まちあわせ あとがき (Pixiv Fanbox)
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昨日youtubeに投稿したCGアニメ「まちあわせ」はお楽しみいただけたでしょうか。
今回は初の街ものということで、絵的にゴージャスな作品になったと思っています。
今回の作品で一番感じたことは、音の重要性です。
足音と振動をつけた段階で、一気に臨場感が高まり、作品のクオリティがあがったのを感じました。
また、今回からはeeveeレンダーという新しく軽い出力方式を採用しています。従来のレンダーの20倍ほどの速度で書き出しができているため、以前よりも長尺の動画を、より高いフレームレートで、高い解像度で出力することに成功しました。
今回の動画は背景のビル群などもあったことで、従来のレンダー方式でやっていたらおそらく未だに半分も出力できていなかったことでしょう。
細部の光の処理などが微妙に低品質になってはいますが、出力時間的にも現実的なラインで最大限のクオリティを発揮できたと思っています。
しかし、制作の段階で出力の事を考えて気をつければさらに高クオリティな仕上がりになりそうだと思ったので、次回に向けた課題にしていきたいと思っています。
今回最も勉強になったのは、物理演算をふんだんに活用できたという点です。衣服の処理や性器の揺れなど、あらゆる点に活用することができました。この機能はまだまだ可能性が広がっている部分なので、次回以降はもっと効果的に使えればと思っています。
そして、ここまで満足行く形に仕上げられたのは、なんといってもモデルの完成度が満足行くものだったからということが大きいです。良い素材が用意できたからこそ、料理にも精一杯力を入れることができたと思います。
次回以降もモデルの完成度には一層の気を配り、最高のキャラクターを登場させたいと思います。
さて、次回次回と言っていますが、予定としては縮小モノを制作するつもりです。
今回の目玉の一つとして、個人的には靴の描写が光っていたと思っています。
この靴をメインに据えた新しい縮小モノを制作したいと考えています。
実はこの靴は内部までしっかり作り込まれており、この制作過程で汚れ物の無機物を3Dで作る面白さを学びました。
これまでの3D動画では足や靴に関するフェチズムを取り入れることがあまりできなかったので、その点を表現することをテーマにしていきたいと思います。足回りに興味がない人にはすみません。
今後も性欲に素直に作品を作っていきたいと思っているので、どうぞよろしくおねがいします。