<女体化>日替わり男女②~今日は女、明日は男~ (Pixiv Fanbox)
Content
「え…」
妹の加奈子が、兄の悲鳴を聞いて部屋に踏み込むとー
そこには、再び女体化した兄の博也がいた。
「---あ……な、、なんか、また女になっちゃった」
博也が苦笑いしながら言う。
おととい、
朝起きたら突然「女」になってしまっていた博也。
しかし、昨日、目が覚めると元の「男」に戻っていた。
原因は分からないけれど、
とりあえず元に戻れてよかった!なんて
甘く見ていたらこのざまだ。
男⇒女⇒男⇒女と
忙しく性別が変わっているー。
「---ぷっ」
加奈子が笑った。
「--ねぇねぇ~!お母さんお父さん~!
お兄ちゃんがまた女装してる~!」
加奈子が1階に向かいながら叫ぶ。
「…って、こらー!女装じゃない!」
博也が慌てて叫びながら走るー
髪の毛がふわふわして
首筋に当たるー
「くそっ!邪魔くさいなぁ!」
髪を振り払う博也ー
いっそのこと、ばっさり髪を切って
短髪にしてしまおうか、などとも思うー
「---」
「---」
母親と父親が唖然としている。
「おまっ…昨日は元に戻ってたのに」
父親が驚いて言う。
「いったい、どうしちゃったの?」
母親が言う。
「お、、俺が聞きたいよ」
可愛い声で叫ぶ博也。
「--くっそ~…こんなことになるなんて」
博也は髪を掻きむしりながら困惑するー
これじゃあ、学校に行くこともできない。
大体、どうしてこんな目にー
「--あいりちゃんのみるく、
妹と僕の熱々な一夜
僕とかえでちゃんの濃厚接触ー
エッチなゲームばかりやってたから
お兄ちゃん、変になっちゃったんじゃないの~?」
妹の加奈子が両親の前でわざとらしくHなゲームの
タイトルを言いながらにこにこ笑うー
「こらっ!偏見はやめろ!」
博也が叫ぶ。
”あいりちゃんのみるく”というゲームの内容を
頭で思い出してしまって鼻血を噴き出す博也ー
「あぁぁぁ…」
博也は身体を落ち着かない様子で触るー
男子高校生の博也にとって
も思うー 「---」 「---」 母親と父親が唖然としている。 「おまっ…昨日は元に戻ってたのに」 父親が驚いて言う。 「いったい、どうしちゃったの?」 母親が言う。 「お、、俺が聞きたいよ」 可愛い声で叫ぶ博也。 「--くっそ~…こんなことになるなんて」 博也は髪を掻きむしりながら困惑するー これじゃあ、学校に行くこともできない。 大体、どうしてこんな目にー 「--あいりちゃんのみるく、 妹と僕の熱々な一夜 僕とかえでちゃんの濃厚接触ー エッチなゲームばかりやってたから お兄ちゃん、変になっちゃったんじゃないの~?」 妹の加奈子が両親の前でわざとらしくHなゲームの タイトルを言いながらにこにこ笑うー 「こらっ!偏見はやめろ!」 博也が叫ぶ。 ”あいりちゃんのみるく”というゲームの内容を 頭で思い出してしまって鼻血を噴き出す博也ー 「あぁぁぁ…」 博也は身体を落ち着かない様子で触るー 男子高校生の博也にとって 興奮すると、アソコが大きくなるのが、当たり前のことだった。
元気な息子が、元気いっぱい大きくなるのだ。
だが、女体化してしまっている博也にはー
息子がいないー
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」
なんとも言えない女体での興奮に違和感を感じて
戸惑う博也ー
興奮しても、息子がいない!
これが、育ててきた息子が、
家から巣立っていく母親の気分か!などと
叫びながら博也は顔を一人、赤くしているー
「---…なに、叫んでんの?」
加奈子が唖然とした様子で言う。
「あ、いや」
博也は苦笑いしながら答えた。
「---とにかく」
父親が言う。
”知り合いに開業医がいる”と言っていた父は、
その開業医と話をつけてくれたようだ。
女体化した博也のことを見てくれるのだという。
「--今日はちょうど仕事、休みだから
連れて行ってやろう」
父の言葉に、博也は頷いた。
この身体でエロゲーを遊んで
実演してみるのも一興だが、
やっぱり女体化した状態は色々不便だし、
困ってしまう。
父と一緒に、父の知り合いの開業医のところに向かう。
そして、裏口から通してもらい、
診察が始まったー。
「--なるほど」
開業医のDr桑原がうなづいた。
「--お、、俺が女の子になっちゃった原因、わかるんですか!?」
博也が叫ぶ。
「あぁ。いくつかの仮説がある」
そう言うと、Dr桑原は立ち上がった。
「きみは、3日前までは男の子、そしておとといは女の子、
そして昨日はまた男の子に戻って、今日はまた女の子…
そう言ったね?」
Dr桑原が歩きながら言う。
「はい、そうです」
博也が答える。
博也の後ろに立っている父親も、頷く。
「--考えられることは、いくつかある」
Dr桑原が真剣な表情で博也たちを見つめると、続けた。
「ひとつは、解離性同一性障害
いわゆる、二重人格とか多重人格というやつだ。
君は、元々女の子で、日によって
男の人格と女の人格が交代している説」
ふむふむ、と一瞬頷きかけたが、博也は叫んだ。
「って、ちがーうう!!!!
精神的な問題じゃなくて、身体が変化してるんだよ!」
博也が叫ぶと
Dr桑原はニコニコしながら頷いた。
「あるいはー性同一性障害…のような…
そうだな、君は身体は女の子だが、
心は男の子なのかもしれない」
Dr桑原の言葉に、
博也は「ちがーーーーーーう!」と大声で叫ぶ。
「--いや、桑原」
父親が口を挟む。
「博也は元々男だ。
それが今はこんな姿になってしまっている。
どこからどう見ても女の子に、な」
Dr桑原と知り合いの父がそう言うと、
「なるほど。男の娘ってやつだな」とDr桑原が笑う。
「ちがーーーーーーーーーーーーう!!!!!」
博也は女の子の声で大声を出す。
「---いや、女装じゃなくて、ほら!」
博也はズボンを脱いで、
下着を脱いでーー
見せた。
ないーーー
「おい!博也!今、お前は女の子なんだから、そういうことは!」
父親が顔を赤らめながら言う。
「あ、、いや、うん。つい…」
博也が顔を赤らめて慌ててズボンをはくー。
「--ゴホン」
Dr桑原も顔を少し赤らめながら呟いた。
「じゃあ、あれだ。
君は、生まれた時から女の子だったー。
でも、君も、家族も
君のことを男の子だと思い込んでいたー
違うかね?」
Dr桑原が鋭い目つきで言う。
「全然ちげーよ!」
博也が叫ぶと、
背後に立っていた父親が真剣な表情で言った。
「---そうかもしれないな」
とー。
はぁ!?!?!?
博也は思わず突っ込みを入れたー
父は、物事をすぐに信じてしまう癖があり、
人類滅亡の予言の日になるたびに
震えながらこたつにもぐっているほど、
すぐに人の言うことを信じてしまうー。
「もう、いいです」
博也は落ち込んだ様子でそう答えたー。
帰宅した博也ー
「とりあえず…女の子として
生きていくしかなさそうだな…」
父が言う。
「そんなぁ…」
博也は、うなだれるー。
「-じゃあさ、お兄ちゃん!
博也って名前のままじゃ、違和感ありまくりだからさ、
女の子の時の名前を決めようよ!」
妹の加奈子が嬉しそうに言う。
「--加奈子~~~~!
なんでお前そんな楽しそうなんだ!」
女の子の声で叫ぶ博也。
「う~ん、
お兄ちゃんの名前から考えると
博美かな~?
あ、でもあえて、桃香ちゃんとかどう~?」
とても楽しそうな加奈子。
「お兄ちゃんに選ばせてあげる~!
博美と桃香、どっちがいい~?」
加奈子が言う。
「男に戻れたら、お仕置きしてやるからな~!」
博也が怒りをこらえながら叫ぶ。
博美なら、漢字はともかく
男でも「ひろみ」という名前は、いるし、
自分の名前の面影もあるー
「仕方ねぇなぁ…博美なら…」
博也が頭をかきながら言うと、
加奈子はにっこりと笑った。
「うん!よろしくね!桃香おねえちゃん!」
「うんうん!って、おお~~~い!」
博也は叫んだ。
なんで選んでないほうの名前にされなきゃいけないのか。
なんでお姉ちゃん呼びなのか。
「あ、そうだ!女の子になったんだから
そんな男っぽい格好じゃ似合わないよ~」
加奈子がにこにこしながら言う。
「そうね」
母も笑っている。
”こいつらー!”
博也は内心で叫んだ。
加奈子が「おに、、じゃない、お姉ちゃん!来て!」
と、自分の部屋に博也を呼ぶー
そしてー
「--ふふふ、似合ってるよ~☆!」
加奈子に無理やり着せられた服はーー
ロリっぽいフリフリした衣装だったー
「な、、、なんで…こんな格好を、、俺が」
博也が顔を赤くしながら震える。
「だって~!わたしの使ってない服、
それしかないんだもん!
あ、そうだ!明日、一緒にお姉ちゃんの服、
買いに行こ~よ!」
明日は土曜日ー
加奈子がにこにこしながら言う。
「くっそ~…覚えてろよ!」
博也はそう呟きながら自分の部屋に向かい、
そのまま不貞寝してしまったー
・・・・・・・・・・・
翌日ーーー
博也は、起きて洗面所に行き、
そして、吐きそうになったー
鏡にロリっぽい衣装を着たー
男に戻った自分が映ったからだー
「おええええええええええ!」
全然似合わないー
博也は、思わず叫んでしまったー
「おねえ…」
加奈子が、博也の姿を見て、
博也が再び男に戻ったことを悟る。
そして、面白そうに笑った。
「お兄ちゃん!ついに女装デビューだね!
おめでと~!」
「--うるせーーーー!!!」
博也は大声で叫んだ。
「くそっ!」
部屋に戻って慌てて着替える博也。
どうなってるんだいったい!?
1日ごとに性別が変わるようになってしまったのか?
「--あぁ…おかえり、俺の息子」
男に戻った博也は
”また明日には女になるってことか?”と震えるー
まだ、トイレも満足にできないし、
女体での生活には全然慣れていないし、
落ち着かない。
桃香とか変な名前もつけられちゃうし
母と父も笑ってるだけで
助けてくれないー
「くそぉ!」
博也は部屋で頭を抱えたー
「あ、お兄ちゃん!洋服、買って来たよ~!」
外出していた妹の加奈子が帰宅する。
「ほんと~は一緒に行こうと思ったんだけど
男に戻っちゃったみたいだし、
特別にわたしが選んできたよ♪」
加奈子がにこにこしながら
買ってきた服をひとつひとつ見せていくー
「じゃ~ん!」
「チャイナドレス~」
「メイド服~」
「なんちゃってJK服~」
「ゴスロリ衣装~」
「ブルマ~」
「レオタード~」
「ナースさんごっこの服~」
「アマゾネスの服~」
「巫女さん衣装~」
「-----」
博也は思わず固まった。
「あのさ。」
博也は苦笑いしながら呟いた。
「ふつうの服ないじゃん」
博也の言葉に加奈子は”可愛いのを選んだの!ほめてほめて”と
全く悪気無い様子でほほ笑んだー。
そんな笑顔を見てー
博也は決意する
”だめだ…この状況…
早く完全な男に戻らないとー”
とー。
③へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
1日ごとに性別が変わってしまう~!?
皆様だったらどうしますか~?
今日もありがとうございました!!