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心優しい戦士アレクサンドルは、村を苦しめていた恐ろしい竜を討ち果たした。

凱旋した彼を村人たちは彼を英雄として迎え、感謝と歓迎の声が溢れた。

「アレクサンドル様、ありがとう!」「私たちの村を救ってくださった!」

若く精強なアレクサンドルは一見すると威圧感のある巨漢だったが、その人柄は礼儀正しく正義感に溢れ、英雄と呼ばれるにふさわしい好青年だった。

「村のみんな、これでもう安心だ!これからは俺も村の復興に尽力しよう!」

アレクサンドルは村で頼りにされ、様々な決め事を任される重要人物になった。

「酒場での賭け事は禁ずるべきだ。身を持ち崩すものが何人も出ている。」

彼の裁定は常に、村をより栄えさせるための正しい選択だった。

だが日々が過ぎるにつれ、彼の正しさは村人たちの心に不満をもたらすようになった。

しかし彼の強さを恐れ、それを直接彼に口にするものはいなかった。


村の男たちは夜な夜な、彼への不満で酒を飲むようになっていた。

「アレクサンドルのやり方は厳しすぎる!」

「彼が仕切りだす前のほうが、村は自由でのどかだった…。」

「彼が竜を倒したのは確かだが、支配者が代わっただけだ!」

彼への不満は不信へと変わり、彼らの中でアレクサンドルは悪に仕立て上げられていった。


そしてある夜、ついに彼らは行動を起こした。

アレクサンドルを無力化するために、精巧な魔法の罠を仕掛けたのだ。

彼らは彼を宴に招待し、魔法陣へと誘い込んだ。

アレクサンドルは何も疑わずに招待を受け入れ、その罠に足を踏み入れた。

突然、彼の体が急速に縮小し始めた。

「何だこれは!?」

彼の驚きと恐怖の叫び声も次第に小さくなり、彼の姿は瞬く間に無力な小人になってしまった。


村の男たちがアレクサンドルを酒場のテーブルの上に置き、取り囲んだ。

アレクサンドルにとって、テーブルの上はまるで広大な荒野のようだった。

巨大なジョッキや皿がそびえ立ち、村人たちの声が雷鳴のように響いた。

彼は逃げようとしたが、その小さな足では到底間に合わなかった。

「足おっせぇ~」

「大英雄アレクサンドル様が逃げるぞ!」

一人の村人が大きな指で彼を押し倒した。


村人たちは彼を弄び、笑い声を上げた。

「お前がどれだけ強くても、今の姿じゃ何もできないだろう?」

「あんたなんか、もう怖くもなんともない。」

「大人しく剣だけ振るっていればよかったのだ。」

アレクサンドルは屈辱に耐えながら必死に抗ったが、彼の小さな体ではどうすることもできなかった。

「な…何故こんなことをするんだ…!」

アレクサンドルは痛みと屈辱に震えながら問いかけたが、答えは返ってこなかった。

「まあそう言わず、酒でも飲めよ。」

男たちは彼を指で弾き飛ばし、酒のグラスに落とした。

「どうですか英雄様?安酒ですが、お味はいかがです?」

アレクサンドルは溺れそうになりながら、必死に水面に顔を出すその姿に、村人たちは大笑いしていた。


男たちも酒がまわり、狂宴はエスカレートしていく。

一人の男が言った。

「村の女達はお前に夢中で、俺達には目もくれねえ…。」

「おうそうだ!娼婦でさえそっけなくなりやがった!」

「この英雄様にはその責任をとってもらわねえとな。」


男の一人がズボンを下ろし、股間をあらわにした。

「竜殺しの英雄様に、俺達の竜も面倒みてもらおうぜ?」

アレクサンドルから見たその陰茎は、まさしく巨大な竜だった。

「いいねぇ。今夜はアレクサンドル様に楽しませてもらおうぜぇ。」

男たちは笑いながら次々にズボンを下ろし、いきり立つ肉棒を英雄に押し付けた。

「や…やめろぉ…」

アレクサンドルは反抗しようとしたが、非力な彼にはどうしようもなかった。


「あんたが殺した竜とどっちが手強いかな?」

何匹もの竜が怒張しアレクサンドルにまとわりつき、ぬめる液体で濡らした。

アレクサンドルの心には憤慨と絶望が渦巻いたが、その小さな体ではどうすることもできなかった。

彼にとっての世界は、もはや巨大でどうしようもないものとなり、英雄の誇りは完全に打ち砕かれたのだった。



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