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とある小さな町で暮らす男子高校生・

来宮 弥太郎(きのみや やたろう)は

街のはずれにある小さな研究所に呼び出されていた。


そこには”変わりモノ”の博士が暮らしていて、

日々色々な研究を行っていた。


弥太郎は小さい頃からその博士に

良くしてもらっていて、

今日も、”君がびっくりする研究が完成した”と

言われて、学校の授業が終わった放課後、

その博士の元に向かうのだった。


「--どうじゃ!他人に憑依できる薬が

 ついに完成したぞ」


研究所に入るなり、

ポゼキド博士はそう叫んだ。


有名な作品の博士に名前が似ていたので

一度博士に聞いたことがあるのだが、

ポゼキド博士は”偶然の一致じゃ”と

相手にしてくれなかった。


「ひょうい…?」

弥太郎はドキッとする


「そうじゃ。好きじゃろ?」

ポゼキド博士が笑う。


「--え、、い、、いや、別に…」

弥太郎は顔を赤くして目を逸らす。


最近、密かにR-18のサイトにアクセスして

”女性が憑依されるお話”を読んでいるなんて

絶対に言えないー


「昨日ー

 真冬(まふゆ)ちゃんでに憑依する妄想を

 して、抜いたじゃろ?」

ポゼキド博士が言う。


真冬とは、

同じ高校に通う女子高生で、

同じ町に住んでいる、弥太郎にとって

幼馴染のコだー。

とにかく、可愛い。


「ど、ど、ど、どうしてそれをぉぉ!?」

弥太郎は驚いて思わず悲鳴に似た大声を上げた。


「--わしには何でもお見通しじゃよ」

ポゼキド博士がにっこりと笑う。


「どうじゃ?この憑依薬を使って

 真冬ちゃんに憑依してみないか?」

ポゼキド博士の言葉に

弥太郎は唾を飲み込む。


「ま、、ま、真冬ちゃんに、憑依…?」


弥太郎はそこまで呟いて

正気に戻って首を振った。


「い、、いやいやいやいや!

 お、俺、憑依とか興味ないし!

 それに…真冬ちゃんの身体で

 あんなことやこんなことをするなんて…」


「--身体は正直じゃな」

ポゼキド博士が微笑む。


弥太郎のアソコは勃起していたー


「--ち、ちが…こ、これはぁ!?」

弥太郎が叫ぶ。


「どうじゃ?憑依したいじゃろ?」

ポゼキド博士が言うー


弥太郎はーー

誘惑に負けた。


「は、はいー」

頭を下げる弥太郎。


「良い返事じゃ」

ポゼキド博士はそう言うと、

謎のカップに入った、何かを持ってきた。


「それは?」

博士が手に持っているものを見て

弥太郎が首をかしげると、

ポゼキド博士は微笑んだ。


「これが、憑依薬じゃ…」

と。


カップには”カップ憑依”と

書かれており、さらに”3分”と

書かれているー


「--こ、これが憑依薬?」

弥太郎が聞くと、

ポゼキド博士は「そうじゃ」と答える。


「カップ憑依ー。

 3分間だけ、相手に憑依することのできる

 薬じゃ」


「--えぇ!?さ、三分だけですか!?」

弥太郎が叫ぶと、

ポゼキド博士は頷いた。


「--そうじゃ。それ以上長いと

 何をするか分からないし、

 そのまま永遠に真冬ちゃんを

 乗っ取ったり、

 真冬ちゃんの人生を壊すかもしれないじゃろ?

 (つーか、これが限界なんじゃが)」


ポゼキド博士がそう言うと、

弥太郎は否定した。


「し!しないよ!憑依しても、

 ホラ、ちょっと微笑んだり、

 そういうことするだけですよ!」

弥太郎が言うと、

ポゼキド博士が指を振った。


「嘘じゃな。

 君は昨日、真冬ちゃんになって

 学校で大暴れをする妄想をしながら

 抜いたハズじゃ。


 一昨日は、真冬ちゃんになって

 夜の街で男遊びをする妄想ー


 その前は、全裸になって

 交差点を駆け抜けるー」


「や、やめてくれぇぇぇ!」

弥太郎は叫んだ。


と、いうか、なんでポゼキド博士は

そんなことまで知ってるんだ!?と

弥太郎は思いながら

「と、とにかく、それを使えば

 3分憑依できるんですね!?」と叫ぶ。


「そうじゃ。使ってみるか?」

ポゼキド博士の言葉に、

弥太郎は頷く。


「あーそうだ!」

弥太郎は、”カップ憑依”を使う前に

思い出したかのように言う。


「ま、真冬ちゃんには言わないで下さいよ!

 俺が憑依したこと!」


そう言うと、ポゼキド博士は

力強くうなずいた。


「大丈夫じゃ。男と男の約束は守る」


・・・・・・・・・・・・・


「ただいま~」

セーラー服姿の女子高生が

帰宅したー。


ポゼキド博士と弥太郎が話をしていた

真冬だ。


綺麗な黒髪の可愛らしい少女は、

そのまま自分の部屋に向かう。


部屋についた真冬は

「ふ~つかれた~」と呟きながら

荷物を静かに置くと、

服を着替えようとし始めたー


しかしー


「あっ…!?」

真冬が突然ビクンと震えた。


そしてー

目が、まるで催眠術にかかったかのように

輝きを失っていくー


「あ………」

ぼーっと立ち尽くす真冬。


手に持っていたスマホをその場に

落としてしまうー


しばらくすると、真冬の目に

輝きが戻ってきた。


「ん???あ、、、お???」

真冬が変な声を上げながら

周囲をキョロキョロしている。


そして、自分の身体を見つめると

真冬は叫んだ。


「うおおおおおおおおお!

 すっげぇ~~~!

 ほ、ホントに、ホントに憑依できてるぅ!」

真冬が大声で叫んで

ガッツポーズするー


弥太郎が、ポゼキド博士の

”カップ憑依”で憑依を終えたのだー


”お姉ちゃん~?どうかした~?”

部屋の外から声が聞こえる。


確か―

真冬の妹のー


って、3分しかないんだから

構ってるヒマはない


「あ、うん!だいじょうぶだよ~!」

真冬のふりをして適当に答える。


憑依した直後の喜びの声が

聞えてしまったのだろう―。


鏡を見る真冬。

真冬はまだ高校の制服姿のままだ。

帰宅した直後だったのだろう。


「ーーあぁぁ…♡真冬ちゃんだ…」

真冬は姿見の方を見つめながら

うっとりとした表情を浮かべる。


自分が、真冬になれるなんてー。


「うわぁ…スカートって…

 なんか、すごいなぁ…

 スースーするし、なんか…もう…」


真冬が顔を真っ赤にしている。

しかも、自分の口から出るのは

真冬の声ー。


心臓がドキドキドキドキと高鳴って行くー。


「あぁぁ…♡ やばいやばいやばい~」

真冬は胸の方に手を動かしながら

ニヤニヤするー。


あの真面目で可愛い真冬ちゃんを

今は俺が思い通りにしているー


何でもさせることができるー


そう考えただけで真冬に憑依した

弥太郎の興奮は頂点に達した。


しかもー

その弥太郎に合せるように

真冬の身体も興奮しているのが分かるー


「…え~えっと…」

可愛い声が口から出る。


こんな声を出せるだけでも、興奮してしまう。


「わ、わたし…弥太郎くんのこと…

 大好きなの…♡」


お願いするようなポーズで

真冬にそう言わせてみる。


「んふぉ~♡」

真冬は嬉しそうにガッツポーズすると、

さらに続けてみた。


真面目な真冬にーー

とんでもないことを言わせてみたいー


そう思ったからだー。


「あ…あ……」

ドキドキしてなかなか口に出せない。


「あ……」


そうこうしている間に、時間だけが

過ぎて行くー


「え、、、え、-っと、、、

 …ん…」


声が小さすぎて自分でもよく聞こえなかったー


時間がー

経過していくー


”って、こんなドキドキしてる場合じゃねぇ”


弥太郎は心の中でそう叫んで、

真冬に卑猥な言葉を口にさせた。


「---おちんちん…

 んふふ…♡」

思わずイヤらしい笑みがこぼれてしまう。


あの真冬がちゃんが、

なんてことを口にしてるんだ!と

体中をゾクゾクさせながら思うー


「や、、弥太郎くんの…

 おちんちん…舐めたいな…」


恥ずかしそうに言う真冬…


「んひひ、、ひひっ…

 ひひひひひひひひ♡」


興奮して真冬は嬉しそうにジャンプをし始める。


「あぁぁぁ…!まさか本当に憑依できるなんて!

 ああっ!あはははははっ♡」


飛び跳ねるとスカートがふわふわする。

髪もふわふわする。


「ぁぁ~!なんだこの感覚ぅ~♡」

髪が、スカートがふわふわして、

真冬の声が口から出るー


しかも、真冬の身体はゾクゾク興奮している。


「んぁぁあ~♡たまんない!」


バキッ!


嫌な音がしたー


「へ…?」

思わず真冬は音の下方向を見るー


そこには、スマホー。


「やっべ!?」

真冬は叫ぶ。

憑依した瞬間に、真冬は

スマホを床に落としてしまっていたー


それに気付いていなかった弥太郎が

真冬の身体でぴょんぴょん飛び跳ねてー

スマホを踏んでしまったのだー


「あぁぁぁ!?」

真冬は絶望した。


スマホの画面は運悪く

想像以上にバキバキだった。


「やばっ…べ、弁償しないとやばくね…?」

真冬は男言葉を口にする。


「---い、、、いや、、」

真冬は笑みを浮かべた。


”憑依しているんだから、

 俺がやったんじゃないし”


弥太郎は開き直った。


そしてー


「あはは!わたし~!

 自分のスマホ踏んじゃいました~♡

 えへっ!」


真冬にそう言わせると、

真冬は時計を見たー。


”やべっ!あと30秒しかない”


「3分じゃたりねぇ~!」

そう言いながら

真冬は両手で思いっきり胸を

揉み始めた。


「うぉぉぉぉぉぉぉ!

 なんだこれぇぇぇぇ!?

 すげぇ!気持ちイイ~!」

真冬は大声で叫びながら

両胸を狂ったように揉み続ける。


もう時間がないー

揉んで揉んで揉みまくれ!


はぁはぁと甘い声を出しながら

涎を垂らして

胸を揉みまくる真冬。

弥太郎の興奮は頂点に達していた。


あと15秒ー


「おらあああああああああ!」

興奮で理性を失った真冬は、

自分のセーラー服を引き千切るように

して脱ぎ始めた。


服がイヤな音を立てる。

ちゃんとした脱ぎ方も分からないし、

とにかく、時間内に脱ぎたかった。


「裸をみせろぉぉぉ!

 ジャマをするなぁあああああああ!」

真冬は鬼のような形相で

そう叫ぶと、

服を脱ぎ捨てて、

さらにはスカートも、乱暴に部屋の

端っこに投げ捨てた。


「んっはぁ~♡」

下着姿になって

大喜びで万歳する真冬。


次は下着をー


「んふふふふふ~

 ぜんぶ、ぜんぶみちゃうz…」


笑顔を浮かべていた真冬が

突然意識を失って

にやけ面のまま、そのまま気絶してしまったー。


3分が経過したのだー


・・・・・・・・・・・・・・・・


翌日ー


弥太郎は学校に登校する。

昨日は、最高だったー。


そう思いながら。


「--大丈夫だったかな…?」

弥太郎は少し心配になる。


真冬が、学校を休んだ。


昨日、スマホを壊しちゃったし

制服も破っちゃったし…

やばいかも…?


そう思いながらも

弥太郎は、”また憑依したいなぁ~”と

ニヤニヤするのだった。


・・・・・・・・・・・・・・・


研究所ー


ポゼキド博士の研究所では、

真冬が泣きじゃくっていたー


ポゼキド博士が、そんな真冬の肩を叩く。


「記憶が飛んでいる間に、

 部屋を滅茶苦茶にされていた…

 そういうことじゃな?」


ポゼキド博士が言うと

真冬は頷いた。


そして、口を開いたー。


「実はなー

 昨日、君は弥太郎くんに憑依されたんじゃー。」


そう呟くと、

驚く真冬の方を見ながら

ポゼキド博士は微笑んだー。



おわり


・・・・・・・・・・・・・


コメント


3分間の憑依~☆でした!

皆様だったらどうしますか~?


ポゼキド博士の名前は

今日、ツイッターのTLでたくさん

ポケモ〇が流れていたのでつい…笑

(名前が似てるだけで別人ですよ~笑)


お読み下さりありがとうございました☆!




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