に翻弄されていた。 さらに追い打ちをかけるように、もう片方の胸にも手が伸ばされる。 そちらも先程と同じように激しく責められると、もう堪らないといった様子で身悶えしていた。 「くっ! このぉ……しつこいんですよッ!!」 いよいよ耐えきれなくなったのか、早苗は咲夜を強引に突き飛ばしてしまう。 「きゃっ!?」 突き飛ばされた咲夜はバランスを崩し尻餅をつく形になる。 早苗はその隙を逃さず、素早く覆い被さるように馬乗りになった。 「今度は、こっちの番です……覚悟してください」 「あら、怖いわね。お手柔らかにお願いしたいわ」 咲夜は余裕たっぷりの表情を見せると両手を広げてみせた。完全に無防備である。 やれるものならやってみろ。そう言わんばかりの態度であった。 (やってやりますよ……!) その態度に苛立ちを感じた早苗は、咲夜の胸元に手を伸ばすと、力任せに服を引きちぎった。 ぶちぶちと布が千切れ飛ぶ音が響き渡り、豊満な胸がぶるんと揺れながら露出した。 露わとなった咲夜の突起を口に含み、強く吸う。同時に片方の手でもう一方の胸を掴み上げるようにして揉みしだいた。 「んっ!? ……乱暴ね、もっと優しくできないの?」 そう言いながらも、咲夜はどこか嬉しそうだった。 そんな彼女の態度を見て、早苗はますます苛立つと同時に興奮を高めていった。 「うるさいですね……黙って感じててください」 そう言うと、再び胸にしゃぶりつく。今度は舌を使って丁寧に舐めたり甘噛みしたりを繰り返した。 その間も手は休めることなく動かし続けている、絶えず快感を与えようとしているのだ。 「あ……はぁ……んんっ……」 次第に甘い吐息を漏らし始める咲夜。その様子を見た早苗はさらにペースを上げていく。 「ふふ、どうしたんですか? 随分気持ち良さそうですね」 「別に……こんな下手な愛撫、どうってことないわよ」 強がってみせる咲夜だったが、その顔は赤く染まっており明らかに感じていることが分かる。 そんな様子を見て調子に乗った早苗は、更に激しく責め立てることにした。 「んあぁ~……れろれろれろっ! ぴちゃぴちゃっ! れろれろっ! れろっ!」 蛇のように長い自慢の舌を見せつけながら、ひたすら乳首を舐め回す早苗。 それはまるで、本物の蛇が人間の女を愛撫しているかのようだった。 舌先を尖らせつつ小刻みに動かすことで刺激を加えている。 その動きに合わせて咲夜の乳房がぷるぷると震える様はなんとも淫靡なものを感じさせる光景であった。 「んッ……くっ……ふぅっ……ふぅっ……!」 咲夜は必死に声を押し殺そうとしているようだが、それでも漏れてしまっているのが分かる。 それほどまでに感じてしまっていたのだろう。 (そろそろですね……イかせてあげますよ、咲夜さんっ!) 咲夜が絶頂寸前であることを確信した早苗はラストスパートをかける。 「れろれろれろぉっ!! れろれろれろれろれろッ! ぢゅるるるぅぅっっ!!!!」 先程まで以上に舐める速度をあげる。 下品な音をたてながら思いっきり吸い上げると同時に親指と人差し指で挟み込み思い切り捻り上げる。 その瞬間―― 「――ッ!?!?!?!?」 咲夜は、声にならない悲鳴を上げると共に身体を仰け反らせると、そのままビクビクと痙攣し絶頂を迎えた。 「はぁーっ……はぁーっ……!」 咲夜は荒い呼吸を繰り返しており、相当深く絶頂してしまったようだ。 その様子を満足げに見下していた早苗であったが、すぐに我に帰ると慌てて謝罪の言葉を口にした。 「す……すみません、やりすぎました……よね?」 恐る恐る尋ねる早苗に対して咲夜は首を横に振ると微笑んだ。 「いいえ、気にしないでいいわ。でも、乱暴なのはこれっきりよ」 「ごめんなさい……服も、弁償します……」 「気にしないでいいって言ったでしょう? それより、ほら……」 そう言って咲夜は早苗に、体の向きを変えるよう手で促す。 「お互い、小手調べは終わりにしましょう、次は……我慢比べの時間よ」 その言葉を聞いた瞬間、早苗の表情が変わる。 先ほどまでとは打って変わって真剣な表情になり、獲物を狙う蛇の目つきになっていた。 「良い顔ね、楽しめそうだわ」 それを見た咲夜もまた不敵な笑みを浮かべた。 二人は畳の上で向かい合うような体勢になると、互いの胸にしゃぶりついた。 「ちゅっ! ちゅぱっ! あむっ!」 「んっ……! ちゅぷっ! ちゅぱっ!」 互いに相手の乳首を口に含み、舌で転がすように舐め回していく。 (うぅ……! やっぱり咲夜さんは凄い……気を抜くとすぐイっちゃいそう……) (思ってたよりも手ごわいわね、早苗……一瞬でも油断できないわ) 二人は心の中でそんなことを考えていたが、決して相手に悟られないように平静を装う。 「はぁ……はぁ……咲夜さんのおっぱい、綺麗ですね。羨ましいです」 「ふぅ……ふふっ、ありがとう。貴女こそ大きくて張りがあって素晴らしいわよ」 余裕を見せつけるためにお互いに相手を褒め合う二人だが、内心ではかなり焦っていた。 ((はやくイかせないと負ける……!!)) 相手より先に果てることを恐れた両者はより一層激しく攻め立てる。 「ちゅううっ!! じゅぽっ! じゅぞぞぉおおぉぉおっ!!!」 早苗は激しく音を立てながら吸い付き、歯を立てて噛みつくように責め立てる。 「んぐっ!? くぅっ!? ふああぁぁあっ!?!?」 あまりの快感に思わず口を離し、声が出てしまう咲夜だったがなんとか耐えることに成功する。 「このっ……! あむッ! れろれろれろっ! じゅるるるぅううぅぅっっ!!!」 今度は咲夜が反撃に出た。 早苗のぶら下がった胸の先端を唇で挟むようにして咥えると、舌を伸ばして先端を舐め回し激しく吸い付く。 「ひぅっ!? あッ!!! いやぁあッッ!!?!」 強烈な快感に耐えられずたまらず口を離してしまう早苗だが、すぐさま負けじとやり返す。 「負けない……負けないッ!!! ぢゅるるっ! ぢゅぱッ!! れろれろ!!」 「勝つのは私よ!!! れろれろれろっ! ぴちゃぴちゃっ!」 二人の激しい乳首の舐り合いはしばらく続いたが徐々に均衡が崩れ始めた。

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