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”他人に憑依して簡単な作業を行う”


そんな、謎のバイト”憑依バイト”を始めた

男子大学生の幹也。


最初の”仕事”は、

歯医者の治療が怖いと怯える女子高生に憑依して

代わりに歯医者の治療を受けることだったー。


”人助け”をしつつ、欲望を満たしつつ、お金も稼げるー。

そんな憑依バイトに、幹也は魅力を感じながら

仕事をこなしていくー…。


★前回はこちら↓★

<憑依>憑依バイト①~出会い~

「ーー何かいいバイト、ないかなぁ…」 一人暮らしをしている男子大学生の桐谷 幹也(きりたに みきや)は、 そんなことを呟きながら、一人”バイト”を探していたー。 と、言うのも、今までバイトをしていた 居酒屋が、本社の都合で”閉店”することになってしまい、 来週のシフトを最後に、バイトがない状態になってしま...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


”通勤が長くて面倒臭いから、肩代わりしてほしい、という依頼です

 お願いできますか?”


”憑依事務局”の女性からそんな電話がかかって来るー


「ー分かりましたー。大丈夫です」

幹也がそう返事をすると、憑依事務局の女性は、

”では、いつも通り専用のアプリに情報をお送りしますので、

 よろしくお願いします”と、淡々と伝えて来て、

そのまま電話が切れたー。


「ーーしかし、憑依事務局って女の人しかいないよなぁ」

そんなことを思いながら、専用アプリに送信されてきた

”憑依依頼”を見つめるー。


今回の仕事は

”通勤時間が2時間と長く、たまにはゆっくり休みたい”というOLからの依頼で、

”憑依して、代わりに出社までやる”というものだー。


「ーーへへへー結構綺麗な人だなぁ」

もちろんー、仕事である以上、

この身体を持ち逃げして、そのまま逃げることはできないし、

好き放題することはできないー。


だが、こんな美人に憑依して、”通勤”するだけでもゾクゾクするしー、

それでお金ももらえるんだから、やはり”憑依バイト”は最高だー。


そう思いながらOL・麻紀(まき)に憑依して

移動を開始するー


”ーー順調ですかー?”

途中ー、担当の朝倉 美桜から連絡が入ったー


「ーはい。随分早く到着しそうですー」

麻紀の身体でそう返事をする幹也ー。


”ーーふふ、そうですかー。

 じゃあーー少し”道草”してもいいかもしれませんね”


美桜が、笑いながら遠回しにそう呟くー


「えぇっ!?いいんですか?」

麻紀の身体で嬉しそうにそう言うと、

”依頼は”時間内に到着”すれば問題ないですしー、

 ”分からないように”お楽しみすれば、事務局としても問題はありませんよ”と、

美桜は答えたー。


「ーえへへへへっ…

 あ、いえー、ありがとうございますー」

思わず下品な笑い声を出してしまったことに気付き、

すぐにそれを修正すると、そのまま、幹也は麻紀の身体で

駅の女子トイレの個室に入り込んだー


「えへへっ…へへへへへ」

胸を見下ろして、それを揉み始めるー


「うぁぁ…気持ちいい…えへへっ…えへへへへへっ」

一人で、下品な笑い声をあげながら、麻紀は

やがて、スカートを下ろしー、

ニヤニヤと下着を見つめ始めるー


「んひひひひひっ♡ んふふふふふふ♡」


”道草”ー。

憑依されている間の記憶は、相手にはないー。

最終的に依頼をこなしている、かつー

”本人の人生に影響が出るようなこと”をしていなければー

問題はないのだー。


個室で自分の身体を弄ぶだけならー

何も、問題はないー。


もちろん、本人が知れば嫌がるだろうけれど、

知らなければ知らないで、本人も何とも思わないのだからー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


”そういえば、お兄ちゃんー、

 バイト見つかったの?”


翌日ー。

実家で暮らす妹の明日香と電話で話していると、

明日香がバイトの話題を振ってきたー


「ん?あ、あぁーもう見つかったよ」

幹也がそう答えると、”今度はなに?どうせ可愛い子がいそうなところとか?”と

笑いながら明日香が聞いて来たー


「ち、ち、ち、ちがうし!可愛い子がいるとかいないで、バイト選んでないし!」

顔を赤らめながら、そんな風に否定の言葉を口にする幹也ー。


”ふ~ん そうかなぁ~”

笑う明日香に対して「ちょっとした人助けだよ!」と、幹也が答えると

明日香は”なにそれ?ますます怪しいー”と、笑ったー


「いやいやいや、担当の人も親切だし、いいバイト先だよ」

と、そう言い放つと、明日香は”そっか”と、それ以上は

揶揄うような言葉は口にしなかったー。


電話を終えると、

”今日の憑依バイト”の依頼が舞い込んでくるー。


今日は”わたしの代わりに彼氏に告白してほしい”という

依頼だったー


「マジかよー…俺だって上手くやれるかは分からないけどー」


そう思いつつも、幹也はその日も”憑依バイト”を無事にこなしたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


”今日のバイトはー、

 部屋の中で好きなだけ、エッチなことをするー

 と、いう内容ですー”


皆川、と名乗る女性が、今日の”憑依バイト”を伝えて来たー。

最初、憑依事務局に連絡した時に応対してくれた電話相手の女性だー。


「ーえ?何ですかそれ?」

幹也は思わず聞き返すー。


”依頼してきた方からは

 ”わたしには全然、エッチな気持ちになることがないので、

 逆に心配でー、わたしの身体が本当にそういう気持ちに

 なることがあるのかどうか、確かめたい”

 

 と、そう聞いています”


と、担当の女性・皆川は答えたー


「へ~…そ、そんな人もいるんですねぇ」

幹也はそれだけ言うと、途端に顔を真っ赤にしながら

「えっ!?じ、じゃあ俺がその子に憑依して

 そ、そ、そ、そのー…」

と、言葉を詰まらせるー


憑依事務局で働いている人間とはいえ、

相手の皆川という人は”若い女性”だー。

若いのかは分からないが、少なくとも声を聞く限りはそう思えるー。


そんな”女性”に対して、Hな話題をするのは

少し気が引けたー


だがー、電話相手の皆川は、そんな幹也の考えを

読んだかのように、自分から言葉を切り出したー


”はいー、そうですね。好きなだけ胸を揉んだりー、

 角オナを楽しんだりー…何でもしていいということですね”


「あーーー、え…えっとー」

幹也は”女性”から、そんな言葉を言われてドキッとしてしまうー。


「な、なんかその…すみませんー」

何故か謝ってしまう幹也ー。


”ふふー、謝る必要なんてありませんよー。

 仕事ですからー”


皆川はそれだけ言うと、

”憑依したら、部屋からは出ずに、その部屋で存分に

 好きなことをして下さいー。

 あ、でも、仕事なのでー「恥ずかしくて何もできなかった」とか

 そういうのはなしですー。

 とにかく、”女としての快感”を存分に味わい尽くしてくださいー”

と、言葉を続けたー


「ーーは、はいー…わ、わかりましたー」

幹也は電話をしながら、自分のアソコがパンパンに勃起していることに

気付くー。


今までの仕事でも”ちょっと”お楽しみをしたことはあったー。

しかしー、”完全にH目的で憑依する”のは、今回が初めてだー。


ドキドキせずにはいられないー。


少し前を置いて皆川から、仕事の詳細が送られてくると、

幹也はドキドキしながらそれを見つめたー。


相手は、一人暮らしの女子大生・野本 和美(のもと かずみ)ー。

自分がエッチな気持ちになることが生まれてからも一度もないために

自分の身体にそういう感情がちゃんとあるのかどうかを確かめたい、

という依頼だったー


「ーへへ…面白い依頼をする子もいるんだなー」

そう思いながら、幹也は何度も何度も深呼吸するー。


そして、心の底から”憑依バイトを始めてよかったー”と、

喜びを感じるのだったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


和美に憑依した幹也は、和美の身体で欲望の限りを尽くしたー。


胸を揉みまくりー

髪を舐め、指を舐めー、

鏡にキスをして、

初めての”角オナ”も経験したー。


まさか、こんなにゾクゾクするなんてー

これは、男では絶対に味わえない快感だと、幹也は思いながら、

和美の身体で思いっきり喘いだー。


女子が、こんな風に喘ぐのかは分からないー。


が、とにかく快感に身を任せて

一切の手加減ナシで、大げさに喘ぎまくったー。


その声に興奮して、さらに身体がゾクゾクしていき、

最高の体験だったー。


しかもー

イったあとでも、まだ身体中が熱く、冷めやらぬ興奮に

支配されていることに気付きー、

そのままお楽しみを続けたー


「へへ…最高すぎるー…」

はぁはぁ言いながら時計を確認するとー、

「さて…そろそろ片付けをするかー」と、

和美の身体のまま、ふらふらと立ち上がって、

後片付けを始めるー。


”あくまでも、バイト”だー。

依頼内容はちゃんとこなさなくてはならないー。


”依頼”では、後片付けはちゃんと行って欲しいー、とのことで、

憑依終了時刻になるまでに片づけを行えるよう、

少し早めに欲望の時間は終えて、片づけをしていくー。


「これで、よしー」

和美は満足そうに微笑むと、

幹也が和美から抜けたため、和美はその場に倒れ込んだー


”へへへー…憑依バイトー最高すぎる”

幹也は、そう思いながらそのまま、自分の身体へと戻って行ったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーー…な…なにこれ…!?!?」


女が悲鳴を上げながら

”その映像”を見つめるー


”ーーふふふー

 それは、紛れもなく”あなた”ですよー

 自分の身体に夢中になって、欲望を貪る、あなたー”


電話相手の女が邪悪な声で囁くー。


「ーーわ…わたし…こ、こんなことしてません!」


電話相手の女に向かって涙目でそう叫ぶのはー

数日前に幹也に憑依された女子大生・和美ー。


”いいえー、あなたは”した”んですよー。

 その映像の出来事、全てー。

 

 してないと言うのであればー

 その時間帯ー、あなたは何をしていましたか?”


電話相手の女の言葉に、

和美は表情を歪めるー。


数日前のこの時間ー

和美は「たしか…この時間は寝落ちしててー」と、呟くー。


そうー、

急に眠くなってしまったのか、気付いた時には

部屋のベッドに横たわっていたのだー。


”ふふふふふふー

 寝落ち?笑わせてくれますねー”


電話相手の女性はそう言うと、

”あなたは、自分が寝落ちしていると思っていたその時間ー

 そういうことを、してたんですよぉ?”

と、クスクス笑うー。


「ーーそ、そんなー…わたしー!」

和美が反論しようとするー。


するとー

相手の女性が突然豹変したー


”いいから1週間以内に金を用意しろって言ってんだよー。

 お前の父親、資産家だろ?

 金、用意できるよな?


 用意しなきゃ、その映像、全世界にばらまくからなー?

 そうなったら、どうなるのか、分かってんだろうな?”


相手の女性の男のような口調に、

びくっとする和美ー


和美は泣きながら、その女の指示に従うことしかできなかったー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


数日後ー


”今日の仕事は、

 憑依して、指定の場所に移動するだけの仕事ですー。

 方向音痴な子が依頼人でー、

 道に迷わずに確実に待ち合わせ場所に向かいたいから、という

 そういう内容ですねー”


よく世話になっている担当者の女性ー、朝倉 美桜からの電話ー。


幹也は”朝倉さんの声が一番好きだなぁ”などと思いながら

「分かりました」とすぐに応じるー。


憑依対象は、ギャルのような感じの少女だー。


「ーーギャルに憑依するのは、初めてだなぁ」

そんなことを思いながら、その女に憑依して、

指定された場所に向かうー。


「ーーーーへへ…このスカート、短すぎだろ」

幹也は、ギャルの身体でそんな風にゾクゾクしながら、

笑みを浮かべるー。


だが、今回の”バイト”は

”できるだけ早く目的地にたどり着きたい”という

依頼人の以降もあり、

途中で遊んでいる余裕はなかったー。


目的地は、廃工場のような場所ー


”ここで、誰と待ち合わせしてるんだろうなー”


そう思いつつ、廃工場の一角の倉庫にやってくるー


ふとー、

柄の悪そうな男たちが、少し離れた場所で

笑みを浮かべながらこちらを見ているのに気づくー


「ーーーー…?」

少し疑問に思いながらも、その場でそのギャルから抜け出しー、

幹也は仕事を終えたー。



何となく気になった幹也は、霊体のままその場で漂い続けるー。


すると、意識を取り戻したギャルの元に、

柄の悪い男たちがやってきてー、

突然、”暴力”を振るい始めたー


「なっ…!?」

幹也は驚くー


ギャルが悲鳴を上げながら

「あたし…どうしてこんな場所に!?」と叫ぶー


”えっー…”

幹也は戸惑うー


このギャルが”依頼人”でこの場所に移動してほしいと、

依頼してきているのではなかったのかー!?


そう思いながら、不安を覚える幹也ー。


だがー、幹也はそのまま何もすることはできないままー

その場から霊体を浮遊させて、立ち去ることしかできなかったー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


後日ー


”今日のバイトはー”


仕事の依頼をしてくる女性担当者の一人、皆川から電話がかかって来るー。


幹也は、ふと不安そうな表情を浮かべたまま、呟いたー


「あ、あのー…

 先日のー仕事のときなんですけどー」


幹也がそう切り出すと、皆川は”はい?”と、不思議そうに返事をするー


「あー…えっとー、依頼人から抜け出したあと、

 しばらくその場にいたんですけどー…

 なんかその子、柄の悪い男の人たちに暴力を振るわれててー


 それでー、その子”何でこんな場所に!?”って言ってたのを聞いてしまってー」


幹也は不安そうに、そこまで言うと、

「ーーーこの仕事ってー、”憑依される本人”からの依頼で、

 やってることですよねー…?」と、皆川に確認したー。


”ーーーーーーーーー”


少しの沈黙が流れるー。


そしてー、皆川は口を開いたー


”依頼人の細かい事情までは詮索しないことになっているのでー

 わたしたちはただ、依頼を引き受けたらそれをこなすだけです。

 それ以上のことは、依頼人のプライバシーにも関わることなので

 詮索はできないんです”


皆川はそこまで言うと、”それとー”と、言葉を続けるー。


”ーーー憑依から抜け出したあと、その場にとどまることは

 許されませんー。

 今後は、憑依を終えたら”すぐに”その場から離れて下さいー

 分かりましたか?”


敬語ではあるものの、キツイ口調で言われて、

幹也は思わず「す、すみませんでしたー」と、平謝りしてしまうー。


”ふふー、分かればいいんですー”

皆川はすぐにいつものような口調に戻ると、

そのまま”今日の仕事”の説明を始めたー。


しかしー…

幹也は、”憑依バイト”に対して、違和感を抱き始めつつあったー。


③へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


だんだんと不穏な気配が膨らんでいく”憑依バイト”ー

今のうちに逃げた方がいい気も…★!?笑


続きはまた次回デス~!!

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